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2021年9月 6日 (月)

なんと早々、安倍氏が高市氏支持を打ち出す

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床屋政談で全国が沸き返っております。
ええ、常日頃は政局は好きじゃない、とか言いながらこの私も(赤面)。
あくまでも素人談義ですから、軽くお読み下さい。

大混戦とメディアは報じていますが、頭数が多いだけで石破、野田両氏はハナから無視していいでしょう。
ゲルちゃんは、そんなに党首選に出たいなら立憲から出なさい。

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石破氏「出馬は白紙」 自民総裁選 - 産経

そもそもあの人、本気で出る気はなかったはずです。
国会議員票が恥ずかしいくらい集まらないのは自分でも分かっていますから、フルスペックの総裁選はするべきではない、なんて事実上の不出馬宣言をやらかしています。
元幹事長にして政界のご意見番くらいのスタンスで一生食っていくつもりなのに(サンモニに出そう)、出ちゃったら数字で実力がバレちゃうじゃないですか。

だから9割の確率で出馬はしないはずです。5回負けたらもうシャレにならへん。
一部では二階氏が石破氏に推薦人を出してもいいと、言ったとか言わないとかが噂になっているようですが、二階のおっさんは負ける勝負はしない人です。
だから幹事長にまでのし上がれたので、ただのフェイントにすぎません。
二階氏は石破氏と思想信条(そんなもんがあればの話ですが)は似ているのかもしれませんがね、そんなことで選ぶ相手を間違えるような可愛いタマじゃありませんから、考えが正反対の安倍氏の幹事長にでもなれたのです。
安倍氏と政策が一致したからでも、政治観が一致したからでもなく、自民最強だったからにすぎません。
それがなにが哀しくて、今さら落ち目の三度笠のゲルちゃんとくっつかにゃあならんのですか。ありえません。
野田氏に至っては、論評するのも馬鹿げています。

さて、私は岸田-河野が競り合う二択だと勝手に読んでいましたが、素人の悲しさ、たちまちハズしてしまいました。すいませーん。
ぬぁんと驚いたことには、安倍氏が高市氏推しを派閥に伝達したとのことです。

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安倍氏が高市氏を支援へ 麻生氏も支持に回る可能性(テレビ朝日系(ANN

「総裁選での動向が注目されていた安倍氏は3日、自身の出身派閥で党内最大派閥の細田派の幹部に対し、立候補に意欲を示す高市氏について「信条的に近い」と述べ、支援する考えを伝達。閣僚経験者には、高市氏に同派から推薦人を出させる考えも伝えたという。ただ、同派では、所属する下村博文政調会長も出馬を検討しており、派閥としての対応は定まっていない」(朝日9月4日)

正確には安倍氏はこう言ったようです。

「細田派幹部は4日朝、「安倍氏は、今回の総裁選について、『派閥で行動は縛らない方がいい』『複数の総裁選とすべきだ』という意見とともに、『私は、女性でビジョンがしっかりした高市さんを支持するつもりだ』と語っていた」と夕刊フジに明かした」(ZAKZAK9月5日)

いずれにしても、すさまじい起爆力です。
誤解をおそれずに言えば、安倍氏は高市氏を後継指名したのです。
ま、考えてみれば、高市氏はかつて細田派(今は無派閥)ですし、共に「保守団結の会」の顧問です
http://totalnewsjp.com/2021/09/04/takaichi-11/
政策的には、安倍氏の政策をほぼ全面的に継承するとしているのですから、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。
それにしても早い。早すぎるのが憶測を呼ぶくらいです。
朝日の行間には、下村出ろ、出てくれぇ、そうすりゃ細田派は分裂だわい、という声が漏れてくるようですが、たぶん下村氏は出ません。
となると、最大派閥の細田派は高市氏推しで決定ということになります。

ところで、好むと好まざるとに関わらず、総裁選挙は派閥のパワーバランスで8割方決します。
そこが通常の国政選挙と決定的に違うところです。
ついでに公職選挙法の枠外ですから、なんでもありです。

