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2020年8月28日 (金)

今、次期首相を考えるときの軽重とは

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昨日のコメント欄を拝見していると、やっぱり女系天皇論オンリーになっちゃいましたね(笑)。
まぁ、今の時期それで持ちきりですからね。青山繁春さんなんかも議連で取り上げていたみたいですし。

ただ、今私が問いたいのは、河野太郎という政治家の政策各論ではないのです。
首相になると宣言した以上、各論は必要でしょうが、今もっとも重みがある問題がなんなのか、国民のほうから明確にしていかないとダメです。
各論から入ったら、野党が好きなあれもこれもの総花論に終わってしまって、今日本が置かれている状況に対する国家選択が曖昧になります。

今、次期首相が置かれている歴史的ボジションはなんなのでしょうか、天皇の後継問題ですか、それとも中国融和政策の転換ですか、いったいどちらが重要ですか、と私は問うています。
国家は「大戦略」を誤れば亡国に至ります。
戦前の日本の最大の失敗は、ミッドウェイ運命の5分ではなく、同盟相手にあろうことかナチスドイツを選択し、米国と敵対してしまったことです。
ここを誤れば、あとは「小戦略」(こういう表現はありませんが)が仮にうまくいっても、戦闘局面で勝利しようと、結局は敗北して国を滅ぼします。
ところが日本は、遥か彼方で同盟の実効性が薄いうえに、ドイツを選択することで世界を敵に回してしまいました。
戦略の間違いは、戦術ではリカバリーできないのです。

ただ今現在、突きつけられている日本の国家としての岐路は明らかです。
今までの日本の外交政策は、米国に軸足を置きつつ、中国ともよろしくやっていこう、という二股外交でした。
これは米国の中の、「中国が経済成長すれば民主国家となって国際社会の一員になるだろう」という民主党路線と平仄があっていました。
しかし、中国は民主国家になるどころか、世界支配という途方もない方向に舵を切ってしまいました。

そして米国もそのような中国と真っ正面から対抗する方向に突入しました。
米中激突時代の到来です。
それは冷戦から熱戦になる可能性すらある、その前夜です。
こうなってしまっては、今までの日本のように米中の間で旗幟をあいまいにすることを処世術としてきた外交方針はいっさい通用しなくなります。
あいまい路線は、米国からは同盟裏切りに写るでしょうし、中国からは米国に味方する敵性国家となります。
中間はありません。

私が、時期候補者立ちに問いたいのは、この曖昧な外交方針こそがもっとも危険だという時代認識を持つか否かです。
自民党の多数派はこういうでしょう。
いや、勿論同盟国は米国だが、日本経済は中国に依存しているんだし、波風立てないで穏やかに対応しつつ、なんとか騙し騙しやっていこうや。
トランプも習も立ててうまくやっていこうや。
大方こんなレベルが自民の最大公約数のはずで、岸田氏はおろか肝心の安倍氏もそう考えたふしがあります。
二階がどうのというより、安倍氏自身がその考えに引きずられていたのです。

ただし、彼は香港国安法を見て、大きく外交方針を転換しました。
元来、米国-豪州-日本を結ぶアジア太平洋ダイヤモンド安全保障構想は安倍氏が提案し、トランプに影響を与えたものです。
しかし日本は安倍氏の求心力の弱体化と共に、中国融和の方向になし崩しに傾斜しかけていました。
番頭の菅氏が二階と同盟関係になってしまったのが痛かった。
その象徴的結果が、習の国賓訪日の要請です。

その意味で、安倍氏はラッキーな男なのですよ。
今回も寸前で新型コロナの世界的爆発が起きて、修正をかける言い訳を与えてくれました。
もし4月に予定どおり呼んでいたら、今頃は米国との同盟関係にヒビが入り、同盟失格の烙印を押されかねないことでした。
このように考えてくると、次期首相に求められていることは自ずと鮮明になるはずです。

