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2021年6月 1日 (火)

どうやって、コウモリのコロナウィルスをヒトに感染できるようにしたのか?

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昨日からの続きです。日本を除く世界のメディアが一斉に武漢ラボ発生説を報じ始めました。
今まで武漢から発生したので「武漢株」と呼ぶことすら、中国に忖度してダメだったのですから、まったく現金なもんです。
やがて大統領選挙についても、そのような時期が必ず訪れるんじゃないでしょうか(笑)。

それはさておき、とうぶんの間、私は「武漢株」とは表記する場合がありますが、「武漢肺炎」とは呼ばないと思います。
「武漢株」が、当事国が嫌がっているから無礼だとする意見もありますが、とうに「イギリス株」や「インド株」と普通に報じているではありませんか。インドもいやがってますがね。
しかし、「武漢肺炎」と呼ぶのは、明らかに人為的に製造された人工的ウィルスがなんらかの理由で世界に拡散した、という「結論」を先に立ててしまっています。

私は武漢株が人工説に作られたものであって、武漢のいずれかの研究所からなんらかの理由で漏洩したと考えていますが、それはあくまでも仮説にすぎません。
仮説は仮説であって、それを否定する材料が出た場合、仮説を修正することにやぶさかではありません。
私が知りたいのは真実であって、中国を攻撃する燃料ではないからです。

話を戻します。
現時点でわかっている石正麗グループの動向を、時系列に沿って見てみましょう。
まずその前に石正麗という人物について補足を少々。

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中国のコウモリ研究者、トランプ氏に謝罪要求-武漢研究所の関連否定

●石正麗(石正丽・Shi Zhengli) の経歴
1964年5月に河南省西夏県で生まれ。
免疫学者。人獣共通感染症研究者。中国ウィルス研究の第一人者。
1987年、武漢大学を卒業し、遺伝学の学士号を取得。
1990年に中国科学アカデミー(CAS)の武漢ウイルス研究所(WIV)で修士号を取得。
2000年にはフランスのモンペリエ第2大学で博士号を取得。フランス語に堪能。

フランスは世界的なウィルス研究のメッカであって、石はここで学び、フランスのウィルス技術を中国に持ち帰ります。
このフランスが、中国に懇願されて共同で建設したのが、P4施設を持った武漢ウィルスラボでした。
当時中国はP4施設を作る能力がなかったためですが、フランス政府は軍事転用を危惧して反対するウィルス学界を説き伏せて推進しました。
しかし案の定、共同とは名ばかりで、フランスはすぐに外され、気がついてみれば人民解放軍系統に組み込まれていました。
なんのことはない、フランスはP4施設技術だけを吸い取られただけで終わったのです。
軍事と民生の壁がまったく存在しない中国に、ウィルス兵器製造の技術を供与してしまったのですから、フランスの罪は重いといえます。

石正麗がこの建設にどのような働きをしたのか不明ですが、彼女はフランスウィルス学界とパイプを持っていたので、なんらかの働きをしたとかんがえるのが自然です。

さて、石正麗はフランスから帰国すると、武漢ウイルス学研究所(WIV)の新興感染症センターの責任者となりました。
ここはSARSなどのコロナウィルスを研究する組織です。

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中国科学院武漢ウイルス研究所(公式サイトから)

武漢ウィルスラボの新興感染症センターの責任者となってからを時系列で追います。
2005年、石正麗らのチームは、コウモリがSARSとよく似たコロナウイルスの自然の貯蔵庫であることを発見しました。
コロナウィルスとコウモリの関係について、少し説明します。

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肖波濤  新型コロナウィルスの発生源は武漢にある研究所だと中国の教授が公表

昨日紹介した、華南理工大学・生物科学与工程学院教授の肖波濤教授は『コロナウィルス起源の可能性』の中でこう述べています。
ちなみに、肖はこの武漢ウィルスラボでも研究した経験も持っており、この肖も現在行方不明です。

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「新型コロナウィルスは、キクガシラコウモリを宿主とするコロナウィルスと遺伝子配列が類似しており、このコロナウィルスを持つコウモリは武漢から900キロ離れた雲南省と浙江省にしか生息せず、武漢に飛来することは不可能である。
海鮮市場でも売られておらず食習慣はない。
海鮮市場から280メートル離れた武漢疾病予防管理センターは、この2年間でコウモリを湖北省から450匹保革し、DNAとRNA配列の研究を行った。
ここから出た実験に使われた廃棄物がコロナウィルスの温床であった可能性がある。
海鮮市場から12キロ離れた武漢ウィルスラボも同様の研究をしている。同研究所はキクガシラコウモリがSARSの大流行を2002年~03年にかけて引き起こしたと報告した。
新型コロナが、キクガシラコウモリから中間宿主を経て、ヒトに伝染した可能性よりも、この2箇所の実験室からウィルスが漏洩した可能性のほうが高い」(門田隆将『疫病2020』)

 

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キクガシラコウモリ

実はこの肖波濤の衝撃的論文が発表されるわずか3日前に石正麗は『ネイチャー』に、『感染症・中国に出現した新型コロナウィルスの分析』として武漢の患者ウィルスを解析した論文を発表しています。

「解析された患者の7人中6人は海鮮市場野従業員で、7人中5人のウィルス検体の遺伝子配列は同一だった。
そしてその79.5%がSARSコロナウィルスの遺伝子配列と同じで、さらにこのウィルスの遺伝子配列は、コウモリコロナウィルスと全ゲノムレベルにおいて96%同一であった。
よって、新型コロナウィルスの発生源がコウモリである可能性は非常に高い
研究チームは、このウィルスを「シンガタコロナウィルス2019(2019-Cov)と名付けた。SARSウィルスと同じ経路で、ACE2細胞受容体によって細胞に侵入する」(石正麗前掲)

