ごまめの歯ぎしり
もう少しおとといからの流れでお話していきたいと思います。
といっても正直に言って、私は政局議論がそうとうに苦手です。
なんというのかなぁ、ドコ派の誰それが、誰とつるんで、対するナニ派の誰が誰を落とすためにどうのこうの・・・、アアうっとおしい。湿度が高い。
たまらん、勝手にやっていろというかんじです。
なんなのかね、と自分でも思うんですが、ひとつには私がムラ社会に入ってきたまれ人だったからかもしれません。
10年ほど前には、いわれのない立ち退き運動さえされたことがあって、その時は集落で署名運動までされました。
いくつかの地場産業を興して村に貢献しているというささやかな自負があっただけに、つらかったですね。
もうとうにそのしこりは氷解していますし、いまになって思えば私にも落ち度がありました。
しかし以来私は村と一線を画すようになったのは、確かかもしれません。寂しいことです。
日本社会はよくムラ社会だといわれるようですが、私は一面的にそうだとも思いませんが、こと政治となるとあいもかわらぬいわゆる「永田町の論理」という政治力学で動いているようで。
日本においては、その政治家の政治理念や、日本という国家がどのような国際情勢に直面しており、それとどう対峙していくのか、その能力があるのか、気概があるのか、、求められる資質はいったいなんなのか、というごく当たり前の論点で指導者が選ばれないというのが、政治の通の意見です。
さて先日、NHKの『渡辺恒雄 戦争と政治〜戦後日本の自画像〜』を観ていました。
この共産党東大細胞出身のブン屋と、中曽根というエリート臭紛々たる男との仲、さらには田中角栄とのいきさつを眺めていると、なんだかなという感じで尻がこそばゆくなっちゃいましたね。
だって要はすべてが人間関係で決定されてしまうのですよ。誰それは誰それと親しい、誰と酒を飲んだ、メシを食った、ゴルフをした、そんなパーソナルな人間関係の濃淡で一国の政治が決まっていくのですから辟易します。
このNHKの番組でも、中曽根と角栄氏が、互いにまったく異なった背景を持ち、方や東京帝国大学法学部卒内務省、戦時中は海軍主計士官というエリート街道ひた走り、方や生家は貧しく高等小学校卒で、土建屋をしながら富を蓄えといった、ご承知の今様太閤記の主人公。
どう見ても対極で、ソリが合うはずがありません。はっきり言って共に大嫌い。
しかしあることで中曽根が角栄の力が必要となり、中曽根は角栄の自宅で土下座してみせたのだそうです。
角栄は、自分のような小学校卒に帝大出身のエリートが手をついたことに感涙し、ひしっと抱きあって、以後盟友となりましたとさ。めでたし、めでたし。
ああ、いやだ。そんな話は秀吉だけにしておけと思います。
こういう話をいかにも美談めいて語るNHKが好かん。
青いことを言うようですが、こんな個人的な人脈で一国の政治が動かされたら、国民はどこに顔をだ出したらいいんでしょうね。
手の届かぬ派閥の領袖たちが、感涙にむせんで抱き合うたびに日本の政治が動いてしまうように見えて、実際に国を動かしているのは選挙の審判を受けない学歴エリートの官僚たちがだとすれば、国民の意志などハナから要らないじゃありませんか。
もちろん私は人間関係なんか無視しろ、無機的にやれ、機械的にその主張だけで判断しろ、なんて中学生のようなことを言っているわけではありません。
その政治家の人となりや人脈はいうまでもなく重要ですが、それだけではないでしょう。
さきほどの角栄は、1972年に日中国交正常化を実現しました。
中国と旧田中派とのズブズブの癒着関係を作り、自民党を親中派一色で染め上げ、外務省のメーンストリームのチャイナスクールを作り、財界に大の親中派の面々を扶植したきっかけを作ったのが、この角栄御大です。
当時、この日中友好、いや日中癒着について、国民はなにか一言でも相談に預かりましたか。
事後ですらはっきりとした説明を受けていませんし、国民的な議論ひとつなく、この日中癒着の流れは作られたのです。
この時代はいわゆる「三角大福」という痛みかかった大福餅のような時代でした。
三木武夫、角栄、大平正芳、福田赳夫、そして中曽根らが、佐藤栄作の後釜争いを演じていた時期です。
この時代、国民はまったく蚊帳の外でした。
国民とは、ただの外野席の観客。「政治評論家」が伝えるゴシップ記事を面白おかしく聞くだけの無力な存在でした。
残念ですが、そんな派閥の合従連衡、抗争という悪しき自民党政治の風土の中で日中癒着が始まったのだ、ということを肝に命じておきましょう。
