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2021年1月 5日 (火)

トランプが改竄指示を出したですと?

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やはりオールドメディアはこう来ましたか、という「衝撃のニュース」が飛び込んできました。

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、ジョージア州での大統領選の結果を覆して民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏に勝利できる十分な票を「見つける」よう、同州の州務長官に圧力をかけていた会話の録音を米メディアが3日公開し、米政界に衝撃が走っている。
トランプ氏と、ジョージア州のブラッド・ラフェンスペルガー(Brad Raffensperger)州務長官(共和党)の録音された会話を最初に入手したのは、米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)。この録音には、バイデン氏の勝利を覆すことができなければラフェンスペルガー氏や他の当局者は「大きなリスク」に直面する恐れがあると、トランプ氏が暗に脅すような内容の発言も含まれていた。  録音の中でトランプ氏は、大統領選の得票数を「再集計したと言っても何の問題もないだろう」と発言。「何十万票もの誤差がある」と指摘した。  これに対しラフェンスペルガー氏は、「大統領、問題はあなたが持っているデータが誤っているということです」と反論した。  
長年共和党が優勢だったジョージア州で、バイデン氏は1万2000票未満の小差で勝利した。数回にわたる再集計や徹底的な検査を行っても、この結果は変わらなかった。  トランプ氏は、「現在の票差はたった1万1779票だ。それは分かっているだろう?」とラフェンスペルガー氏に問い掛け、「だから、私は1万1780票を見つけたいだけだ」と述べた。  
さらに驚くべきことは、選挙人団の票が16票あるジョージア州での逆転シナリオですら、306対232で勝利したバイデン氏に逆転勝利することができないということだ。  公開されたこの録音について、ホワイトハウスはコメントを拒否。
一方で民主党からは怒りの声が上がっている。  一部の政治コメンテーターらは、この録音をリチャード・ニクソン(Richard Nixon)大統領の辞任に発展した「ウォーターゲート事件(Watergate)」で公開された音声テープになぞらえている。  当時ニクソン氏を辞任に追い込んだ記者の一人であるカール・バーンスタイン(Carl Bernstein)氏は、今回の音声について、「最大の決定的証拠になる」と述べた」(AFP1月4日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d20d7422c791752f24842f85ab7bfecdcf33e9b6

元のワシントンポスト記事はここからご覧になれます。ご丁寧にも、トランプの音声入りです。
Audio: Trump berates Ga. secretary of state, urges him to ‘find’ votes
https://www.washingtonpost.com/video/politics/audio-trump-berates-ga-secretary-of-state-urges-him-to-find-votes/2021/01/03/aba64f5f-8c3c-490f-af34-618ccea732d7_video.html?utm_source=twitter&utm_campaign=wp_main&utm_medium=social

ワシントンポストは、かつてのウォーターデート事件の時にニクソンを辞任に追い込んで映画にまでなったメディア界の英雄・カール・パーンスタインまで担ぎだしてやったぞ、バイデン、バンザイと叫んでいるようです。
日本のメディアも、今までの無関心のそぶりをかなぐり捨てて、一斉に地方紙レベルまで報じるあり様です。

いや、まったく露骨なまでの政治的誘導です。
考えてご覧なさい、今日はなんの日でしょうか。ご承知のように、ワシントンポストが得々として報じたジョージア州の上院議員選挙の決戦投票日です。
これで共和党が2議席、いや1議席でも獲得すれば、その段階でバイデンはレームダックです。
民主党が勝てば、議会運営はそうとうに楽になることでしょう。
ですから、民主党はこのジョージア州上院議員選こそが決戦と思い定めて、噂の域を出ませんが、他州から有権者移動までしていたという話すらあるほどです。

その投票日前日を狙いすまして、これです。
あまりに露骨な選挙介入ですから、ここまでやるかと一瞬唖然としました。
WPの意図は説明するまでもなく、攻守を逆転させることです。
今まで大量のバイデンの不正選挙疑惑については言論統制まがいを働いてきたオールドメディアは、ここに来て一挙に反転攻勢にでようとしています。
その第1弾がこれで、たぶんまだでてくるでしょう。

ではこれがトランプの命取りになるかといえば、どうなんでしょうか。
同記事は、トランプ大統領と南部ジョージア州のラフェンスパーガー州務長官との間の会話の録音記録の一部をリークしたものです。
そもそもどこからこんな通信記録が出たは、想像をめぐらす必要もなくあのラフェンスバーガー州務長官以外ありえません。
このラフェンスバーガーは、CNN に、ボク、ホワイトハウスや共和党から圧力をかけられているけど、がんばるからね、涙目でインタビューに答えていたような「あちら側のヒーロー」のひとりです。
共和党にはほんとうはバイデンに勝ってほしいような奴がうようよいて、トランプの足をひっぱり続けてきましたが、この男もそのお仲間でした。

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ジョージア州ラフェンスパーガー州務長官
米大統領選2020】 トランプ氏、票を「見つける」よう要求 ジョージア州 ...

