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2021年2月13日 (土)

慰霊五輪かジェノサイド五輪か

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活発なご意見をありがとうございます。
お気づきかと思いますが、今回私は自覚して「暴論」を言っています。
暴論というのは、飛躍を前提にします。現実に生じるであろういくつもの難点をあえて目に入れず、意識的に短絡させています。

今回の場合、あえて私が1年延期論で捨象したのは大きく3点です。
ひとつは、延期された場合の後始末。
もうひとつは、国内政治。
三つ目は、来年の北京冬季五輪です。

後始末は考え出すとキリがないというか、そこで議論が止まってしまいます。
だからいったん切り放しておかないと思考に幅を持たす事ができません。

二つ目は、国内政局ですが、好むと好まざるとにかかわらず、今後政局は小池女史を中心にしたものに変化していくでしょう。
野党がホワイトアクションなどという児戯で遊んでいる間に、小池氏はかつての政局の女帝に復帰することを狙っています。

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でなければ、4者会談に開催都市でありながら欠席するというふざけきったまねができるはずがありません。
あれは森を切る刃で、いままで後ろ楯となることで安閑としていた二階すら切る心づもりがなくてはできないことです。

この人が持ち込みたい構図は、年寄りの権力者に立ち向かうジャンヌ・ダルクですから。
おそらくこの秋には、凛々しい女帝として国政に再挑戦し、弱体化した菅政権を揺るがすつもりでしょう。
菅さん、若いほうがいい、女性がいいなんてくだらない介入するんじゃないよ。女帝の思うつぼではありませんか。
女帝の思惑はコロナ制圧、五輪大幅縮小を引っさげて秋の総選挙に一方の局としてうって出ることかもしれません。

しかし、そのような些事はどうでもよいのです。
現代史上空前の規模にまで膨れ上がったこの感染症の前には、国内政局などほとんど無視できる変数にすぎません。

そこで三つ目です。
1年延期論の最大のネックは、いうまでもなく北京五輪とバッティグすることです。それをどう考えるかです。
常識的には、延期不可能の最大の理由だと思います。
しかしほんとうにそうであってよいのでしょうか?逆ではないのでしょうか。

東京五輪は新型コロナの感染のために延期を迫られました。
原因は新型コロナウィルスです。
この新型コロナウィルスのために、世界で1億743万人が感染し隔離され、入院を迫られ、あるいは集中治療室に送られて、実に280万人もの人が生命を失いました。

「世界59カ国・地域のデータに基づくウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析によると、280万人以上が命を落としている。この数字は、今回のパンデミックによる世界的な打撃を最も包括的に示すものだ。これら諸国・地域の昨年の死者総数は、平年の水準を12%以上上回っている」((ウォールストリートジャーナル2021年1月 15日)
https://jp.wsj.com/articles/SB11721070613559173311104587222350435711924

ここで私たちは大きな問いを突きつけられています。
この原因を不問に付してよいのかどうか。WHOの「現地調査団」なるおらゃらけた者どもが言うように、中国にはなんの責任もなかったのか、どうか。
このWHO発表の評価については、次の機会に譲りますが、このような仕組まれた幕引きを許してよいのかどうか。

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にこやかに握手をする調査団のピーター・ベン・エンバレクと中国CDCの梁万年

[武漢(中国) 9日 ロイター] - 新型コロナウイルスの起源を探るため中国湖北省武漢市を訪問している世界保健機関(WHO)調査団を率いるピーター・ベン・エンバレク氏は9日、武漢ウイルス研究所からウイルスが漏えいした可能性は極めて低いとし、これ以上の検証は必要ないとの見解を示した」(ロイター2月9日)

WHOは武漢P4ラボからのウィルス漏洩を否定し、感染源はわからなかったとしています。
つまりなにもわからなかったのが成果だというわけで、これでWHOは晴れて中国に免罪符を発行したことになります。
なんという馬鹿げた茶番。仕組まれた結末。
このような世界に巨大な災厄をもたらし、それを闇の中に葬ろうとしている者たちに、「平和の祭典」をする資格があるでしょうか。

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BBC

そして米国政府が公式に認めたように、今、ウィグルで起きている事態はただの人権侵害ではなく、少数民族抹殺・ジェノサイドだという事実です。
この認識はバイデン政権にも受け継がれています。

「アメリカのブリンケン国務長官は就任後初めて記者会見し、中国と気候変動問題などで協力を模索する考えを示す一方、ウイグル族らに対する中国政府の行為についていわゆる「ジェノサイド」にあたるとの認識を改めて表明し、人権問題には厳しく対応する姿勢を強調しました」(1月28日 NHK)

