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2022年1月24日 (月)

速報、名護市長選、現職勝利!

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名護市長選で現職渡久地市長が再選されました。

「23日投開票の沖縄県名護市長選で、現職の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(60)=自民、公明推薦=が再選を確実にしたことを受け、自民党の茂木敏充幹事長は党本部で「新型コロナウイルス禍の厳しい状況の中での選挙だったが、本当に大きな勝利だ」と記者団に強調した。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事については「国の基本的な(推進の)方針は変わらない」と述べた。
 茂木氏は「(岸田)政権の高い支持率がプラスに働いた」などと勝因を分析。「今年は(夏に)参院選、秋に(沖縄県)知事選もある。選挙イヤーの最初の選挙で、良いスタートを切れた」と自信を示した。
 一方、敗れた元市議の岸本洋平氏(49)=立憲、共産、れいわ新選組、社民、地域政党・沖縄社会大衆推薦=が玉城(たまき)デニー知事ら「オール沖縄」勢力の支援を受けたことについて、茂木氏は「共産党との連携への違和感も広がっていたと感じる」と語った。
 公明党の高木陽介選対委員長も23日深夜、「公明と自民が力を合わせて押し上げた結果だ」とのコメントを発表。再選した渡具知氏に対し「沖縄県で拡大しているコロナへの対応などに全力を挙げてほしい」と期待した」
(毎日1月21日)

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名護市長選、政権推す現職の渡具知氏再選 辺野古移設反対の新顔破

投票結果は

・投票率・・・68.32%(前回4年前を8.6ポイント下)
・渡具知武豊・無所属・現 当選・・・1万9524票
・岸本洋平・無所属・新           ・・・1万4439票

票差は約5千です。
前回の稲嶺氏との票差は、約3千票でしたから、いっそう開いたことになります。

年代別では

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沖縄テレビ

岸本氏に投票したのは70代以上が突出し、20〜50歳代の勤労世代は現職の渡具地氏に投票しています。
特に目立つのは、本土と同じく20歳代の81.9%、30代76.5%が渡具地氏に投票したことです。
岸本氏は若さをアピールしたはずなのに、裏腹の結果となりました。

同時に行われた南城市長選でも、オール沖縄候補が敗北しました。

「任期満了に伴う沖縄県南城市長選は23日投開票され、前職の古謝景春氏(66)=自民、公明推薦=が再選を目指した現職の瑞慶覧長敏氏(63)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=を破り、当選を確実にした」
(琉球新報1月23日)

●南城市長選
投票率・・69・12%(前回を2・2ポイント上回った)
古謝景春・・・1万3028票

当選が確実となり、支持者とバンザイする古謝景春氏(中央)=23日午後10時18分、南城市佐敷新開の選挙事務所(伊禮健撮影)

 

たぶん名護市挑戦にオール沖縄候補が勝てば、今日の朝は長特大活字で、ひょっとしたら号外の一つも出たかもしれませんでしたが、お気の毒にも選挙イヤーの冒頭から2連敗してしまいました。
それでなくても無能が知れ渡っているデニー知事にとって、今年夏の県知事選に向けての目一杯の逆噴射であったことは間違いありません。

二つの市の候補者の政策を並べてみます。
まずは名護市です。

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沖縄タイムス

沖タイが作った上の一覧では、冒頭から辺野古移設がでてきますが、これがほんとうの争点だったのでしょうか。
移設問題は渡久地市長が言うとおり安全保障案件で、しかも今デニー知事による裁判の係争中です。
係争中の案件に関して市としてできることは、せいぜい注視することていどのことです。

そもそも自治体には、県はもちろん市に安全保障事案について許認可権はありません。
あるのは、ただの公水面埋め立ての承認作業だけです。
日本は原発や基地関連などについて過度に当該自治体の意見を聞いてきたために、あたかも、当該自治体が建設についての許認可権を有しているかのような錯覚が定着してしまいました。
もちろんただの勘違いです。
国は意見を聞いているだけで、建設そのものの許認可権を与えたわけではないのです。

仮に、これが守屋元次官と小川和久氏が推したシュアブ陸上案だったのなら、埋め立てを伴わないために、県がクチバシを入れる余地など、まったくなかったでしょう。
県の認可権は、公水面埋め立て作業の承認だけで、それは環境アセス等に限定されています。
この陸上案が退けられ、海上案に決まってしまったのは、他ならぬ岸本候補の父親の岸本元市長の時でした。
陸上案にすると地元のうま味がない、海上案でもメガフロート案になると本土のゼネコンが受注してしまう。
というわけで、結局、海上案で中途半端なものを作ることになったのは、岸本市政時代の名残なのです。
その海上案にした岸本元市長の息子が、こんどは一転して共産党と一緒になって移設反対ですから、親子してなにをしているのでしょうか。

