• 20250119-145554
  • 20250119-142345
  • 20250119-142345_20250119150101
  • 20250119-150249
  • 20250119-152051
  • 20250117-013132
  • 20250117-015927
  • As20241225001545_comm
  • 20250115-143858
  • 20250113-081014

« 山路敬介氏寄稿 沖縄県議選を振り返って その1 | トップページ | 日曜写真館 白鷺の止まればつぼみ飛べば花 »

2020年6月13日 (土)

山路敬介氏寄稿 沖縄県議選を振り返って その2

 Dsc_4435_2

山路氏寄稿2回めです。今回で完結となります。

                                                              ~~~

■ 自民党はなぜ嫌われるのか?
 自民党は最初からたった19人と、候補者擁立を絞っていました。このことは同時に最初から県議会において過半数を奪取する意志がなかった事を意味します。オール沖縄側の当選者から引き抜きを行うかのような報道が見られますが、そういう事が当初から念頭にあったワケではありませんし、実際上も困難でしょう。

沖縄では今回、4選挙区もの地区が無投票で当選者が決定しました。これは全国的にもめずらしい現象のようで、コロナ禍での特殊事情があるとはいえ、沖縄政界独特の閉鎖的な実態を示していると思います。
むしろ自民党は無投票で済ませられるものならば、逆にその方が良いとの考え方を持っていたと言えます。他の市も同様の趣きですが余所の事を言うのは憚られるので、ローカルな話になり申し訳ありませんが、以下で我が宮古島市の候補者擁立までの事情を明らかにする事で参考にして頂きたいと思います。

私は下地現市長支持の者で、いわゆる下地市長派です。
しかし、今回は予想どおり保守が割れ、私は落選した反市長派の座喜味一幸氏の側に付きました。
座喜味氏を応援した理由は単に4期の実績からだけではなく、県議会において尖閣や辺野古関連の知事への質問も論理的で鋭く、議員として抜群の能力を有している事が明らかだからです。
座喜味氏ももちろん自民党所属議員ですが、先の市長選で市長の対立候補の側に立った事もあって地元の主流から外れました。

市長派候補は当初、市議のT・Y氏でした。
T・Y氏は市議としてトップ当選を果たすなど、市長派には順当な人選に考えられたものです。
私はしかし、個人的な怨恨もあってこの人物が人間として大嫌いです。上の者には媚へつらい、選挙の時期を除けば下の者には辛辣な仕打ちを平気でする傾向があり、酒癖も尋常ではないからです。まるで沖縄県人の欠点をそのまま地で行く人物です。

ある時、私の後輩がレストランバーを開店し、私はカウンターで飲んでいました。
そこへT・Y氏が支持者や同僚市議たちとワイワイやってきて、一人あたり三千円で飲ませろとゴネ始めました。後輩であるマスターは「申し訳ないですが、ウイスキーまで入れて三千円では無理です」というと、「オマエ、おれが誰だかわからんのか? そういう態度で商売出来るんか!」と怒鳴るものですから、気の短いこちらとしても「この●●やろう、表に出ろ!」と自然になります。

市職員からも度々聞きますが、支持者からの陳情や苦情をカサにきて高圧的な態度に出る事もあるようです。実はこういう勘違い甚だしい田舎っぺ議員はわけて自民党系に多く、行政の現場は与党であるだけに、新聞をさわがせるような極左人士よりもタチが悪いとウワサしているのです。

ですが、私らはT・Y氏の県議選擁立に賛成でした。T・Y氏を県議にして追い出してしまえば、T・Y氏には今後市長の目が無くなると考えたからです。
しかし、T・Y氏は直前になって体調不良を理由にして立候補を辞退しました。代わりには人柄はいいが実績も当然なく、演説も下手くそな建設部長の下地康教氏が急遽たち、予想どおりトップ当選を果たしました。今後、T・Y氏が市長候補として色気を出すなら、私らは全力で阻止します。

