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2020年4月24日 (金)

小池さん、緊急事態宣言収束をゼロリスク信仰で判断しないで下さい

009g    

私は今の時期が「出口を見定める時期」だと考えています。
いつまでもこんな自粛は続かないし、いちおう政府や都はGW開けくらいを想定しているようですが、仮にこのままダラダラとなしくずし都市閉鎖が続けば、日本はウィルスはやっつけたが、経済の心臓も止まってしまったということになりかねません。

おっと、ここで命とカネのどちらが大事か、なんておかしな天秤を持ち出さないでくださいね。
経済が恐慌に陥れば、ただ生活が苦しくなるだけではなく自殺者が増えて、結局は大量の生命を奪うことになるのはデフレ期でわかっています。
命を守るのは当然ですが、どの線まで譲るのか、どこで線を引くのかが難しいからです。

昨日、小池知事がこんなことを言っていました。
夕方のニュースの時間に会見をかけたので、全局が中継していました。ご覧になったかたも多いでしょう。

「『家にいてください、人と人との接触機会減らしていただきたい。この2週間は本当に大事な2週間になります』
小池知事は会見で、感染拡大を食い止めるため、ゴールデンウイーク期間中の外出自粛など、取り組みを強化する必要性を訴えました。」(日テレ4月23日)

焦点はいうまでもなく東京都です。
単に首都だからというのではなく、ヨーロッパの中規模国家ほどの規模があるのは日本では東京都以外に存在しないからです。

まずは東京の感染拡大状況を抑えておきます。いつも良質の情報を提供頂いている「ねこおぢ3」様から引用させていただきます。

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https://twitter.com/necoodi3

下段の4月7日から緊急事態宣言が始まり、疑似都市閉鎖が始まっています。
右端の緑色のコマが週集計です。
これを見ると、緊急事態宣言を出してからの感染者推移の勢いがつかめます。

・第1週の感染者数・・・1012人
・第2週              ・・・1076人
・第3週23日現在598人(現時点でまだ2日ありますが、一日平均119人とした場合の推定値、717人)


これをグラフにするとこうなります。
はる様ツイートより引用

Photo_20200424051601

東京の感染拡大は明らかに頭打ちとなっているとみてよいでしょう。
ではどの地域で感染が拡大しているでしょうか。
感染者数では世田谷区が最大です。それは世田谷区がもっとも大きな人口をかかえている区だからです。

●東京都感染者数(上位から)
世田谷区・・・293人
新宿区・・・227人
港区・・・212人

3_20200424052201

木走日記より引用

しかしこれでは人口数が多いところが強調されてしまいますから、世界のを見るのと同じように単位人口数で割ってみます。
Photo_20200424052501

ご覧のように、赤坂・六本木・新宿・渋谷という日本有数のターミナル・繁華街を持つ港区、新宿区、渋谷区が上位になります。
ターミナルを通過する膨大な人を考えれば、この3区の実態はもっと多くなるはずです。
地図にすると赤色に塗られた区が10万人あたりの感染者で10人の地域です。

2_20200424052501

これを見ると、想像どおり繁華街がクラスターの温床となって、周囲に拡大していることがわかります。
つまりこの赤色の部分の感染を制御できれば、東京都全域の疑似都市閉鎖は必要がないということになります。

では、今後小池知事はどのように先行きを判断するでしょうか。
このまま感染者数が抑え込めて緊急事態宣言前の3月第4週226人から4月第1週527人の間でおさまったことをもって自粛の効果があったと判定するのか、それとも感染者ゼロまでとことんやるかです。

私は元の数字に収まり明らかに下降のトレンドが確認できれば、解除すべきだろうとおもいます。
しかしここで不安が残るのは、小池氏が就任早々にやった豊洲移転問題で、「安全だが安心ではない」という例のゼロリスク信仰を再発させてしまった場合です。
小池氏は、豊洲市場が安全基準を完全にクリアしていることを知りながら、共産党議員団と歩調を合わせて「安全だが安心ではない」という情緒論を振り回し、市場開始を無意味に遅れさせました。
知事職に馴れていない若気の至りと信じたいのは山々ですが、これと同じことをまたやった場合、感染死者ゼロが「安心」の基準となりかねません。
そしてこれにうちの国のメディアや野党は相乗りするでしょう。

