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2020年4月25日 (土)

都民の皆さん、GW開けまで耐えましょう

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注目の東京の感染者数から見ておきましょう。161人で、今週は後1日を残して計759です。
4月に入っての最大数は4月11日の197人ですから、今日仮に最大数だとしても956人で1000人を切ります。
意図的に「補償がなければ暴れてやる」とばかりにデモをするような手合いが現れなければ、1000人以内でおさまると思われます

流れでみていくと、緊急事態宣言を出した4月7日移行の増減は以下です。

・4月10日から-27人
・4月17日から-40人

25_20200425043201

ねこおぢ3より引用

これをグラフ化すると

25_20200425043202

はる様ツイートより引用

あきらかな終息トレンドが見えてきました。
これは東京都民の12日前の努力の賜物です。ですから遡って4月12日前後からの都民の努力が今このような数でいま現れていると言うことになります。

説明の必要はないでしょうが、12日間とは新型コロナの潜伏期間です。だから突然感染者数が増えた場合、その12日前に遡ってなにが起きたのか見なければなりません。
たとえばデニー知事は4月16日に「県独自の緊急事態宣言」をだしましたが、その12日前の4月4日は国が緊急事態宣言を翌週にも出すだろうといわれていた終末の金曜日にあたります。
たぶん本土から土日に沖縄に逃避しようとした人がかなりの数いたことでしょう。
そしてとうぜん、その中に相当数の感染者が含まれていたのでしょう。
福島事故の時もそうでしたが、本土人は沖縄を安直な逃げ場として使いすぎています。
放射能禍の時は、全国から本島・石垣に逃げて、そこで住民票もうつさずに権利だけ要求するような人がどれほ多くいたことか。
そういう沖縄人の人のよさをいいことになにかというと逃避の場に利用するのは、もうやめたほうがいいんじゃないでしょうか。見苦しい。

東京に話を戻します。
今後全国の擬似的都市封鎖の命運を分ける東京において、それが決定するのはひとえにこれからの10日前後の期間にかかっています。
つまり今日28日を起点にすると12日先の5月6日にはその結果が判るわけです。
さらにGW(といっても実感ないけど)の真っ最中で、このGW明けあたりに政府と都は解除を考えているはずなので、今週の結果がその判断の大きな材料となります。
都民の皆さん、2週間先のためにぜひ耐え抜いて下さい。

さて東京都のサイズを世界地図の中に置いて、100万人あたりの感染者数でみてみましょう。
東京都人口は約1400万で、これをひとつの国家としてみた場合、ヨーロッパの中規模国家に匹敵します。
本来は主要国の大都市で比較すべきでしょうが、ニューヨークなんか死亡者だけで1万人超えていますから比較の対象にならないんです。
ということで感染上位国で同じサイズの国を探すと、ベルギーの人口は 1149万人、同じく上位のスウェーデンは約1022万人、オランダが1700万人で、いずれも東京都とどんぐりの背くらべです。
東京都がヨーロッパに位置していたら、その人口とGDPの巨大さで、そうとうな強国だったでしょうが、今回は関係なし。

では、東京都の100万あたりの死亡者数をおさえておきます。東京都は100万あたりの死者数は6.24人です。
同規模の国と並べてみます。

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ねこおぢ3様より引用

ベルギー100万人当たりの死亡者数560人
スウェーデン  同                         200人
オランダ       同                          343人
東京           同                          6.24人

このように文字どおりケタがふたつ違います。
この東京都の100万人あたりの死亡者数を世界と同じランクに入れると、こうなります。

第12位メキシコの100万あたりの死亡者数      ・・・7.52人
第13位韓国  同                                      ・・・4.68人
※日本        同                                       ・・・2.27人

つまり東京は、国として見るとメキシコと韓国の間くらいの数ですが、日本全体からみれば約3倍の死亡者を出しています。
いかに日本が低く感染が制御されているかわかるでしょう。
これで主要国の指導者で支持率最低なんですから、首相も気の毒。

ちなみに日本の感染状況です。

国内感染状況(4月24日正午)
国内感染者13453
退院2536
入院中10600
軽中度・無症状5338
人工呼吸/ICU 263
確認中610 待機中383 症状有無確認中4006
死亡317

退院も増えてはいますが、死者数が増えているのが気にかかります。
さて問題は「出口」をとうするのかです。
各国は既に抗体検査に着手しています。これは「出口戦略」と考えるべきです。
その中で、日本政府も抗体検査を開始することを発表しました。