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An anti-extradition bill protester is detained by riot police during skirmishes between the police and protesters outside Mong Kok police station, in Hong Kong, China September 2, 2019. (Tyrone Siu/December 31, 2019)
ピューウリッツァ賞受賞作品 ロイター

そして香港に対する悪魔の所業。
もはや中国政府が立つべきは聖火台ではなく、被告席なのです。

一方、わが国のオリンピックの性格は、一般的な世界最大の競技大会ではなく、生命を失った人たちの深い悲しみと、それを癒す慰霊と鎮魂でなくてはなりません。
そしてオリンピックを、この地獄から人類が立ち上がろうとする復興の象徴とすることで、初めてこの時期に開催する意味が伝わるのです。
そうでなくては、この足かけ2年に及ぼうとする人類の苦しみがまったく無意味になります。

であるなら、中途半端に今年やり、来年には予定消化的に冬季五輪をすること自体を根本から問い直したほうがよいのではないでしょうか。
私たち人類は、慰霊五輪とジェノサイド五輪のどちらを選ぶのでしょうか。

最後に念のために書き添えておきますが、私は1年延長案が日のめをみることはないと思っています。
現実に五輪財政を握る国際スポンサーであるグローバル企業が、中国と全面対立するこの案を選ぶはずがないからです。
したがってIOCが呑むことはありえません。
唯一可能性があるとすれば、米国とEUが揃ってボイコットに乗り出す場合だけですが、トランプならいざ知らず今のバイデンにそのパワーがあるとはおもえません。

そして残念ですが、いまだウィグルに対してジェノサイド認定ができないようなわが国においておや、です。
ただ、東京五輪と北京五輪をリンクさせて考えていただきたいと思った次第です。

 

 




 

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コメント

ホワイトアクションはなあ。もう苦笑して見てるしかなかったです。
どこがホワイト?真っ赤っ赤じゃねーか!
それも日の丸のような綺麗な赤ではなく血の臭いがする黒ずんだ赤!

森叩きはトランプ叩きと同じ構図ですね。時流を読まない迂闊な発言をして切り取られたのは本人が悪いけど。

海外の反応やらをNHK初め特に朝日·毎日なんかは喜々として報じてますね。メディアが腐ってやがる。

例えば夕刊フジが東北楽天イーグルスに復帰した田中将大投手についてとんでもないトバシ記事を書いて、ツイッターでマー君が苦笑いしながらやんわり否定する。
記者もデスクもバカなの?と。いつの時代の感覚なんだか。何でもスキャンダラスに記事を書けば売れる!と思ったんでしょうかねぇ。。
さらにその流れを記事にしてポストが儲けるというの、プロレスやってんのか?と。

 なるほど。
言われる意味を深く納得出来ました。
(東北震災からの)復興五輪、アスリートによるアスリートの為の祭典、などのテーマは重要として残すとしても、それらのテーマが決められた時点からどれだけ時が移っている事か。
その間に起こった最大のトピックは言うまでもなく、全世界をおおうコロナ禍です。香港の民主派弾圧やウイグル問題など、深刻にして重大な人権問題も同時多発的に発生しています。

この間、これだけの全世界的大惨事がありながら、テーマ設定をいじらない、五輪の意義を再定義出来ない東京五輪は価値が半減します。
こういう主旨を政府や委員会、政治家に至るまで聞いた事がありません。あるいは「政治利用」と言われる危険性や、中共からの「内政干渉」批判をかわすために膠着した日本人全体の負の感性は骨がらみで、漢意(からごころ)の極意が我々の血肉にすらなっている危険を感じます。

管理人さんが望んでいるのは、東京五輪を2022年7月、北京五輪を2023年2月に延期するということでしょうか。
それが出来ればベストなのでしょうけれど。

2022年2月の北京なんて少し想像しただけで、
入国者全てに中国製のワクチン接種と2週間のホテル隔離、副作用やコロナ発症は風邪として隔離。コンディションの悪い外国人選手と隔離されたくない審判によって中国は全ての競技で大躍進、閉会式で(やんわりと)世界征服宣言。
くらいは思いつきます。