今、二度目の日中関係の大再編期です。
もう二度とそんな轍は踏まない。踏ませない。
今日の「ごまめの歯ぎしり」というタイトルは、河野太郎氏のブログ名から頂戴しました。
彼となら、普通の国のあり方、そして行方についても自由な議論ができそうな予感がします。
河野さん、あんたここはおかしいよ、これはいいから支持するよ、みたいな国民と同じ目線に立った議論が彼となら成立しそうです。
それだけでも、角栄を師匠と仰いで、二階に媚びを売るあの三白眼野郎とはえらい違いです。
次期の指導者は自分たちの政治的クローンである必要はありません。意見に違いがあるのは当然です。ただ、国の「大戦略」だけは間違わないで欲しい。そしてそれを自由に議論できるような開かれた体質の持ち主であってほしいもんです。
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河野太郎は良いと思います。
自分の主義主張よりもとにかく職務に忠実で国益優先で超のつく働き者!古い自民のいかにもなナアナアでやってた親父さんとは全く違うタイプです。あと眼鏡がオシャレ(笑)さりげなく湘南ベルマーレのチームカラーとか、マスクもベルマーレ公式のを使うという地元愛。いいじゃないですか。
てか、野党は論外ですけど自民党も人材がいませんねえ。悪代官みたいな腹黒そうな大物が二階くらいしかいなくなりました。あとは麻生太郎くらいだもんな。
岸田・・・人は良さそうだけど総理やるような迫力が全く無い。
ゲル・・・論外だろ。。政権を背中から撃ってばかり。
私は河野さんが良いと思います。自民党内での「人脈」が弱いとも言われますが、管理人さんの言われるように「三角大福」の時代じゃ無いんですから、ちゃんと国民と対話できるような人となると・・・今のところ他に見当たらないですね。
菅さんも悪くないんですけど(官房長官という激務をこれだけ長くやってる)、彼の推す人は悉くバカやらかして政権の足引っ張ってるのがなあ。。
茂木・甘利さん辺りが候補に出てきても良いのかもしれませんけど。。
投稿: 山形 | 2020年8月27日 (木) 07時58分
たまにありますが、本日は少し自虐的でシニカルな印象の出だしですね。
総理の千秋楽が近づいていることと、秋の香りがしてきたからなのでしょうか。
主さんのおっしゃるように、河野太郎大臣、
「彼となら、普通の国のあり方、そして行方についても自由な議論ができそうな予感」
これには同調いたします。
巷間保守界隈を騒然とさせている河野大臣の「女系天皇容認発言」ですが、「核戦力保持」に関する議論を忌避する様と少しダブってしまいました。
議論はすべきだと思います。
が、「そういう結論にはならなかった」という国民コンセンサスを得たい気持ちも私にはあります。
ややもすると、「男女平等」をはじめとするポリコレ風潮が、大手振ってアンタッチャブルな部分まで土足で入る風潮は好ましくありません。
今一度、皇室の在り様を議論し、「男系とは何か」「現時点で皇統男系が皇室以外に何人いらっしゃるのか」
それを世論に示し、それが故に「皇統男系」なのだという、確固たる原則を再確認する必要性があるのではないか、とも考えます。
旧盆が近づき、大きな台風が出来そうです。
願わくば、コロナまでをも吹き飛ばして欲しいものです。
投稿: osyou | 2020年8月27日 (木) 07時58分
女系天皇容認と話題になった日付けの「河野太郎と語ろう」を全編観ました。
皇統への理解や文化としての天皇家の役割など、筋道を立てて説明される機会があれば、彼なら再考する頭があるのかもしれないという印象を持ちました。
原発のバックエンドや環境関係で昔抱いた頑ななイメージは少しずつですが和らいでいると思います。
この日の動画の注目点は共産国のキッパリとした否定のくだりで、是非ご覧になってください。
今のようなタイミングで共産主義は上が腐敗するから駄目だと、しかも激昂したり煽ることなくさらっと自身の体験を元に言い切る閣僚が今までいたでしょうか。
上に仲間は少なくとも同期や年下には繋がりはあるようなので、どのように総理を目指していくのか興味深く見守っています。
投稿: ふゆみ | 2020年8月27日 (木) 09時20分
私は百田尚樹という作家があまり好きではありません。
単に騒々しいのがカンにさわるのみならず、「日本国紀」も題目の大仰さの割りに読書人をガッカリさせる内容のない本でした。
