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2020年8月 7日 (金)

PCR検査万能主義を捨てろ

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昨日もまた、どこそこで「感染者」が出たとメディア大本営は血相を変えて叫んでいます。
まるで魔女狩りです。
あのね、PCR検査で出たといっても、昨日も書いたとおり、「曝露」なのか「感染」なのか、はたまた「発現」なのか明確に報道しなさいよ。
今日は「患者」と表記しましたが「発現」のほうが的確だと考えて修正しました。

昨日のおさらいですが、この三つの概念は区別されています。

・曝露・体内の細胞がウィルスに曝されること。
・感染・体内の細胞にウィルスが侵入すること。
・発現・発症すること。

ね、まったく違うでしょう。ヒトはウィルスに曝されても、皆んなが皆んな発症するわけではありません。
そりゃそうです。もしそうだったら、病原菌がどれだけ浮遊しているかわからない病院なんぞにいっただけで、即病気です。
ところがどっこい、ヒトはよくできているもんで簡単には病気になりません。
それは、体内にキラーT細胞という防御システムを持っているからで、この優れモノはウィルスが侵入してしまった細胞ごと破壊してしまいます。
ですから、かりに曝露から感染に至っても、それで発症、つまり患者になるわけじゃないのです。
これが新型コロナで無症状が極端に多い最大の理由です。

しかし、PCR検査はこのキラーT細胞が破壊したウィルスの残骸までも増幅して感知してしまいます。
また、日本疫学会も認めているように、採取する部位、発症からの時間などで変化します。

スゴイといえばスゴイし、そこまで頼んでいないよとも思いますが、すると判定は「陽性」です。
逆に、ウィルス採取する鼻や喉の粘膜にいない場合は陰性判定となります。
しかしこれはハズレだとわかりますね。

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まぁ、PCR検査の正確さというのはしょせんこの程度なのです。
PCR検査の診断特性は感度70%と考えられています。

「感度とは、今回の新型コロナウイルス感染の場合、本当に感染している人の中で、どのくらいの割合を診断できるか(感染の把握ができるか)?ということです。100人の真の感染者がいる場合、100人すべてを把握できれば、感度は、100%です」(日本疫学会)
https://jeaweb.jp/covid/qa/index.html#q1-1-1

「感度」なんていう言い方をするからわかりにくくなりますが、要するに「正確度」のことです。
正確度(感度)70%ということは、逆に偽陰性判定もあるわけです。

「感染から8日目(症状発現の3日後)に偽陰性割合が最も低くなり、その値が、20% (95%信頼区間:12% ― 30%)となることから、感度として一番よい値になるのが、感染から8日目(症状発現の3日後)の80%(95%信頼区間:70%-88%)となります」(日本疫学会前掲)

職場によって陰性証明を持ってこい、来なければオフィースにいれないぞ、なんて企業があるようですが、陰性判定されてホっとしても実は陽性だという可能性もあります。
陰性証明書を会社に出したら、数日置いた別な検査で実は陽性なんてこともありえるわけです。
採取する適期があって、ゴホゴホと咳き込み37.5度の熱が出てから3日以内だと陰性と判定される確率が高いからです。
偽陰性はある意味で偽陽性より罪作りですね
ほんとうは陽性ですからウィルスを周囲に放出し続けているんですが、当人も企業もかんせんしてない、陰性証明を持っているからで安心しちゃうんですよ。

これについて感染症医の西村秀一氏はこう言っています。

「検体採取の仕方がまずいと「ある」ものも「ない」ということになる。だからPCR検査をやって陰性だから安心だということにはならない。職場から「陰性の証明を持ってこいといわれた」という話があるが、そのときに陰性でも翌日に陽性になることもある。つまり、検査を受けた人にとって「陰性」という結果の使いみちはないんです。
ウイルスの死骸にたまたま触れて鼻をさわったというようなときも陽性になりうる。本当に陽性であっても、生きているウイルスではなく人に感染させない不活性ウイルスかもしれない」(西村秀一)『「PCR検査せよ」と叫ぶ人に知って欲しい問題』)
https://toyokeizai.net/articles/-/349635

