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2020年9月23日 (水)

デジタル化を遅らせたのは旧民主党じゃなかったっけ

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立憲の枝野氏は菅政権のデジタル革命に対抗して自然エネルギー立国だそうです。

首相との対決姿勢も強調。新政権が掲げるデジタル化の推進について「世界的に遅れているところを追い付こうという話だ」と皮肉った」(時事前掲)

再生可能エネルギーについてはだいぶ書いてきましたので、明日にします。
そもそも次元が違うデジタル革命とエネルギー政策を同次元で並列していること自体がヘンですが、ご当人も「(デジタル化)が世界的に遅れていることに追いつこうとすることだ」なんて、意味不明。
追いついちゃいかんのですか、遅れたままがいい、これは面白いこと言うなぁ(笑)。

そう、立憲はデジタル化を進めちゃいかんと思っているのですよね。
思い出していただきたいのですが、この枝野氏が官房長官をやっていた民主党政権が誕生したきっかけは、「消えた年金」事件でした。
当時の日本はデフレの真っ最中で、成長がストップした状態でした。
株価は下落し続け、失業者は巷に溢れました。こんなイライラした世間の空気の中で突如炸裂したのが、この「消えた年金」爆弾だったわけです。

民主党は国民年金などの公的年金保険料の納付記録漏れが大量にあることを国会で追及し、長妻氏などは「ミスター年金」なんて称号を奉られて時のヒーローとなっていたほどです。

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消えた年金を追及する長妻議員

なんとその記入漏れはハンパではなく5千万件。
これだけの数の国民の納付が、納付者を特定できなくなったのですから、国民はデフレの怒りを年金消失に向けて、政権を民主党に与えてしまったのです。
当時の民主党の選挙チラシが残っていますが、消えた年金一色。民主党が政権をとれば年金は安全・安心だと主張しました。

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民主党選挙チラシ 年金を受け取りたい人は民主党 | 民主党の政策

ところが、この「消えた年印」の全貌が徐々に明らかになってきます。
1997年に公的年金加入者に「基礎年金番号」を割り振って、コンピューターで一元化管理する計画ができました。
いまでいう「デジタル革命」です。
ところが、社会保険庁は典型的な自治労支配の職場だったから、たいへんなことになりました。 

彼ら社保庁自治労が言うことには、「コンピューター化は人員削減のための合理化攻撃だ」「人員が減らされて労働強化となる」と騒ぎ始めて、彼らが当局と団交して結ばせたのが、「1日の入力タッチは5千回まで」とか「45分働いたら15分休憩」などという覚書です。
スゴイね、私も零細企業の労組書記長やったことがありますが、民間でこんな労働協定はありえないですよ。

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上図はクリックすると大きくなります。

45分仕事したら15分休みだなんてペースで働いたら、丸々1日2時間も休憩がとれるというわけです。
昼食休憩1時間と合わせると、1日3時間仕事しないで賃金が貰える愚か者の楽園、それが当時の社保庁だったようです。
まぁ、5千タッチで入力止めるようでは、民間企業はそんな労働者は初めから雇いませんしね。
赤い貴族が支配した職場だったからできたことなのです。
自治労組合員でも真面目に働いている人のほうが大多数でしょうが、社保庁のような腐敗した職場のためにいまだに国民からは大きな誤解を受けているのは気の毒なことです。

後に「厚生労働白書」(2010年版)では、この社保庁について、個人情報の漏洩、不正な監修料の受け取り、不適切事務、無許可専従などの服務規程違反を暴露しています。
また2007年6月、総務省はこの年金記録問題発生の経緯、原因や責任の所在等について年金記録問題検証委員会で行政監査しています。
その中にはこのような記述があります。

「社会保険庁職員の多数派労働組合である自治労国費評議会(現・全国社会保険職員労働組合)が、昭和50年代(1975-1984年)前半のオンライン化計画などについて、人員削減につながるものであり、労務強化および中央集権化に反対との理由から強く抵抗をし、自分たちの労働環境維持のために偏りすぎた当局と職員団体の間で多数の覚書、確認事項等を結び、平成17年(2005年)の廃止まで存在していた。
また本庁から地方へ通達をする際に、そのような労働組合と事前協議をしなければならない慣習が存在した。こうした職員団体が業務運営に大きな影響を与え、ひいては、年金記録の適切な管理を阻害した一因
がある」