ただ、河野太郎氏が「いわゆる女〇容認論」を言ったときに、「あれは何てことない。ただ知らないだけのモンや。河野さんはエエで。教えてやればエエこっちゃ」と言って、全く問題にしないのですね。
さすがに百田氏は作家であって、人物を見る目はあるのだと感心しました。
河野氏の「ごまめの歯ぎしり」ブログ、ツイッターでの発信は私も都度読んでいます。平坦な文章から垣間見える河野氏の人間性がうかがえる、秀逸なブログ等です。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2020年8月27日 (木) 09時25分
河野氏は、安倍さんの欠点を埋められる唯一の候補と思います。
古い自民党にからめとられる事はなく、世界の潮流とその真実を正面から見、状況を現実的な目で変えて行ける人材だと思います。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2020年8月27日 (木) 09時27分
紅の傭兵と呼ばれたお父さんの息子…ということで初めの頃は色々とヘイトも集めてたと思いますが。
時々ニュースで聞く政務、そして日頃のブログでの主張等、信頼できる方なんだなと認識がすっかり変わりました。
(ちなみに石破茂は真逆で、初めは「顔は怖いけど憎めないカワイイおじさん」だと思ってました…)
投稿: リム | 2020年8月27日 (木) 09時48分
河野太郎氏は期待されて当然だと私も思いますし、おそらく現状、日本の多くの人もそう感じておられるでしょう。
であれば当然、中共だって氏を放っておくはずもないですね。
河野太郎氏は強固な個というものをお持ちに見受けますので、そのことによる吉凶を思います。まぁ何事も良し悪しあるわけですけれど。
氏が、降り掛けられる粉をどう遇らっていくのかに興味があります。
今のところSNSの使い方が上手いですし。
本当は、中共・ロシア・朝鮮といったところが、誰を取り込んだらいいのか分からなくなるくらい、人材が散りばめられているのが理想なのですが、無い物強請りか。
投稿: 宜野湾より | 2020年8月27日 (木) 09時52分
>河野さん、あんたここはおかしいよ、これはいいから支持するよ、みたいな国民と同じ目線に立った議論が彼となら成立しそうです。
本当にそうなんでしょうか。そうならいいなと思います。しかし最初の認識があまりにひどすぎ、それで発言してしまっていると、後から大きな修正はかけにくいのではないかと思うのです。それでも修正する気があるならまだいいですが、実際は皇統を愛子天皇に継ごうとする一派に属する人のように見えます。
以下長いですが、河野太郎と語ろう を基に意見します。読んでいただければ幸いです。
河野太郎と語ろう
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=o4JfdPqIEvo&feature=emb_logo
皇統について
44:30から52:06までです。ぜひご覧になって下さい。
以下概要と引用、それから意見です。
(概要)
男系が続くなら男系がいい。しかし今の世代はもうお一人しかいないわけですから、どうしたらいいのか。
45:19
「雅子さまやら紀子さまを見て、皇室にお嫁入りしてくれる人が本当にいるだろうかという問題もあります」
→皇室特権を享受したい人はたくさんいるはず。どうやってまともな人を選択するかの方を心配すべき。女系天皇にした場合こそ、もっと配偶者になるまともな人の選択肢は難しいはず。
(概要)
入内した女性には、男の子を産めというすごいプレッシャーがかかってくる。男の子がいなくなる可能性はもう確率的にはある。側室、クローンというわけにはいかない。皇室に女性を残すことを考えるべき。
46:52
「男の子がいなくなった時には、もうしょうがないから愛子さまから順番に、その女性の皇室のお子さまを天皇にしていくということを考えるというのが一つある。」
→ 「男の子がいなくなった時…愛子さまから順番に」なぜ愛子さまから順番なのか?悠仁さまが死亡して即位できない話をしている?恐ろしい。
実際悠仁さまの傷害事件が発生しているだけに本当に恐ろしい発言。
悠仁さまが即位して女子しか生まれなかったとしても、その女子が天皇になるはずで、なぜ愛子さまの子どもが先なのか。