ここででてくるのが、茂木氏が「「共産党との連携への違和感も広がっていたと感じる」というような、共産党とのベタベタな関係です。
実はかつて稲嶺氏が立候補する際に、共産党に独自候補を擁立を諦めてもらい一本化してもらう借りを作っていました。
そこで、稲嶺陣営は選挙公約で共産党の公約を丸呑みして、候補一本化をしてもらったといういきさつがあります。
当時の民主党鳩山政権による物心両面の全面支援と、この共産党との一本化があって、初めて稲嶺氏は僅差で勝利することができたのです。
この稲嶺氏は、翁長氏とタッグを組んでオール沖縄全盛時代を演出します。

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証人に翁長沖縄知事、稲嶺名護市長/辺野古代執行訴訟 裁判長が和解勧告

今や、旧社会党や社大党は衰退し、辺野古基金に集まった一部の沖縄財界人も去り、稲嶺氏も破れ、オール沖縄は看板倒れ、実態は限りなく共産党そのものとなりました。
共産党は、連合が激しく共闘を拒否していることからわかるように、民主主義政治を否定する「革命政党」であって、リベラルの範疇に入れることもできない党派です。
今回の名護市長選でも、連合は共産党との共闘を選んだ岸本候補を推薦しませんでした。
これが前回と較べて2千票減らした原因かどうかは定かではありませんが、労働組合関係が選挙マシーンに加われず、岸本陣営が共産党むき出しになるダメージはあったと思われます。

「連合がまとめた参院選基本方針の素案が21日、判明した。「目的が大きく異なる政党や団体等と連携・協力する候補者は推薦しない姿勢を明確にする必要がある」と明記した。共産党との選挙協力に反対を訴えており、厳しい推薦基準を示して立憲民主党などをけん制した形だ。2月17日の中央執行委員会で決定する」
(1月21日共同)

おそらく今年夏の知事選においても同じように共産党との共闘を選択した候補は、連合の推薦を得られないはずですから、デニー氏はオール沖縄と一線をを画さねばならなくなりました。
果たしてできるかどうか。
いずれにせよ、このことが名護市長選で現実に見えてしまったことは、今後大きな影響を沖縄に残すでしょう。

今回の岸本候補は、おくめんもなく共産党と同じようなことを言っていまいました。
たとえば、
岸本候補は生硬にも今また感染を拡げているオミクロン株の拡大と、米軍を結びつけて煽ってしまうという愚策を演じて、選挙戦冒頭から謝罪に追い込まれました。

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Jcast

「当初の「米軍コロナ」について、「『米軍全体=コロナ』との解釈を招く当該表現は、居住者・生活者としての米軍および米国関係者、またその家族に対する差別を助長しかねず、不適切でした」と説明。「お詫びの上、『米軍由来のコロナ』へと訂正させていただきます」とした。
 一方で、文書では「在日米軍基地が『水際対策の穴』となったことは明らか」「感染防止対策があまりにずさんな米軍を通じて、生活圏の重なる基地の街の人々へ、そして県内各地へと感染が爆発的に拡大した」と主張」
(Jcast ニュース1月17日)

岸本候補がとった「米軍コロナ」という表現は、手近に米軍への憎悪と不信を煽るものがあればなんでもひっつかんで政争の具としてきたオール沖縄の手法をそのまま踏襲したものです。
こういう表現が許されるなら「武漢肺炎」というメディアが禁句にしている表現も許容されてしまうわけで、民族憎悪表現そのものと言われても仕方がありません。
同じように「米軍(由来の)コロナ」という表現をデニー知事も使っていますが、そのような政治的さもしさが墓穴を掘ったのです。

とまれ、今回の名護市長選ではっきりしたことは、移設問題で票を集める構造は完全に終わったということです。

 

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コメント

まずはおめでとうございます。
コロナが沖縄だけの現象でしたら、コロナ選挙もあったのでしょうが今や日本全国で感染者が一日5万人に達する勢いですから争点にはなりませんね。
米軍も外出禁止にするなど対応も早かった。
渡具知氏、岸本氏ともに保育料、給食費、子供の医療費無償化を掲げていますが、稲嶺市長時代に打ち切られていた米軍再編交付金15億円を活用して渡具知氏が実現させました。マスコミに煽られることなく名護市民は現実的な選択をしたと思います。オール沖縄が議席が多い名護市議会も、米軍再編交付金の受給は可決しています。米軍再編交付金は辺野古移設容認が条件です。米軍再編交付金だけでなくオール沖縄の政策には矛盾も多い。
辺野古の埋め立ては反対だが、浦添沖を埋め立て那覇軍港を移転することは容認しています。
その辺が支持者離れになっているのだと思います。

ほっとしましたね。
名護市民もそこまでバカな話には付いて行けないという判断でしょう。現職が実務的にしっかりしていたというだけ。
オール沖縄が実質共産党に乗っ取られて普通にリベラルな方々は離れて瓦解した。それだけのこと。
立民の選対は「これだけの僅差に持ち込んだのだから、まだまだ民意の支持がある」なんて宣ってますけど···アタマ大丈夫か?と。実際に前回より票差がかなり開いてるんですけど。。