それくらい中国に利益のあることを手放すことは考えられません。
これが動かない以上、日本が国益を損なわないためにどう動くか、が求められているのだと思います。

沈黙しないであれだけの大非難をして森喜朗氏を辞めさせた人たちの中から、この切羽詰まった時期ゆえに、女性でも男性でもいい、誰かひとりくらいは「私にやらせて下さい」と名乗りを上げる人が出て当たり前と考えていたのですが、未だ現れず。
そんなもんなのですかねぇ。
何かを任された経験がお有りの方々ならお分かりだと存じますが、仕事のメインはほぼ利害の調整ですね。
職人さんがよく仰る「段取り八分」みたいなもの。
これから目指す着地点を中心にあらゆる可能性に備えた段取りが出来る人、そうでなければそれが得意な人を側に置くことが出来る人が宜しいでしょうが、本当に、この件で沈黙しなかった人たちで、頭の中に自分自身or他の具体的な誰かを思い浮かべている人はいないんですかねぇ。
私の頭ですら、川淵三郎氏に話が行くのはあり得ると思ったら実際話が行った、そして時間がない現状ではリーズナブルだと思っていたのですが。

Twitterで高名なちきりん氏は「繰り返しますが、私が望んでいるのは彼の辞任ではなく、このクラスの男性たちの再教育。中国共産党やってたみたいに再教育キャンプとかに入れたほうがいいんじゃないかと思うよ」
DP号に乗る前までは時々いい記事を書いていた岩田健太郎氏といい、GOTOキャンペーンについては良記事を書いていたちきりん氏といい、それらに賛同する人たちといい、新型コロナウィルスとは、感染せずしてある種の人たちの思考を大きく蝕むのが恐ろしいところでございます。
あー、「沈黙は賛同と同じ」らしいのに、ハッピー米山氏によれば「ウイグル問題って、日本人にはいくら何を言ったってどうしようもない話」でしたね。

中共は2022年に向けて、「アメリカも日本も酷いことになっているのをご覧なさい、我が国のようなシステムの方がずっと優れているのですよ」と、ワクチンと貸金持ってセールスして回るでしょう。
「日本の専門家 日本は中共製ワクチンの輸入を考えるべき」との見出しの環球時報記事に登場する上昌広医師など、その手羽先ですねぇ。
https://www.globaltimes.cn/page/202101/1212943.shtml

我が国の外も中も、「無限の腹黒さ」か「軽薄な党派的根性」を発揮する人たちばかりですし、首相に対しては五輪へ政治を持ち込む言動をさせる罠に掛けようとする記者連中ばかり。
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、腹黒さ底に持ちつつ、あらゆる国と地域が共有すべき価値観・意識・テーマを正面から押し出して発信し、交渉し、準備していくしかないと考えます。
何をどうやっても文句しか言わない連中は、いないのと同じ。

現下の状況で欧州各国は北京冬季五輪に参加するのでしょうか。チベット・ウイグルを引き合いに出すまでもなく、香港であのような人権弾圧が平然と行われているようでは少なくともかつての宗主国であった英国はホイホイと参加は出来ないと思いますが。
もし欧州各国が軒並み不参加となれば、もはや五輪の体をなさないのは明らかです。夏季五輪なら何とか格好は付くかもしれませんが、冬季五輪で欧米抜きはまず考えられません。

経済を考えれば、習近平の覚えめでたきを願って参加表明をする国があるかもしれませんが、こと人権が絡むとそう単純ではないはず。重い重い踏み絵を踏まされることになるでしょう。

そのような事態に直面した場合、我が日本政府はどのような判断を下すのでしょうか。まさかシェイシェイとばかりに参加表明なんてことはないと思いたいですけど。

中国に気い良く東京五輪に参加してもらう為に北京に向けて人権問題に触れない、これが今回の記事の提案から最も遠い最悪手なのでしょう。
私も暴論を書くと、東京五輪で台湾を国のように(国家承認とまではいかないとしても)扱う事で、いっそ中国にボイコットするか踏み絵を踏ませて見れば良いです。蔡英文総統とクワッド各国で組んでコロナ対策の協力連携をして見せるとか。
1年延期できればそのようなアピールを英豪と連携して行い米国に台湾から引かせない体制をキープしながら北京五輪対策へ向かえる可能性は、あるにはあります。バイデンだけでなく日本の脆弱性が最も危ぶまれますが。

今夏に開催する場合、開会式は観客動員というよりネット中継のビデオメッセージや各国からの画像コラージュなどが一際フューチャーされますね。各国首脳は国内に留まってモニタ越しに手を振るなどあるでしょう。そこに台湾を是非とも入れて欲しいです。

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