よく派閥談合で決める密室政治だ、と批判されていますが、わかってないな、これは私党の党首選挙なんですったら。
そもそもそんなことを言い始めたら、党首選挙自体やったこともない共産党みたいな党なんかどうなるのです。
派閥は法的に定められた制度でもありませんし、自民党の党則にもない組織で、建前は政策に関する任意の勉強会にすぎません。
だからナントカ研究会と名乗っている派閥が多いのです。
たとえば細田派は「清和政策研究会」、岸田派は「宏池会政策研究会」です。
大規模なものになると事務所があり、専任の職員を雇っていたりしますが、小さなものではゲルちゃのところのように「ゲルとその愉快な仲間たち」というクラブもあります。(←ウソ)

昔、昔、角栄さんがふんぞりかえっていた当時は、派閥の領袖がカネを集めて選挙の時や盆暮れにバラまくのがしきたりでしたが、自民党の近代化で幹事長にその権限が集約されました。
しかし派閥から総理・総裁が出れば、ポストを得られるかもしれないということで、いまだに派閥は隠然たる力を持っています。

こんな陰湿なのはイヤダ、総理は国民が選ぶ方式にしろという意見は昔からありますが、現実にそれをやると、選ばれた首相は元首となってしまい、天皇陛下を元首とする憲法に抵触しちゃいますからね。
ちなみに、米国民主党は日本版のサルまね政党が出ましたが、日本版共和党がないのは元首は天皇で不動という日本政治の礎を揺るがすからです。

おっと、前置きが長くなりました。今の自民党派閥はこのようになっています。

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ひとめでお分かりのように、第1派閥が細田派、すなわち安倍派で97人、第2派閥がその盟友である麻生派で54人、これだけで151人で、自民議員全体が383人としてその約40%を占めます。
ですから、安倍氏と麻生氏のように、政治理念で一致し、しかも何回もの試練を共にくぐり抜けた盟友関係を作られると他派閥はそうとうに厳しい。
後は、諸派がどのように判断するか、あるいは派閥が分裂選挙となるくらいが、変数となるていどです。
言い換えれば、安倍-麻生の両派の支持をどう取り付けるのかが総裁選勝利の鍵となります。

 では、各候補の現状を見ていくとしましょう。
まず、メディアが一押し大本命岸田氏ですが、しょっぱなから左にオーバーランしてしまいました。
こともあろうに、こんなことをテレビで言ってしまったのです。

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岸田氏、森友学園問題「国民が納得するまで説明」: 日本経済新聞

自民党総裁選に立候補を表明している岸田文雄政調会長は2日、TBSのBS番組で、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題について、「調査が十分かどうかは、国民が判断する話だ。国民が足りないと言っているので、さらなる説明をしなければならない課題だ」と述べた。
 岸田氏は番組で、改ざん問題に「国民が納得するまで説明を続ける。これは政府の姿勢としては大事だ」とし、菅義偉首相が否定している再調査については、「国民が納得するまで努力をすることは大事だ」と語った。安倍晋三前首相側からの前夜祭への費用補塡(ほてん)が明らかになった「桜を見る会」の問題については、「検察で今取り扱われているので、その判断をしっかり待つ」と述べるにとどめた」(朝日9月2日)

ア~ウ~ト~!一発レッド。
私はこの発言を聞いた時、この見た目は賢そうな人物の頭の中が、実はオガ屑が詰まっていると確信しました。
あんた、どっち向いてしゃべってンの。
首相公選なら、かつての石破氏のようにペラペラとかんな屑のように野党まがいのことを言ってなさいよ、野党とメディアが大喜びして国民人気ナンバー1にしてくれるから。

しかし、これはあくまでも自民党という党のボス選びなんです。
モリカケサクラでどれだけ長い間自民全体が苦しめられたのか、もちろん分かって言っているよね、岸田さん。
そしてその疑惑とやらが、実はなんもなかったのも知っているよね。