これは悪い意味で日本的情緒というヤツです。
かつての福島事故の時には、「事故前はゼロベクレルだったのだから、ゼロになるまで除染しろ」とか、「100ベクレルの基準値など無意味だ、1ベクレルでもある限り低線量被曝で後障害がでる」などといったことを聞かされました。
いくらゼロベクレルなどはこの世に存在しませんよ、宇宙からも大地からも放射されていますからと説明しても、「それはあんたのいう安全、私たちの安心は別」といわれてしまいましたっけね。
このような人たちがわがブログにも佃煮にできるほど殺到した時期があります。思い出すとゾっとします。

私は、今回もこのゼロリスク信仰で新型コロナウィルスの感染拡大を考え始めた人が相当数いるとみています。
この人たちは国際的状況をみずに「こんなに感染が拡がったのは政府が悪いからだ」と決めつけてみたり、配布されたマスクにダニが着いていた、使うとコロナになるかもしれない、などという悪質なデマが拡散するのを見ると、またかいという気分にさせられます。
この人たちは感染者ゼロ、もちろん死亡者は絶対にゼロと主張し、いくら諸外国では日本よりケタ違いの悲惨な感染者数が出ていようと、抗体検査をしながら粛々とロックダウンを解除する準備を開始していますよ、と教えてやっても耳を貸さないかもしれません。

東京都では23日に6人の感染死亡者がでています。累計者数は87人です。ひとりが岡江久美子さんでしたので,、マスコミは大騒ぎしています。
彼女は乳ガンにも罹っており、厳しい闘病生活をしていたのですが、この部分を抜いてしまうと元気な頃の彼女しか知らない国民は恐怖を植えつけられることになります。

「都は23日に感染者6人の死亡が確認されたと明らかにした。うち1人は俳優の岡江久美子さんとしている。死者は計87人」(日経4月23日)

ここで小池氏が、今やっている擬似的都市閉鎖の目的が、医療体制崩壊を避けることにあることを忘れて、「安心」を言い出すようになると大変に危険です。なぜならそれは果てしのない擬似的都市閉鎖が続くことを意味し、日本経済の心臓は確実に止まり、国民は塗炭の苦しみを味わうことになるからです。
既にヨーロッパの一部で行われているように、抗体検査をすることで出口を探るのが最も合理的だとおもうのですが。

 

●世界の感染拡大状況(4月24日現在)

24

  ●国内感染状況(4月23日正午)
国内感染者12907
退院2408
入院中10212
軽中度・無症状5154
人工呼吸/ICU 259
確認中622   待機中351   症状有無確認中3826
死亡287
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コメント

小池都知事、しばらくはアナウンサーに徹して落ち着いていましたが、最近は悪い意味で、自分の言葉で語るようになってきたと思います。

東京都の感染者数は頭打ちで、率で言ったらずいぶんと下がっているのに、この上さらに頑張れとか、死ねというのと同じだと思います。

近いうちに、「粛清」みたいな失言で何回目かの失墜が起こるのではないかと予想します。

いつも明快なご説明をありがとうございます。
あの悪夢の豊洲移転問題を思い出させます。
この人は本当に権力がほしいのだなとしか思えません。
ヒラリーを目指しているのかな。半数のアメリカ国民は彼女の野心を見抜いていたのに。

それと同時に、彼女は二階氏と共にこの武漢ウイルス発生当初に、中国に都民のための防護服を30万着をクリスマスプレゼントのように贈呈したことを、決して我々は忘れてはいけません。
再選のために都民の記憶から消し去ろうとしているように思えます。

記事にもお2人のコメントにも同感です。
あの可愛いマスクに騙されてはなりません。

管理人さんの危惧を私も感じています。
日本人は、女性政治家に「母として、妻として、女性として」やさしさ・情緒を求めがちで、ヒラリーやサッチャーのような冷徹な政治家を求めていないのですね。
小池知事は、それを十二分に承知していて、記者会見や映像で上手に演技していますね。
下手な演技が直ぐバレてしまう安倍さんとは対照的です。

コロナにゼロを求めるのは政治家としては、非常に危険です。
首相も知事も情緒を隠して、冷静・沈着な判断を下してほしいものです。

日本では、子供の死亡者は出ていませんね。
5/7からは、学校再開し、段階的に自粛を縮小して行ってもらいたいと願っています。

2週間前までぐらい随分と投与を渋っていたと言うか慎重な姿勢だったアビガンですが、すでに投与が始まっていたのですね。
俳優の石田純一がアビガン大量投与で快方に向かったなんて記事が出ていました。
特効薬というわけでもないみたいですが、少しは希望が見えるといいですね。