監査委員会は、この「消えた年金」の原因が他ならぬ社保庁労組による腐敗した職場慣行にあると指摘しているわけです。
そしてこの白書が言う「不適切事務」というのが、「消えた年金」の直接の原因です。
社保庁のお役人たちは、45分働いて15分休みながら、一に5千回しかキイボードに触らずにだらけきった仕事をし続けた当然の結果として、5千万件もの入力ミスをやらかしたのです。

政府はこれを知って2007年2月に社会保険庁改革関連法案を提出しましたが、これに社保庁自治労は「え、オレら職場で働かなきゃいけないのか。労働強化だ」とばかりに猛反発し、こともあろうにやったのが、5千万件もの消えた年金があるぞ、という「内部告発」でした。
こういうのを内部告発と呼んでいいものか迷うところです。
内部告発は、内部の腐敗を社会に訴えることで改革しようとするものですが、他ならぬ自分たち自身が5千万件の年金記録消失という損失を国民に与えているのですから、なんのこたぁない自作自演にすぎません。
しかもこれをお仲間の民主党ルートにリークしてしまい、それに例によってメディアが悪乗りしたものですから政権が揺らぐスキャンダルへと発展してしまいました。 

こんなものは正しく「官僚の自爆テロ」と呼んでやるべきでしょう。
後に出てくる、文科省前川元事務次官による、職務上知り得た文書を意図的に漏洩することで政権攻撃をする官僚自爆テロの原型です。
いまでも官僚は懲りるどころか、自分に有利な世論を作ろうと、記者たちに都合のいい情報をちょい出しして誘導しています。

結果はご承知のとおり、この社保庁自治労から情報をもらった民主党はここぞとばかりに下の民主党チラシのように「自民の下で年金が奪われる」と政権を追及し、自民党政権は崩壊しました。
政権の座についた鳩山氏は、これが「政権交代の原動力になった」と述べています。

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このようにデジタル化に強硬に反対し続け、消えた年金を作ったのは民主党支持労組の大所の自治労。そしてそこから情報をリークされて政権をちゃっかり得たのが旧民主党だったわけです。
結局この自爆テロの結果、民主党政権が誕生したたのはいいのですが、自爆テロリストらを待ち受けていた運命は悲惨で、世論の怒りを受けて社保庁は解体されて年金機構に改組され、その時に自治労からも多くの再就職拒否者が出ました。

年金にかぎらず、住基ネットやマイナンバーなどの遅れの原因を作ってきたのは、「国民総背番号制で監視社会となる」「首切り合理化反対」などと叫んで反対運動をしてきた立憲のお仲間たちのせいではなかったのでしょうか。
それを口をぬぐって、抵抗し続けた張本人らにいまさら「デジタル化が遅れている」なんて言われても困りますね。


 

※写真を差し替えました。ちょっとジャングル。

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コメント

デジタル庁そのものは「時限立法」になりそうな流れですね。今も政治家と労組で暗闘やってるんですかね。
枝野さんはねえデジタル化推進と自然エネルギー活用は対立軸ではなく、電気のグリッド化を含めてデジタル化必須ですよね。

そうそう97年の時は「国民総背番号制だ!」とか大反対してましたね。労組も野党も。
それにしても自治労は度しがたい!
9時~17時でキータッチ1日5000回はもう笑っちゃうレベル。それでいい給料貰えるのかよ。普通の会社ならバイトでもクビですね。
マジでスペースキー連打してあとはゴロゴロして過ごすヤツが居そう。当時の社会保険事務所の淀んだ空気を見てるとねえ。
それでいて安い給料のパートにはやたらキツいこと言ったり職場いじめも蔓延してました。
あの頃だと普通に製造業の包装作業なんて単純労働でもベルトコンベアに流れてくるのを急いで箱を折って数えながら締めて封緘機に押し込むなんて作業でも立ったまま万単位の処理をして安い給料でした。

