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2020年8月19日 (水)

今度は本土政府に看護師を頼ってしまったデニー知事

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お見舞いありがとうございました。おかけ様で復調しつつあります。ただ食欲のほうはさっぱりです。
果物しか喉を通らないというかんじですが、そういえば先日宮古島のマンゴーという世にも美味なものを食する機会がありました。
絶品、絶佳のひとこと。よく巷で出回っているのがマンゴーなら、この宮古のマンゴーはそれとは次元の違う、世にも妙なる天上の果物でしょう。

さて、こんなに素晴らしい農産物を出しているはずの沖縄県のデニー知事のほうはあいかわらずアップアップのご様子で、看護師が足りないと本土政府に泣きついて、支援を受ける約束をとりつけたようです。

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「新型コロナウイルスの感染拡大で、沖縄県で看護師や保健師が不足している問題をめぐり、橋本厚生労働副大臣が16日、沖縄県庁を訪れて玉城知事と会談し、国として早急に派遣できるよう取り組む考えを示しました。
会談で玉城知事は「人口10万人当たりの新規陽性者数が全国最多の状況が続いている。医療機関でもクラスターが発生し、スタッフの隔離措置などで医療提供体制がひっ迫している」と述べ、県内では看護師が50人規模で不足しているとして、派遣が必要だという認識を示しました。
これに対して、橋本厚生労働副大臣は「全国知事会とも協力しながら、全力で沖縄県を支えていく」と述べ、国として早急に看護師や保健師が派遣できるよう取り組む考えを示しました」(NHK8月17日 写真も同じ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200817/k10012570101000.html

普通ならこんな時期には言わないようにしているいるのですが、あえて言います、ああみっともない。
そもそもなんで看護師や保険師が不足したのかといえば、指定伝染病である新型コロナの無症状者・軽症者用ホテルを確保するのを忘れていたからです。
カネがなかったからじゃありません。財政は国が負担すると菅さんが言っているのですから。
要するにボケていて、隔離用ホテルの重要性を判った者が県庁にいなかったために忘れていたのです。

その一方で、ポピュリストのデニー知事は県民のもっと検査をという声に迎合して無計画にPCR検査を増やしていきましたから、その結果どうなったでしょうか。
検査数に比例して陽性者も激増しました。
そしてPCR検査で陽性判定が出た人はぜんぶ法律で隔離せねばなりませんから、ただでさえ不足していた病院の隔離病棟に入院させることになってしまいました。

そして隔離病床が130%で患者が溢れだし、沖縄県は医療崩壊の淵まで来ていました。
困ったデニーさんは県民に感染者でも無症状・軽症なら自宅療養してほしい、なんてオッソロシイことを頼んでいましたっけね。
あのね、家庭内感染って一番危ないのです。
自宅隔離の時期は後述しますが「確認中」という時期に当たります。
この時期にすべきは冷静な経過観察です。これを素人にさせようというのですから、そもそも無理があります。
肉親だから突き放した観察が出来ない上に、家庭内はコンタミ(汚染)が頻繁に起きやすい場所ですかから、危険な年齢層のおじぃちゃん、おばぁちゃんが常に危険にさらされる可能性があるのです。

こんなことを県民に頼まないために、事前の隔離ホテルの充分な確保が必要で、そのケアに当たる看護師もしっかり手当てしておかねばならなかったのです。
それをしないから感染拡大期には宝石のように大事な隔離病床が不足し、更に進行すれば隔離病床から溢れだした患者はICU(集中治療室)などに寝かせねばならないところ一歩手前だったのです。
最悪、もうこうなったら本当に人工呼吸器などの治療が必要な重症患者は適切な医療を受けられなくなったかもしれません。

さてこの間の患者数は、沖縄県が群を抜いて全国一でした。

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コロナ 10万人当たりの感染者数 沖縄がトップ 次いで東京 福岡 | 新型 ...

そして本島の都市部に圧倒的に感染が集中しているのがわかります。
これは本島の人口の大部分が那覇周辺の地域に集中しているためで、本島北部、八重山・宮古などで感染がほとんどないのと対照的です。

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沖縄のこの感染状況の原因を、GOTOキャンペーンがいけないんだ、政府が悪い、という声が県内にはあるようですが責任転化です。
誰が観光の再開を望んだのでしょうか。沖縄県自身ではなかったのですか。
これ以上県の主力産業の観光業の仮死状態が続けば、沖縄県が受ける経済的打撃ははかりしれなかったからです。

ならば、県がすべきはその経済の再開に向けての体制整備でした。
観光客が来れば必然的に増えざるを得ない感染者増加に対応して、無症状・軽症者用施設を充分に準備し、そのケアをする看護師の増強を図って当然なのです。

しかも「感染者」は必ずしも「患者」ではない可能性があります。
今回の新型コロナにおいてメディアが犯した最大の罪は、PCR検査を煽ったことと、一様に「感染者」と報じてしまったことです。
ほんとうは正確に区別されねばなりません。

・曝露・体内の細胞がウィルスに曝されること。
・感染・体内の細胞にウィルスが侵入すること。
・発現・発症すること。

そしてさらに発症した者も、累計数で出せば既に退院した者も含んでしまうから徒に数字が積み上がってメディア好みの派手に見えるだけです。
記録するなら、河野太郎大臣のように正確に区分すべきです。