実際、地方議員にT・Y氏のような保守系の人物というのは、全国的にも多いのかも知れません。行政能力に長けた下地現市長にも同様の傾向があるし、それを温厚で市民にも人気のあるちょび髭の長濱副市長がカバーしているのが実際です。
オール沖縄・革新側の候補擁立も難儀でした。
実績も実力も人気も抜群の現職亀濱玲子氏をおろし、國仲昌二氏が立って二位当選を果たしました。
この交代劇にも全く必然性がなく、前回市長選で亀濱と遺恨のある最左派系のO氏が「亀濱が降りない限り、俺も立候補する」と言って脅したのです。候補者を是が非でも一本化しなければ共倒れするしかないオール沖縄側としては、代わりに國仲氏を擁立する有権者無視をあえてやりました。
國仲はそのまま左翼的な容貌に似合わず明るい性格で、人柄も融和的で悪くはありません。しかし、県議ともなれば明らかに荷が勝ちすぎている事は明らかです。

このような事情で、県政の場ですでに有力な位置にある現職県議が両陣営とも苦杯を飲まされ、右も左もわからぬひよっこ二人が代わって新県議となる事に決定しました。
革新側についてはどうでもいいのですが、沖縄の保守自民党においても既得権益者の発言権が強く、有権者も当然それに従うものとして考えられていて、実際にそのとおりになってしまっています。

そうであれば、自民党は落選者を多数生む可能性のある議会勢力交代を目指すだけの候補者擁立などする必要はなく、大事に現有勢力を温存する道をたどった方が得策といえ、結果的にじり貧にならざるを得ません。
今回の選挙戦の場合は運動が不十分にしか出来ない事から、公明党の力に比例して守りを固める方向に傾いた感じもあります。
ですが、運動が不十分にしか出来ず投票率が低下する事は明らかだったのですから、その事で組織票への比重が重くなり有利に働く事は明らかだったはずです。

沖縄自民党にも弁が立つ島袋幹事長をはじめ、那覇の西銘啓史郎氏のように本土の大企業で鍛えられた抜群に頭のいい議員が多数います。一人ひとりの能力を見るならば、オール沖縄のへっぽこ議員など及びもつきません。しかし、自民党議員として立候補するには、その門戸が狭すぎるし、組織自体閉鎖的でさえあるのです。

■ 依田啓示氏と江崎孝氏の事 (余談です・・)
 依田啓示は1400票あまりの得票で落選しました。しかし、仮に当選したところで沖縄のためには決してならなかったでしょう。
事業の不振から差押えされ、そのような状態で県議選に出馬するなどまるで漫画です。事業規模を考えれば個人保証をしていないとは考えづらく、そうであれば仮に県議になったとしても道義的責任ではすまない事になりかねません。

それと、当確ラインにはるかに及ばないので、その原因が我那覇真子氏や江崎孝氏らとのトラブルにあったとは思いません。
ただ、江崎氏らとの確執は依田氏が原因です。江崎氏のブログは最近依田氏への誹謗中傷や罵詈雑言であふれていて、その事から逆に江崎氏を嫌う向きもありましょう。

しかし、双方からの雑音を取り除いてみれば依田氏の不実は隠しようもなく、江崎氏側が湯気をたてて怒るのも無理はないです。
理念保守運動家の江崎・我那覇氏と、実際家の依田氏が方針を異にして決別するのは仕方のない事です。ですが、多額の金員まで含めて援助を得ながら、文句を言われると返す刀で切りつけるようなやり方には江崎氏でなくとも納得できません。
やるべき事をやり、金銭的にもけじめをつけてきれいに袂を分かつべきだったのです。

依田氏は循環農法にかける熱意など志は立派にみえ、かつてここのブログでも取り上げられたように高江の暴力沙汰にも同情的な評価でした。
しかし、彼の周りにはトラブルが多すぎ、いちいち全てが彼本人が理屈で言うような事情であるはずがありません。昨日、近隣トラブルから別件の暴力事件で逮捕されたようですが、もう何をかいわんやです。

                                                                                                      (了)


