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2020年7月 6日 (月)

つまらなかった都知事選

024

小池氏が再選だそうです。
まぁなんというのか、あまりに典型的なデキレースで、ゲソっとします。

選挙結果です。

●東京都知事選挙結果
▼小池百合子、無所属、現。当選。366万1371票。
▼宇都宮健児、無所属、新。84万4151票。
▼山本太郎、れいわ新選組、新。65万7277票。
▼小野泰輔、無所属、新。61万2530票。
▼桜井誠、諸派、新。17万8784票。
▼立花孝志、諸派、新。4万3912票。

やる前から結果はわかりすぎていて、私はせめて第2位に維新推薦の小野泰輔候補に来てほしかったのですが、4位でした。
組織票を持たず、知名度もない小野は、山本候補に伯仲している奮戦ぶりでした。
おそらくどーしようもない自民都連、いや自民党そのものに対する批判票の受け皿になったのでしょう。
自民がいまのような戦わずに負ける、初めから出来レースを組んでしまう、といったことを繰り返すなら、かならず自民の唯一右に位置する現実主義政党の維新が票を伸ばすということがわかりました。

宇都宮候補は票は伸ばしたといいますが、言っていることが万年一日の如き手垢の着いた左翼の寝言ですから、小池にかすり傷ひとつ負わせられませんでした。
野党は山本太郎に一本化できず、その理由は消費減税反対でまとまらなかったというのですから、ここで既に負けが決まったようなものです。
野党に勝つつもりがあるなら、せめて消費税凍結くらいは言わなければ負けるに決まっています。
といっても、仮に山本を野党統一候補にできたとしても合計で150万票ていどですから、それでも小池にダブルスコアで負けなんですがね。

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NHK

そもそも圧倒的に現職が強いのが自治体首長選挙です。
再選を狙う現職は、よほどのスキャンダルを起こさないかぎり、ほぼ9割で勝利するというのが常識です。
しかも女性現職は、山形県の吉村知事のようなその資質が疑われるような無能の人でも再選されています。

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今回も女性票を確実に小池が押えました。

「NHKの出口調査では、小池さんは、
▽男性の50%余り、
▽女性の60%台半ばから支持を集めました」(NHK 7月6日 グラフも同じ)

年齢別では

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30代、40代で維新(オレンジ)が宇都宮(青)山本(ピンク)より支持を集めています。
維新に票が流れるのは、政権与党の自民が対立候補すら立てず、安倍と小池とのツーショット写真をバラ撒くという愚行への批判票のようなきがします。
政党色を鮮明にした議会選挙では、自民が手堅く勝利しています。

一方、小池が率いる都民ファーストは低迷しました。

「選挙戦の最中にNHKが公表した都民向けの政党支持率でも、都民ファーストの会はわずか0.2%と、NHKから国民を守る党と並んで最下位に沈んでおり、都知事選で圧勝した小池氏とあまりの落差が浮き彫りになった形だ」(アゴラ7月6日)

さて、小池は信任されたと言うでしょうが、その都政はお世辞にも褒められたものではありませんでした。
ともかく公約は言い散らすだけ、はなから守る気はないのですから。

今回、小池を勝たせたのは、誰もが同じことを言うでしょうが、二階が小池を熱烈支持したからです。
二階は自民独自候補がいないとか言っているようですが、そんなことはただの言い訳。
そもそも真面目に探そうともしていません。
選挙が1年先の時点で「小池支持表明」なんですから、なんともかとも。

1年前の時点では、都議会自民は小池に対立候補を立てる気満々で、小池の「築地跡地」の活用法が公約違反であるとして激しく迫っていた時のことでした。
それを都連が小池都政の汚点である豊洲移転で真っ向から噛みついている真っ最中に、他でもない中央の大ボスがそれを裏切るのですからまったく話にもなりません。
どこの世界に前線が戦っているときに、背後から味方を殴りつける大将がいるのですか。

小池は、都知事に就任後、あろうことか共産党とつるんで移転阻止運動を始め、公約として「築地において市場機能を維持する」としながら、現実には築地についての再開発方針には市場機能維持」などの文言は消えています。
そりゃそうだ。あれほど執拗に移設に反対し、開場を伸びに伸ばしたくせに、いったん移設すれば老朽化が激しかった築地より豊洲のほうが、はるかに衛生的で近代的だったからです。