「新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかを調べる抗体検査の早期の実施に向けて、加藤厚生労働大臣は検査キットの性能を確認する調査を開始したことを明らかにしました。
「抗体検査」は、人の血液に含まれる新型コロナウイルスへの「抗体」の有無などを調べるもので、過去に感染したことがあるかを知ることができるとして、アメリカではすでに実施されています」(NHK4月24日)

おそらく早急に抗体検査が東京都で開始されることは、関係者間では折り込み済みだと思われます。
もちろん日本においても、この時期に抗体検査をする理由はひとつしかありません。
抗体がどこまで国民に拡がっているのかを知り、「自粛」という名の擬似的都市封鎖をどの時点で解除するかの判断材料とするためです。

よく解除はなにをメドにするんだ、という声をメディアはよく拾っていますが、明らかにされていません。
というか、できないんだろうな。
抗体検査というのは、その性格上、潜在的感染者を露呈させてしまうからです。

ひとつの数字として、フランスのパスツール研究所が出している数字があります。
https://hal-pasteur.archives-ouvertes.fr/pasteur-02548181

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パスツール研究所  https://www.santeage.com/welcome/randd.html

●パスツール研究所レポート仮訳
フランスにおけるSARS-CoV-2の負担の推定
フランスはSARS-CoV-2流行の影響を強く受けており、2020年3月17日に封鎖されました。病院と死亡のデータに適用されたモデルを使用して、封鎖の影響と現在の人口免疫を推定します。 感染した個人の2.6%が入院し、0.53%が死亡しています。
範囲は、20歳未満の0.001%から80歳以上の8.3%です。
すべての年齢で、男性は女性より入院し、集中治療室に入り、死亡する可能性が高くなります。
ロックダウンにより、再生算数(RO)3.3から0.5に減少しました(84%減少)。 5月11日までに、介入の緩和が予定されている場合、人口の5.7%の370万人(範囲:2.3〜6.7人)が感染すると予測されています。 ロックダウンの最後にすべての制御手段が解放された場合、第2波を回避するには不十分である」
要約しておきます。
①パスツール研究所はフランスで新型コロナに人口の5.7%感染したと推定。
②致死率は0.5%
③入院2.6%
④再生算数は都市封鎖により3.3から0.5となった。
⑤集団免疫獲得には70%がいるために不足している。
素人の私にはこれをどのように判断すべきかわかりませんが、日本でもそう大きな違いがでるとはおもえませんので、たぶん抗体検査をした場合、6%近い数字がでてくる可能性があります。
その場合、フランスでもそうであったように今政府が公表している感染者数よりはるかに大きな数字がでることでしょう。
それ自体はあたりまえですが、仮にそうであったとしても、どのように政府(専門家会議)が判断するのか注目です。
※いつもの悪い癖で改題しました。

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コメント

政府はどうも一人10万円支給にわざと手間取っているように見えます。
思うに、現時に10万円を支給すれば、お買い物くらいしか憂さ晴らしができない国民は逆にスーパーやパチンコ店等に殺到するような気がするのです。
ですから、政府はわざと、振り込みをゴールデンウイークの終了頃に支給するように見えます。

元々困窮世帯やこの武漢ウイルスで仕事を無くした人々には、自己申告していただきたい。かって岸田氏の案である30万の支援は自己申告でしたよね。
役所の二重チェックの煩雑さについては私は今聞きたくありません。いつでもどこでも完璧な仕事はなされることはないからです。日本の将来を憂える人々が今思うことは日本国民の自殺率が上昇するかもしれないということなのです。

また、各自治体は、都内でも、近郊県でもパチンコ店の前で、入店しようとする人の名前と住所を書き留めて、これらの人々には10万の支給をしないことを周知させること。
この見張りの仕事をしていただく方々には、短期の失業対策にもなるでしょう。

ゴールデンウイークに巣ごもりすること、3密を守ることが、結局自分自身を守ることなのです。


上の文の一部訂正:
元々困窮世帯やこの武漢ウイルスで仕事を無くした人々には、自己申告して、役所は「即刻支給してほしい。」 です。
すみませんでした。

数少ないまともな地上波報道バラエティ「正義のミカタ」でも同じような話題を取り上げていました。

これによると抗体検査で過去に感染歴があったカルフォルニア州のそれほど感染拡大していない地域で2.5〜4.2%、感染拡大しまくったニューヨークで約14%の人間に抗体が検出されたという結果が出ています。
NYの人口になすと約272.3万人、これに感染者の数を加えると約298,6万人(人口比約15.3%)の人が新型コロナに感染していたと想定されます。

抗体検査自体の精度や集計時期がそれぞれ微妙に前後するので目安程度の数字ではありますがNYのような大規模なPCR検査をしたところで全体の8.8%しか補足しきれていないという事になります。
今回の新型コロナの感染力の強さとそれに対する大規模PCR検査の効果がどれほどのものか少し分かりかけてきた感じがします。

