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2021年6月 5日 (土)

武漢研究所への流れ

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アンソニー・ファウチのメールがなんと800本も情報公開法で開示されたようで、米国では一斉にその分析が行われています。
ま、うちの国はまるで別世界ですがね。
かなり以前の時期(おそらく新型コロナの感染があきらかになる前)から、ファウチは「進化論にしたがって自然界からヒトにジャンプしたもの」でないことを知っていたようです。
さらなる解析が待たれます。

さて、この武漢研究所(「武漢ウィルスラボ」の表記から、一般的な呼称に統一しました)がやっていた実験のキモは、機能獲得研究(Gain of function research・GOF )です。
機能獲得とは遺伝子操作することで、従来の遺伝子構造を変化させ、これまではみられない新しい機能(ゲイン)を獲得することです。
ひとことでいえば、人工的に新型ウィルスを作成することであって、今回の世界的パンデミックでわかったように、この研究によって得られるメリットはゼロに等しい研究です。
これに携わった科学者たちは、病原性、伝染性、抗原性を高めるような変異を起こすことで、あらかじめワクチンを開発しておける、と言っています。

なるほどこの言い分の一部は当たっているかもしれません。
なぜなら、通常日本では治験期間を含めて4年でできればよいとさえ言われるワクチン製造をわずか半年たらずで作ってしまった中国をみると、たしかにあらかじめその伝染性や抗原生を知り得ていることが大きなアドバンテージだとはいえます。
ただしその対価として、1億7100万人が感染し、少なくとも371万人(2021年3月現在)が死亡しましたが。

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新型ウイルス、中国「研究所流出」説の排除には「さらなる調査必要

つまり中国がかくも早くワクチンを製造しえたのは、機能獲得実験の結果を既に知っていたからで、中国は直ちにウィルス解析を行い、武漢研究所からの漏洩だと気がつき、ワクチンの「戦時製造」をシノバックなどに命じたわけです。
さらにはころんでもタダ起きないとばかりに、素早くワクチンを製造し、またたくまに増産をかけて戦略物資化して、外交上の武器にしてしまいました。
なんのことはないマッチポンプです。

あるいは、もうひとつの可能性としてウィルス兵器説もあります。
このウィルスの機能獲得研究は、いったん軍事転用されれば、正体不明、発生源不明で、敵国に大打撃を与えられる究極の大量破壊兵器です。
核兵器などという実際に使えない兵器より、はるかに「実用的」で「安価」、使い勝手のいい兵器なのです。
果たして中国がこの機能獲得研究をウィルス兵器にしたかどうかは現時点では不明ですが、武漢研究所は人民解放軍系統の施設であり、中国において民生と軍用の境が存在しないことを考えると、否定するに足る証拠を中国に見せてもらわねばなりません。

一方、とうぜんですが、ウイルス学者たちはこの機能獲得研究の危険性を誰よりもよく知っていました。
ですから、石正麗らが、2015年11月に『ネイチャー・メディシン』誌に機能獲得研究の成果を発表したとき、ただちに『遺伝子組み換えをされたコウモリウィルスの危険な研究で議論を呼んだ』と批判するデクラン・バトラーの批判論文が『ネイチャー』誌に掲載されました。
バトラーは『ネイチャー』誌の老練な記者で、そこで彼は、SARSウィルスを人間の受容体に結合できるように操作することは許されない、万が一研究施設からウィルスが漏洩したら、だれもそれを追跡できない、と実験そのものをあってはならないことだと強く非難しています。
そしてこの危惧は、不幸にも的中したのです。

一方、この新種のウイルスを作った時に与えられる巨大な「名誉」と権威、それによって得られる膨大な研究費は、大きな甘いケーキに群がる蟻のようなものでした。
名誉欲と金銭欲があまりにも魅力的なので、米国でも、機能獲得実験をするものが現れました。

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フェレット

その端緒はフェレットでした。フェレットはヨーロッパケナガイタチという種から作られた家畜で、ペットや実験動物として飼われています。
2010年オランダのエラスムス医療センターの研究者達は、一匹のフェレットから別のフェレットにインフルエンザウイルスを注入し続ける事で、ウイルスがエアロゾル飛沫によって空気感染していくことを突き止めました
これに着目したのが、米国のアンソニー・ファウチやピーター・ダザックなどのウィルス学者たちでした。

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アンソニー・ファウチ博士「この国は真実を言ってくれる人物を必要

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WHO、武漢の調査終了 「行きたい場所へ全て行けた」ダザック  