しかしコウモリがコロナウィルスを持っていても、それがそのまま人間の細胞に侵入することはありません。
その理由は、「種の壁」があるからで、ヒトのウィルスはヒトにしかうつりませんし、逆に動物のウィルスもヒトには侵入できません。
ウィルスには特定の宿主が定まっているからです
しかし、現実にはコウモリのコロナウィルスがヒトに侵入しました。では、どうやって侵入できたのでしょうか?
その秘密が、石の論文にもある「ACE-2受容体」と呼ばれるものです。

やや専門的ですが、ここがキモなのでこのACE-2受容体についても説明します。ああいかん、ゼンゼン話が進まない。
ACE-2受容体とは下図下側にある気道細胞の上にある口を開けた突起物のことです。
これは侵入してきたコロナウィルスと結合して、体内に侵入させ感染を引き起こします。
たしかにコウモリのコロナウィルスはそのままでは、ブロックされてしまうのですが、石正麗らはSARSウィルスの表面に「Sスパイク」と呼ばれる野球のスパイクのような突起物を作って、ヒトの細胞にしがみついて侵入できるように遺伝子組み換え操作をしたのです。

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新型コロナウイルス感染初期のウイルス侵入過程を阻止、効率的感染阻害

この方法で、石グループはコウモリのコロナィルスをヒトに感染する方法を見つけだしました。
彼らは、動物とヒトのウィルスの「種の壁」を乗り越える最後の門を破壊する新たなウィルス、すなわち新型コロナウィルスを製造してしまったのです。

石が論文で新型コロナがコウモリのコロナウィルスとその遺伝子配列が96%一致すると認めながら、ではなぜこれほどまでの世界的パンデミックを引き起こしたのか疑問に思わなかったほうが異常です。
石は、新型コロナのような人獣共通感染症が起きるための条件が、中間宿主が存在するか、あるいはウィルスになんらかの改変が加えられているかのいずれかしかないことを知っていたはずです。
なぜなら、自分は十数年に渡ってまさにその「種の壁」を乗り越えるための遺伝子改変の研究をしてきたのですから。

そしてこの「種の障壁」を乗り越えるためにされたのが機能獲得変異研究であって、それを武漢ウィルスラボに委託し、5年間に渡って資金を提供し続けたのがアンソニー・ファウチとピーター・ラザックでした。
次回はここから話を進めます。

 

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コメント

今でも忌避されるトランプ前大統領の「チャイナウィルス!」が実は的確でしたというオチです。
日本脳炎とかMERS(中東)とか、昔からインフルエンザでもAソ連型とか香港型なんて言われてきた(さすがにコレラでのエルトール稲葉型や小川型という個人名表現は無くなったけど)、今回の新型コロナで中国政府が異様に中国発生を表記に盛り込むのを嫌がって、テドロスのWHOも加担。
実に怪しいと。

マスコミもようやくイギリス型とかインド型とか言ってたのを「〇〇変異株」という表現に変わってきましたね。
じゃあ、このCOVID-19のオリジナルをはっきりと「中国株」もしくは「武漢株」と呼ばないのは不自然です!
何の忖度なのか、脅迫でもされてるのか?と。。

 そうそう。山形さんの言うようにオリジナルを武漢株と表記しないのは不自然です。そうでないと、各所変異株へのつながりが明示的に明らかにはなりません。だいいち、中国自身当初は「武漢肺炎」と呼んでいました。

 記事中にある門田隆将著の「疫病2020」にはすでに、「研究所が発生源--そんな指摘をする人々は武漢研究の現場の実態を熟知しており、とても自然発生ではあり得ないという前提」(p292)としていました。

おもうに、世界中の為政者たちは最初から人工造作物であると理解していて、「政治的にどうか?」という観点から取り扱いを調整していたように見えます。また、自国のコロナ被害がひと段落するまでは世界的混乱をさける意味でも、あえて今の時期になった、という事も言えるのだろうと思います。

先程Yahoo!ニュースに載った共同通信記事によると、今後WHOは「風評被害を避けるために」病気に国名は表記しないことにするとのこと。
まあ一般に分からないような英文字と数字で管理するようですが、よほど中国を隠したいんでしょうね。

国名がダメなら、じゃあ発生源そのものの名称を明らかにするべきでは?と。分かってるんでしょ?

ついにこんな記事が出回りました。

「コロナウイルスは武漢研究所で人工的に変造された」英研究者らが法医学的学術論文発表へ 
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b36470ee15dcbe2899f76571ee3d820aa9bb39c

「掲載される学術論文を事前に入手し」って広める気満々ってことでしょうかね。

「その結果二人は、中国の研究者が、その中には米国の大学と協調して研究していた者もいたが、コロナウイルスを「製造する術」を手にしたらしいことが分かった。」

「彼らの研究のほとんどは、米国では禁止されている遺伝子操作で性質の異なるウイルスを作り出すことだった。」

アメリカといいフランスといい、かの国に最先端技術を供与してはならないと思い知ったことでしょうね。しかし、その代償はあまりにも大きすぎました。先進国や自由主義社会は当然として、世界各国が共通認識をもてればいいんですがねぇ。

「ACE2受容体」というのは、血圧を調節する酵素であるACE2の受容体で、コロナウイルスの表面にACE2と類似した構造があったので、受容体に結合して侵入し、またACE2の肺保護作用も阻害する、というメカニズムですね。

ピッタリ合う「鍵と鍵穴」は結合も分離も容易ですが、ちょっと形が違うと刺さったまま抜けなくて役に立たなくなる、というものです。
世の中に数多存在するウイルスや毒も薬も、そんな感じですね。

カネは、全ての研究者にとっての鍵ですね。良いアイデアがあってもカネがなければ実現しませんから。

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