そして何より、こんなことを言っちまったら、細田・麻生両派にケンカを売っているようなものだと気がつかないほうが不思議です。
岸田氏は真っ先に手を上げた時、安倍はオレを支持するはずだ、と見込んでいたはずです。
実際、ある時期まで安倍氏は岸田氏に禅譲する、とまことしやかに言われていた時期がありましたからね。

しかしこれで間違っても細田・麻生両派が岸田氏を推すことは、絶対にありえなくなりました。
自分が首相になったらお前のボスをリンチにかけてやるからな、なんて公約する奴を誰が応援するかって。
まぁ第1派閥と第2派閥を敵に回して勝てるつもりですから、相当の自信家なんですなぁ。
今頃になって、ヒダリに行き過ぎたことをやっと悟ったのか、自衛隊法84条変えるって言われてももう遅い。
84条がダメダメなのは常識ですから、そんなこと他候補も言いますって。

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突然の“二階はずし”岸田氏の総裁選目玉政策を上書きする狙いか?自民党

その上に岸田さん、二階氏もハズすと公言してしまいました。

「突然の“二階はずし”の波紋。30日、菅首相は自民党の二階幹事長と会談した際、幹事長の交代を含む党役員人事を刷新する考えであることを伝えた。しかし、二階派幹部からは「あり得ない」などと反発の声が出ており、波乱含みの展開も予想される」(FNN8月30日)

なんでも幹事長職を任期制にするんですと。
まぁ二階氏をハズしたいのは国民の悲願(オーバー)ですが、先ほどのモリカケサクラと一緒で、ただの人気取りなのです。
これで二階派は金輪際、岸田氏を支持することなどありえなくなりました。
二階氏は菅氏にいわれるなら渋々呑んでも、岸田ごときに言われたくはないと思っているはずですから。
あの二階のおっさん、怒らせたら怖いぜ。

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産経

次に今まで対抗馬だった河野氏ですが、この人も致命的なミスをしてしまいました。
出身派閥の麻生氏の完全な支持をえないまま、立候補宣言しちゃったのです。 

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河野大臣 総裁選に立候補する意向を固める|日テレ

「麻生氏の悩みの種は、出馬の意向を固めた河野太郎行政・規制改革相への対応だ。
 麻生氏はかねて、「河野氏に本格的な長期政権をやらせるのはまだ早い」との立場だった。新型コロナウイルス対応に加え、来年には参院選も控えており、麻生派としては「首相候補カード」として温存する方が得策との声が根強かった。麻生氏は3日の河野氏との面会で、こうした考えを伝えたものの、「最後は自分で決めろ」と出馬に理解を示した」(読売9月4日)

麻生氏は河野氏を自派閥だということも含めて可愛がってはいますが、だからこそやるなら自分のように短期政権ではつまらないゾ、じっくり長期政権が出来るようになるまで力を蓄えろと、親心で思っていたのです。
つまり、「最後は自分で決めろ」と麻生氏が言ったのは、今回は立候補は見合わせろというシグナルで「最後は自分で決めろ。オレの派閥は応援しねぇぞ。頭を冷やせ」」と突っ放す意味だったようです。

それを勇み立ったもうひとりの若いほうの太郎ちゃんは「そうか、オレが決めていいなら、でるぞ」と取ってしまいました。
その上、河野氏は安倍氏のところにも挨拶に行って、同じことを言い、同じように答えられたそうです。
自分の判断でしなさい、と麻生、安倍両氏から言われたら、そりゃ出るなという意味以外ありえないっしょ。
でも出てしまう。なかなかです。私はこういう少年っぽいところが好きなんですがね。

しかしいかんせん、若い!青すぎ!
あんた首相やるのまだ10年早い。出身派閥がこれでついてこられると思ってンの。
どうしてじっくり周囲と話あって決断しないの。
なぜ地上配備型イージスをなんの根回しもなく、独断で止めたようなまねをまたやるの。
私、この人ややファンだから、かえってイライラするのですよ。

