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2021年5月 8日 (土)

米国の顔を立てただけの日韓外相会談

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バイデンになって一番心配されたのは、同盟関係の修復を名目にして、せっかくいいかんじに仕上がってきた日韓関係をいじりまわされるのではないか、ということです。
ご承知のように、日本と韓国は目下順調にデカップリング・プロセスの最終行程に入っています。
日本は韓国が反日に固執し続けるかぎりは、一切の外交関係を断つつもりでいます。
ただそのように言わないだけのことで、言えば激烈にワーワー言うだけでは済まずに、米国に泣きついて介入を求め、日米関係まできしむとやっかいですから黙っているだけのことです。
もし日米関係の枠がなければ、日本はもっとすっきりと大使引き上げくらいには踏み切っていたはずですからね。

ましてや今の外相は、輸出規制管理強化で韓国のあざとい裏切りの手口を熟知している茂木氏ですから、なおさらのことでしょう。
茂木氏は韓国の手の内を知り尽くしています。
日本の立場は「戦略的シカト」で、ムン政権が続くかぎり日本から見れば「韓国などとという国はない」のです。
まぁ、勝手にひとり相撲をやっていろ、というところですかね。

そのシカトの徹底ぶりは、韓国大使は日本に来てもかんじんなカウンターパートである外相と面談することすら拒否されており、日韓会談は開かれる様子もありませんでした。いったいなにしに来ているんでしょうか?
ちなみに、うちの国の駐韓大使も同じ境遇のようです。

その理由は

「茂木氏がこれまで、韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相との電話会談さえ受けなかったのは「韓国が解決策を示さない中で外相同士が原則を言い合っても意味がない」との考えからだ。ただ、5日の日米韓外相会談後には、ブリンケン氏の顔を立てるように鄭氏との個別会談に臨んだ。約20分間の初顔合わせは、想定通り平行線をたどった」(産経5月6日)
https://www.sankei.com/politics/news/210506/plt2105060022-n1.html

つまり、もう出先の外交官でどうなるという段階じゃなくなっちゃったんですね。

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日韓外相会談」の発表でも微妙に食い違う外務省(日本)と外交部(韓国

その日本が韓国との外相会談を受けたので驚いた方もいるでしょうが、なんの顔を合わせてもニコリともしませんでした。

「ロンドンで1年3か月ぶりに開催された日韓外相会談は「史上最悪の日韓関係」と言われている現況を反映し、とげとげしく、冷やかなものであったと、韓国のメディアでは報じられている。
 韓国の外相が今年2月に前任の康京和氏から鄭義溶氏に替わっての初の会談だったが、茂木敏充と鄭義溶外相は初対面にもかかわらず、握手はおろか、肘合わせ挨拶もしなかった。また、公式会談であるにもかかわらず会場には国旗も掲げられていなかった。
 配信された写真をみると、両長官は硬い表情で正面を見つめ、記念写真でも強張った姿勢でポーズを取っていた。会談時間も短く、僅か20分で終了した。こうしたことから事前に十分に協議した上での会談ではなく即席の会談であったことが伺い知れる」(辺真一5月7日)
https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20210507-00236676/

日韓友好をひたすら願う辺氏の情けなそうな顔が目に浮かびますが、会場には国旗すらなくやっつけの会談だったことがわかります。
所要時間20分ですから、通訳の行って帰ってで半分消えますら正味10分にすぎません。何話せって言うんでしょうか(笑)。
同時期にあった日英外相会談は2時間半。しかもブレークタイムには立ち話で意見交換までしています。
当然外相級会談であるべき事前の事務方の詰めもありませんから、共同声明はおろか発表内容すら食い違っている始末です。