昨日書いたことは、自民党特有の派閥政治で次期首相を選ぶな、ということです。
そんな派閥政治で選べば、党内多数派清和会などは岸田氏を選ぶことなかれ主義に流れるでしょう。
こんな百年に一回あるかどうかという国家の行く末を決定せねばならない時期に、そんな派閥力学による合従連衡で指導者を決めていいのですか。

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この時期に必要な首相の資質は、オープンな議論ができる人であること。
そして影に回って味方陣営を背中から撃つことのない人物であることです。
まずは議論の場を、候補者と持てるかということが前提です。

岸田氏とそんな議論の場をもてるでしょうか。ましてゲルにおいておや。
今、国民との議論に真正面から対応しようとする、いい意味でのオッチョコチョイは河野氏だけなのです。

今の日本をめぐる国家選択は、自民内部だけで完結してはいけません。
かならず米国さんの顔を立てて、でも中国様とも波風たてちゃダメ、というエセリアリズムが登場するからです。
なんせ財界が先頭切って大の中国好きで、トヨタ、パナソニックと日本を支える大企業が率先して中国に入れあげているのですから処置なしです。
ですから、財界は最大の影響力を行使して、次期首相に中国融和派を据えたいと望んでいるです。
安倍氏も2期めの時に、中国に楯突いたら支持しないぞ、という踏み絵を踏まさそうになった、と青山氏がどこかで言っていましたね。

しかしそれは財界の話。国民の利益そのものではありません。
国家の重要選択を、一部の政界財界から一般国民も共に議論できる場に引き戻さねば、結局、岸田氏のような八方美人外交しかできない人がなることで決まりです。あの人は平時ならともかく、今はねぇ。
あるいは、角栄を師と仰ぐあの三白眼が勝利してしまうことでしょう。
彼は今回の習訪日についても「国として呼んだのだから訪日推進」ということを言っていました。
あの時、訪日を断行していれば、米国との同盟関係は決定的に崩壊し、その修復にどれだけの政治的対価を支払わねばならなかったことか。
判って言っているなら危険。分からないで言っているならただのバカ。

今、大事なことは、候補者の政策各論ではありません。
この国家選択を国民と共に議論できるタイプかどうか、ということです。
しょせんといってはナンですが、女系天皇問題は秋篠宮殿下と親王殿下がおられるのですから、今すぐに結論を決めてイエスノーを問う必要はありません。
河野氏が、この後継総理が取り沙汰されているこの時期に黙っていればいいものを、わざわざこのデリケートな問題をだした「蛮勇」を、私は好ましく思っています。
戦術的には味方にせねばならない保守層の反発を招いたのはだとしても、そのよう議論も恐れない人だと判ったのは収穫でした。 

石破氏はこんな得にもならないことにはぜったいに沈黙を通すはずです。
加計問題でも、獣医学部増設を困難にした石壊4条件を作ったのは彼であるにもかかわらず、一貫して沈黙し、メディア受けするアベ批判をくりかえしていましたっけね。
あるいは集団的自衛権の部分解除の時には、常日頃安保法制で自民一詳しいのはオレと吹聴していたにもかかわらず、防衛大臣就任を拒否し続けたくせに、影でメディア受けする「国民の理解が必要だ」みたいなアベ批判を漏らすという作法の悪さです。
しょせんコワイのは顔だけ。泥を被りたくない小心者なのです。
この人の批判はまとめてやります。こういう小出しにしていると、私のほうがイライラします(笑)。

政治的クローンを求めてはいけません。
なにからなにまで一緒の必要はないのです。
なにが今の政策選択の軽重なのかをしっかり押えた上で、そのことで支持できるかどうかを決めるべきなのです。
今、日本が突きつけられているのは、対中国問題ですか、それとも女系天皇問題ですか。
私は女系天皇論は、国柄の問題でそう簡単に結論を出すべきではないと考えています。
ゆっくり議論を深めて行けばいい。女系天皇肯定だと脊椎反射することはありません。
まだ時間的余裕があります。秋篠宮殿下とその親王殿下がおられるじゃないですか。