そうじゃなくても、河野氏の危ない政策のひとつが、反原発であることはつとに有名です。
河野氏は反原発議連を作った人ですが、さすが小泉ジュニアよりずっと頭いいので真面目に考えてはいるのですがね。
ただ首相職やらせるには、危険過ぎる爆弾です。
まぁもっとも河野氏には小泉ジュニアと違って、内閣に入れば持論をピタリと封印するだけのバランス感覚がありました。
またもう一つの爆弾の女系天皇容認論も、麻生派の大人に受けが悪いものでした。
これも現実には、政府の 有識者会議で拒否されていますから、やりたくてもできません。
つまり爆弾の信管には、ふたつとも安全装置がついてはいるのです。

ただ、諌めたのに出られてしまったジィさんの太郎ちゃんからすれば、内心はこのガキなにも分かっていねぇと苦虫を噛みつぶしたはずです。
ですから、麻生派は河野を応援したい奴はしろ、ていどで分裂選挙になります。
若手はひょっとして河野氏に流れるかもしれませんが、主流の大人は河野にはいい勉強だ、くらいで安倍氏との連携を重視するでしょう。

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自民党総裁選 構図はどうなる 推薦人確保に向け動き本格化 | 2021

そこで、いきなり河野氏に替わって対抗馬に躍り出たのが、高市氏です。
当初は泡沫扱いで知名度は最低。名乗り出ても、知らない人のほうが多かったかもしれません。
実際、候補者の中に入れていないメディアが多かったくらいで、上の関係図にも顔を出していません。
しかし安倍氏の一言で、一気に本命岸田に追いすがるポテンシャルを持つ候補となりました。
安倍氏が支持し、盟友の麻生氏が連携し、二階氏が推した場合、これだけで198票、全自民党国会議員の5割を押えたことになります。
ただ安倍の氏が推したために、アベガー陣営からは徹底的にバッシング対象とされますのでご覚悟を。
彼女の政策についてはここをご覧ください。
【わが政権構想】日本経済強靭化計画|高市早苗 (4/9) | Hanadaプラス (hanada-plus.jp)

一度このような力関係が明らかになると、バンドワゴン現象が生じます。つまり勝ち馬乗りというやつです。
誰も負け組にはなって干されたくありませんからね。
独自の総裁候補がなくいまやかつての隆盛がみるかげもない竹下派も、かつての安倍総裁選の時と同じように乗るかもしれません。
岸田氏に圧倒的な人気があり、国民から愛されるキャラで、しかも自民党をうならせる政策をどんどん出しているならともかく、今の彼にそれだけのパワーがあるかといえば、どうなんでしょうか。
地方票が47票ありますので、今後、岸田さんが広島県連以外どれだけ票を伸ばせるかが注目ですが、自分の広島の選挙さえまとめきらない人で、国民的人気もないくすんだキャラですから、たいして見込めないと思われます。
というわけで高市氏優勢。これが一番楽観的なシナリオです。

ただし、これで決まりかと言えば、違います。そんなに簡単ではありません。
最大の不確定要因は、今回は安倍氏が「組織で縛らないほうがいい」と言っているように、派閥の統制が効きにくい選挙になると思われていることです。
麻生氏も河野氏を推すともなんとも言っていません。
細田派も一丸となって高市氏を推すと決めたわけでもありません。
二階派に至っては、確率は低いものの石破氏を推すかもしれません。
すると、前述した楽観シナリオどおり3派推しという構図となるかどうかなんともいえません。

派閥の領袖が出てこそ派閥はやる気になるのですが、今回の候補は岸田氏を除いて全員がそうではありません。
岸田氏の強みは、なんといっても自分の派閥(47人)のオーナーだということです。
全体としては、派閥統制が効きにくい自由選挙となるでしょう。
河野氏もあんがい各派閥からまんべんなく若手の票を取り込んで支持を膨らます可能性がありますし、高市氏は保守団結の会が頑張るでしょう。