辺氏がピックアップした日韓外相会談の発表の相違点を見ておきましょう。

●日韓外相会談の発表の相違点
総論
・日本側発表
「両外相は北朝鮮への対応を始め、地域の安定にとって日韓・日米韓協力が重要であることを改めて確認するとともに、両国間の懸案を含む2国間関係について意見交換を行った」
・韓国側発表
「 北東アジアと世界の平和と繁栄のため緊密に協力する必要性に共感し、韓日関係を未来志向で発展させることに意を同じくした」
●慰安婦問題について。
・日本側発表
「日本の一貫した立場に基づき、改めて韓国側に適切な措置を講ずることを強く求めるとともに、旧朝鮮半島出身労働者問題に関し、現金化は絶対に避けなければならないとして韓国側が日本側にとって受入れ可能な解決策を早期に示すよう改めて強く求めた」
・韓国側発表
日本側の主張である「適切て処置を講ずること」や「現金化は絶対に避けなければならない」の発言は削除。
韓国側の「日本側の正しい歴史認識なくして過去史の問題が解決しないことを強調し、慰安婦及び強制動員被害者関連の韓国側の立場を説明した」のみ強調。
●福島処理水の海洋放出について
・日本側発表
「ALPS処理水に関し、今後とも必要な情報提供等を継続していく旨述べた上で、最近の韓国政府の対外発信に懸念を表明した」
・韓国側発表
「福島原発汚染水の放流決定が周辺国との十分な事前協議もなく行われたことに深い憂慮と共に反対の立場を明確に伝えた」
「汚染水の放流は韓国国民の健康と安全、さらに海洋環境に潜在的脅威を及ぼすとして(この問題には)非常に慎重にアプローチすべきであると強調した」
●北朝鮮問題
・日本側発表
「北朝鮮問題での日韓の協力の重要性が確認された」
・韓国側発表
「北朝鮮問題については朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に実質的な進展をもたらすため(日韓は)協力する」

とまぁ、こんなかんじで、韓国は「未来志向の関係で日本から同意を取り付けた」と演出したかったようですが、日本は淡々と約束を守れ、処理水放出で嘘を国際社会に言い散らすな、と釘を押しただけのことのようです。
日韓の未来志向ですか、もはやブラックジョーク。

こんな無意味かつ無内容な外相会談をしたのは、ひとえにブリンケンの顔を立てたからです。

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日米外相会談、北の非核化へ連携で一致…米は拉致問題即時解決へ協力

「北朝鮮政策の内容に加え、同盟国の結束を重視する米国が日韓の仲裁役を買って出ることも懸念材料として浮上した。ブリンケン氏はオバマ政権の国務副長官として日米韓の協議を主導した経験もあるだけに、非核化という大局のため日本に妥協を迫る可能性も否定できなかった。 ただ、慰安婦問題やいわゆる徴用工問題で国際法や日韓合意をほごにする韓国に対し、日本が譲れる余地はない。
 茂木氏は機先を制した。就任直後のブリンケン氏との電話会談や3月の対面会談で「安全保障に影響が出ないよう3カ国の連携はしっかりやる。その代わり韓国との問題は日本に任せてほしい」と繰り返し念を押した。外務省幹部は「米国は日本の立場を理解している。こちらが困ることは言ってこない」と語る」(産経前掲)

ブリンケンはオバマの頃にケリーの下で、国務副長官として日韓関係の修復をした経験があります。
いわゆる慰安婦合意ですが、2015年に北の非核化の為に三カ国連携は不可欠だから、日本は折れろと言ったのが、他ならぬこのブリンケンだと伝えられています。
ケリーのほうは、韓国政府にいつまで歴史にこだわっているんだ、と机を叩いて妥協を迫ったとか。

ですから、その慰安婦合意を韓国が一方的に瓦解させたことも、しっかりわかっていなければ嘘というものです。
いやホント、二国間でやらずに米国をかませてよかったとつくづく思いますよ。日韓二国でやったら目も当てられない。
日本は完全履行したにもかかわらず、平気で嘘をつく、約束を破る、そしてそれをすべてこちらの非であるかのように外国に触れて回るんですから、たまったもんじゃない。

さて今後ですが、日本は建前上はブリンケンに茂木氏が言ったように「安全保障に影響が出ないよう3カ国の連携はしっかりやる」ふりはするでしょう。
形骸化していようと、いまだGSOMIAは生きていますから、細い糸電話くらいは日韓で通じているとはいえるのです。
ただし、ムン閣下は、いかなる意味でも北を非核化させる気はなく、むしろ北の核を完成してもらって南の戦略原潜に搭載したいくらいに思っているのは明らかです。
そしてその核ミサイルの標的は東京です。
つまり、韓国はもう既に寝返っている裏切り者国家なのです。

こうした状況を踏まえるならば、日本が日米韓三カ国連携をやると言うのは、まだ韓国のほんとうの正体をわかっていない米国さんの顔をたてただけのことで、積極的に壊しにいく気はありませんよ、というだけのことです。
トランプはその鋭い直感で韓国の正体を見破っていましたが、ジジはおろかブリンケンすらわかっているのかいないのか。
ですから、わが国としては、全体主義との戦いのほんとうの最前線が既に朝鮮半島から台湾海峡と尖閣に移ったことをむしろ米国にはっきりと認識させねばなりません。

