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2021年10月11日 (月)

小泉ジュニアのレジ袋有料化は即刻止めなされ

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政権が変わった時、変えていいものと悪いものがあります。
変えてはまずいものは、外交・安保やエネルギー関連などで、国の基幹に関わりますから、変えてはいけません。
政権が変わるごとに、日米安保やクアッドを出たり入ったり、中国に抱きついたりされしたらえらいことになりますからね。
ネルギーも、そのつどオレの政権時に原子力ゼロだ、再エネ100%だ、なんてやられたら国がおかしくなります。


一方変えてかまわないものは、時の大臣が、「法令」のような大臣の裁量でやった思いつきの政策です。
国民、特に青年層に圧倒的不人気なレジ袋有料化などはその典型でしょう。
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ところで、このレジ袋の法的根拠はこれです。
● 2020年7月1日小売業に属する事業を行う者の容器包装の使用の合理化による容器包装廃棄物の排出の抑制の促進に関する判断の基準となるべき事項を定める省令」平成18年財務・厚生労働・農林水産・経済産業省令第1号)
2019年12月27日改正、有料化義務付け
◎「レジ袋削減にご協力ください!」(経済産業省)
 https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html
https://www.dinsgr.co.jp/sales/resolution/column/attention/74th/

このように「省令」です。省令は各省庁の大臣が発する命令です。


「内閣が制定する政令よりも効力は低く、法律の円滑な運用をはかるために、各省が所管の行政事務について制定する命令です。大臣が署名して官報で公布されます」(山口和史)
https://say-g.com/cabinet-order-ministerial-ordinance-1264
レジ袋は生活を縛られた気がするので、非常に拘束力を強く感じますが、ただの行政事務を円滑にするための一片の「命令」にすぎなかったのです。
とうぜん、法律ではないので、罰則もありません。
小泉ジュニアは、ずいぶんとお手軽なものを使ったものです。

やるにしても常識的、かつ伝統的な議員法案の手続きを踏んでやればよかったのです。
まずは自民党の心臓部である専門部会にかけて、河野氏風に言えば「ギャギャー」やってもんでもらい、その結論を政調会長に決済をもらって晴れて幹事長から政府に政府に提案されます。
今は、この党の法案の関所には政策担当責任者の高市さんが座っていますから、大変ですよ。
彼女の趣味は政策立案ですからね。
ところが小泉ジュニアときたら、安直な「省令」を使ってこの法案の険しい山登りを省いてしまいました。
しっかりした法律ではなくただの命令ですから、インスタントに出来る代わりに、次の大臣がこれは評判悪いから止めようと考えれば、これまた逆もまた真なりで、国会にかける必要がありませんので、簡単に元に戻せてしまいます。

このレジ袋有料化は、大臣就任の時にNHKに抱負を問われた小泉ジュニアが、鼻の穴を膨らませて(未確認)発表したのが始まりでした。
もちろん、ジュニア自身が「これで環境問題に関心がもてただろう」なんて言っているように、実ほとんど環境改善に寄与しない廃プラ対策でした。
この現実にはなんの役にも立たないで、実害がある政策としては火力発電所の輸出規制もあります。
レジ袋はさんざんな評判で、今になってオレが決めたんじゃないと言い出しているそうですが、石炭火力発電所輸出規制のほうは手柄だと勘違いしているようで、まるで困った君です。

「幹部職員へのあいさつで小泉氏は、自身が働き掛けて実現した石炭火力発電の輸出政策見直しなどを挙げ、「開かないと思ったドアが開いた。越えられないと思った壁を越えられた」と強調。「これからも山口新大臣の下で闘いは続く」と職員らを鼓舞した」(時事10月5日)
なにが「開かない扉を開いた」ですか。開けてはいけない扉を開いておいて。
私はいい歳をした大人が、こういうナルシズムに浸っているのが大嫌いです。
こういう現実の改善には無関係で、むしろ足を引っ張っているのにご当人だけは世界の進歩の先駆けとなっているんだ、みたいな気分は、高校生くらいで終りにしていただきたいものです。
この人の政治スタイルは、政治家というより運動家に近いのです。
問題提起できれば、国民に実害が生じてもいい、むしろその痛みで覚醒するだろうなんて思うのは、運動家特有の独善的なものですから。
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資源エネルギー庁HP
この火力発電所の輸出規制は、ジュニアがやった2大愚策でした。
上図をみていただければわかるように、同じ石炭火力発電といってもインドや米中のそれと比較するとCO2排出量が4割も少ないので、日本製火力発電所を輸出することで世界のCO2排出量の大幅削減に貢献できます。
じゃんじゃん輸出することが、日本のCO2削減への貢献なのです。
しかも日本は化石燃料依存と言われながらも、炭素排出の少ないLNG火力(グラフ右端)の比重を高め、新型の低炭素型に置き換えながら、従来型の旧式石炭火力を削減し、新型火力発電にシフトし続けています。
それを頭から火力発電を悪玉と決めつけて、輸出を規制しようというのですから、若殿ご乱心です。
その上にこの人は父親譲りの原発ゼロですから、手がつけられない。
火力大幅削減、再エネ100%、原子力はゼロ、これが河野氏との共通政策ですから、どこかの過激な環境団体のようです。
ジュニアの脳みその構造はシロかクロかの二分法のようで、火力、原子力、プラスチックと名前がついただけで、激しいアレルギーを起こして思考停止してしまうようです。
そもそも世界のCO2の3割は中国ですから、中国の搬出抑制がないかぎりCO2は削減不可能で、中国をどうかしないと世界のCO2は少しも減らないのです。
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杉山大志氏による
上図縦軸はCO2等の年間排出量で、単位は億トンです。