                                                                                                 文責 山路 敬介

« 山路敬介氏寄稿 沖縄県議選を振り返って その1 | トップページ | 日曜写真館 白鷺の止まればつぼみ飛べば花 »

コメント

那覇市議を一期も務めあげず前知事の息子というだけで高得票で当選するあたりが情実的だな~と思ったりします。そのタケハル氏、「保守として」デニー知事を支えるみたいなこと当選直後のインタビューでおっしゃってました、めっちゃ棒読みでしたが。

翁長前知事の腹心であった安慶田氏やかりゆしの平良氏らが、デニー知事とは対立する?かのような動きもみせています。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1082330.html

この裏切り保守というか見返り保守みたいな人達はどうするつもりなんでしょ?共産党とか左派に支配された知事や県政に、こんなはずじゃなかったって感じ?新風会はどこぞへ?

沖縄自民党も煮え切らないことが多すぎますが、県議や市議に若手が出てきたことには期待したいですね。

一言書き忘れました。山路さん、あいかわらずの深く鋭い分析ありがとうございます。

山路さんの江崎、我那覇親子 vs 依田、手登根、桜キャスターへの総評は山路さんなりに双方の詳しい方からの情報をもとに書かれておられるのでしょうか? この争いは根が深く、返す刀で切りつけるような例えで判断出来るものでは無いと思うのですが。勿論今回二度目の暴力事件は逃れようもありませんが!

 クラッシャーさん、ありがとうございます。

宜野湾市民さん、
見方が浅かったなら謝りますが、依田さんの言い分は吟味したつもりです。桜や他の皆さんが江崎氏らと袂を別ち、あるいは排除しようとしたとしても、それはそれで良いと思います。

けれど、そうするためには社会通念上、あるいは我々が考える一般常識的に依田氏がふまえて来なかったと考えるものです。

宮古島市情勢に感じた不可解な点がなるほどスッキリいたしました、ありがとうございます。

クラッシャーさんへ
沖縄で使われる「保守」の中にはいわゆる「沖縄ファースト」を基準とした世間一般で用いられるものとは意味が異なるものも存在します。
あくまでも反基地で左派勢力と共闘関係にあるだけで基本的には地元の既得権益を守りたい保守思想の方々と認識しています。
特に現知事は県外からの利権搾取を目論む勢力を重用しているのでそら面白くないでしょうね。
つまり平時で基地問題に揉める余裕のあるうちは渋々手を結ぶ事ができても、現状のコロナを発端とする経済の立て直しが急務の状況では間違いなくこの両勢力の対立が激化してくるでしょう。

知事のリーダーシップが試される正念場です。
楽しみですね。

政治に関して、私は誰とも何処とも連まないので、いろいろ疎くていけません。
山路さん、毎度ありがとうございます。

(私はさほど期待していない)沖縄自民が組織として移設容認を掲げたのは評価、一方で勘違い甚だしい田舎っぺ議員がいる、革新側についてはどうでもいいが、沖縄自民も既得権益者の発言権が強い、これら大いに同意です。

どちら様も基地問題に耽っていられる場合ではなくなる中、デニー知事に付いている共産党と金秀の紐がぐっと太くなりましたので、いろいろと生暖かく観察したいことが増えましたψ(`∇´)ψ

沖縄の皆様にはキツイ言葉だと思いますがあえて言います。
沖縄の選挙は、常に基地問題が焦点になってきました。
2021年度で切れる、第5次沖縄振興予算。なんだかんだ言っても沖縄が現在の様に発展しているのは沖縄振興予算のお陰です。
2022年度以降も継続して貰いたい。保守革新問わず共通の認識だと思っています。その方法論で沖縄県民が自民の立場に一定の理解を示した。今から辺野古移設を阻止できると思う県民は保守革新問わずあまりいないと思います。
日本本土においても、地方にいくほど地域ボスは居ます。ボスの言うことに異議を唱えた人が、村八分にあい裁判に訴えた村八分裁判も現にあります。ただそのような制度がますます過疎化を進行させます。若い人たちが都会を目指すのも経済的要因もさることながら、そのような閉塞感から逃げたいと思うところもあると思うのです。

