山路敬介氏寄稿 詭弁に弄される重要証拠について
詭弁に弄される重要証拠について
山路 敬介
米大統領選においては、勇気ある証言者によって数々の不正が明るみに出ました。その多くが公聴会でのもので、次から次に登場する証人たちの様子を長時間、漫然と見ているだけで空恐ろしくなる思いでした。
ここではそうした内容をいちいち詳らかに取り上げず、科学的成果としての証拠が「詭弁」によってどのようにして我々の認識を変えてしまうのか、その点を中心に述べたいと思います。
もちろん、その筆頭は例のバイデンカーブ現象です。
11/3から4日の未明にかけて現れたバイデンカーブは、バイデン一気逆転の不可思議かつあり得ない怪奇現象でした。
ウィスコンシン州得票数グラフ
ミシガン州得票数グラフ
こうした事実がウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアで同時に起こる確率は一兆分の一だ、と複数の科学者が公聴会で証言されています。また、この問題は憲法問題の主題にかくれていて話題に上りませんでしたが、テキサス州の最高裁への訴因のひとつでもありました。
この事について昨日の「目を醒まそう」氏は、「不在者投票が集計を終えて一度に加算された為にグラフが跳ね上がったというだけのこと」としています。
保守評論家のJ氏は「郵便投票の分を一斉に開けただけ」という解説を述べていて、私が知る限りNYタイムスにも同内容の論説記事が載っていました。
こうした反論は単純かつ明快であるだけに、俗耳には入りやすく納得している向きもあるのではないでしょうか。
しかし、このような反論は反論になっていません。
まず、統計学分野の科学的知見に基づいた分析結果について反論するには、そこで使用された計算なり論理や過程の誤りを証明する方法に限られます。
そうした有効な反論が学者スジから出現するのを待ちましたが、いっこうにその気配はないです。
原則論は置くとして、「目を醒まそう」氏はともかく、J氏はディべート巧者あるだけに、承知のうえで詭弁的な論陣を張っている可能性があります。彼の言い分は巧みに「結果」を指していて、原因や過程の順序が整っていません。
はやく言えば、なぜJ氏や「目を醒まそう」氏は、郵便投票の全部がバイデン票だという前提で物事を考える事が出来るのか? という事です。結局、正常性バイアスの虜になっているのかも知れません。
11/4のウィスコンシンでは3:30~4:40までの間の11万票のうち、ほぼ全ての票がバイデンへ。
ミシガン州では郵便投票分とされる12万票のうち、95%以上がバイデン票になっていて、そうした現象が「複数州同時に起こる確率は一兆分の一だ」という命題(分析結果)に対しての反論回答が、「郵便投票分を開けたら、その全てバイデン票だったのだよ、エッヘン」だとしたら、これでは回答どころか同義反復的なけったいな会話です。
続く
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現実的には、たとえ大々的な不正があったとしても、バイデン新大
統領がトランプ親ビン以上のパフォーマンスを示すことが出来れば、
米国民もヤジ馬他国民も「そうね、そんな不正があったかもねぇ?」
で済んでしまう世の中ですわ。ホントは不正に脆弱な選挙制度を何
とかしないといけないので、ソレとコレとは別モノだと管理人さんも
書いておられる通りなのですが、大衆は現金なもんで「オレっちに
いったい何をしてくれるんだ?」しか感心が無い人が多く、バイデン
さんの手腕次第で今回の選挙の疑惑は闇に葬り去られるかも知れ
ませんわ。と言うか、皆んなスグ忘れる。
そうかどうか、バイデンさんはハト派といわれる前FRB議長のイエレ
ンさんを財務長官とするのを始め、バラマキ体制を強めるようです。
ダウ平均株価は、社会主義の色濃い民主党政権がスタートすると
いうのに、選挙前の下馬評を無視しての史上最高値だそうですわ。
「なかなかヤルのう、おぬし」というのが私の感想です。不正も方便、
正義のリベラルがすることならそれもまた正当化されるというのは、
まるで中華中共帝国のような儒教の国のようです。それは米国民
なら最も嫌うことだと私は思っているのですが、最近は違うのです
かねぇ?社会主義者といわれるハリス副大統領とか堂々自称して
いるサンダースさんとか、もうよくワカリマセンわ。
ここへ来たからには、バイデンさんにしっかりやって欲しいですわ。
特に、極東の安全保障について。核を持たないどころか、自衛の為
の先制攻撃さえ出来ない国のメンドウをみてやって下さい。そして、
もしも選挙不正が明かされた暁には、とっととトランプ親ビンに替わ
って下さいね。まぁ親ビンのことだから、確かな不正ネタを掴んでも、
バイデン新大統領就任後のエゲつないタイミングで出してきそうです
けど・・
投稿: アホンダラ1号 | 2020年12月15日 (火) 23時37分