今後5年の中国の増加量は、日本の年間排出量に匹敵しますから、日本に貢献できる幅は自ずと明らかなのですが。


話をレジ袋に戻しましょう。
レジ袋も似たようなもので、ジュニアはこれを「海洋プラスチックの削減のためだ」と有料化の理由を言っていました。
たしかに世界の環境運動のトレンドとなっています。
環境運動家はこう述べています。
「欧州などのレジ袋規制の主な原動力となってきたのが、海洋環境でのプラスチック量の削減だ。欧州委員会がレジ袋削減策の提案で示したメモにはこう書かれている。「北海に生息する鳥類の94%の胃袋にプラスチックが入っている。レジ袋についてはアオウミガメやアカウミガメ、オサガメ、クロアシアホウドリ、ネズミイルカなどいくつかのの海洋性生物の絶滅危惧種の胃袋で見つかった」、また全体で、「少なくとも267種が絡まったり、飲み込んだりして海洋ゴミで傷ついていたことがわかっている」(イーズ未来共創フォーラム)
https://www.es-inc.jp/graphs/2014/grh_id005307.html
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イーズ未来共創フォーラム

つまりレジ袋を有料化するのは海洋プラスチックを削減するためだ、ということのようです。

ここで運動家たちは海鳥の94%がプラスチックを胃袋に入れているとか、ウミガメの例などを上げています。
ちなみに14年間の漂着個体調査において、プラゴミがで死んだウミガメは発見されていないそうです。
飲みこんでも排泄されてしまうので、ウミガメが絶滅危惧種であることとは無関係です。
詳細な調査を見ねばわかりませんが、プロパガンダのような気がします。
では、日本ではどうなのでしょうか?
この「海洋プラスチック削減」については、環境省が今年まとめた「プラスチック資源循環戦略」という文書があります。
https://www.env.go.jp/press/files/jp/111746.pdf

基本原則として、「3R+Renewable (持続可能な資源)」とあり、「リデュース(削減)」、「リユース(再利用)」、「リサイクル」があるそうです。
このリデュースの項に入っているのが「ワンウェイプラスチックの使用削減(レジ袋有料化義務化等の「価値づけ」)です。
この「価値づけ」という言い方は、いかにも苦しい官僚的言い回しで、つまりは啓発にすぎません。
目的はレジ袋削減することで、国民にプラスチックゴミを削減するという啓発価値を与えられるからやるのだ、と自分で言ってしまっています。
実はジュニアもこのことを知っています。
というのは、海洋プラスチックについての調査は、自分の管轄の環境省がおこなったデータが存在するからです。
この実態調査は毎年なされていて、ジュニアが政策決定した時にも前年度のものがあったはずなのに、読まなかったのでしょうか。
令和元年度海洋ごみ調査の結果について
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レジ袋有料化の効果 hashtag on Twitter

●環境省 海洋プラゴミ(総量は2~6万トン)中に占めるプラスチックの種類
・漁網・ロープ・・・41.8%
・ブイ          ・・・10.7%
・飲料用ボトル・・・7.3%
・カトラリー(ワンウェイのプラ製フォーク・スプーン・ストロー類)」、レジ袋・・・0.5%と0.4%

プラゴミと一括りにするからわかりにくくなるだけで、海洋におけるプラゴミを分類すれば、圧倒的に多いのは漁業関係の漁網・ロープ、ブイなどで、レジ袋などほとんど無視できるものでしかないことがおわかりでしょう。