97年にもなって「合理化攻撃」とか、いつの時代の人がやってたんだか。あの悪名高い国鉄ですら民営化されて10年経ってますから。
80年頃まではメーデーなんかなかなかの大イベントでほとんど仮装行列みたいになってましたけど、「〇〇労働組合」というよく分からないオッサンたちが「合理化反対!」とシュプレヒコールしてるの見て、「理に合うことをするのが何故反対なのだろうと」ガキなりに不思議に思ってみてました。。初めは『どうにか反対!』と聞こえて親に意味を聞いたわ。
小学校の前の国道まで通行止めにして練り歩くんだから今思うと迷惑千万!しかもパクりアニメキャラとかいっぱいいましたから授業中にみんな外見てたら先生が凄い怒ってました。小学校じゃ担任は子供の独裁者ですし、当時はみんな日教組!


長妻さんは・・・みなさんご存知でしょうから何も言わなくてもわかりますよね。

第一次安倍内閣が参院選で敗退し退陣したのは2007年7月ですが、鳩山政権が成立したのはその2年後の2009年9月です。その間に福田・麻生内閣がありますよ。

ムンさん。わかっていますよ。
第1次安倍の後に福田、麻生とつづきますが、鳩山氏も認めているように自民崩壊のきっかけを作ったのがこの年金事件だというのは明らかです。

能力が低かったのか、全部コンピュータ任せになると思っちゃったのかな。コンピュータは特殊事例ではない一般事例は効率化できるが特殊事例は人がやったほうが早いということもある。

その職場でなくても人手が必要なところはあるが、能力が低そうなので期待はできそうにない。

毎日本ブログを読んで勉強させていただいている者です。
恥を申しますが、かつて私は「何が何でも自民党政権が悪だ」という考えに凝り固まっていて、2005年衆院選、2007年参院選、2009年衆院選で当然のように民主党に投票した愚か者です。2007年当時は2005年衆院選の小泉郵政解散での自民党圧勝に対する反動も少なからずあったと思います。
当時、インターネットは普及していたものSNSはあまり普及してなく、「テレビ・新聞等の情報がほぼ全て」という状況で、私自身も「消えた年金の責任は全て安倍政権」であり「『何分休憩』というルールも政府の組織である社保庁の話だから全て安倍が悪い」と思い込んでいました。2007年と同様の環境であれば2017年に「捏造されたモリ・カケ疑惑」で安倍政権は間違いなく倒れていたでしょう。
私は2009年の政権交代時には大喜びしたものの、そのおかげで3年3ヶ月間は何度も「民主党に投票した私を筆頭とする大アホ国民の責任です。誠に申し訳ありません。」とお詫びする羽目になりました。当然ながら2010年参院選からずっと自民党に投票しています。
あの時民主党が政権を取って唯一良かったのは私のような愚か者に「バカなリーダーやバカな政治家を選ぶと国が滅んでしまう」という民主主義の恐ろしい現実を身を以て心の底まで学習させてくれたことだと思っています。
駄文・長文失礼いたしました。

そうでしたっけ?ウフフ^_^

 年金問題は労組と組んだ民主党のマッチポンプ手法でしたが、あの成功体験を忘れられないでいる結果、立憲議員らは今だに同じような手口で火付けをし続けてます。
直近では、毎日新聞と組んだ「原英史氏=森裕子フェイクニュース事件」など、もはや人権侵害さえものともしないレベルになってます。

立憲議員程度の人材や能力では政権を取れない事が分かっているので、ああした仕掛けに余念がないものでしょうが、完全に国民をバカにしてますね。
「政策」と言ったって、選挙用の事でしかない事は明々白々なので、情報弱者しか相手になりません。
「一年以内に政権を」など馬鹿々々しい限りで、枝野立憲はさらに落ち込んでまた分裂するしかありません。

さすがクラウドやサーバとは何かをわかってない方を幹部に抱える政党は違いますね意味不明ですw
菅総理の抱えるデジタル化の目標は行政間のデータの効率的な管理と縦割り行政の弊害の解消、そこに巣くう既得権益の一掃です。
当然それをよく思わない方々も多くいるでしょうから、敵味方問わず意見を聴きまくり筋を通した上で断行していかなければ民主党のおバカさん達のように考え無しに突撃して官僚の抵抗をモロに受け骨抜きにされる事は間違いありません。
しかしながら前にも書きましたが