と言う具合に、陰性判定の翌日に陽性と逆転する場合もあって、いわば当たるも八卦、当たらぬも八卦、といっちゃ失礼ですが、そのていどのものなのです。

またPCR検査は誰でもできるわけではありません。
今検査ができる技師を2万人体制にするなんて目標を掲げていますが、少なくとも新型コロナが流行っている間は無理です。

その理由は、PCR検査できる機械が足りないことです。
そもそもPCR検査は、遺伝子検査を行っている病院にしか検査機械がありません。
よく中国が簡易検査キットを量産してジャンジャン配布しているが、ということを言う人がいますが、検査の精度はほとんどコックリさん並のレベルで気休めにもなりません。
いやむしろそんな簡易キットで陽性判定を受けて、病院に駆け込まれるほうが混乱の原因になります。

また、PCR検査ができる専門技師が少数です。
これも理由は機械の少なさと一緒で、遺伝子検査という特殊な分野だからです。
いちおう遺伝子検査も臨床検査技師の領域ではあるのですが、病院によって遺伝子検査を取り扱っている病院もあればしていない病院もあり、臨床検査技師の資格があれば誰でもできるわけではありません。

というわけで、PCR検査は素人の想像以上に正確度が低く、かつできる検査技師も限られているのです。
これを知ってか知らずか、「PCRを国民全員にしろ。しないのは、アベの感染隠しだぁ。実はもう感染は蔓延しているんだぁぁぁ(エコーかけてね)」なんて喚いている人たちがいますが、迷惑な話です。

現実にメディアが言うように、国民皆PCRなんてことをやったら、3割の偽陽性と偽陰性がでてしまいますから、このようなことになります。
医師の南郷栄秀はこう試算しています。

Photo_20200807055201

http://spell.umin.jp/thespellblog/?p=336

なんと偽陰性が8万4千700人、偽陽性が1万3千671人でてしまいます。
偽陽性の人たちは、容赦なく隔離施設行きですからたちまち刈り上げたホテルが満杯となります。

このようなことを知ってか知らずか、メディアは今日もまた「感染者急増。どこそこで1名。クラスター発生か!」なんて叫んでいるわけです。
まことに無知蒙昧。粗暴野卑。

 

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コメント

FC琉球での事例ですと
31日 Jリーグが定めた選手&スタッフのPCR検査
 1日 岡山へ移動し公式戦
 2日 沖縄に移動
 3日 リザーブメンバーの知念選手が発熱
    その後陽性判定が出る
 4日 クラブ独自に選手&スタッフを全員検査
 5日 茂木選手が発熱
 6日 同選手の陽性判定が出る

新型コロナの潜伏期間は平均5〜6日と言われているので31日の検査での茂木選手は偽陰性であった可能性が高いです。
その他でも一度陰性判定が出ていた選手が試合直前で発熱するなどPCR陰性判定が感染していない証明にはならないという事例がJリーグだけでもポロポロ出ています。
また先日の吉村知事の発表されたイソジンうがいは迅速に判定が出るので空港検疫にも使用されている唾液採取のPCR検査のごまかしに使えるのではないかという説も出ており、本当であれば大変な問題になります。

おそらくインフルエンザウイルスのPCR検査をしても似たような数の陽性判定者が出ると思いますよ。
一度やってみたらいいのに。

南郷先生の記事のPCR結果と人数の表ですが、おそらく、「感染率1%、感度70%、特異度99.0%」の表が、最も現状と問題点を反映していると思います。
すなわち、真の感染者以上に「非感染だが陽性」という「冤罪」を作り出し、療養施設を圧迫しているということです。
不安だからと検査すればするほど、ベッドが埋まって、重症者や他の傷病者を助けられなくなるのです。
今頃になって外国の失敗事例を真似して、経済まで壊しているのだから愚かとしか言えません。