今、直ちに選択を求められているのは、国内問題ではなく、共産中国をめぐる国際戦略の変更です。
米国が主導する対中包囲網に参加するのか否か、角栄以降作られてきた中国宥和政策を根本的に修正できるかどうかです。

問題に軽重をつけましょう。
そしてオープンな議論の場に候補者を引っ張り込みましょう。

 

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コメント

管理人さま、フォロー的なエントリーありがとうございます。
オープンな議論ができる政治家が総理大臣になってほしいと私も切に願います。国際的バランス感覚や実行力を発揮して、中国への態度をはっきりさせられる国政というのが喫緊の課題と同意します。

皇室というのは、日本固有の独立した課題ですので、コンセンサスの形成の大切を思い、このようなところで発言させていただきました。たぶん読まれなくても河野氏に直接メールする方が順当でしょうから、それも考えております。

>まだ時間的余裕があります。秋篠宮殿下とその親王殿下がおられるじゃないですか。

ほんとにこれが国民的コンセンサスになることを切に願います。なぜなら今は違うからです。河野氏が、ただ皇室に疎いだけだとしても、主流マスコミ論調に沿って、愛子さまと皇統を結び付けているのですから。政治家がそうであれば世間の人はなおさらでしょう。

悠仁さまに男子が生まれなければ、女系でつなぐか旧宮家の復帰か旧宮家からの養子しかないのですから、そのときなってから決めてもよい。そのときには現在の為政者はほぼいなくなってるでしょう。そういう私も。

現在の皇室は、女系天皇論が争点ではなく、端的に言うなら、悠仁さまVS愛子さまが争点です。山路さんがおっしゃったように、悠仁さまが皇統継承者として国会で確認されていると言えども、国民の総意としてお守りする気運が必要です。事故が起きれば一貫の終わりです。

現在ネットニュースと週刊誌を中心に愛子さま上げ、秋篠宮家下げが露骨に行われています。例えばヤフコメでは、逆張り(愛子下げ、秋篠宮上げ)をすると即消されます。このようなことができる財力権力はいったいどこから来るのか。

管理人さまの記事で、米国の黒人デモはアンティファを通じて中共が関与しているという指摘があったと思いますが、皇室の攪乱に中共が関与している可能性が高いと思います。陰謀論と言われても取り下げません。皇室を攪乱させることは、日本を混乱させるためには非常にコスパが高いでしょう。

しかし人種差別問題と違い、この皇統継承問題は非常にシンプルで、悠仁さまが継承し、そのバックアップとしての内親王と旧宮家の取り扱いを話し合うことを総理大臣が再確認し、それを国民のコンセンサスにすればよいだけです。今読んでくださっている方には、そんなの自明のことかもしれませんが、世論的なコンセンサスはなく、女系(性?中継ぎ後に男系がいないのだから、女性天皇を論じる意味はないと思います)容認が過半数というアンケート結果ばかりが報道されているのです。再度申しますが、事故が起きれば一貫の終わりです。

お読みくださりありがとうございました。

人物や事象について、己の気持ちや持論に合う事柄、合わない事柄どちらかを以て評価を定めてそこに安住しがち、というのは、右派左派中道無党派職業年代思想宗教問わず、気を抜くと我々万人が容易に陥る穴だと思います。
CSISが報告書で「沖縄の新聞に中国が資金を提供し影響力を及ぼし…」という慶応大学細谷雄一教授の発言を引用して記載した件を我々が見る時、教授の発言は明確な裏付けはなくなされたものであったことも、CSISが引用にあたって根拠の確認をしなかったことも、CSISが後に記載を「間接的な手法で…沖縄世論への影響を通じて…」に修正したことも、「沖縄の新聞に資金提供」の記述がなくなったことが即ち沖縄紙が資金提供を受けていないことの証明とはならないことも、今まで・この先どんな姿であるかも、材料を漏らさず考え合わせた方がより公平な、より現実に沿った判断に近づくだろうことを、否定できる人はないでしょう。
(ま、沖縄2紙には「資金提供は受けていない」ことを証明する苦労を味わって欲しいとは思っていますけれどね)
節操も矜持もない政治的「野合」も役には立たないけれど、「少しのズレも許せない せこい人間になってたよ」(B'zの曲LOVE PHANTOM)みたいに陥ったせいで、致命的な危険を嗅ぎ分ける能力や機会を失うのは損なことですね。
論理的結論や現実に応じた結論はもちろんのこと、気持ちや直観も決して軽んじられないのですが、それらは普段から考える材料を「他にも何かないだろうか」と集めたり、誰かとああだこうだとやり取りする中から出てくるものだろうと考えます。