しかも北海道から沖縄県にわたる19都府県の海岸で確認されたプラスチックゴミ総計13821個中文字が確認できた廃ポリタンクは7割強(10,038個)。
そのうち、韓国語標記のものが7,989個、中国語表記のものが549個でした。
仮に文字が確認できない廃棄物すべてが日本が捨てたものだとしても、85%は中韓が捨てたものなのです。

ですから、本気で海洋プラゴミ対策をやりたいなら、枝葉末節のレジ袋有料化などをしても無駄で、水産庁から厳しい取り締まりを出すしかないのです。
そして中韓にも、同じような海洋プラゴミ対策を迫ることです。
それをしないで、一番やりやすいところからするから国民に不満が溜まるのです。

では、リユースの実態はどうでしょうか。これも調査されています。
2019年度、リデュース率24.8%、リサイクル率85.8%に ―PETボトルリサイクル推進協議会

●日本のプラスチックの利用率実態調査
日本の廃プラ総量は899万トン(プラスチック資源循環利用協会2016年)中
・2019年廃プラスチック総排出量・・・850万t
・有効利用率                         ・・・85%

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プラスチック資源循環利用協会

利用協会はこのように述べています。

「プラスチックを使うことはややもすれば環境に悪いものとみられがちですが、上記のとおり廃プラスチックの有効利用により環境負荷削減に多大な貢献しているということをおわかりいただけるのではないでしょうか」(HP前掲)

ちなみに世界のプラスチックは

・日本のプラスチック包装廃棄物有効利用率・・・84.2%
・世界全体平均                                  ・・・14%

その結果がこの全世界で数百万トンにものぼる海洋プラ廃棄物の漂流ということになったのです。
このように日本は超がつくようなプラゴミリサイクル優等生なのに、その日本で海洋プラゴミの0.5%に過ぎないレジ袋を有料化する意味が私にはさっぱり理解できません。

私は何度も書いてきていますが、為政者はその政策決定に当たってイエスノーの二分法ではなく、その政策をすることによるベネフィット(利益)とリスクを比較衡量して決定して欲しいと言ってきました。
このレジ袋についていえば、ベネフィットは限りなくゼロです。
海洋ゴミの割合は、無視し得るノイズに等しい0.5%ですから、削減の現実的利益は皆無です。
あえて言えば、レジ袋を使い捨てにすることに国民が意識を向け始めた「価値づけ」くらいなものです。
しかしそれすら、プラゴミのリサイクル回収を徹底する意識を持つことのほうがよほど意味があるはずです。
そんなにレジ袋にこだわりたいのなら、プラスチックからバイオマス素材に変えていくなど環境負荷を低減できる方法はいくらでもあったはずですが、対案を吹っ飛ばしていきなり有料化ですから、国民が腹を立てるのです。

一方、リスク(デメリット)といえばうんざりするほどあります。
スーパーのエコバックはそうとう定着してきましたが、コンビニで弁当ひとつ買うのにエコバックをブラ下げて入る人はいないでしょう。
しかも弁当用のレシ袋(茶色のもの)はよくできていて、底にマチがついていて安定する仕掛けなっています。
あれを迂闊にエコパックに突っ込むと、弁当が縦になってチャンプルーと化します。私、やりました。
またある報道では、万引きが4割も増えたというスーパーの声もあるようです。
またコロナ禍の中で、同じものを使い続けるエコバックのほうが、よほど危険なのではないかという疑問も出てきました。

特にコンビニをよく使う若年層のレジ袋有料化に対する不満は極めて強く、かつて青年層から新しいヒーローと目されていたジュニアの評判は、見るも無残にボロボロです。
冗談半分でレジ袋有料化の見直しを公約に掲げるだけで、次の総選挙は勝ったも同然といわれるほど菅内閣の不評政策でした。

ですから悪いことはいいません、即刻こんな愚劣な「省令」はお止めなさい。

 

 

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コメント

 若者の怒りは当然だとしても、農作物廃棄を避ける「もったいない文化」で貧乏に育った我々にもレジ袋有料化は納得出来ません。
商品にならない曲がったオクラや取れ過ぎたキュウリ・玉ねぎなどを、レジ袋を再利用して近所や施設などに配る。今度はそれに殻が薄すぎて出来損ないの鶏卵や、形の悪い果物が入って届く。

そうやってクタクタになるまで利用したレジ袋は、最後にはようやくゴミ箱の内袋として最終利用され役目を終えます。
今では必要に応じて束で手提げポリ袋を買って使うので、私にとって「レジ袋有料化」は実質増税です。