あと、記事にも述べられていますが、感染力のある時期とPCR陽性になる時期にずれがある(PCR陽性の方が遅い)のも、検査の限界ですね。
https://www.acpjournals.org/doi/full/10.7326/M20-1495?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori%3Arid%3Acrossref.org&rfr_dat=cr_pub%3Dpubmed&
おそらく記事の元ネタのこの論文では、潜伏期間の感度は当然低く、発症3日目で80%と最高になり、発症後2週間たっても33%で陽性であり続けます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7195694/ (JAMA Intern Med. Published online May 1, 2020. doi:10.1001/jamainternmed.2020.2020)
一方、こちらの論文では、発症後6日以降は感染力はないとしています。
発症後6日目以降のPCR陽性は、臨床的には感染力がないという意味では偽陽性です。
この人たちを早く解放してあげれば、療養施設の逼迫は改善すると思います。

 PCR検査法の発明者でノーベル賞学者でもあるマリス博士自身が、「感染症検査の目的に使用してはならない」と警告していたようですね。
その意味のひとつは、「体内の病原性のないウイルスを支配者が意図的に病原体として流布した場合、恐怖社会の出現に手を貸すことになる」という理由からです。

病原性が多少あるにしても、その「程度」はマスメディアが生来的に持つ固有の欠点によって、過度に拡大解釈され無限に再生産されているのが今の現状でしょう。特に死亡率の少ない日本においては、です。

しかも、正しい測定方法をしたとしても確度の低いものでしかなく、感度に至ってはせいぜい70%未満というのですから、せいぜい補助的にしか使えないシロモノです。
PCR検査による感染者数増に一喜一憂する必要はなく、より重要なデータである死亡者数・重傷者・回復者数などの数値を土台とする事によって、経済活動や制限措置を考慮すべきです。

先日の記事含めての感想になりますが本当にいつまでやっているんだというのと、PCRは確定診断の為の鑑別手段の一つでありスクリーニングには適さないと原理的に分かるはずなのに…

流行初期はPCRに頼るのも分かります、なにせまだ不明な新規感染症ですから。問題は何故認識を改めることが出来ないのか、ということです。
メディアは確信犯、そして政治家連中のチキンぶりがより悪化させてるからまあ酷い。
新たな知見を得ることで発言内容が変わって何がおかしいのか
どうか本当の感染症医の意見を真摯に受け止め、メディアを恐れずに発言を訂正してほしい、なにかと発言の目立つイソジンでやらかした知事は特に。

そういう判断が出来ないというのなら、やっぱり感染制御の頭に知事という職はふさわしくないねということになります

まあコロナに関する私の意見はいつも法整備から制度の根本を変えろということになっちゃうので同じこと何度も言ってすみませんと言う感じです

少なくとも日本においてはインフルエンザ以上の病気とも思えない状況ですし、指定感染症から外すべき(第二類感染症からダウングレード)という考えも出てきています。真剣に議論すべき話題かと思います。

新型コロナの死亡率は季節性インフルエンザと同程度0.02―0.04%前後【大木提言】
https://qmir.wordpress.com/2020/07/30/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87%E3%81%AF%E5%AD%A3%E7%AF%80%E6%80%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%81%A8%E5%90%8C/

政治家にもそう主張する方が
「PCR検査を圧倒的に拡大して経済を回すなら、指定感染症(2類)から外すべきでは」
https://go2senkyo.com/seijika/143644/posts/155045

PCR検査が「陰性照明にはならない」ってことは声を大にして伝えるべきだと思いますが、テレビ的には都合悪いんですかね?

皆が行っている新コロ対策の副次的効果と思いますが、主な小児感染症の多くが「過去10年の同期と比べて最も少ない」そうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1275beb769f85cb921046d298b20250e9f62cc4

ノロだってインフルだって基本的に死ぬ病気じゃないですが、高齢者や基礎疾患のある人がかかると重篤になるという点では新コロといっしょです。インフル流行期なんて沖縄での定点観測でも1日数十人ではすみませんし。

「死ぬ人が増えてるのに、死亡率が減るって意味がわかない」と素で言われてボーゼンとしたって人の話しも聞きましたが、案外こういう人が多いってことなんでしょうね。もういくら理屈で説明しても話しが通じない、養老先生もお手上げですわ。