演技が下手な安倍さんは実はいい人じゃないかと感じ始めています。見かけの良いやつが一番やばい、なんかの映画だったかな。

全体的な減少傾向はありますが、そもそもが市中感染の少ない地域では外出自粛による減少などほとんどないはずで、運次第の突発的な感染クラスターが出ないで、と言う感じです。

ちなみに田舎でほとんど感染の出てない地域に住んでますが、飲食店などはまばらです。
県内でまったく出なくても、東京大阪で解除されない限りはますますゼロリスク志向が強まるのではと感じています。いろんな業種で仕事が減っていることを聞いてるので、みなマスクつけたりなど基本的な対策はとっています。感染が怖い、というより、お客さん、仕事が戻って欲しいという印象を受けてます。

  全国知事会々長の出身県なんかには意味がなく、東京都こそが他の地方のメルクマールです。
日本政府と東京都の収束宣言に向けての判断は足並みを揃える事が出来るのかどうか、とても気になるところです。

欧州も米国もあれだけの被害を出しながら、すでに収束宣言への準備に入っている状況です。
中国などは第二波がきわめて深刻な状況になりつつあるのに、ウソと偽のプロパガンダを用いて経済活動を再開しています。

GW後も厳しい自粛体制が続けられるだろうと述べる識者が多いですが、死亡者の増加率が横ばいから下降に転じて来たなら、それを指標として転換点とすべきです。
つまり、「どこで線を引くのかが難しい」のは、現に感染者が出、死亡者が出る事も完全にはストップしていない状態でなされなければならないからですね。

小池知事は豊洲移転のさいに無理に「安心」を言いましたが、本心では移転反対派はウザイ連中だと考えていて、小池本来のスタンスからは「反りの合わない」存在でした。
ただ知事になるための方便、つまり自身のカメレオン的な公約めいたものと、「都議会自民悪党伝説」の演出に過剰に縛られた結果であったと思います。それがために2号線の計画さえ、おじゃんにしました。

知事の果敢(に見える、多分に演出的な)な自粛要請が大勢の支持を獲得している今現在にあって、早期の収束宣言に転換するなら、7月の都知事選の争点とならざるを得ないのではないか。
ここを豊洲問題のようにごちゃごちゃにしてでもリベラル票に媚にいくのか、自民党の立候補擁立断念を多とするのか。

感染症である以上ゼロに抑える事などできたとしても間違いなく数年以上を要します。
そんな長い期間の自粛などどのような国でも不可能です。
ある時点においての転換が必要なのですが、それには多少の無理が必要でそれを全国民が受け止めて最小限の犠牲で済むように覚悟と徹底した防疫意識が必要になります。
また間違いなく襲来するであろう第二の感染拡大に備えもあわせて必要となるはずです。

国や自治体は感染抑制と経済再建プランを同時進行で様々なケースを想定して考えなければいけない時期です。
少なくとも焼失した観光名所の再建プランを発表する時期では無いはずです。

いつも、愛読させていただいてます。初めてコメントを書かさせていただきます。個人的な感想のようなもので恐縮。開高健氏が好きで、印象に残っていた一文が頭に残っていて、今回のコロナウィルスの始まりから、ずっと考えていました。
『君は屋根へのぼって鍋を叩かねばならない』
インバウンドで利益を周り回って甘受していた私も含めて、いつの間にか日本人も鍋を手に屋根にのぼったのでしょう。結果はこのとおり。
東日本大震災の際に仕事上、風評被害みたい?なもので身をすり減らした自分ですが、あの時でも10万、20万の個人の話ではなく、日本をどうするかの大きな報道?議論が大切にされていたような感じがします。
それですら、コントロールできなくなってしまった今の日本、私たちは、すでに屋根にのぼって下りてこれなくなってしまったのだとしたら、中共恐るべしです。
もう一度あらためて考え直して、立ち直りましょう。そういった思いで一杯です。管理人様がんばって!

