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2020年10月16日 (金)

詰まっていた大河が一気に流れだしたようです

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菅政権の特徴はそのスピードです。すごいね、のひとことです。
そのうち「今日のスガの仕事」コーナーでも作らねばならなくなるかもしれません。
ここまで一気に諸懸案を解決に向けてしまう驀進ぶりにはひたすら驚かされます。
まるで、堰止まっていた大きな河が、一気に流れだすのを見る思いです。

歴代政府が見て見ぬふりをしてきた学術会議は、一気に共産党支配の実態が暴露され、解体民営化まで視野に入れられています。
彼らが大きな影響力をもっていた科研費の闇にもメスがはいるでしょう。

また、いままで袋小路に入っていた原発事故処理の最終工程であるトリチウム汚染水を海洋放出することに決まりました。

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朝日

東京電力福島第1原発のタンクにたまり続けている汚染処理水について、政府は、放射性物質の濃度を下げた後に海に流して処分する方針を固めた。政府関係者への取材で判明した。月内にも、廃炉・汚染水対策の関係閣僚会議を開いて決定する。風評被害への対策については、今後も継続して議論し詰めていく」(毎日10月15日)

実現には規制委員会の承認が必要ですが、彼らも理解しており、ここでもめるとはおもえません。

その少し前の8月には、原発の最大のネックであった高濃度廃棄物最終処分場も、北海道に候補地が現れました。

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「原子力発電に伴って発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定を巡り、北海道寿都(すっつ)(町が候補地立地調査の第1段階である文献調査の受け入れを検討していることが13日わかった。
 片岡春雄町長は同日、読売新聞の取材に「最終処分場の受け入れが前提ではない。小さな町の将来を見据える材料の一つとして文献調査の応募を考えている。町民の意見を聞いた上で方向を決めたい」と話した。町民意見交換会などを経て9月に結論を出す方針だ」
(読売8月18日)

寿都町は当分はバッシングの嵐でしょうが、まったく候補地がない状況から一歩踏み出しました。
決まるにせよ、決まらないにせよ、候補地が具体的にならないのでは議論のしようもありませんからね。

一方、いままで実効支配しているとは言い難かった尖閣諸島に、環境省が生物調査をすることに決まりました。

「加藤勝信官房長官は15日の記者会見で、沖縄・尖閣諸島の動植物などに関する自然環境調査を年内にも実施することを環境省が検討していると明らかにした。「過去に作製した植生図の更新や、希少な野生動物であるアホウドリなどの生息状況に関する調査を最新の人工衛星画像を用いて実施する」と述べた。日本政府は原則として官民いずれも島への上陸を認めない方針のため、調査で上陸はせず衛星画像で確認する。周辺の領海への侵入を繰り返す中国をけん制し、実効支配の根拠とする狙いもありそうだ」(毎日10月15日)

空中調査なのは艶消しですが、遠からず実地調査に入ると思いますので、いいいとしましょう。
ともかく腫れ物に触るようになにもしない、わが国の領土ですと百回唱えても中国相手には無意味です。
野田政権が国有化したことで妙に安心している人がいますが、あのようなものはただの紙切れです。
国際社会から見れば中国が南シナ海の人工島に住所をつけて行政下においたつもりになっているのと同じ次元です。
領土とは、あくまでもそこで生活し、生産を続ける住民がいるか、無人島ならばその周辺で漁業をする漁民のために政府がなんらかの政府支援をしなければならないのです。

たとえば航行の安全を保つ灯台や、一時避難のための船溜まりや休憩施設が必要です。
またそれを準備するための尖閣諸島の環境調査などの行政行為があって初めて実効したといえます。
今のように臭いものに蓋、触りません、触りません、という対応では尖閣を守ることは不可能です。

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10月11に尖閣領海に進入した中国公船2隻は、それ以来領海内に居すわっています。
これは国有化以来最長の進入期間であり、大正島の東約22キロの海上で、操業中の日本漁船1隻に接近し「取り締まり」をしようとしていることが明らかになっています。
これらをすべて海保第11管区にだけ押しつけるのではなく、政府が実効支配の具体的一歩を記すことが求められていました。