では、オールドメディアが鬼の首を取ったように狂喜乱舞している肝心なこの録音記録ですが、内容的に問題視されているのはこの部分です。

「トランプ大統領  あなたが(票を)再集計したと言えばいい。
私は(バイデン次期大統領の得票を上回るための)1万1780票を見つけたいだけだ」

はい、正味これだけです(笑)。このどこが「決定的証拠」?
はて、これで票数改竄指示だとWPはいうのですが、飛躍も度が過ぎます。
だって、州務長官なんぞに1万ナン千票を魔法のように取り出す能力がないのは、不正選挙を問い詰められてこの人物が言っていたことではありませんか。だからトランプはWPの記事でも「見つけたいだけだ」と言っているわけで、このどこが改竄指示なのでしょうか。
改竄させたいなら、はっきりと1万ナン千票を得票数に乗せて、オレに勝たせろ、と言うはずです。

トランプにしても、当時既に裏切り者だと考えていたラフェンスバーガーに、投票結果を改竄しろ、なんて言うはずがありません。
トランプが言ったのは、ただ再集計してみろ、自分が盗まれた1万ナンボの票が見つかるだろう、と言っているだけのことです。

このジョージア州こそ、後に「選挙不正4州」として合衆国の歴史に刻まれるような疑惑の州でした。

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そもそも、WPが本気でこの発言を選挙結果改竄要求事件にしたいのなら、全文を出したはずです。
しかし、問題の部分も会話の一部の前後を切り取ったもので、どんなことを発言の中でこう言ったのか文脈が明確ではありません。
ですから、これは都合よい場所を、つごうよく解釈しただけの記事にすぎないのです。
よく安倍さんや麻生さんがやられたことですね。

だからWPも、記事に「・・のおそれがある」とちゃんと逃げの仕掛けを施してあります。
たぶん、後に強力無比なクラーケン弁護士に、提訴された場合の言い訳でしょう。
仮に裁判にでもなれば、いやあれはその可能性について報じただけで、改竄指示そのものだとは書いていない、とかなんとかね。

本家が逃げを作ったうえで報じるくらいですから、報道媒体によってトーンが異なります。
ロイターにかかると、当該部分はこうなります。

「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何ら悪いことではない。私が望むのは1万1780票を見つけることだ」
(ロイター1月4日)

わ、はは、「再集計してもなんら悪いことではない」です。このどこが問題ですか?
トランプが言っているのは、再集計して正しい投票結果をだしてほしいということにすぎません。
その会話の一部に「1万ナン千票は盗まれたものだから見つけ出してくれ」がはさまっていただけのことです。

もういいかげんにしてくれ、オールド・メディア。
ほんとうの今回の大統領選の敗者はあんたらなんですから。
どうせ今日のジョージア州上院議院選挙や、明日に予定されているトランプ支持者による100万人ワシントンパレードに冷や水を浴びせたいんでしょうが、もう遅いとおもうぞ。

 

 

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コメント

 一時間にもおよぶ会談を都合の良い部分をつぎはぎして、4分間で公開するなど「さすが朝・毎の本家」とでも言いたくなるような汚い手口です。
この会談は両者とも、一名づつ弁護士も参加させて行ったものです。また、録音は双方の了解の上でしていて、訴訟上の記録として残す意味合いがトランプ側にはありました。そこでの恫喝などありようがありません。本記事にあるように、上院議会選挙に対するメディア側の詐欺的介入以外のものでないでしょう。

トランプはまず個別具体的な不正の数々を詳細に提示し、そうした不正を合わせれば不正は数十万票にものぼるとしています。「それらすべての不正を認めなくても、一万七千票くらいは見つけられるだろう」という趣旨の発言をしたのでした。

何度集計し直そうが、再集計そのものには意味がなく、不正投票部分を取り除いた再集計をしなければなりません。ケンプ州知事はFOXのインタビューで、「ラフェンスベルガー州務長官にそう指示をした」と答えました。しかし、そう出来なかった理由は「権限は州務長官にあるから」だと責任のがれの発言をしています。

トランプ氏の主張に対してラフェンスベルガー州務長官は、「すべての事を確認したが、何も不正がなかった」と答えています。
まさに公聴会の最中に「ネットに繋がれていない」とされていた集計機がハッキングされたりして、ラフェンスベルガーのウソや偽りは明瞭です。

問題の上院選挙動向はトラファルガーの12/18の調査で二議席とも共和党優位でしたが、12/28の調査では、僅差で二議席とも民主党優位に変わっています。
共和党は二議席とも失えばトランプ騒動のせいにするでしょうが、共和党の「戦えない理想民主主義」の所産である事が事の本質だと思います。

やるとは思っていましたがマスコミは投票日直前での露骨な世論誘導をぶっこんできましたね。
アメリカの特にジョージア州の住民が本当に民主主義の重要性を自覚しているのかが問われる選挙です。
今回の大統領選におけるバイデン&民主党に対して不信感を感じているのであればそれが票数として証明されるでしょう。

今回の件は大阪都構想の住民投票日直前に大阪市財務局から勘違いするように仕向けているとしか思えない情報リークが毎日新聞に行われたのを思い出します。
その後示し合わせたかのように朝日、NHKが思惑通りに勘違いした二次報道を行い、誤った情報が拡散されたまま投票日を迎え結果は大阪市の勝利に終わりました。