安倍が辞任だそうで
「国難」と言っても過言ではないこの時期に辞任だとは何とも無責任です
こんな前も回りに迷惑かけて放り投げてる人間を首相にすんなって話なんです

 ここ数日のエントリー記事があり、果たして安倍首相は辞任との事となりました。
安倍首相におかれましては病気を押して長い時間をかけての悪夢の尻拭い、本当にお疲れ様でした。しばらくはご自愛なさって英気を養っていただきたいと思います。

 で、この流れで総裁選ですか。誰が名乗りを上げるかにもよりますが、個人的な希望はともかく、政治というのは最悪の回避、fail-safeが肝心と考えています。そういう意味で、石破茂総理大臣とならなければとりあえずはいいかな、と思います。
 陰謀的になりますが、誰かがマスコミの目眩しとして小泉進次郎を立てたとしたら面白いですね。ただ、メディアは石破・小泉をひたすらに推す、極端な話、石破・小泉一騎討ち、みたいな報道がされる可能性があり、実際に総理になった方は少しやりにくくなるかなあ、とも思ったり。まあ次の総理大臣に対してもメディアは対決姿勢でしょうから、どうあれやりにくいのには変わりないか。

いつも勉強させていただいています。

安倍さんの辞任の速報が入ってきましたね。
8月15日の式典での式辞で声が全く出ていなかったので、心配をしていました。
個人的には、拉致問題解決も改憲もできずに辞めていくわけで、非常に残念に思います。
敗戦の呪いは、ここまで日本を縛るのか、と思います。
米大統領選挙が11月なので、それまでに新体制を整える心づもりかもしれませんね。

今後総裁選を行い首班指名、新体制を整え、もしかしたら今年の年末解散総選挙、米国の大統領選挙も終わったところで日米仕切り直し、ですかね。

となると辞任は今しかなかったかのかな、とも思います。
選挙が終わるまでピンチヒッターは菅さんでしょうか。
岸田さんや石破さんなど、ほかの人では回らない気がします。

政治の世界は「一寸先は闇」ですね…

 今回の河野発言への保守論壇各位の反応は、もちろん誤りである事は指摘しつつも、それだからと言って河野氏を首相候補として不適格とするような狭量な考え方に立つ言論が皆無である事に安心しています。

この事は、たとえ河野氏が今の誤った考え方のまま総理総裁になったとしても、河野氏一人の判断ではどうにもならない事柄だと知っているからです。
また、発信しない議員たちをしり目に、「火中の栗」をひろう勇気を言う人もいました。それは、河野氏だけでなく、相当多くの国会議員はせいぜい河野氏程度すらの知識を有していない現実からでもあるでしょう。

左派系は愛子さまの擁立をとおし、女性天皇実現ではなく、女性宮家創設・女系天皇を目指している事は明らかです。
そもそも「女系天皇」などというのは、すでにしてわが国の歴史的皇統継続策の伝統のみならず、現在の皇室制度さえ否定した言語矛盾的・破壊的案です。

ですけど、この事を喫緊の課題として位置付ける事は返ってマイナスになると思います。
このブログ記事でも過去に示されたと記憶しますが、国民の大半が「女性天皇に賛成」である一方、その同じ人たちが女系・女性宮家については「知識がなく、意味がわからない」と答えているからです。

