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2021年4月 3日 (土)

小泉ジュニアは超馬鹿です

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小泉ジュニアは超馬鹿です。
一般人ならただの馬鹿で済みますが、与党の政治家、それも大臣なのですから気の毒ですが「超」の栄えある冠を授けさせていただきます。
「超馬鹿」の受賞理由は、いい大人が中坊並の知識で中坊が言いそうなことを言うだけではなく、閣僚になってもやらかしてしまい、それをオレってカッコいいだろと自惚れているから超馬鹿なのです。

彼の言論の特徴は父親似で、ろくに考えもしないのに、しゃべってしまうということです。
後先がありませんから、こんなこと言ってどーするのということを平気で口にします。
たとえば、今進行している福島第1の廃炉作業でもっとも問題になっている、汚染水、もといトリチウム水の処理について、ジュニアはこんなことを発言していました。


「進次郎氏は12日、東日本大震災で被災した福島県の漁業関係者と面会し、東京電力福島第1原発の汚染水浄化後の処理水をめぐり原田義昭前環境相が「海洋放出しかない」と述べたことについて、「率直に申し訳ない」と謝罪した。 こうした一連の言動をめぐり、容認派と反対派からネット上で批判・注文が殺到している。
 今月下旬には、米ニューヨークで開かれる国連総会の環境関連イベントにも出席し“国際デビュー”を果たす予定だが、政治家として真価が問われるポストのようだ」(ZAKZAK9月13日)

これは既に環境大臣に就任してからの発言ですから、おいおいです。
そもそもトリチウム水の海洋放出の所轄は環境省ではなく産業経済省です。
信念さえあればなんでも言っていいわけじゃありません。
自身の発言のために政権の政策が拘束されてしまうからです。
小泉ジュニアは父親譲りの反原発を進めたいようですが、同じ理念をもっている河野ジュニアのほうは、閣僚になれば持論であった反原発を封印してしまいました。
これでいいのです。大臣が個人的人気取りで所轄外のことにいちいち口出ししてカッコつけていたら、内閣なんてただの学校のホームルームだからです。

ところがジュニアときたら、こんなことも平気で言っています。

「小泉進次郎環境相は11日夜、環境省内で行った就任記者会見で東京電力福島第1原発事故を踏まえ、原発について「どうやったら残せるかではなく、どうやったらなくせるかを考えたい」と述べた。2030年度に再生可能エネルギーの電源比率22~24%を目指すと掲げた政府のエネルギー基本計画に関し、さらに比率を拡大すべきだとの認識を示した」(毎日9月12日)

あーあ、不勉強なくせに頑固、というか不勉強だから頑固なんです、この人。
「どうやったら残せるのかではなく、どうやったらなくせるのか」ですって(笑)、そんなことは反原発運動家が言うせりふです。
運動家は経済がわかりませんから(というか、経済がわかっていたら運動なんか出来ませんからね)、即時停止、再稼働反対と脊椎反射で答えても許します。
しかし、閣僚、つまり政策を作り、それを責任をもって行政に落とし込んでいく職分の人間がそれをやったらシャレになりません。
だって、どうやるかの道筋をかんがえる、そしてそれを具体化するのが政治家の仕事だからです。

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私は経済を傷つけないためには、一定数の原発を残しつつ段階的に長期間かけて「なくす」のが、もっとも合理的な回答だと考えています。
脱原発をスローガンで言っているのなら、即時停止で済みますが、実際にそれをすれば化石燃料に依存し、輸入エネルギーの増大によって国富が流出していきます。
電力会社は疲弊し、廃炉コストを出せなくなり、電気料金は上りますから、国民を苦しめます。

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上図の薄い緑色が再エネで、図を横切るように上昇する黒線が家庭用電気料金を現しています。
再エネが増加すると電力料金も上昇していくのがわかります。
脱原発と再エネをセットで国策にしてしまったドイツ、イタリア、デンマークが、水力の多いカナダの倍であるのがわかります。
日本は現在中位の電力料金で済んでいますが、再エネを2倍にすると30円/kWhに跳ね上がって世界でも電気料金上位の国となります。
それでなくても福島事故以降、カンが原発ゼロにした祟りで、上り続けている電気料が更に国民生活を直撃していきます。
国民の経済と生活に打撃を与えて脱原発しても、それは本末転倒ではありませんか。

そのうえトリチウム水の海洋放出まで止めてしまっては廃炉作業すら出来ませんから、原子力は永久になくなりません。
そもそも廃炉した後の最終処分も結論がでていないのでから、原発ヤメロだけではなんの回答にもならないんですよ。
この「汚染水」の海洋放出も、許すなとか言っていられるうちはいいのですが、ここで止めたら廃炉作業を断念せねばならなくなります。
ならば福島第1の廃炉を放棄しますか?
そこまで分かって言っているのならアッパレで、ならば大臣なんか辞めて国会議事堂の前でシュプレッヒコールをしているほうに回って下さい。