新コロナ対策が、いつの間にやら御ヤクニン様主導になって来ました
からねぇ。ギインさんや御ヤクニン様は税金で喰っているので、実際、
まったく収入は変わりません。それどころか、新コロ臨時ボーナスが
出て、焼け肥りですわ。ひとり一律10万円拠出の根拠は、新コロナで
収入が無くなったりした激困の人に、とにかく早く命をつなぐキャッシュ
を届ける為で、べつに内需を拡大する為ではありません。冷えた需要
の活性化の為に、ギインさんや御ヤクニン様にワザワザ国民の血税
を渡す必要はないのです。それをするのに、別にいくらでも有効な血
税(未来の血税=国債含む)の使い方があります。

そんな彼等は、当然ゼロリスクを目指しますわ。特に御ヤクニン様は
経済がどうなろうと知ったことではありません。収入は変わらず、もし
収入が減るようなことになれば「福祉の為の目的税ですわ」とかなん
とか言って増税すればいいからです。反対に新コロナの被害が拡大
することの方が、事ナカレ主義の彼等にとって恐ろしい。だいたいラク
をしようと、就職高倍率のヤクニンになった人達も多いのだから・・

やっぱ、緊急事態にはリーダーが出てきて「オレにまかせろ、オレに
従え、文句を言うな、失敗したらオレが腹を切ってやる」というような
人じゃないと、船頭だけが多い漕ぎ手の少ない船は砂山に登ってし
まいますわ。感染防止と新コロナ恐慌の防止、どっちも非常に大事
です、大政治家の出番です。もうアベさん弱ってるみたいだし、誰か
出て来いやー、あっ、小池さんは豊洲でポピュリストだと判ってしまっ
たんでダメですわ、御ヤクニン様にとっては御しやすい方ですねぇ。

3密を避けろ→わかる。1m〜2m内の飛沫の危険や換気の効果を否定する専門家はいない。
ステイ・ホーム→わかる。身を屈めているべき間に外へ出ざるを得ない人々のリスクも減らすには、出なくて済む人・済む時は必要。
接触8割削減→は?
あれを聞いて多くの人が、は?だったろうと思います。
今朝の日テレ「スッキリ」で、元経産省官僚で政策アナリストだという肩書の人が、「感染者が増えている!人の接触が全然減っていない!もっと強制力のある措置を!今国会をやっているのだから法改正してでもやるべき!厳し目の方へ取って規制をかけるべき!」
いや本当に「!」を付ける強い勢いで言っていて、経産省はこの人に元職の肩書付きで名乗らせていていいのかな?
だって実測値も分かっていないか無視しているのだから。
斯くして「8割削減」はこういう風に使われる。
この番組、この前はオリンピック競泳メダリストの松田丈志氏のコメント「経済を回す方もやっていくようになるのが当たり前ですから」にMCが同意していたのに。
ゼロベクレルの呪いの次は、8割削減の呪い、ウィルスゼロの呪い。
それにハマる安心崇拝者と、自分を映えさせるアクセサリーに「安心」を使う小池都知事、薄ら寒い組み合わせです。

池田信夫氏やH.S.Kim氏のTwitterを注視している人はけっこういると思われますが、発狂してクソリプする人たち以外の人々の考えはたぶん、分かる、分かるところがあるが感染者と死者はある程度仕方ないとぶっちゃけるのは、自分が受け容れても社会全体が受け容れるのは情緒的に無理かも…ってところでしょうか。
みんなの我慢・自分の我慢を台無しにするのは、考えが甘過ぎて態々クラスターをつくりに行ってしまう人たちだけでもなく、「ゼロになるまで我慢」を奉る人たちでもあるのですがねぇ。

抗体検査で出口戦略に同意。

小池知事が揺れる時は、自分がリスクを取らねばならない可能性が少しでも見えた時なんですよね。
今のところ金のある東京都、予算をばんばん使って自粛を募る方向へは躊躇なく行けていますが、開く勇気は肝心な時に出せるのか。私も大いに疑問です。
その頃には経済問題だけでなく、遺族や肺に後遺症が残った人たちから補償ではなく賠償の声が上がる可能性もあります。
悲しみに暮れる人々に「あの時検査されなかったからだよ。あの時病院に入れなかったからだよ。この怒りを皆で訴えましょう」とまとめて回る人達が今に出てきます。
岡江久美子さんの事を三原議員に「お前が殺した」とリプライ入れるような人達。
豊洲でゼロリスクどころでないデタラメな誹謗中傷を言い立てた人達。
こういうものに立ち向かう気概が全く見られない小池百合子知事。
三原議員のツイッターの罵詈雑言を見てもう既にびびっているかもしれません。

台湾の凛とした封鎖解除風景を現地からの動画などで見るたび、こんなに近くに良いお手本があるのにどうして、と思います。

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