幸いにして秋篠宮様、悠仁さまと継承権が決まっていて、そこまでは揺るぎようがないのです。それを変更してまで愛子様に第一順位を持ってくる方策は、道義的にも論理上も法的にもあり得ません。

わたしも内容としては、ささらさんとほとんど同意見です。
学校内で悠仁さまを傷つけようと企図したかのごとき事件もあった事ですし、油断はなりません。
ただ、旧宮家復帰や養子制までの施策については、国民の理解にはまだほど遠い状況です。

かといって、政治がリーダーシップを取るのは現段階ではやりすぎです。
ですが、政治は議論を喚起する方向を示さなくてはなりません。
その意味で、間違っていたとしても河野さんの発信は有為なものだったと思います。河野さんのような頭の柔らかさならば、そう遠くないうちに訂正してくれるものと期待したいです。

それには、ささらさんの言うように、「河野氏に直接メールする」のが効果が高いと思います。
また、我々が支持する地元国会議員にも直接話をするべきです。けっして敷居は高くないですから。少なくとも地元秘書が対応するし、必ず議員に伝わります。きっと、その認識の低さにびっくりされると思いますが。


houさん、誤投稿みたいですので、消しておきました。

速報どおりの状況です。おもいのほか、早く政局が展開しそうです。
安倍氏の健闘を讃えます。ご苦労さまでした。

これだけの在職日数がありながら憲法改正も出来ず、拉致被害者の奪還も勇ましいのは言葉だけ、金正恩との会談すら漕ぎ着けない。
ロシアとの領土問題だって下手に動かして
今では二島返還すら難しい状況です。
どこが「外交の安倍」なんでしょうか?
前代未聞の二度の増税による「セルフ経済制裁」で国民を痛め付けたのも記憶に新しい所です。

居座るだけでこの国を蝕み続けた七年半でした。

 在職期間が長いだけでなく課題が多い状況下での政権であったし、それに対する期待もまた大きかったから、なにか一時代が終わったような寂しさを感じますね。
国別影響力調査の順位向上などに見られるとおり、特に外交面での成果は著しいものがありました。

後継総裁は岸田氏で決まるものと思われます。
急な事であり、党員党友の投票を省く事への違和感はありません。
出来れば両院議員総会で総意として決めるのがいいですが、投票になっても地方役員三者を含めただけのカタチになるようで、これで石破氏の目は全く無くなったと思います。

総裁選は9月、仕切りは二階幹事長に一任、今のところ党員党友の投票はなしという速報が出ていますが、先々変わるかもしれません。
河野太郎氏にとっては時間がもう少し欲しいところです。
安倍総理の残りの執務があとひと月ほどとして、河野大臣にはその間に中国の尖閣侵入等の対処で現役大臣の強みを見せてくれればと思います。
大統領選前なのが凶なのか吉なのか、理屈で考えるには情報が足りないので、とりあえず一国民として神頼みしてきます。

それにしても、野党は総理辞任の報を得ても冴えないですね。報道機関しかり。
人の病や死を願って呪うと己の光、生気も運も周囲の信頼も失われていくのを再確認しています。

難しい理屈は抜きにして、「天皇家のY染色体理論」だけは完全に狂気に満ちた理屈だと思いながら見ています。

だったら現天皇陛下のセーシを採取して、厳重に冷凍保管しておきなさい。それで満足?と思ってしまいます。

残念の一言です。
総理自身、拉致問題の解決や憲法改正に正面から向き合ってこられたわけで、
内心忸怩たる思いでいらっしゃることは容易に想像できます。
しかし病とあってはどうしようもありません。