この都知事が旗ふりをした移設阻止闘争でオリンピック道路もできず、IOC相手の開場変更も全部失敗。
結果的には、五輪延期で救われる、というなんちゃってジャンヌぶりでした。
こういう支離滅裂ぶりを都議会で追及されるとこの人は、元キャスターらしくお得意の言葉で逃げます。
いわく「方針を変えたわけではない」、「築地ブランドを支えてきた食文化を生かすという意味で述べた」などと意味不明な言い訳に終始しています。

また、小池はかつての都知事選挙では、自民党員でありながら自民党と自民党都連を悪玉にしました。
その時に吐いた台詞が、「自民党が主導してきた都政」「ブラックボックス」といった、まるで悪の伏魔殿が自民都連で、自分は正義の旗を戴くジャンヌダルクだと大見得を切ったもんでした(あーバカバカしい。)
そのプロパガンダに熱狂した都民によって圧勝すると、悪玉に仕立てた自民党に「言い過ぎた」と陳謝し、それどころか古い自民党政治の代名詞のような二階にすり寄るのですから節操がないにもほどがあります。

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「自民党の二階俊博幹事長は9日の記者会見で、任期満了に伴う東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)に小池百合子都知事が立候補を表明すれば速やかに推薦する方針を重ねて示した。「最善、最適の候補だ。直ちに推薦し、積極的に応援する」と述べた。小池氏は都議会会期末の10日にも、再選を目指して立候補を表明する方向で調整している」(6月6日山陽新聞)

こんな二階の裏切り行為で、自民支持者は投票すべき候補を失ってしまいました。
それは政党支持ごとの候補者分布をみればわかります。

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こういう国民をナメたまねをしくさったことをしているから、安倍政権の支持率はまたもや30%台のようです。
このまま推移すると、自民は次回に想定される参院選・衆院選ダブル選挙で過半数割れを引き起こす可能性が濃厚です。
かろじて維新を入れて過半数を取れるか取れないかていどに伸び悩み、安倍と二階が揃って退陣・引退というシナリオすら現実味を帯びてきました。

自民は沖縄県議会選挙で、なぜ全国最弱と言われた自民沖縄県連が一定の勝利ができたのか、それはあいまいな野党的与党の公明を切り捨てて、自民党らしい移設容認をバンっとうちだしたからだということを思い出すべきです。

 

 

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コメント

 私は愛知県ですので、今日が都知事選だったのか?なんて夜のニュースが流れていたのを何気なく眺めていたら、桜井誠氏が随分と食い込んでしまっているなと目を剥いてしまいました。
 主張が主張ですのでイロモノではありますが、もう泡沫候補ではなくなってますね。Youtubeを見ると演説も随分と上手になって驚きました。
 ただ存在意義として言っていることが過激なのは変えようがないのでしょうが、ちょっとヤジでいちいち選挙違反だと本人が大騒ぎするのをやめて、いちいちあちこちに余計な喧嘩を売るのをやめれば、今後もっと得票を増やすのではないでしょうか。

 ここまで中韓の傍若無人ぶりが際立ってくると、表立って彼の支持を表明できないけど、その代わり選挙では彼に投票してやろうという人が多いのではないでしょうか。
 ただ単に反中韓と反マスコミの時流に乗っているだけなのか、今後着実に支持層を固めていくのか、ちょっと不明なところではありますが、中韓もマスコミも今後当分(というかおそらく永遠に)あの調子だと思いますので、一つの勢力として地位を固める気がします。

本当につまらなかったの一言につきますね。。

選挙終盤までデイリー新潮とかがカイロ大学卒業の学歴詐称とかで必死にネガキャンしてたけど、ビクともしませんでした。
ほんっと、小池さんって全く何もしてないよね。でも360万票!
満員電車ゼロもコロナのお陰で達成か。
山手線総2階建て車輌化とかあまりにもバカすぎる公約が懐かしいですね。