「もうしょうがないから」というセリフもひどい。しょうがないから継続するなら、もうなくてもいいんじゃないですか。
49:37
「Y染色体というたんぱく質が大事なのか。」
→ たんぱく質が連綿と続いてるわけじゃないんだから、核酸とか遺伝子とかいうべきでしょう。
(概要)
600年前に別れた血統を大事にするのか。国民のために災害時に勇気づけ、行事で激励の皇室の姿を国民は支持しているのではないか。
→平成時代はそれが支持されていたが、今は外出および、夫婦そろっての公務ともに激減している。コロナのせいばかりではない。公務を全力でこなしてきたのは秋篠宮家の方(これについての説明は長くなるので略)。
50:20
「もうその皇室のメンバーである愛子さまをはじめ内親王のお子さんの方を素直に次の天皇として受け入れるということもある」
→また愛子さま優先で話が進む。現制度で正常に継承されれば、皇統は秋篠宮家に移るのだから、眞子さまの子の方が筆頭になるはず。悠仁さまの存在を完全無視した話の持って行き方は、そっちの筋の人たち(この話は長くなるので省略)であることを疑わせるに十分。
(概要)
旧宮家復活でつないでも万世一系と言えるのか。遺伝子検査で違いがわかったとしたらどうするのか。男系は遺伝子の問題であり、遺伝子以外にはない。
旧宮家が別れたのは600年前のこと。Y染色体は本当につながっているのか。Y染色体の突然変異問題もある。
血統か国民からの支持か、どちらなのか。
→まず、600年前に分かれたという認識に異論が多かったためか、「ごまめの歯ぎしり」のフォロー記事https://www.taro.org/2020/08/%e7%9a%87%e7%b5%b1%e3%81%ae%e8%ad%b0%e8%ab%96.php
では多少修正してきてはいますが、旧宮家の価値は全く認めず。旧宮家の復活の議論をするなら、戦後のGHQによる宮家の臣籍降下をどう考えるかを議論しなければ意味がないが、意図的に無視していると思います。
以上ですが、河野氏は、愛子天皇押し勢力に加担している可能性が高く、この件でまともな議論ができる人物とは思えません。
投稿: さらら | 2020年8月27日 (木) 12時12分
さららさん
わざわざ大変に書き起こしありがとうございます。ご苦労様です。
そもそも河野氏の主張をどう読むか?ですが、私には河野氏が女系天皇論を主張しているように読めないですね。
それと、次代かその次の天皇について、悠仁さまに先んじて愛子様にしようとする意図は河野にはないですよ。
次代までの皇位継承順位はすでに国会等でも官房長官等が明らかにしている如くでして、ここまではもう変えようがないのですよ。
そういう事ではなくて、そののちの事として、直系に限り女性天皇を認めたらどうか?というのが河野氏の主張です。
それで御世継ぎが充足するのかどうか疑わしいですが、旧宮家復帰では離れ業すぎて国民が納得しないという認識にまず立っていて、女性天皇自体を忌避したい保守層も少ない点を考慮されてますね。
もちろん私とは考えがちがうけれど、悠仁さま後の事として考えるのであれば、十分議論の土台になりうる案だと思います。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2020年8月27日 (木) 13時28分
個人的に天皇制に興味無いから天皇の性別への言及で政治家への評価は変わらないですが、河野氏の女系天皇発言の後に氏への評価が悪くなった保守系の方には多少幻滅してます。
天皇など無くても国家元首として国賓への対応される方いれば充分と思うので、たかが?天皇制で氏はのような政治家が仮に不当に低評価されるなら残念な感じです。
投稿: Si | 2020年8月27日 (木) 14時12分
山路さま、コメントありがとうございます!
>そののちの事として、直系に限り女性天皇を認めたらどうか?というのが河野氏の主張
確かにそう考えるのが良識かもしれません。
しかし、それならなぜ次代の悠仁さまについて何も述べず、愛子さまばかり名前を出して言及するのでしょうか。愛子さままたはその子が第一継承者であるかのような印象を与えていますよね。
次代=悠仁さま
次々代=悠仁さまの直系男子
までは河野氏が前提としている、という印象がが持てないのです。
上記が前提でそこからの議論だとしたら、
悠仁さまの子どもが女子しかいないならその子が次々代か、それとも他の内親王の男子が次々代なのか?