それにしても記者会見の席でまだ「モリカケ」というワードが飛び出そうとは。
こんな低次元の輩と付き合っていれば達者なものでも患いつきそうです。

世界的な偽サヨク(似非リベラル)勢力の復興が進んでいるのだと思い
ますわ。アベさんも本来なら、アベノミクス第三の矢(大胆な規制撤廃)
を射ったり、憲法改正へと踏み込んだり、領土問題について丁々発止
の外交ネゴをしたかったのだと思いますが、オスプレイやらモリカケや
サクラなどと言う人達に邪魔をされてしまった。それでハラワタが煮え
くり返ってしまったんですわ。アベさん、どうもお疲れさまでした。

米NASDAQなどが、ここんとこ連日最高値を更新しているようで、アマ
ゾンやらテスラやらフェイスブックやらのオーナー株主はとんでもない
含み益で、凡人の一生なら10000回以上生まれ変わっても使い切れ
ない資産になっています。それは、ミドル層のいない頂点とド底辺に分
断された現在の状況を表しているようです。多くの人が新コロナでヤラ
れてしまって、数ヶ月先は闇という資産しか無いのにです。そらサヨク
脳さん達にとっては、書き入れ時ですわ。

それは取りも直さず、中共などに付け入るスキを与えているようなもん
で、おそらくは色々な工作員が闊歩していると思われます。アベさんが
撃沈されたとあっちゃー、トランプ親ビンも心配ですわ。似非リベラルの
理想などは現実にはナイトメアーでしか無いのは、ここ二百年間程の人
類の社会実験(というかリアル歴史)で判明してます。この偽サヨク復興
の流れを押し返すには、相当な力量のリーダーじゃないと無理筋です
わ。ゲルさんは勘弁して下さい。

安倍首相、大変お疲れ様です。
持病にストレスで仕方なかったとは言え、
日本と世界の将来が心配です。

ポンペオ氏の二階親中派発言は、
この時を睨んだものだったのでしょう。
次の内閣も中国に媚びない面子でお願いします。

中国企業から賄賂を貰い尚且つ証人の買収なんて前代未聞の犯罪に手を染めたのは、基地反対や野党の議員ではなく、安倍首相の任命によってIR担当副大臣も務めた自民党議員の秋元司でした。
アメリカの戦略国際研究所から名指しで「媚中派」であるとされたのは、自民党幹事長の二階俊博と「陰の総理」とも呼ばれる内閣総理大臣補佐官の今井尚哉です。もちろんこの二人の任命責任は安倍にあります。
そして、去年の中国建国70周年にビデオメッセージ送って「習閣下の国賓来日を全日本国民が待望しておりますぅ~」とか何とか媚を売っていたのは沖縄の県知事ではなく安倍でした。
結論を言わせて貰えば、安倍自民党政権はかつての民主党政権をも遥かにしのぐほどの憲政史上まれにみる媚中政権であるということです。
「媚中である」という理由で野党や沖縄の県知事を執拗に叩いていた連中はこの事実から目を背ける傾向にあります。
要するに、安倍支持者は敵対者を攻撃するための方便として「媚中派」というレッテルを貼ってるだけで、その実際はどうでも良いということです。
「安倍さえ良けりゃ何でもいい」という魂胆の浅ましさが彼らの原動力であり、彼らの喚く言葉には徹底的に中身が無いのですよ。
だから二度の増税にも目をつむるし、ロシアとの領土交渉の失敗もどうでも良いのです。
こういう手合は権力構造が変わればすぐに掌を返してどんな相手にでも尻尾を振るでしうね。

皆さん。明日にまた辞任についてのご意見をお聞かせ下さい。

タニスさん、siruiの別HNです。あなたが反安倍なのはよーくわかりましたが、二重HNはルール違反です。一つにしてください。

  タニスさんさぁ、秋元や何かは、どれほど自民党に親中派がはびこっているかを示すのであって、それらの議員を除くならば、もはや組閣も不可能なレベルだという事ですよ。
安部がどうこうじゃないね。