クラッシャーさんの小児感染症のHPを見ましたが、これら感染症の中では感染性胃腸炎が最も患者数が多く、コロナの流行具合のベンチマークとして信頼できると思います。
ただ潜伏期間が短いのでコロナに対しては先行指標です。

緊急事態宣言が解除されたから増えてきた感染性胃腸炎が減ったのだから、コロナの陽性判明者も減る方向と考えます。

下の方には病んでいらっしゃる方々のコメントが出ています。
コロナの一番悪いところは電波を通じて人々の心を蝕むところなのでしょうね。

知事 医療資源を重症者に集中へ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200807/5090011088.html

重症化リスクの高い人を優先し検査へ 感染対策転換
https://www.otv.co.jp/newstxt/index.cgi?mode=detail&code=00000717

まあ、現実路線になってきましたかね。本当に無症状・軽症が多すぎてかえって困ったんでしょうか。指定感染症であるばかりにね。


新コロナウイルス感染について、ある程度理解できるシロートは意外に
多くいるようですわ。何もノーベル賞をもらっていなくても、日々の社会
生活に必要な統計・確率の知識レベルで、いろいろな新コロナの感染
諸説をあーだこーだと検討はできるので、実際の結果(重症者と死亡者
の数)を見れば、実際に何が起きているのかが想像は出来ます。

今の日本の状況では、マスゴミが「大変だぁ、陽性判定者数がウナギ
登りでっせ!」と騒いでも、実は騒ぐほどには大した事はない。突然変
異で新コロナウイルスがモンスター化しなければ、このまま日本国内で
緩やかに感染が拡がるのはむしろ好ましいくらい。無症状の人達がこん
なにも多いのだから。人体の免疫システムはよく解らない(ノーベル賞
の先生もファクターXとしている)けど、日本人(中国周辺のアジア人と言
うべき?)のそれは上手く機能している、タマタマのただのラッキーだと
しても。

という事を、優秀な学校を出たマスゴミの内部の人が知らないワケは
無い。視聴率という大人の事情で、騒いで儲けているだけですわ。彼ら
はネタとしてPCR検査結果を使っているに過ぎず、より多くの陽性者数
を出す便利な道具なのでしょう。そして、もっとワルなのが行政です。
そんなマスゴミの暴走を止められないのも、「しかし、そうは言っても万
が一、重症者や死亡者数が爆増したら??? ワシらの責任になって
まうやんけ、アカンで! 経済が死んでも税金でメシ食ってるワシらは
関係ないんや、自粛した方が、又家族一人あたり10万円もらえるしな」
ポピュリストの政治家も、陽性者が多く出ると心中ウレシイと思ったり
してない?アラートを出して存在感を出せるから。

現況の国際比較に使えると思ったK値はいつのまにか未来予測のツールとされ、サンプルが以前と変質した今、実効再生産とともに指標としての使用に耐え得なくなって、そのことで「似非科学」などと言われてばかりだけれど。
ならば検査の質によるサンプルの変化に左右されない重症者数の推移でトレンドを見るのが妥当と思わんかね?と言っても、コロナ脳には受け入れ難いんですかねぇ。
海外の著名人からも含めてなされる「全員検査は無意味」「無症状者の検査は無意味」との主張には、日本の出羽守が沈黙なのも微苦笑。
無症状でも片っ端からPCR検査を受けさせたい、受けたいという考えが不安を理由とするのならば、検体を採取した直後にクリーンでなくなったかもしれないから、セルフ数珠繋ぎ様で検査を繰り返し続けないとならないってことに、なぜ辿りつかないのか不思議です。
とまれ街の様子、行きつけの店々の様子を見るに巷では、金を稼ぐのも人生のお楽しみも全部諦めたって感染者ゼロにはできない、ウィルスゼロに封じ込めてからの活動開始なんて全く非現実的ということが時を経て分かってきた、という感触はあります。
誰もが取るべき対策を取って活動するのは最早当然として、「何が」「どれくらい続いて」いればいいのか知りませんが、とにかく「ゼロ」じゃなきゃ嫌だという人だけが籠城生活をすれば、よりハッピーなんじゃないですかねぇ。

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