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2020年10月15日 (木)

正恩はほんとうに生きているのか?

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北朝鮮が10月10日の早朝、ヘッドドライトをつけての軍事パレードという世にも珍しいものを行いました。
世界の軍事パレードは、国民や国際社会への国威発揚、あるいは威嚇が目的ですから、こんな誰も見ない時間にすることはありえません。
自衛隊の総合火力演習を夜やったらびっくりするでしょう。
しかし北朝鮮は、眠いのに叩き起こされたのかどうか沿道を埋めつくす人民の皆さんの歓呼の声に送られて、威風堂々と軍事パレードやったとのことです。
こんな深夜でも人が集められるのが、この国のコワイところですが、それはともかく、全国民への映像はその日の夜まで公開されませんでした。

さてここでふたつの疑問が湧いてきます。
軍事は北朝鮮の大黒柱です。軍事、なかでも弾道ミサイル・核武装が持つ意味は、国の存在理由そのものだといってもいいくらいのものです。
先代は先軍政治などという奇妙な造語を作ってまで、軍が国の基幹であることを誇示し続けたものです。
北朝鮮は、いわばて国が軍であり、軍が国なのです。

にもかかわらず、この国にとって最大の催しである軍事パレードをなぜ夜にしたのでしょうか?
そしてそれを19時間も後に国民に見せたのはなぜでしょうか?
これでは国威発揚にならないじゃないですか。
なにか昼にやってはならない理由でもあったのでしょうか?

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さて、この奇妙な光景を、米国や中国は注視していたことでしょう。
平壌に軍隊が集結している状況は、リアルタイムではるか上空の偵察衛星でジッと観察していたはずです。
大量の部隊が機甲部隊を随伴していたので、西側軍事筋としては正恩が死んで政変クーデターという線も考えないではなかったでしょう。
翌日に記念日のパレードがあることは知られていましたが、軍事パレードがそのままクーデターになることはまれにあります。
それがこともあろうに深夜動き出したのですから、興味津々で眺めていたことでしょう。
ただし部隊にICBMを含む弾道ミサイル部隊がいるのを発見して(ICBMを担いでクーデターする奴はいませんから)、やはり明日のリハーサルだと思ったそうです。

ところがこれもはずれでした。
なんと12時をすぎて、この大部隊がゴーゴーと移動を開始し、「夜のピクニック」ならぬ夜の軍事パレードを始めたのです。

同時に朝鮮中央通信が「夜の7時から特別放送をする」と予告しました。これもまぁヘンと言えばヘンです。
普通はこんな国威をかけたパレードは実況中継するもので、いままでもそうしてきました。
いくら特権階層のみが暮らす平壌だからといって、人が来にくい深夜はあまりに不自然です。

そして彼らの常識ならば、首領様がいかにすばらしい偉大な領袖なのかを、あの朝鮮中央通信のピンクレディがわめき立てながらやるものですが、それが実況中継なしで19時間もたってから編集だらけの映像での正恩が顔を出しただけです。
しかもその演説内容は後述しますが、ありえないものでした。

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私は今まで正恩死亡説に対してかなり懐疑的でした。
証拠が欠落していているので、憶測風評の域をでない情報だと考えてきましたが、この一件で正恩死亡説、ないしは重体説はほぼ確かだと考えるようになりました。
というのは、もし仮に正恩が正常な健康状態ならば、こんな夜に19時間もたってから録画で登場するなんてことはかんがえられないからです。
「労働党創建75周年」とやらはやらないわけにはいかない、しかし通常通りやるとボロが出てしまうからこんな変則な形になったのではないでしょうか。

なにを隠したかったのでしょうか。もちろん「最高尊厳」がまともに人前に出てこれないこと、です。
出てこれれば、こんな手のこんだ深夜のパレードなんかする必要はなかったし、正恩が堂々と人民諸君の前で演説をしてみせれば済むことでした。
生中継をすれば、いやでも正恩の演説もリアルタイムで流れますから、西側外交筋はその声の音紋を徹底分析し、その顔や表情に至るまで解析し尽くしたことでしょう。
だから、そんな材料を与えられない事情が、北朝鮮にできてしまったというわけです。

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 時事

上の写真に写っている正恩らしき人物が本物かどうかは私にはなんとも言えません。
シンガポールでトランプと直接会談したときの画像と比較してみてください。
たぶんシンガポールには本物が出ているはずですので、比較対象にはなるでしょう。

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米朝首脳、史上初の会談 トランプ氏「素晴らしい関係」正恩氏「障害 ...

ネットの替え玉説では、鼻と耳の形が違うとのことです。
下の二枚をみる限り、左の人物の耳は大きく、右は小さい、左は小鼻が張っていますが、右は小さいので、明らかに別人でしょう。
顔の輪郭とか体型は変えられますが、耳と鼻は変装のしようがないのです。

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そう思って、シンガポール時のものと10月10日の二枚を較べてみると、シンガポールのほうが耳たぶが大きいようにも見えます。

私はこの替え玉説はあって当然だと思っていました。
共産圏の指導者が替え玉を用いるのはむしろ常識的なことで、いないほうが例外的です。
一党独裁ならぬひとり独裁の国では、簡単にボスが暗殺されたり、重体で再起不能なんてことになったら、国家全体が崩壊しかねないからです。
正恩の場合、国民の前に不在の時期が長すぎ、出ても編集映像や静止画像ばかりです。
そして今回は、なにかこの替え玉らしき人物が、ぜったいに本人ならばやらないようなことを仕出かしたのかもしれません。