それまでこの件に関しては大阪の住民が決める事と考えていましたが、誤情報を覆せないタイミングでこのような反則勝利になんの遺憾も表明しないどころかリークを支持していた藤井聡氏はじめとする反対派の方々への信頼は地に落ちました。
自分が正しいと思う事ならばどんな手段を用いても正当化されるなんて考え方は藤井氏が最も嫌悪している層と変わらないと思うのですけどね…

トランプ大統領とその支持者や、選挙のクオリティを問題にする人々に対してアンチで吹き上がる日米のメディアとそこに頼る人にとっては、競争相手や嫌う相手が醜態を晒していると思えているのだから、定石ならしめたもの。
こういう時はどこまでも好きにさせ、敵が勝手に自滅するのを眺めるのが宜しい。
トランプ大統領と陣営は別に違法行為を続けているわけではなく、自由の国で法の下許される権利を行使しているだけなので。
敢えての切り取りや曲解をしてまで彼らがトランプ大統領を放っておかない理由は何だろう。
「反トランプ側」は「トランプ側」を反知性だというが、その言動は実際は己を映す鏡ともなっています。
事実の、より客観的で正確な把握・提供よりも、お気持ちご都合優先や非寛容など、己の側にある欠点を露呈してなお改ることが無いのを知っているのか気付かないのか知らないが、そうまでしてやる価値とは何なのだろう。

2021年正月企業挨拶のテレビコマーシャルで、沖縄タイムスが「沖縄の未来をつくります」といっていて、この自己評価乃至定義でOKを出してしまえる新聞社であるという事実や、これまでに知られてきている各社の報道姿勢・もののいい方・記事のクオリティとアフターフォローなどの数々の現実から導ける仮説は、望んで作り上げてきたセルフ・イメージに囚われるオールドメディアは欠点を改めることも変わることも謝ることもできなくて現状の極端化へ向けて進む、ということです。
このことに日米大差はないと思われまする。
自分の仮説だけれど、その証明に労と時間を割く価値を私は感じないし、おそらく日々真面目に苦労と楽しみを重ね暮らす方々にとっても、その価値は薄いでしょう。
仮説の取捨・実証反証はどちらになってもよく、ただ眺める。
それが見えるまでに社会が、誰が、どの程度痛手を負うのかはわかりませんが。

信じる者は幸福、疑う者は賢明

聞くところによるとハンガリーの諺だそうですが、だとすれば、歴史上、泰平を味わえることは少なかった地域にあり、東欧にあって早くに共産主義を遠ざけることができた国で生まれた格言、ですかね。

どちらの側も相当に、出鱈目な煽り憶測裏取り無しの発信をぶつけ合い続けています。

今朝の記事の切り取りぶっ込みは、正に大阪都構想投票を思い出す酷いものです。
しかし不正の山のエビデンスの弱さも相当なもので、トランプ支持者側がそっちに触れないのも世界中が見ています。
最もデカい不正と謳われるドミニオンは反撃に出、しかも報じた側は裁判では負けるから?報道撤回しているのにはガッカリしました。
https://apnews.com/article/fox-newsmax-smartmatic-dominion-lawsuits-826071eb5b52ec8aea6b0028da78c61c

 トランプ氏が勝ってほしい。上下院での合同の公聴会(議会)が開かれれば、実態が露になると思うのだが、それがどのような展開をするのかについては心配である。これまでの連邦最高裁の態度、ジョージア州務長官その他の主要な方々の不審な態度などを見せつけられると今後どうなるのかとの不安はやはりよぎる。道理のある進展を切に望みます。

 私はアメリカの政治・選挙は汚い感じがしている。この選挙戦を機会に
あめりかの選挙制度が良くなりますように。不正がなくなりますように。アメリカの大復活がなされますように。  
 

似非サヨクさん達は本気の本気を出して来ていますから、真実がどう
であれ、トランプ親ビンは苦しいと思います。親ビン自身も、「お前ら、
ホンマにマジやんけ、少しナメてたわ」と、心の中では似非サヨクさん
達の健闘を讃えているかも知れません。

たとえオールブルーになったとしても、ここまでなりふり構わずに誕生
させたバイデン政権は、今度は似非リベラル自身の根源的矛盾に苦
しんで(各人各種の理想のために、蛇蝎のように嫌ったトランプ政権よ
り、実務的政権運営力が明らかに劣化して、早やレームダック)、米国
民の失望をかうのは宿命ですわ。それを、似非リベラル得意の甘い
演説でどこまで誤魔化し続けられるか?その点はオバマさんは優秀
でしたけど、バイデンさんは無理そう。ハリスさんはオバマさん以上
かも知れませんが・・

まあ他国のことなんで本来ブツクサ言う事もないのですが、自国の
防衛を事実上米国にアウトソーシング(建前では同盟)している我が
日本国なもんで、トランプ政権とはウマが合っていた事を思うと、どう
も中共と日和りそうなバイデン政権は不安ですわ。

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