シナリオで整理すると3択です。

●シナリオ1・岸田氏僅差で過半数を征して勝利。
●シナリオ2・河野氏、2位で岸田氏当選を阻止。
●シナリオ3・高市氏、3位。

シナリオ1は、先週まで圧倒的に信じられてきたシナリオでした。
シナリオ2は、今のメディアが好んで伝えるものです。
シナリオ3は、高市氏が無所属だということを考慮しています。

するとどうなるのでしょうか。
第1回で過半数を押える候補が出ない可能性が高いと思われます。
総裁選は、議員票と党員票を合わせた全投票の有効投票の過半数を超えた候補が当選します。
いずれも過半数に満たなかった場合、上位2名の決選投票となり、国会議員票383票と都道府県連票47票の計430票で得票数の多い候補が当選する仕組みです。

ここで上位2人の決選投票になった場合、力を持つのが派閥です。
2回目では、派閥が自由投票にはしないでしょう。
はっきりと勝つべき候補を明確にして、それに票を集中することを確認します。
仮に岸田氏が奮闘努力の甲斐あってトップに立っていた場合、その時誰が2位につけているかわかりませんが、細田・麻生・二階の3派は2位候補に票を集中することでしょう。
そこで、もう一つのシナリオ。

●シナリオ4・どの候補も過半数を押えられず、決選投票で2位3位連合で勝利者が決定する。

それが河野氏となるか、高市氏になるかは、神のみぞ知るです
今週半ばまでにはそうとうに明瞭になってくるでしょう。
あくまでも素人の床屋政談ですので、あしからず。

 

 

 

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コメント

状況は2012年の総裁選に似ています。

この時の安倍さんは派閥トップの『町村本人や森から立候補を自重するように要請されていた』にもかかわらず出ました。

『9月14日の告示時点では石破・石原を最有力とする見方が多く、「石・石対決」などと言われて』いました。

当時の日経の記事です

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS13037_T10C12A9EA1000/

それに比べると高市さんはかなり有利な立場にいると思えます。

むしろ石派さんや野田さんに出てもらって、多数候補の方が、地方票などが割れて有利になるかと…。

河野さんに関しては、先日の文春すっぱ抜きのパワハラの内容が

『経産省関係者
「エネ庁の素案では、2030年に総発電量のうち、再生可能エネルギーの比率を『36~38%程度』にすると記されています。(略)」
河野
「日本語では、36~38以上と言うのが日本語だろ」
小澤
「え、え、えっと。えっとですね、政策的な裏付けを積み上げてですね……」
河野
「だから36~38以上だろ!」
小澤
「いや、積み上げて36~38程度……」
河野
「積み上げて36~38になるんだったら、以上は36~38を含むじゃないか! 日本語わかる奴出せよ、じゃあ!」』

という内容で、再生可能エネルギーの比率目標を強引に高めようとする反原発ヒステリーそのものである事がハッキリしました。

その上、そもそも彼は経産省の人間でもないのに口出して来たという意味でも専横気質なのがわかりましたので、絶対ありえないと思います。

また女系皇室に関する主張なども、男系である事も含めて皇室であるという理解ではなく、本エントリーでは封じられているとは説明されていますが、先の専横気質などを考慮すると、危惧せざるもの感じます。

正直、こうなると、できれば高市氏が一番望ましいながら、河野以外なら誰でもいいと私は思います。

河野氏が手をあげた瞬間は「これは決まったな」と思いましたが、まさかの麻生氏を振り切っての立候補だったとはw
一番懸念されてた経済政策に関してもこれといったブレーンを付けてるように見えませんしこれは完全に勇み足な雰囲気がプンプンです。