速報の出口調査でほぼ互角と聞いて渡具知氏の勝利を確信しましたが、1.5倍の大差がつくとまでは思いませんでした。
ここ数年の沖縄での選挙特有の現象ですが地元民がメディアに対してどう思っているかという現れでもあります。
岸本氏は米軍コロナ以外でも渡具知市政で執行予算が減ったというウソを早々に見抜かれて信用を落としたのも痛手でした。
なにより住民が現政権のサービス拡充を実感していたので下手をすれば「使う金が減ったのにサービスは良くなっている今の市長さんは凄い!」なんて勘違いする人もいたのかもしれませんw

基地を受け入れて予算を得る事を「汚い金」と定義したオール沖縄ですが住民にはそれも響かず、沖縄の現状が「基地負担<生活の充実」となっている現実を証明する結果となりました。
しかも現職が敗北した南城市選挙でさらにダメ押し。
オール沖縄は基地問題が争点にならなかった事を敗因としていますが、正確には争点にする事も困難な案件になっている事を自覚しなければいけない時期に来ています。
かといってオール沖縄陣営に政府から金を引き出す政治力も地元を活性化させる産業政策を掲げている人材はいません、ぶっちゃけ詰んでいます。
コロナ渦は時代の流れを加速させるという説を聞いた事がありますが、オール沖縄の余命も一気に削り取ったという事なのでしょう。

懸念があるとすればこの風の変化に岸田政権&沖縄自民が悪い方に調子に乗る事ですが…

昨日の本島北部地域は豪雨の時間帯が断続する1日だったようですね。
投票に足を運ばれた方々お疲れ様でした。
事前の「接戦」報道は当たらず、己にとって好ましくてもそうでなくても、報道が出してくる予測をどう捉え扱うかはそれぞれが自分の頭で考えるってことですかね。
これまでの選挙では「弔い合戦」や「誰某の後継者」といった感情に訴える強いアピールがあり、今回も岸本候補には「辺野古移設を容認したことを最後まで悩んで亡くなっていった岸本建男元市長の御子息」という強み、南城市の瑞慶覧候補には「命を守る現職か強権ワンマン元市長か」というアピールがありましたが、そうした心情的テーゼは、本人の能力、主義主張・政策の正しさと時代状況との適性や整合性、それらを証明するものでも担保するものでもありません。
そしてもとより人は多様で大抵どのような意見もそれが「総て」ではなく、感情優先心情至上では少数になった方のお気持ちはどうなるの?となるわけです。
故に、お気持ちよりも候補者の実際の言動と政策で比較して選ぶのだと、昨日また考えました。
意見が分かれている状態とは、酷く極端な人たちでもない限り様々な意見や考え方が併存・共存している当たり前の状態ですが、マスコミや一部政治家がそれを分断と喧伝し、「総意」や「オール」の言葉遣いと共に「皆が同じでないのは悪」という圧を掛けてきたことの馬鹿らしさ、それもまたまた考えました。
言葉と政策で決めて、決まったらそれに協力する、身勝手な邪魔はしない、間違っていると思ったらきちんとした言葉で伝える、そういう人々が多めの社会への成長を、もの凄く果てしなく道は遠くて生きている間に実現しそうになくても、1ミリでも近づいたら楽しいって考える方が、立場や考えの違う相手に罵倒や呪詛や封殺を試みるよりはよっぽど良き、と思う今日。

 選挙結果にホットしております。すこし明るい兆しが見えた感じですね。知事選はどうなるのかな、と期待もします。

 正直のところ、県内政治は興味がなくなりそうな感じが私にはあるんですよ。今危機感があるのは、台湾情勢、尖閣の情勢なんですね。それと日本企業の今後の在り方ですね。中国から早く引き揚げて、早急に経営立て直しをしてくれないだろうか。日本経済が強くなってくれなければ、中国に脅かされる一方であり、暗黒国家中国に翻弄されるばかりです。

 辺野古の反対派はお年寄りが多いのですね。若い人たちは堅実なようで、これは嬉しい限りです。若い人たちが世界の情況を正しく捉え、そして、日本の歴史を見直すようになればイイと思います。

蛇足ですが失礼します。
今回の選挙はオール沖縄側の自滅です。
その兆候は、火種は少しずつもっと極端に言えば稲嶺市長が当選した選挙の頃からあったと思います。オール沖縄側が驕り高ぶっていただけです。
稲嶺元市長は、基地反対の立場なのに県道越えの実弾演習で不要になった演習場の継続使用を防衛省に懇願しました。翁長元知事は辺野古は反対しながら造らす。そのほうが振興予算が多く取れると発言したり、基地反対で米軍向け住宅を経営する元国会議員もいました。
さすがの沖縄県民も、そこまでやるのはやり過ぎだと思うはずです。
個人的な意見ですが、オール沖縄は出発時点から無理があったと思います。
そのことは、今やネットで自分で情報を取りに行く世代ほど感じたと思います。

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