70周年にビデオメッセージを送る事がなぜ「媚を売る事」になるのか知らないが、あの時と香港問題を経験した現在を同列に比較するのはアタマ悪すぎ。

「安倍支持者は敵対者を攻撃するための方便として「媚中派」というレッテルを貼ってるだけ」ではなくて、反安倍主義者は安倍支持者を攻撃するための方便として疑惑を捏造してきた、って正しい認識を持ってほしいな。

二度目の消費増税が失敗だったのは事実だけど、安倍さんもスーパーマンじゃないからね。すでに民主党時代から敷かれた合意を覆すだけのパワーがなかったとも言えるけど、二度も増税して、それでも政権を保ち得た驚異的な総理だったというのが真実でしょ。

領土云々というが、ロシアとの平和条約へのレールは敷かれたのではないですか? 戦争もせずして「領土返還を成せ」と言ってんだから、これはもともと途轍もなく難しい話なのですよ。
領土については次の時代になるのだろうけど、あくなき交渉をしている過程であっても、実質的に平和条約相当が現出している事実をもっと評価すべきですね。

総じてタニスさんは人物や物事を皮相的に見すぎ。
「こういう手合」がどいう手合いを指すのか必ずしもわかりませんが、安倍支持者は「権力構造が変わればすぐに掌を返してどんな相手にでも尻尾を振る」ってのは、さすがに当たらないなぁ。

安倍支持者も理由があって、安倍支持者になるのですね。
安倍さんも総理ですから、支持者に対して良い事も気に入らない決定もするワケですよ。そこを我慢してもらって支持をさせ、あるいは支持していけるだけの人間的魅力ってのもあるでしょう。
物事、より複雑になり続ける現在にあって、いちいち説明を万遍なく行き届けさせる事も出来づらいなか、ここまで人を惹きつけ続けた安倍首相というのは、やはり戦後では一番でしょうね。

この150年、日本はものの考え方において、2つの大きな間違いを犯したために、75年毎に大きな敗北を2度経験しました。一つは、シナ・朝鮮が同じ文明文化圏だと誤解したこと、もう一つは、西欧近代と日本の組織が別物なのに同じだと誤解したことです。前者は、文明も文化もほぼ真逆です。仏教も律令制も儒教も日本に入ってきましたが、ほぼ別物に改変されて日本に根付きました。シナ唯一の歴史的所産、よってシナ文明文化の本質といえる科挙は、日本では採用されていません。西欧近代とは、文明的に類似、文化的には大きく違うという関係です。よって、文明面に多くを負う近代化を日本のみが自律的に達成できました。にもかかわらず、酒・金・女で篭絡された親中媚中・親韓媚韓勢力が政財官にはびこって泥沼に入り込んでしまいました。組織でいうと、西欧組織は「特定の目標を達成するために構成される、責任と権限を基礎とした指揮命令系統の集積」、日本組織は「人情と人的互恵を基礎としたヒト・モノ・カネを入れる器」となります。よって、日本組織は「器」化が進んで、往々にして目的指向性よりも条件・制約最適性(○○道)に向かってしまい、自己保全に重点がおかれてしまうのです。それは、軍隊・企業・政党全てについていえることであり、日本軍は国家総力戦よりも銃剣突撃による歩兵戦、対艦巨砲による艦隊決戦を陸軍道・海軍道として自己保全を図ったために本来目指すべき国家総力戦の勝利を得られず敗北、戦後の日本企業はものつくり道に拘ったため本来の目的である資本主義における投資回収とその上がりを用いた産業高度化による利益の追求に失敗して敗北しました。政党についても、本来の目的である国内利権の調整と成長、海外における国益の伸長を図れず、国内における既得権益の保持と、政党組織内部における自己保全に注力しすぎて今があります。結局、この大きな失敗を招いた2つの要素を自覚したリーダーでなければ、日本は変われず、結局は大きな外圧が日本の「器」化した組織を壊さねば変われないということを繰り返すことなります。安倍さんは、意識していたかはわかりませんが、外交や経済政策をみると、かなりうまくやったと思います。今後の首相は、この点を自覚しないと国家滅亡への道をひらくこととなります。

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