ミエコ知事に触れていただきありがとうございます。
次の選挙は出るかどうかすら明言を避けておりますが、なんだかヤル気無さそう。
役人の言いなりのスピーチロボットですから、コストカットしまくった前斎藤知事と違って県庁職員の評判は凄く良いです。
初当選はリーマンショックのドサクサ(中央では麻生太郎がマスコミにボコボコにされてた頃)だったし、モンテディオ山形のサポ席に雨の中陣取ってエセサポ気取りで参謀の舟山康江参議が熱くなって演説しはじめて、「それJリーグ規約違反だから」と止められるまで現職批判でアジりまくり。
初当選してみたらサポ席になんか一度も来なくて大ブーイング!
最近は県民応援デーとかでも顔を出さなくなりました。
ダメさなら山ほど書けますが、脱線し過ぎるのでとりあえず止めましょう。

自民県連もダメダメというか、会長は元五輪担当大臣の遠藤なんですけど、前回・前々回は自民党古株で地域も違うし遠藤と反りの合わない参議の岸が寝返り独自候補をだせなかったという体たらく。
既に岸は亡くなったし、吉村も3期やったから年金(恩給)ガッポガポだろうし辞めるんじゃないかな。
自民は既に県議から候補を絞ってます。

小池知事の時勢を読む力とそれを掴むためには手段を選ばないえげつなさに改めて感心させられた選挙戦でした。
その情熱の半分でも政策実現に向けてもらえれば良い政治家になったと思うのですが…権力というよりも自分の成り上がりに重きを置く人なので表舞台には出たくない二階氏との相性もいいのでしょうね。
状況によっては日本初の女性総理大臣の芽もありそうです…
書いててゲンナリしてきました。

宇都宮氏が頼みの立民支持者の中でも小池知事に圧倒的に負けているのはこの選挙で唯一の驚きです。
韓国での「当選したら国会前にアノ像を立てる」
という発言が致命的だったのでしょうか?

小野たいすけ氏は頑張りましたがあれで精一杯だったと思います。残念でした。
とはいえ、もしもあのような「知名度の薄い壮年の実務に長けたそうな人」に自民の看板が付いたら十分に争えたろうことが彼への票数で見えたと、私は考えています。
ただ、川松議員を立てて自公で推して勝つこと自体、二階氏も公明も望んでなかった。変える気持ちで本気で逆らう議員もおらず、今自民で新しい風とか、団扇くらいは手にしても風は起こしたくないんですね。

小池知事の二期目は4年やらずに上手いことコロナ対策は現場に丸投げ、五輪の始末を投げ出して国政へ転身するのではという意見をネットで見ましたが、ありそうな話です。
次にまたきっと「東京は知名度がー」「小池さん位華があるのはー」と大前提のようにメディアは書く筈で、それに乗っかって自民が今後もどこぞの芸能人やスポーツ選手に秋波を送り続けるのか。リアリストを看板にする硬派な実務者を本気で推す勇気を出して欲しいです。

 二階は早々に対立候補を立てず、小池の援護射撃をしましたが、小池は自民党からの「推薦」すら蹴飛ばしました。
二階や自民党本部のメンツは丸つぶれです。
この件だけでなく、二階の「重し」など自派閥にしか通用しない程度に衰退している事が見て取れ、安倍さんは昨秋幹事長を交代させておくべきでした。

一方、都議会自民党は対立候補こそ立てられなかったものの、闘いの照準を来夏の都議選過半数達成に合わせています。
今回の補選でも、四選挙区全勝という華々しい成果は「勢い」を感じさせます。二期目を防ぐ事よりも、三期目をふせぐ事。そのためには議会で最大限の議席を得る事です。

都民ファは小池の「弱い腹」なので、ここを突いて裸にしてしまえば、公明党も自然に離れます。
心ある都民の皆さんも、もう少しの我慢だと考えます。

いつも楽しみに拝読しております。

誰かが言っていた今回の都知事選、腐った生ごみの中から腐敗度の低い人を選ぶ選挙だとか、当たりのないガチャだとか。確かに、小池さんのカイロ大卒業なんて些末なことと思われるような、ひどい候補者しかいませんでした。何もしない小池さんの方が、碌なことをしそうもない他の候補者よりマシという、悲しい選択の結果の圧勝だったと思います。
小野さんが一定の票を集めたのは、唯一実務者として当事者能力がありそうに見えたからでしょう。都民は圧勝した小池さんを信認したわけではない、という何とも妙な選挙でした。ドクター中松がいないのが寂しかったです。

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