日本の場合、同じような抗体検査をすればかなりの数の抗体保持者が出てくる事が想定されますが、日本の封じ込めのやり方だとそれが当たり前ですし
「かなりの数の感染者を出していたのに日本はこの程度の重症者&死者で抑え込んでいる」
という裏付けにもなるので、今後の新型コロナ対策(発症・重症化しないための)への有効な足がかりになると思われます。

東京都で感染者数が増えたように見えるのは、東京都でドライブスルーPCRが始まったからと思います。
きっと楽天のせいです。

ほぼ一般人を対象にしたPCRでは、慶応義塾大学病院の、コロナ感染でないと思われて入院した患者の6%で陽性だったそうです。
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40171/ 慶応義塾大学病院HP 最終閲覧日2020年4月23日
PCRではその時の感染しか分からないので憶測に過ぎませんが、検査期間の東京都の患者数と累計患者数の比が1:5と考えると、東京都の既感染者は6% × 5で30%程度かな、と思います。

それに対してしゅりんちゅさんの仰る、ニューヨークで抗体陽性14%というのは、随分少ない印象です。検査キットの感度が気になります。

抗体検査は、最終的には血清中の抗体価の測定が待たれます。大病院なら、PCR施行患者に対し、同時に採血して血清を保存しているはずです。

ロックダウンによる再生産数の減少効果ですが、接触機会は人口密度(減少)の2乗に比例すると考えます。分子の衝突頻度もそうですし。フランスでロックダウン前比16%なら、密集地の人口密度が4割に減った計算です。

日本での基本再生産数は2.5程度とクラスター対策班の西浦教授が述べています。抗体保有率が50%まで上がれば実効再生産数は半分の1.25に低下し、医療機関に余裕が出来れば制限を段階的に解除出来ます。

日本国民の自粛で順調に山は下り坂に入っていますね。
ただし、ネックはパチンコ業界。
あまり汚い言葉を使いたくないですが、所詮在日産業のパチンコ業界にとって、どうでもいいことなのでしょうか。
ただ、GWの我慢の甲斐も無くパチンコ店からクラスターが発生したら、
それはパチンコ業界にはブーメランになると思うのですがね。

 21日の厚労省記者会見を見ましたが、感染者数の実質的な伸びは「鈍化を始めている」との表現で専門家会議の人が言っていました。
症状を疑われる方に対しても、これまでの保健所一系統から最寄りの診療所を含めた二系統になったようです。

PCR検査の準備も含め、ここにきてようやく体制が整ってきたように思います。あとはプーさん先生が言われるように、「医療機関に余裕ができれば段階的な制限解除」という事になるのでしょう。

非常事態宣言の終わりがどのようになるかわかりませんが、これから先はパニックに陥るような混乱を来す要素は無く、順次の経済活動再開が見えてきたと思っています。

地味に自粛でGWを耐え抜く所存です。
そうはいっても年中無休のネット物流なので、最低限の出勤がありますが。
都内、通勤者は更に今週減った印象でした。この効果が2週間後に数字で表れる事を祈ります。
プーさんお書きの「医療機関に余裕が出来れば制限を段階的に解除」、5月中に出来れば希望の光が差してくるのですが、その意味をきちんとメディアが報じられるのか甚だ疑問です。
医療機関に余裕ができる=発症して悪化しても適切な治療を受けられる→死人があまり増えない→感染に気をつけて生きていこう
=決して発症者も感染者も0になる訳ではない
であり、
医療機関に余裕ができる=患者がいないわけではない=終息してない→うつったら責任取れるのか→自粛解禁した後にかかった人は被害者
ではないのですが、後者の方がメディア好みの論法です。
ツイッターなどでひたすら反撃していくしかないのでしょうが、行政は適切なタイミングを逃さずにオンオフする勇気を持ってもらいたいです。

抗体検査の精度と、抗体が保たれる期間の問題がありますが、治療法の確立との合わせ技で、助かりそうな命が救えるようになる日はきっと近いはずです。
コロナ禍がひと段落した後、このあまりの疲弊を見て医療関係の道に進む人が減らない事も祈ります。

かなり減りましたね。おおむね予想通りなのでしょうか?
気になるのはやはり、この2週間で一気に収束に向かうとしても、少しでも出たらまた大騒ぎ、という空気が一層強くなるのではというところ。
あまり出てない地方でも完全に外出自粛モードになっています。マスクやレジの透明シートなども普通になりました。
メディアでは、どこそこに人出が、とか言ってますが、普通の祝日とかと比べて1割以下の印象ですね。

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