また、原発を止めるということは、火力発電の比率を高めることと同義語です。
既存のエネルギー基本法でも、2030年に再エネを16%から24%にするためには火力を56%でキープせねばなりませんでした。
この火力を微減させるためには、再エネを20%台にして、原子力を今の3%からかつての水準に近い20~22%にまで増やさねばならないのです。

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この原子力を減らしたらそのぶんジュニアが大嫌いな火力も増やさねばならないのですか、この逆説がわからないとどうにもなりません。
言い換えれば、二酸化炭素ガスを削減するというジュニアのもう一つの政治目標は、火力や原発をある程度残していかねば達成されないのです。
だからそのバランスをどうとっていくのかが、政治家の政治家たるゆえんなのですが、化石燃料はヤメロ、原発もヤメロではまるでコレも欲しいアレも欲しいとおねだりすればなにか貰えると勘違いしているガキです。

ところで、つい先だってジュニアは超馬鹿語録に新たな一頁をつけ加えました。

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 「化石燃料、石炭・石油・天然ガス、これに依存して人間の経済社会活動が営まれる時代を変えよう!というのが、カーボンニュートラルであり、このプラスチックをもし使うのであれば、リサイクルが前提となる、ゴミが出ないサーキュラーエコノミーなんですよね。
石油の色もにおいもないから分からないと思うのですが、石油って化石燃料なんです。
じゃあこのプラスチックを、使い捨てを減らそうと思ってるかというと、プラスチックの原料って石油なんですよ! 意外にこれ知られてないんですけど」

ぶ、はは、ジュニアは国民がプラスチックが石油由来だと知らないと思っているらしいですね。
当人は啓蒙と思っているのかもしれませんが、ほんとうは愚民視というんですよ。
小学生でも知っているようなことを、爽やか柑橘系でしゃべってるんですから、まるでNHKの子ども向け番組のお兄さんみたいです。
ここでジュニアがかっこいいと思って使った「カーボンニュートラル」は、環境運動に多少関心がある人なら誰でも知っている考えかたです。
これは化石燃料に頼らない、という考えかたではありません。

カーボンニュートラルのほんとうの意味は、温室効果ガスの大気中への排出量と、消費量をプラスマイナスで均衡させるという考え方です。
米国ではすでに菜種のバイオエタノール化を義務化していますが、食糧になるものを燃やすというなんとも不道徳な考え方です。
実際に、これで得られる炭酸ガスをマイナスする効果と、化石燃料による温室効果ガスが打ち消し合うかどうかわかっていません。
だって、カーボンニュートラルなんていうのは、暇な学者が考えた机上の計算にすぎず、実際には作物の収穫、運送、加工には多くの工程を必要とし、その間炭酸ガスをガンガン排出するからです。

ついでにサーキュラーエコノミーっていうのは、循環型経済のことで、日本はすでに世界で首位を争うプラスチックのリサイクル率を誇っていますから、なにをいまさらの話です。
啓蒙としてはチンプなうえに間違っていますし、横文字で言うオレってカッコいい、と思うナルシストが言いそうなセリフです。

政策としてはコンビニのレジ袋を止めさせたり、プラスチックスプーンを取り上げたりしても、なんの意味もありません。
ただひたすら消費者が不便をして、コンビニやスーパーに行くたびに、進次郎め、次は落としてやるぞ、と思うだけのことです。
まぁかつては次期首相なんて呼び声がありましたが、絶対に首相になんかしてはいかんタイプでしょうな。

進次郎さん、あなたには育児休暇を永遠にとっていて下さい。

 

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コメント

「プラスチックの原料が石油、案外知られていない」
これを真顔で言えるところがすごい。父譲りと言うべきでしょうか。こども保険の発言辺りから徐々に馬脚を現した感がありますが、えらい人を環境大臣にしたもんです。せめてプラスチックスプーン有料化はレジ袋有料化が環境保護に資するというエビデンスを開陳してからにしていただきたい。

この人を環境大臣にしたことで唯一のメリットと思えるのは、「見かけで選んで総理大臣にでもなろうものなら、えらいことになりまっせ」ということを多くの人に知らしめたことかもしれません。