また、日本の優秀な火力発電施設がたとい過渡期のものだとしても、中国にこそ売り込むべきです。あるいは東南アジアには強力な需要もあり、それこそが当面のCO2削減になる事はあきらかです。

つまるところ、小泉のやりたかったことは教条主義的に国民を啓蒙・訓練する事。純一郎氏のようにプロパガンダ手法であおり、ムーブメントを起こして教化するための手段であったにすぎません。

いやー、同じです。私なんかレジ袋は最低5回は使いますし、最後の最後まで使い倒します。
コンビニでは、意地でももらわずに抱えて持ってでてきます。
そのつどあの軽薄なジュニアの顔が浮かんで腹をたてています(笑)。

今日の記事は全面同意ですね。

海洋というか漂着プラごみの過半数は漁具類。
日本海側の海岸は30年以上前からハングル文字の空ボトルだらけ!変換出来ない漢字だけどPonPonという液体洗剤らしきものが庄内浜にはゴロゴロしてました。

10数年前には政府広報の「リユース!リデュース!リサイクルー!」なんてCMがよくテレビで流れてましたけど···最近全く聞きませんね。
その後エコバッグ推奨キャンペーンが起きましたが、そのエコバッグとやらを製造する原油は?と。
マックスバリュをよく利用しますが、イオン系がレジ袋有料化してからはいつもクルマかポシェットに袋を入れていて、マジで使い倒してます。破れるか、たまたまお刺身や惣菜の液漏れでもしない限り30回以上は使いますね。
コンビニ袋となるともうねえ、昨夜もセブンイレブンで済ませたけど、温めた弁当はキレイな袋に入れたいですからね。実際に汁漏れしますし。
食べたらティッシュなどのゴミと一緒にそのままきっちり縛って指定ゴミ袋行きです。臭いやG対策になりますから。
部屋のゴミ箱にセットするゴミ袋もコンビニ袋のストックが無くなったので、100均でわざわざ買ってきた袋をギュウギュウになるまで詰め込んでいます。
山路さんの仰るとおり、安いとはいえ実質の増税ですね。

小泉Jrは、ブログが面白いだけ。
田舎じゃ特に若い層からは入閣以前から「でもアイツ頭空っぽだべ!」と言われてましたが、相当なナルシストっぽい御本人は理解しているのでしょうかねえ?してないだろうなあ。。

ご無沙汰しております。
自分の名前を何にしていたかも覚えていないくらいですが、、那覇に住んでいる時にちょっとだけコメントさせて頂いた事がある転勤族の嫁です。那覇の後、宮崎県新富町へ引っ越し、2年半過ごした後、今回8月に福岡県に引っ越しました。

宮崎県新富町では、アカウミガメが産卵に毎年上陸しにくるので、調査をしている方達のお手伝いやごみ拾いをしていました。
確かに漁網やロープ、発泡スチロール、ペットボトルは多かったですね。靴とかサンダルとか。この中で一番何が嫌かって、発泡スチロールでした。これ、どんどん砕けていくんです。ある程度の大きさならまだしも、最後には米や種くらいの小ささにまでなっていき、拾う事もできなくなってしまいます。

それから、確か国内だと思いますが、ウミガメの死体が流れ着き、解剖したところ、胃の中に漁網などプラスチックが大量に入っていたという写真付きの情報を去年か今年見ました。それを見て、新富町近辺の方達の気持ちも更に高まり、日本一きれいな海岸にしよう、と、多くの方々がごみ拾いに訪れています。

そして、ウミガメの成体だけでなく、孵化をして海に向かう子亀達にとっても、ごみは大敵。海岸に打ち上げられているごみに絡まって海まで辿り着けないということも。

と、この政策に関して何とも言えませんが、ウミガメの話が出てきたので、ちょっとコメントさせて頂きました。
ちなみに、まさに今朝、今シーズンのアカウミガメの最後の産卵場所の見守りが終わったと連絡がありました。

後任の環境大臣が、政策は継続性が大事と言ったとか?
呆れて、開いた口が閉まりません。世論調査でも、有料化は即刻は廃止にすべきの意見が大多数ですし、事実有料化したところで、実害あって利益なしなのは、皆が感じているところかと。
さっさと廃止しますといえば、総選挙にもかなり有利に働きそうだ、素人ながら思うのですが。

記事に完全同意します。
スーパーの1人あたりの売り上げ単価も減っているのでは?と思います。
以前はカゴいっぱいまで買っていましたが、カゴいっぱいまで買うと手持ちのエコバッグに入らないので2/3を目安に買うようになりました。
早く撤廃していただきたいです。

いつも楽しみに拝読しております。

この省令の根拠となっている法律は、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(平成七年法律第百十二号)の第七条の四第一項のようですね。当該条文では省庁が、「容器包装廃棄物の排出の抑制を促進するために取り組むべき措置に関して当該事業者の判断の基準となるべき事項を定める」ことができることになっています。レジ袋有料化を「判断の基準となるべき事項」とすることは、本当に当該法律で定めてよい範囲内のことなのでしょうか?