ダザックのニックネームは「バットマン」(コウモリ男)で、彼は2010年に、SARSのコウモリ起源を最初に発見した事で、大きな名声を得ています。
ダザックは、SARSの起源がコウモリである事を、中国の市場の1匹のジャコウネコ(ハクビシン)によって立証しました。
以来、ダザックのチームは、コウモリのサンプルを収集するために、人里離れたジャングルのあちこちの洞窟に実際に行っていて、その過程で中国の「バットレディ」こと石正麗と共同研究することになったようです。
これが、コウモリからウィルスを取り出し、別のコウモリにうつすことを反復することで、変異を起こさせて新種のSARSウィルスを作り出す機能獲得研究だったのです。

「そのアイデアは、1つのウイルスを取り出すためにこれらのフェレットで行われた事を実験室で反復し、より強力さと威力を持たせるためにその遺伝子コードを操作するというもので、そのウイルスが新たな機能を獲得する事からその名称が来ている。
私達がもし、最も感染力が強く致死性の高いウイルスを実験室内で自ら設計できるなら、実際の大流行という惨事が起きる事なく治療法やワクチンの見通しを得る事ができるという、「機能獲得ウイルス研究」は将来の大きな有望性を一部の人々には示していた。
「機能獲得研究」の原動力となった信念とは、「敵を知る事で戦いに備えられる」という崇高なものだった。米国の国立アレルギー感染症研究所 (NIAID) からの助成で数年にわたり、「機能獲得ウイルス研究」は世界各地で行われて来た。
そして、「機能獲得ウイルス研究」における主要な研究所の一つが中国にあった。それは世界中が知るところとなった武漢ウイルス研究所だ」
(FOXニュース2021年1月25日)
PART 1 of @SteveHiltonx's special investigation into the origins of the coronavirus#NextRevFNC pic.twitter.com/8iQvhH8sr9— The Next Revolution (@NextRevFNC) January 25, 2021 

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オバマ政権下における武漢ウイルス研究所へ資金援助が発覚・ファウチ  クリックすると大きくなります。

2014年、オバマ政権は米国内の機能獲得研究を漏洩の可能性が高いとして禁止しつつ、一方でファウチの主導によって国立衛生研究所(NIH)から武漢研究所に370万ドルの資金提供しました。
この時に、ファウチが使った方法は、いったんダザックが主宰するエコヘルス研究所を資金をトンネルさせて、その共同研究者だった石正麗グループに迂回献金する方法でした。
以後5年間資金提供は続けられ、2019年に完了しています。
そしてこの年11月に、武漢研究所から3名の最初の感染者が生まれて、入院し、それからわずか1か月足らずで最初の一般人の感染が確認され、2020年1月から武漢でパンデミックが爆発し、世界へと拡散していき大惨事に発展することはご承知のとおりです。

 

 

 

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コメント

全く未知のウィルスを人工的に作ることが出来る。そして人類が制御できない。あれ、これって映画「バイオハザード」と同じですね。日本では報道されていませんが、鳥から人間に感染するインフルエンザ感染が中国で発生したようです。鳥インフルエンザは一羽の感染が見つかると養鶏場全ての鳥を殺傷するしか防止方法がない。牛の口蹄疫しかり。
仮に、そういう伝染病が東京で発生したとき、東京都民はどうなるか。想像もしたくありません。もし意図的にやったとしたらこれは世界への宣戦布告です。少なくとアメリカ、EUはそのようにとらえています。

ウイルス兵器としては最適なのでしょうね。

強力すぎたらSARSのように隔離で感染対策可能なので、武漢ウイルスくらいの毒性・感染性が丁度良かったのですね。

これでワクチンのオペレーションまで完璧だったら、中国が世界制覇したでしょう。ファイザーなど、アメリカの本気に阻まれましたね。

北京五輪ボイコットまでは無理でしょうけど、東京五輪成功で、中国の野望を阻止したいです。

 ファウチの嘘が次々とバレて来ましたね。
一つは「資金提供していない」と証言した事。二つ目は「機能獲得実験を武漢でしているかどうか知らない」と言った事。三つめは、「遺伝子に人工的に操作された部分がある」という懇意の科学者からの注意があったにも関わらず、「(武漢研究所起源説は)ありえない」と決めつけて発表した事。

このファウチの発表を受けて、トランプの言った「武漢研究所起源の可能性」は現職大統領のとち狂った妄言となったワケですが、当時米国通の奥山氏や中国評論の中川コージ氏などが、武漢研究所発生可能性を言う論者たちを「陰謀論者」として、レッテルを貼って切って捨てていた事を印象的に思い出しました。

そうしてみると、ウイルスの起源特定について従来なら二、三年はかかっていたところ、ファウチが昨年二月には証拠もなく武漢研究所発生説を否定したのは、反トランプ者としての動機もあったのでしょう。

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