 沖縄の保守界隈の最近の分裂を見ていると本当に呆れてものが言えません。我那覇氏と依田氏が活動手法をめぐり対立し、その依田氏が暴力事件を起こし捕まり今度はチャンネル桜と我那覇家が対立するという有様です。山路さんや管理人さんは今の沖縄の保守界隈の惨状をどのように捉えてらっしゃるのでしょうか?曲がりなりにも我那覇氏を沖縄のジャンヌ・ダルクであるかのように言った人達の責任は重いと思います。
 彼女の最近の言動を見ていると保守というよりも戦前に一時期あった歴史を復元しようとする底が浅い復古主義に陥っているようにしか思えません。例えば自分の番組に戸塚ヨットスクールの戸塚宏氏を呼んであたかも体罰を容認するかのような言説を持ち出したりするなど今の日本では到底受け入れられないような話を平気でしています。そもそも日本の教育というのは欧米のように無理矢理体罰やルールで言うことを聞かせるよりもまずはじめに生徒達と感情的な絆を作り共同意識を高め言うこと聞かない生徒がいると先生がその生徒を突き放しクラスという共同体から離すことによって不安にさせ自省させることに重点を置いています。
 沖縄の社会をどう構想するかというビジョンを出さなければいけない時に身内同士で内ゲバをすればもうそれは左翼と変わりません。最近の沖縄の保守は単なる反左翼に過ぎないと思っています。沖縄の保守を再生させるには単に左翼を罵倒するとかマスコミが悪いというだけではダメだと思います。しっかりと地に根を張って今沖縄に必要な産業は一体何で離島を中国の脅威から守るためにはどうしたらいいのか。沖縄の文化を復興させるためにはどうしたらいいのか。日米安保は今のままでいいのかなど総合的な長期計画を出すことです。個人的には離島の漁業振興にこだわってほしいです。しっかりと資源管理をして船ごとにとって漁獲量を割り当て子供を産んでいない小さい魚は獲らないようにし、資源を増やす。そうすれば漁業経営も安定し離島に人が住むようになります。離島に人が住むことは長期的に国の安全保障に繋がります。私が言ったことは一部分に過ぎませんがもっと沖縄の保守が前向きなビジョンを出せば県民は必ず保守の側に付くはずです。

min さん。お気持ちはよく理解できます。
私も苦々しい気持ちで一杯なひとりです。

ところで私が我那覇氏について支持していたから責任をとれということですが、私が書いたのは「私は沖縄の勇敢な抵抗者たちを応援します」という記事です。
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-0234.html
ここで私は、ジャンヌダルクと言っていたということですが、言っていません。
私はこう書いています。
「私は我那覇さんのような女性は、「沖縄のジャンヌ・ダルク」ではなく、「沖縄のゾフィー」と呼ばれるべきだと思っています」
ゾフィ・シェルはナチス時代に兄と共に抵抗運動をしてビラを撒いたために処刑された若い女性です。白バラ抵抗運動と呼ばれています。

私は沖縄の異常な地元2紙による左翼全体主義的言論統制を強く批判してきました。
その流れで我那覇氏たちの抵抗運動を高く評価しました。
このことはなんら間違っていたとは思いません。
いまでもそのような立場であるかぎり、彼女たちの立場を支持します。

依田氏についても不法な私的検問にただひとり抵抗したことについて支持をしました。
同じくこれが間違いだったのでしょうか。

孤独な抵抗に対して支持することと、彼らの運動やその思想まで含めてジャンヌ扱いにして奉ることとは自ずと別次元です。
なにか起きるたびにうろたえて過去の支持まで取り消したりしてしまうことのほうが、よほど不誠実だと私は思っています。
今回の一件については何回か書いていますので、探して読んで下さい。
ひとことで言えば、在野の沖縄保守運動は自滅してしまったと私は思っています。

 minさん
 
 ≫「保守というよりも戦前に一時期あった歴史を復元しようとする底が浅い復古主義に陥っているようにしか思えません。」

 そうした点はもちろん同意見ですが、「我那覇氏を沖縄のジャンヌ・ダルクであるかのように言った人達の責任」なんて全然ありやしません。彼女の主張がイヤなら以降支持しなければいいだけのもので、我那覇氏らがチャンネル桜と上手くやろうが、依田・手登根氏らと和解しようが反目しようが、より多くの人の興味や関心が持たれる事柄でもなかろうと思います。