まぁ、ジジも気がつき始めてはいるようで、ワクチン・スワップ(なんじゃこれ)を結びたいと言ってきた韓国をにべもなくこう突っぱねています。

「(国務省プライス報道官は)ワクチン供与はカナダ、メキシコとQuadと協議中だ――。伝染病が流入しやすい隣国と、中国包囲網たるQuadに参加する日豪印を優先する、とプライス報道官は明言した。ワクチン外交が安全保障政策の一環であるとの姿勢を隠さなくなったのです」(鈴置高史5月6日)
「韓国へのワクチン供給は後回し」と公言した米国務省 バイデンがQuadから逃げ回る文在寅にお灸 | デイリー新潮

でしょうな。

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コメント

必要な時には「シェイシェイ茂木」と呼んで国民は手綱を締める時も必要でしょうが、とりあえず韓国関係は順調に断捨離へ進むと喜ばし。
ただ。
ミャンマー国軍に、拘束するメディア関係者の解放並びに情報通信の自由の確立を求めた在ミャンマー大使たち、その18ヵ国の中に韓国は居て、日本は居ない。
日本人ジャーナリストが拘束、起訴までされてもまだ。
この酷い穴は塞いだ方が良いはずと思うのです。

 2015年の「日韓合意」は翌年の韓国THAAD配備、さらにはGSOMIA締結のための米国苦心の日・米・韓体制構築のための下ごしらえでした。そうした体制を一方的に破ったのが韓国で、これをバイデンが同盟国重視の旗の下に修復を図ろうとしても無理です。
今のバイデン政権の同盟国重視政策は基本的に誤りです。

韓国は同盟とか民主主義、国際社会の動向とかは関係なく、強い方のいう事を聞く事が唯一の生存方法と考えていて、米中の雌雄が明らかになれば自然になびいてくる存在です。
しかし、これは他の多くのアジア諸国にも当てはまる事かも知れません。

トランプ時代は堅固な同盟国だけを選りすぐり、主に米国のパワーで中国をねじ伏せてから国際秩序の回復を図ろうとしていました。
バイデンの方法では無駄に時間を浪費するだけで、それは後退戦=中共との妥協点を探ろうとする動きに見えてしまいます。
局面によって、中共の代理人を果たしたい韓国のようなしたたかな小国が米国の足下を見るのは当然でしょう。

日本はバカな中国のおかげで、ここのところ民主主義社会での発言力が増していて、韓国に譲歩する必要はありません。
引き続き韓国など放っておける事が可能なので、これ以上はうまうまとバイデン政権の甘言に乗せられる事のないようにしてもらいたいものです。

本題から逆のぼる話なんですが、半島と列島の違いはあれど、日本
も永く中華圏に存在したハズなのに、朝鮮のようなガチガチの小中華
とは似ても似つかぬ性質の国になっています。そら儒教も日本に入っ
て来ていますが、それに完全に染まった訳じゃない。

トンデモ説では古代にローマ帝国に追われたユダヤの失われた十支
族の一部が列島に流れついたとか、本居宣長さんの言う日本古来の
「もののあわれ」が精神に根付いているのか、中国・朝鮮から逃れて
来た大勢の渡来人達が「中国や朝鮮なんて、あんなヒデー国はないぜ、
俺りゃあ、こっちの国で違った生き方をするんだ」と、彼らの元国との
同化を拒んだのか。理由は判りませんが確かに違う、外交も同一価
値観を持てない以上、条文のコトバ遊びに過ぎなくなります。

それに日本はムラ社会なので、「掟」に敏感ですわ。ここから日本人
の契約の概念が生まれたように思います。ただし、旧・新約聖書の
ような厳格な定めではないので、契約の運用では建前と本音などと
ユルくてイイ加減ではあります。けれど序列主義からくる事大主義で、
より上位の者の言う事が絶対に正しいという価値観の中国・朝鮮
よりは、日本の方が欧米の契約の概念に近い。

古い付き合いの日本ですら、中国・朝鮮の言ってることはムチャクチャ
な理屈でしかない。米国は、さぞかしチンプンカンプンだと思いますわ。
恐いのは、そんな米国が中国・朝鮮を誤解することです。日本の外交
責任者は、イヤがられるほど米国側に忠告してやって欲しい。アベさん
はしてたように見受けられるので、引き続き、古代四大文明のままの
現国家の不可解さを説いてあげて欲しい。

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