そう思って注意してみると、この間、強気の正恩ならば絶対に言わないようなことを口にしています。驚いたことには、なんと人前で泣そうな顔で「反省の弁」を述べたそうです。

「一方、正恩氏は国内経済では苦境を素直に吐露した。新型コロナや水害への対策での苦労を訴え、「予想できない挑戦と障害は手に負えないものだった」と時折声を詰まらせつつ、「人民に話したいのはありがとうの一言だけだ」と何度も感謝を強調した。 さらに「人民の大きな信頼を受けていながら、一度も恩返しができず面目ない」「私の努力と誠意が不足し、人民が生活の困難から抜け出せずにいる」と反省の弁も。朝鮮中央テレビの映像は参席者が涙を流す様子も映しており、人民の情に訴えることで、難局打破への一致団結を図る意図がうかがえる」(時事10月11日)https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101000570&g=int

え、「手に負えない」だって?「人民に恩返ししたい」とな?なに「ありがとうのひとこと」、フンギャ。
ありえない、この国の「最高尊厳」がこんなことを言ったら、太陽が西から登ってしまいます。
先代、先々代が墓の中から起きてきてこう言うでしょう。
バカヤロー人民に謝るだって、党中央はお前なのだ、唯一の白頭山の血脈が頭を下げてどうする、お前の弱気につけ込みたい反党分子が喜ぶだけだぞ、最高指導者は絶対に誤りを認めないから誰からも恐れられ侮られないのだ、もうお前は失格だ、いっそヨジョンにやらせろ、と怒鳴り飛ばされます。

私はこれを読んだ時、もうすでに正恩は死んでいるか、生きていても判断能力を失った脳死状態だと確信しました。
朝鮮文化の辞書には「謝罪」という概念はありません。謝罪はさせるものであって、自分は絶対してはならない、すればその人物は社会的に葬られかねないのです。

ところが先日の越境韓国人射殺・遺体焼却事件では謝罪らしきことを正恩が口にしていました。

「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が西海(ソヘ、黄海)で起きた韓国公務員射殺事件に対して公式に謝罪を伝えたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)が25日、明らかにした。
徐薫(ソ・フン)国家安保室長はこの日の記者会見を通じて、北朝鮮が該当事件に関連する通知文を送ってきたという事実を公開した。
北側は通知文で「南北の間の関係に面白くない作用がある事件がわれわれの水域で発生したことに対して貴側に申し訳なく思う気持ちを伝える」とし、正恩氏の言葉もあわせて伝えた。
正恩氏は「そうでなくても悪性ウイルスの病魔の脅威に処した南側の同胞に助けの手どころかわれわれの水域でかんばしくないことが思いがけなく発生して文在寅(ムン・ジェイン)大統領と南側同胞に大きな失望感を与えたことに対して非常に申し訳なく思う」と話した」(中央日報9月25日)    
https://s.japanese.joins.com/JArticle/270624?sectcode=510&servcode=500

この発言などは全体を読むといつもの北朝鮮節なのですが、それでも「非常に申し訳ない」なんて言質をとられることを言っているわけで、わずか半月後の軍事パレードの反省の弁とつなぎ合わせると、到底本人ではないとおもわざるをえなくなりました。

長くなりましたので、軍事パレードででてきた特大ICBMについては次回にまします。

 

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コメント

どうなんでしょう?

私はなんか正恩坊っちゃん、なんか少しだけ痩せて健康的になった!?かと。
替え玉なら逆に納得ですね。
地方視察でまた国民に謝罪とか。。エエーっ?と。何のポーズなのか??でしたが、替え玉ならまあこれも納得です。
北情報の専門家もアメリカ経由の情報しか流していないし。

じゃあ、今あの国を動かしているのは誰なのか?久々に与正さんがメディアに映ってたりしましまけど、じゃあそれこそいつの映像なのやら···

 一時、正恩死亡説が出て、その後工場現場視察か何かの映像がながれ、これを専門家が「本人で間違いない」と打ち消す報道がされました。
ですけど、どうにも奇妙な事が多く続き、完全には納得できません。
単純ですが、少し若返った感じもありますし。

なぜ「深夜」だったのか?
正恩の「お言葉」内容も、とても最高尊厳のものとも思われぬへり下ったものでした。
よほどに事情がひっ迫しているのは分かるのですが、これでは共産主義国家の指導者として失格です。
そうすると、これは段階的な与正への権限移行への布石であるか。さらに、そうせざるを得ない事実が隠されているのでは?と勘ぐりたくもなります。

近藤大介氏によれば、米中が接近して北朝鮮を始末する「生贄論」から、米中が反目している現在情勢下で北朝鮮を盾とする「屏風論」に転換したとの事。
「なるほどそうかぁ」と思う反面、主要な疑問は疑問のままです。

須田氏が突然手のひらを返したのは印象的でしたね。
梯を外された形になってしまった篠原氏も冷静に対応していましたし、あれで逆に信憑性が増してしまった気がしたのは私だけでしょうか?
一時期出張っていた与正氏もやはり女性が指導的立場にいる事に抵抗が大きいのか表舞台から姿を見せなくなってきました。
そしてそれと時同じくして正恩らしからぬマイルドなコメントの連発とくれば正恩死亡以上に金王朝そのものが張り子の虎と化しているのではないかと勘ぐりたくなります。
そうであれば同じく袋小路にハマってしまった文大統領の唱える半島統一への最大の障害が取り除かれたと言う事でもあるので…本当に厄介な隣人です。

あの高慢ちきな妹が何故「コイツ偽物じゃないの!私が正当な後継者よ!」と出てこないかは謎ですね

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