争い事があれば興味半分で意見をしたがる人もありますが、それでもそこまで社会的影響力がない現状には変わりなく、「責任」などと言う大げさな言辞は当たりません。

「沖縄の保守」とminさんもおっしゃいますが、そういうくくり自体からも、私は人工物のようなざらついた違和感を持ってしまいます。そう言うと「お前は保守ではない」とすぐ言われるのですが、私が革新寄りでない事はご存知のとおりだと思います。

 沖縄の問題は「「保守」と「革新」の対立」とよく言われますが、そうではなく、もうずいぶん前から私は「既得権益者とそうでない人」の問題だと考えています。そういう観点から見た場合、私はどちらかと言うと江崎・我那覇寄りの者です。
FM21を訴えた我那覇氏の訴訟が結果として上手く行く可能性は少ないでしょうが、縦・横がんじがらめになった沖縄の言論空間に一矢報いたい心意気を多とします。

依田氏や手登根氏の言うように、「もともと保守寄りのFM21を訴えるのは間違い」という意見はわかりやすですが、問題を保守VS革新に矮小化したゆえに間違えだと考えています。

 沖縄の対立が保守VS革新という古いものではなく既得権益とそうでない人達の争いになっている点に関しては同意です。ただ既得権益とされている人達が反基地の活動家や国の振興資金に安住している利権屋の政治家達だとすれば(例えば翁長氏はその代表的な人物でしたが)それに対してそうでない人達が沖縄の多くの県民に届くようなメッセージを打ち出せているかというと現状を考えれば打ち出せていないと言わざるおえないと思います。
 例えば補助金行政をどうやって脱出して自立的な経済圏を構築するかとか日米安保を変えて日本の自立性を高めながらどう中国の脅威に立ち向かうなど今までのやり方ではどうしようもない状況にまで来ていると思います。自民党は結局安保については現状維持で補助金を配り続けるというやり方に固執していて多くの沖縄を変えようとしている人達にとってはもどかしい状況が続いていると思っています。結局多くの人達の支持を得るためにはまず既得権益にはまっていない保守の側が日米安保を抜本的に変えますと言うしかないでしょう。例えば今の安保条約を相互防衛条約に変えて地位協定について基地の管理権や航空管制権や一次裁判権を日本側に認めさせるなどの転換が必要です。さらに上記に書いたような離島振興として魚の資源管理をして資源量を増やし漁業の自立性を担保するなどの措置が必要です。尖閣の脅威についても中国に中途半端に配慮するのではなく船溜まりを作ったり巡視船を増やしたりするなどの措置が必要でしょう。今沖縄の人達が求めているのは中途半端なしがらみや既得権益ではなく国家や地域としての自立性なのだと思います。

 minさん

 おっしゃるように、「既得権益に染まっていない保守の側」が声を上げてやらなくてはならない事は多いのだろうと思います。
しかしそれは、我那覇さんがどうとか、依田さんや手登根さんがどうとかいう問題ではないと思います。
率直に言って彼らの運動は中々県民に浸透しておらず、資金ポジョションも芳しくありません。

「沖縄保守の大同団結」という事も水島氏がいうほど簡単でなく、その言葉と裏腹に幸福や世界日報を忌避する水島社長のリーダーシップではダメでしょう。
どうも保守派とかなんとかくくりをすると、これは左派と同じで、イデオロギー的に主張がとがってきます。それ故に排他的になる悪い循環に入るようです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 山路敬介氏寄稿 沖縄県議選を振り返って その1 | トップページ | 日曜写真館 白鷺の止まればつぼみ飛べば花 »