 やり方が上手い=方向性が正しい

とは必ずしも言えませんので菅総理が具体的にどんなことをやろうとしているのかは有権者の皆さんがきちんと注視していかなくてはいけません。
為政者が巧妙な分、アイヌ問題のように一度動き出してしまえばそれを止める事も難しくなるからです。
デジタル庁を時限立法にするのも行政改革が終了してしまえばその役割はほぼ終了するので下手に存続させて新たな既得権益にならないように退場させましょうという考えもあるのかと思っています。

自然エネルギーに関してはやれる事があるのならやればいいと思いますが欧米のカーボンコピーのような頭の悪いやり方ではなく日本の気候や地形に沿った独自路線を提唱できなければ「ただの環境ゴロと一緒」だと思うようにしています。


お題にきっちり絡まって気の利いた事が何も浮かばないぐぬぬ。

ふるさと納税をめぐって「菅義偉氏に抵抗して左遷されたとされる元官僚」の平嶋彰英さんが毎日新聞に文句たらたら。
有料記事なのですが、H.S.Kim氏の部分引用ツイートによれば、「努力した者が報われるべきだという新自由主義的な考えが強いと感じました」と平嶋さんは菅首相について述べたとあります。
(ふるさと納税の問題点や反省点、また新自由主義の定義についてはまた別の話で)、「努力した者が報われる」という考えが強い、ということを元官僚平嶋さんは否定的に捉えておられるようだけれどそれは、「やむなき事情があって必要かつ望む努力ができない場合にも何か救いがあるように」という考えも強くないと、あるいはその考えの方が強くないと、ということなのか、それとも単純に「努力しなくても報われる」という考えも強くないと、あるいはその方が強くないと、ということなのかしらねぇ。

先日の「ワイドナショー」に出演した芸人の田村淳さんが、
「僕は石破さん派、石破さんになってほしかった、国民に対してわかりやすい言葉で端的に説明できる人がトップにいた方がいい、石破さんの言葉がいちばん腑に落ちる」と述べた後に別トピックで、細かい事がいちいち気になり過ぎて辛くなる自身の気質を専門家からHSP(Highly Sensitive Personとても敏感な人)と言われて楽になったという話をしていまして。
ひとりの人の中で「石破さんが端的に説明できる」っていうのと、「いろんなことに気付いたりいちいち引っ掛かって疲れる」っていうのが、どうにも私には引っ掛かって…
HSPといわれる方々が何に引っ掛かるかは人それぞれらしいので、田村淳さんの場合は石破さんの言説に気になるところは無いようですが、中には、言説に曖昧さや矛盾があるとそれが気になって仕方がない方々もあるのだろうなぁ、そういう方々にとっては、ふわっとした話を雰囲気で語るしかない政治家やコメンテーターやメディアを見るのは、疲れて辛いだろうなぁと想像します。

私は恵まれたことにHSPとされる気質は持ちませんので、自分や誰かの言説に突っ込みどころを次々発見しても疲れませんが、枝野党首が語る話から結局何を何故どうしたいのかが全く伝わらないのは、氏の基礎学力や理解力読解力日本語表現力が貧弱だからではなく、何につけても政策を具体的に規定して述べてしまったら、党内にも野党共闘にも遠心力が働いちゃうからかなぁと少し心配(超適当

煙だけならいくらでも出せるというのを学んでしまった野党は実に有害ですねえ
それでなくとも、政権をとる気のない野党、それも第1党など全くもって不要なんですが、いやーしぶといしつこい鬱陶しい

世界的に遅らせた事こそが彼等の実績ですね。ああ腹が立つ、私の消えた年金どーしてくれる!と拳を握りしめた記憶が蘇ります。

45分仕事をしたら15分休憩。ありましたねそんなことが。
親方日の丸とか呼ばれていました。悪しき慣行も国民の不満を買い殆どが解体されました。いわゆる3公社5現業とか呼ばれていました。
特に旧国鉄などはひどかった。毎年続くスト。勤務時間の飲酒。各種お手盛りお手当。国は民営化に際し、共産党系は排除しましたが民主党政権があっさり和解金を支払ってしまいました。
他の公社なども民営化でずいぶん改善はされてきましたが、民間企業と比較するとまだまだぬるま湯ですね。

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