とはいえ高市氏はTVメディアにとっても天敵ですので過去の発言など掘り返して必死のイメージダウン工作をしてくるでしょう。
岸田氏のあの一見迂闊な発言もこの工作を見越してのものかもしれません。
(とはいえご本人が直接安部氏を攻撃したのは悪手ですが)
毎日のようにTV出演をして耳触りのよい発言で順調に知名度UPをしている岸田氏に対して高市氏も知名度アップと政策アピールをするためにメディア露出を増やしていきたいでしょうが、はたして受けてくれる所がどれだけいるのか(特にNHK)
焦って右に偏り過ぎた保守系の配信チャンネルばかりに出演すると思想が偏っているのではないか?というレッテルも貼られかねないので難しいところです。

 シナリオ4がもっとも現実性が高いと思います。
(非常に良い意味で)ズル賢い安倍前総理には、かなり明瞭に高市当選までのシナリオが見えています。
派閥としての団結は決戦投票で見せればよく、今は安倍さんの高市支持声明だけで足り、潜在している保守派議員たちはそれだけで万事了解したと思います。
本来ならいの一番に高市支持を打ち出しそうな議員までが未だ沈黙しているのは、その意味でしょう。

岸田さんはマスコミ支持を背景に一回投票勝負に出ていますが、決戦投票になると万事休す。自派閥以外の支持は見込めなくなりました。露出した姿も見苦しく、悲壮感ただよう余裕のなさが顕著に見えます。
河野は辞退して高市支持に回るほうが利口だし、麻生さんの後継としてのおぼえが良くなると思うのですが、よくも悪くも我が張っていますから、出馬してシナリオ1を覆す役わりをしつつ、三位転落で終えるのではないか。
だいいち、あのエネルギー政策では議員はついて行きません。

以上、床屋談義でした。

周知のとおり、自民党総裁選は公職選挙法の対象外なので何でもあり、それこそ日ごろから自民党批判政府批判を続けている勢力と対立候補を蹴落としたい陣営とが結託さえしかねない状況にあるだろう。
特に高市氏支持を安倍前首相が支持したことを受けて、「高市を完膚なきまでに落とせばにっくき安倍も失脚する。高市さえ葬り去ればあとの連中の誰が総裁になっても赤子の手をひねるが如し」と読み込んだ反政府勢力が渾身のネガキャンを手下のメディアを使って投下してくる可能性さえある。
差し当たり今日か明日あたりに判明する今週の文春砲とやらから注目だろう。

お疲れのようですね。表題の「安倍」の字が間違っています。毎回、記事を楽しみにしています。

高市さんは…金融所得の税率を5割上げます(20%→30%)なんてことを平気で言ってのける人なので…正直嫌です。資産運用を推進したいのか停滞させたいのか、どっちなのって感じで。

いまのところ高市氏、河野氏ともに不安要素は少なからずあるので期日までにどれだけアップデート出来るか(高市氏はこれに加えて知名度UPも必須)で勝負が決まりそうですね。
どちらも水準以上に到達しなければ消去法で岸田氏に落ち着くという感じでしょうか。
本当にどう転ぶかわかりませんねこれは。

各候補者を改めて吟味してみると、私は、シナリオ5を望みますわ。
「おい、冷静になって考えてみろや、ガースーの何処が悪かったん
だ? 俺達各派閥が非協力的だったり、マスゴミがケチョンケチョン
に貶しただけで、奴はけっこうイイ仕事してたぜ? どうしてこうなっ
ちゃたんだ? お前ら、冷静になれや!」

という事で、シナリオ5:コロナ騒ぎでアタフタしてた党員が皆がワレ
に返って、ガースーさん再選、を私は所望したします。このまま第5
波が通り過ぎれば、一般国民(アホも含めて)もその事に気付くハズ
ですわ。「アレ? ガースーさん、二期目もするんじゃなかったの?
なんで辞めちゃうの?」って。 

今頃、そんな事思ってる人って、多いんじゃないかなぁー

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