2001年まで存在した大蔵省は、国民に選ばれたわけでもない大蔵官僚が「大蔵省令」を利用して法律を恣意的に運用し、金融の世界を中心に国会議員以上の権勢をふるっていました。ロックダウンすら行えないわが国ですから、この法律に基づく省令でレジ袋を有料化することは、昔の大蔵省令並みに法を拡大解釈しているように感じています。

有料のレジ袋を存分に使い倒して、有料の自治体指定ゴミ袋に入れてゴミに出す…

生ゴミの8割、可燃ゴミ全体に拡げても2割が水分と聞きます。
当然、水分があれば熱量が低くなり燃えにくい。
それゆえに、ゴミの水分を十分に切ってから出すようホームページに明記する自治体は多いです。
でも実際、家庭であれ事業者であれ、出すゴミの水分を毎回きっちり切っている人は、どれくらいいるものでしょうか。
「環境に優しく」とは、誰もが皆、実際に手間と時間をかけることでもあります。
その代わりに、ポリエチレンやポリエチレンテレフタレート(PET)を熱源として一緒に燃やして効率を良くする。
どちらの方向がいいのか、計算・模擬を提示しながら議論したらいいのにと考えますが、大人の事情ってやつがココにもあるのですかねぇ。

この省令はプラごみ削減に全く貢献せず、しかも辞めた場合唯一のプラス要素だった「エコやってる日本感」がマイナスに一気に振れて、最悪です。今頃グチる元大臣も最低です。
それとは別に経済面を考えると。
マチ付きでしっかり広がるランチ用エコバッグを仕事場用に作った私は一見最強ですが、洗濯代がかかりおそらく袋代とトントンか赤です。
万引きが悩みなのは雑貨やコスメ関連、書店、フロアをまたぐ店舗などですね。袋を無料で出してるところもあります。
実際のところコロナの自粛有無の増減が激しく、買い控えなどの影響の数値化は難しいかもしれません。
娘のバイト先のドラッグストアはマイバッグ客が9割位いるそうです。店員的には声かけがストレスですが、変動費用としての袋仕入れ代をここまで削減できるとチェーン店は総額で助かっている面があるのではと感じました。
しかも、皆が買うサイズの袋にロゴの印刷をやめています。
転用していた消費者がゴミ袋代で実質増税されていますが販売店へ直で経費削減貢献できていた可能性も、少しはあるのでは。
スーパーも土日のレジで頻繁にレジ袋ローラーに補充する光景が消えました。代わりに薄い小袋をサイズアップしてやたら入れてくれます。
10〜13枚でレジ袋と同じ重量になる袋です。
我が家はゴミ箱をサイズダウンしてこの袋を二重にして使っています。…けちくさい話で失礼しました。

うちが利用するスーパーは、有料化までエコバッグ持参だと会計金額から2円引いてくれてましたから持参派がこの時点で半数を超えていたような。
有料になったら一枚5円、更にエコバッグの人が増え、今や作業台でレジ袋に詰めている人を見かけるのが稀です。
スーパーの側からしたらレジ袋の経費が削減出来てる面もありますかね。

コンビニやらで小さい買物はレジ袋を買ってますが、コメント読んでいたら皆さん努力されているんですね。
レジ袋が家に溢れていた頃が遠い日のような、今は販促などで頂いたエコバッグが溢れてます。弁当が入るサイズも用意してます。
定期的にアルコール消毒したり、布なら洗濯したり、くたびれたら新しいものに交換している家庭も多いかと思います。

ごみ袋も自治体指定有料袋ですし、有料レジ袋に慣れてしまい、撤廃してもしなくてもどうでもいい感じですね。

発電所の件はよろしくない、小泉くんの選挙応援演説は面白いですがそれだけのこと、彼を要職に起用するのは止めてもらいたいです。
『断ジュニア』、地金が出てしまいましたからね。

みなさんすごいですね。

私のほうはコンビニだろうがスーパーだろうが、どこいっても必ず購入しています。レジ袋。

お出かけの度にマイバッグ&トートバッグは手に持っていますが、怖いのですよ。
万引き冤罪が。

ほんと、シンジローにはムカつきます。(#^ω^)。

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