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もちろんこれは偶然なのですが、海自の最新鋭潜水艦「たいげい」の命名・進水式が10月14日に、三菱重工業神戸造船所で行われました。
「大鯨」、いいネーミングです。先代は1942年に空母「龍鳳(りゅうほう)」に改装された潜水母艦「大鯨」です。
改造空母ながら日本海軍機動部隊最後の旗艦となり、沈むことなくその生涯を終えました。今、その名を継ぎます。
世界最大の通常動力型潜水艦で、その静粛性などにおいて、まちがいなく世界最高峰の潜水艦になります。
海自に引き渡されるのは2022年3月で、就航すれば日本の潜水艦は22隻体制になります。

これらのことはほとんどが安倍前政権が準備を進めてきたものですが、一気に菅政権で現実のものとなりました。
もちろん運がいいのですが、安倍氏がそうであったように運がいいのも実力があるからです。
運を引き寄せ、実現するに足る迫力のようなものが、この政権には備わっています。
菅政権の凄みとでもいうべきものは、トップダウンでグイグイ進めていくところです。
学術会議問題でも、それに足をとられないで、別方面の行政改革も同時推進していき、その中に埋没させていってしまう方法をとっています。
なまじ弁が立つ政治家だとここで学術会議一派とやり合って、結果、モリカケのような泥沼化する結果になるのですが、菅氏は賢明にもそのよう空中戦には見向きもしません。
ひたすらこれと定めた仕事をやり抜くのみです。

このような安倍氏が作り上げ、菅氏が支えた官邸を司令塔にする大統領的首相のあり方は、先代とは違った意味で早くも全開のようです。

北朝鮮の特大ICBMと朝鮮情勢については明日にしました。

                                                          

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コメント

今日のスパム規制は厳しいですね…
それはともかく
> 学術会議問題でも、それに足をとられないで、別方面の行政改革も同時推進していき、その中に埋没させていってしまう方法
これが功を奏していますね。
テレビは追いきれず新聞は書ききれず、ネットですら後追い。
ジジイばっかりだとメディアはディスっていましたが、素早いお爺さん達に軽く抜き去られる己を振り返るとよいです。
堰き止められながら準備を整えて機を見ていた政権を応援しています。

日中韓首脳会談も「自称徴用工の問題解決するまで話す事ねぇから」と出席を辞退する方向で進んでいますし、ベルリンの少女像もこれまでにない早さで相手が動く対応をしました。
夏場はおとなしくしていた尖閣も領海侵犯行為へ一気にエスカレートしたあたり「菅内閣は中国の敵」だと判定した証でしょうね。
来年予定されている郵便法の改正も尖閣絡みの要素もあるんではないかとすら感じます。
(基本は週5日配達だが離島に関しては週1日以上あれば良い的な内容になるとか)
外交に関しての力量は疑問視されてはいましたが、今のところは内政と同様に「やるべき事をやらないヤツは絶対に許さない」というわかりやすいスタンスを貫いているのは好感が持てます。

 やるべき事をやる。しびれますね。
安倍さんの時代に積み残された課題が、こうもあっさりと実現に向かうとは思いもしませんでした。
解散もしない事から、一年単位で物事を進めているような様子もありますが、弁舌の立つ政治家にはない気迫を感じます。

外交においても、初外遊はインドネシア、ベトナムを訪問とか。
これらの重要な国々は安倍政権においても盲点でした。
国内での難問とされていた事柄だけでなく、外交においても難関から果敢に切り込んで行く姿勢は安倍さんにはないものです。
いよいよ拉致被害者問題も、これから動き出す期待が禁じ得ません。

河野太郎行革相が、「菅首相はせっかちですよね」「あれ、どうなってる?って」と述べておられますね。
ガースー首相、「あれ、どうなってる?」と、周りをつついているんでしょうね。
いろいろと、腹黒くやれてなにより。
当然、賛辞です。

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