20210403 相模吾です。 カーボンニュートラルは20年10月に首相がゼロ宣言しました。
2050年と期限を切っての発表でしたが、その時になんでもゼロじゃないだろう。日本は環境先進国だぞ。遅れている米欧になんでもあわせるな、とおもっていました。
 運送業界が活況だが排出ガスも増えるのだろうな。EV車が増えれば廃車が山になり鉄資源の無駄遣いにならないか。牧畜業のメタンガスはCO2の25倍の温室効果があるらしいが牛肉を食べないの。
 一口に循環型経済と言っても江戸時代に戻れるわきゃないのだから環境省にはもっと国民が納得できる議論が欲しいよ、Jrさん。

 たとえば安全保障や9条のなど、我が国が抱える重要な課題について小泉はこれまで積極的な発言をひかえて来ました。この事について、自民党よりの評論家などは「能あるタカは爪を隠す」的な見立てをし、またそのように書いて来ましたが、とんでもない間違いだと国民にも明らかになったと思います。

ある評論家が「小泉は大臣になって、初めてプラスティックが石油由来の製品である事を知った」と言ったましたが、大臣の言いぶりから説得力のある説です。

また彼にとって、センテンスの短い言葉の連発は信念をあらわしているのではなく、無知と短慮を覆い隠すための道具なんですね。
彼は特に左派という事ではなく、単に絶望的に無知無教養だという事、何も考えない「パンダ」以上の働きはこれからも困難でしょう。

しかし一方では「政治家はバカでいいのだ」という無茶な考えを持っている人も確かにあります。
そういう場合、国民あまねくリバタリアンにならなければならず、よって立つ国家・国民が消滅する困難になると思います。


エコバッグとかレジ袋とかスプーンみたいな枝葉の話じゃなくて。
何かドラスティックなやり方で短期に片付く問題でもなく。
環境問題はエネルギー問題であり安全保障問題であるって根っこを押さえた上で、全人類が欲望と我慢どちらも程々にしながら暮らす。
これができるかできないかっていう話。
人やモノが動く限り、エネルギーは要る。
必要な時に空調を整えたり、必要なものを手に入れたり、不要になったものを処分したり、そんな文明的な秩序を求めれば必ずその分、無秩序に向かうエントロピーが生まれて、何処かでそのエントロピーをどうにかしなければならない。
今だとそれが炭酸ガス問題なわけだけれど、他の代替エネルギー源を使ったとしても必ずエントロピーは増大し、「それをどうするか問題」からは逃げられない。
枝葉の話ばかりする人は、脳を使えていないか、カーボン・ニュートラルが可能などとは本気で思っていないということ。

空調の効いた環境で温暖化や脱炭素を語るのはなぜ。
貧困国からすれば、温暖化で食料生産量が増えるなら歓迎、食用になるものを燃料にするとか論外、というか今、食料余らせてる国があるならとっとと分けてちょうだい、それができないのはなぜ。
ゴミを物凄く細かく分別させる自治体と、たいていのものは「燃やすゴミ」で出させる自治体があるのはなぜ。
資源ゴミのアルミ缶は盗まれるけれど、ペットボトルは盗まれないのはなぜ。
欲望と我慢の話を正面からしないのはなぜ。

「程々」を見つけるには、データとシミュレーションが要る。
炭酸ガスがどの程度増えると、何がどうなるのか。
今地球上に存在し入手可能と推定される化石燃料を全て使い切るとすると、どのくらいの期間でどれくらい炭酸ガスが増え、それで何がどうなるのか。
他人の予想に振り回されるより、富嶽で必要なシミュレーションをやって、我々に見せてほしい。
そこから、どうなると誰がどの程度の損または得をするのか。
環境をある状態に保つまたは戻すとなると、我々はどの程度の我慢が必要なのか、そういうことを考える。
全人類が、欲望と我慢どちらも程々にしながら暮らす。
そんなの無理、絵空事だというのなら、カモにするかしないか、されるかされないかの話。
京都議定書で我が国だけが体のいいカモになってババを引き、アメリカもカナダも議定書から降りてしまった頃、「日本が、これ以上は無いくらいエネルギー効率が良く出来ている日本製品を売ったら売った分だけ二酸化炭素を排出していいことにしたっていいんじゃないの?排出権が売り買いできるならそれだってありでしょう?」と、武田邦彦が言っていて、あれだけは、今も一理あると考える。

ビニールやプラゴミに関してはまずは使用者のモラルの問題が大きいのに有料化を義務付けとか意味不明。
揚げ句の果てにはすべてのプラ製品をこの世から無くしたいとか言い出しそうですね。
小泉Jrもこの意味不明な政策のゴリ押しのデコイとしてイケメンならある程度風当たりも緩くなるだろうという魂胆が就任時から見えてましたけど、ココまで大馬鹿だとは思ってもみませんでした。

これだけ知名度が高い政治家にも関わらず、討論系の番組に一切出演しないのも納得です。

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