  国内感染者
 退院
 入院治療を要する者
 重症者
 死亡
 確認中

感染者から「退院した者」を差し引き、さらに「入院加療を要する者」、つまり隔離病床で治療している者と集中治療室に入れねばならない「重症者」がほんとうの感染状況の真水なのです。
さらにその数を10万人あたりで砕いて比較せねばなりません。東京の100人と島根の100人は意味が違うからです。
それをメディアのようにただ「感染が出た」などと報じてもまったく無意味です。

沖縄県が「感染者」として扱っている者にはおそらく550人前後の偽陽性が含まれていたはずです。
その偽陽性は「確認中」として、本来は県が用意した隔離観察施設にいれねばならなかったのです。
それを手当てしなかったために、彼らは一般的に「感染者」として扱われて、希少な隔離病棟が占有されてしまったというわけです。

今頃になって、環症状者・軽症者用ホテルが足りない、看護師が足りない、本土政府助けてくれ~、とはあまりに見苦しい。
本土政府はとうぜん「全力で支えます」と言うでしょうが、それは沖縄県が本土政府に借りを作ったということですからお忘れなく。
首里城が燃えたから助けてくれ、看護師が足りなくなったから助けてくれ、でも国が進める移設には一切協力しませんで通ると思っているんですかね、この人。

なにもない平穏無事な時ならこんな人でも務まったのでしょうが、県の海である尖閣では中国漁船の大群が押し寄せるかもしれず、公船は自国領だと主張し、沖縄漁民を駆逐してまわり、そして気がつけば新型コロナは全国一の感染者数です。
すべてに対して無為無策。徒手空拳。
やることといえば、ひたすら本土政府にすがることだけ。
自民党系知事でもここまで見苦しい本土依存型知事はいませんでした。

無能は罪です。

 

 

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コメント

愛知県も同じ道を辿っていますが、観光地としては魅力がない土地なので、沖縄県のような状況までには至っていません。

愛知県はgotoキャンペーンの前に感染者が少なかった時に、第二波のための準備を怠り契約を続けていませんでした。

無能な県知事を持つと辛いです。

失礼ですが、沖縄はPCR検査のやり過ぎ?についての「反面教師」には成り得そうですね。

自衛隊看護師がコロナ支援で沖縄へ
https://www.chunichi.co.jp/article/106363 (中日新聞 最終閲覧日2020年8月19日)
だそうです。
この際、自衛隊の有難みを噛みしめてほしいですね。

管理人さん、ご無事でなによりです。
毎日の良記事をタダで読ませていただいているうえ何も出来ませんが、あまり無理をなさらないようにと願うばかりです。

記事の内容のようにデニ男の動向について同じ県民ながら恥ずかしい思いをしております。

ただ、報道のような状態が私の周辺にはなく、那覇浦添では学校も休みですが中部では普通に子供たちが通学していますしいちおう感染対策に気をつけていますが何処かの地のお話のような気持ちでおります。

県独自の緊急事態宣言の効果で重症患者の増加も抑えられたなど全然ピンときません。国が緊急事態宣言出して以来解除後も県民は夜は早めに帰ったり日常生活に本当に気をつけていたと思いますよ、うん。

我が宮古島市のホテル旅館業稼働率は、7月は前年比70~80%まで持ち直しましたが、8月は30%~40%代まで落ち込みそうです。
それでもGOTO利用客が意外にあり、それで4割です。
GOTOがなければ6月並みの悲惨さだったでしょう。

デニーさんというバカの壁は、PCR検査の診断の道具としての不完全性と、検査がイデオギーに拡大再利用される悪傾向を全く理解していない愚かな知事さんの壁です。
結果的にその尻ぬぐいのために本土に助けを求めたワケですが、しかし、それはそれで良かったと思います。

沖縄県の失敗をまたしても本土がカバーする事になりましたが、私たち普通の沖縄人としては「安心の確認」でもありました。
世の中は「沖縄差別」だとか、マスコミを中心として喧しく言い立てますが、沖縄の後進性をことさら言い立てもせず、しっかりとカバーしてくれる日本政府のありがたみと本土との紐帯を感じざるを得ません。

 なにより良かったのは、こうした内容が報道でも(目を凝らせば、ですが)分かるようになった事です。
安倍政権(辺野古)以前では、「沖縄が一方的に本土に無理強いされている」という構図しか見えなかったと思います。
それまでは本土の沖縄関与のうち、多大にして手厚く温かい常の関与は認識もされていなかったのですから。


 2,3日、ブログを拝見してませんでしたので、
気が付きませんでしたけど、体調をくずされて
いたのですね。隊長回復のようで、なによりでした。
宮古島のマンゴー、、じぶんの生まれ故郷のものが
関連して記事に載ると、何か、こころウキウキの不思議。
例年以上に暑い夏!、まだ終わりそうもありませんね。
多勢の読者の皆さんが、いつも後ろに控えております。
どうぞお体、ご養生お大事になさってくださいませ。

村山政権や、民主党政権の経験から、明らかになったこと。
無能な、リーダーや、政権は、対外対内の想定外事態に
遭遇すると、事態収束ではなく、逆に、無能からくる、
対応人災の拡大をもたらしていく恐ろしさがある!。


那覇市が、宿泊・飲食・物販で旅行者も県民も使えるクーポンを配布していて、「巣ごもりから那覇の街へ出かけよう!」と呼びかけてテレビCMもやっています。
間が悪いバツが悪いと思っているかもしれませんが、(よく考えて選べば)不要不急の外出をしてもらっても大丈夫と、県や那覇市は考えているってことでしょうかねえ。
感染対策と経済活動両輪、何をどう考えてどうしたいのか、何も考えていないのか、全然わかりません。

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