悠仁さま以降は、長子継承にするべきか?それにより女性天皇のみならず女系天皇も認めるか?
悠仁さま以降の継承順位は、どのようにすべきか、他の内親王の子どもの継承順位は?普通に考えれば眞子さまの子が筆頭になるべきだが、愛子さまの子を何らかの理由で筆頭にするのか?
旧宮家の復帰や養子縁組による宮家断絶の阻止はすべきか?
などが議論になるはずで、悠仁さまに言及しないのはおかしいのす。
ところが河野氏は、愛子さまもしくはその子供による継承の話ばかりしている。
悠仁さまの存在自体を無視し、さらには死亡した場合を想定したような発言ばかり。
その筋からの意見を鵜呑みにしての発言か、ご自身にそういう意図があるのかとしか思えません。
これについては私はずっとしがないウォッチャーでありまして。河野氏が発言したせいで多くの人が異常に気が付くなら、それはそれでよかったことと思っております。
投稿: さらら | 2020年8月27日 (木) 14時39分
さららさん
河野さんの発言の意味をどうとらえるかはとりあえずおくとして、河野さんは皇統というものへの理解が乏しい事は間違いないですよ。
さららさんの書き起こしには出ていませんが、600年前に別れた云々のくだりがありましたが、あれなんか意味不明でしたよね。
全然理解していない事が、バレバレでした。
やっぱ、自民党から総理を目指すなら、正直もうちょっとちゃんと勉強してほしいと思います。
それでも賛否ある事柄について意見をいう事、わけても皇室制度に関する事について述べられた事は評価できると思い、また総理総裁へのハッキリした意欲のあらわれでもあるでしょう。
石破のような卑怯体質の人間になると、いまだに総裁選への出馬を明言していないのですね。
まあ、比べてどうのじゃないですが、分かりやすく新しい政治をするだろう人ではあるでしょう。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2020年8月27日 (木) 15時29分
皇統への理解度について。「せっかくだから興味を持って賛否左右含めてざっと調べた」ところで止まっているのが河野大臣の現状ではないかと思います。
総理になってこれでは困りますが、ここからスタートでどれくらい伝統に目を向けるか。
彼と同じレベルか彼の影響で皇室に興味を持っている層は結構いるのです。年齢層が若い点、オールドメディアに懐疑的な点、自衛隊に好感を持っている点でも感化すべきターゲットです。
彼と広く議論をできる伝統派の論客が頑張る事は価値がありますよ。
皇室=ネ○ウヨ=女性差別といういわれのないレッテルを剥がし、上から目線の歴史的お説教にも決して陥らず、皇統を気持ちよく支える気運が生まれるチャンスです。
それには、彼に対してレッテルを貼らないところから始めるのがフェアであり、私的には山路さんや管理人さんのご意見に賛成です。
NHKのナベツネ特集、旦那の横で流し観ましたが、手柄や凄みを語る程に時代錯誤感が増す、クラクラする番組でしたね。何故記者クラブと新聞テレビが時代の役目を終えつつあるのかというドキュメンタリーとしては、価値有りでした。
投稿: ふゆみ | 2020年8月27日 (木) 17時38分
勉強不足で、はるか昔の知識しかないので間違っているのかもしれませんが、現在の皇室につながる天皇家において、歴史上一度皇統が途切れそうになった時があったと昔、日本史で習った気がします。継体天皇は、何故か、その当時の皇統からずいぶん離れた位置にいた方だった気がします。それに比べたら、旧宮家の方の中には、明治天皇の直系の男子が多数おられるとのこと。それらの男子が愛子内親王と結婚されれば皇統は途切れない気がするのですが?現代版の継体天皇となりえないのでしょうか?皇室典範には、養子縁組などの規定はないのでしょうか?規定がなければ、天皇家といえども、民法に従う?のですよね。あまりにも知らないことわからないが多い気がします。国民一人一人が考え議論するためにも、多くの情報が求めれれる気がします。
投稿: 一宮崎人 | 2020年8月27日 (木) 20時20分
うーん、黙っていたんですが、やっぱり女系天皇論オンリーになっちゃいましたね。
今日のテーマはその前段です。
首相を派閥力学で決定するなということ、そして政治的な重要選択を議論できるか、できないタイプかということなんですが(苦笑)。とんどん先いっちゃった。
しゃーない、明日書きます。
投稿: 管理人 | 2020年8月28日 (金) 01時13分