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2022年1月27日 (木)

米、8500人規模の米軍を派遣、ただし準備だけ

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ウクライナ情勢が緊張の極に達しようとしています。
いわば、パンパンに空気を切れた風船の様な状況です。
いつ偶発的事件で、弾け飛んでもおかしくはありません。

この一週間で色々と動きがありました。
米国は、アフガン撤収時にもださなかった大使館員の退避命令を出しました。

「米国務省は23日、ロシアがウクライナに侵攻する恐れが高まっているとして、首都キエフにある在ウクライナ米大使館の職員の家族に対し、国外退避を命じたと発表した。またウクライナ国内にいる米国人にもただちに退避を検討するよう勧告した」
(朝日
https://www.asahi.com/articles/ASQ1S3FH5Q1SUHBI00D.html

また、8500名の兵士の東欧派遣準備も決めたようです。
準備だけで、ほんとうに派遣されるかどうかはわかりません。

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米欧首脳ウクライナ対応協議 米軍8500人派遣準備へ

動員準備に入ったのは、最小限の緊急即応ユニットの旅団戦闘団とその後方支援です。
このていどの規模の軍隊は、議会に諮らずに大統領の一存で動かせますから、さっさと出しておくべきでした。
戦闘艦や航空機も派遣すると言っていますが、カービー報道官はウクライナには投入しないとあらかじめ言ってしまっています。
これでは効果半減です。

「 ウクライナを巡る情勢が緊迫する中、米国防総省のカービー報道官は24日、必要に応じて極めて短時間で欧州に派遣できるよう、米軍は兵士約8500人を派兵待機としたと発表した。
カービー報道官は、8500人の兵士の大部分は北大西洋条約機構(NATO)が要請した場合に備え、NATO緊急即応部隊に参加できるよう派兵待機とされていると述べた。
カービー報道官によると、オースティン国防長官は「他の不測の事態」にも対応できるよう不特定多数の部隊が準備を整えておくことを望んでいる。ただ「現在、短い時間で準備を整えようとしている。現時点では派兵命令について伝えることはない」と述べた。
この日に派兵待機とされたのは、追加の旅団戦闘部隊、後方支援、医療支援、航空支援要員のほか、情報、監視、偵察任務に携わる部隊など。NATOもこの日、部隊を待機させ、欧州東部への戦艦や戦闘機の配備を強化するほか、南東部にも追加部隊を派遣する姿勢を示している」
(ロイター1月25日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-usa-pentagon-idJPKBN2JY273

まぁ、やっとバイデンの鉛のように重い腰が動き始めたことだけは前進です。
ここまで深刻化しないと動けなかったのは、民主党の事実上の分裂に足を取られて、予算も決まらないようなていたらくだったからです。
ちなみに、わが国の首相が訪米できなかったアチラ側の事情は、この内政のシッチャカメッチャカぶりも関係しています。
呼んでも意味がない親中派(そう思われています)首脳を、こんな時期に呼びたくないってことです。

さて、いくつかにわけて考えていきましょう。
ひとつめはロシアの思惑。
二つ目は米国とNATO諸国の対応。
三番目はロシアの「親友」である中国の思惑。

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出典不明

まずはロシアの思惑ですが、鮮明すぎるほど鮮明です。
ウクライナを元のロシアの「勢力圏」に取り戻すことで、旧ソ連圏諸国でありながらNATOに寝返ったリトアニアやポーランドなどに強い警告を発することです。
内容的には、NATOの東方拡大停止、ロシアと国境を接する東欧諸国からのNATO戦力引き上げ、ウクライナへのミサイル配備禁止といったところを「文書化」、つまり条約化しろという意味です。

NATOもずいぶんと見くびられたものです。
もちろん、自らの同盟関係に関して仮想敵の意図を呑むことなどできる相談ではありません。
特に米国は「戦力配備に関するロシア側の要求に応じるなら双方が譲歩すべきだ。東欧諸国からのNATO戦力引き上げるならロシアも戦力を国境に近い地域から後方に移動させるべき」と要求しましたが、こちらもきっぱりと「ロシア領内のどこに軍を配備するかを決定するのは我々の自由だ」とプーチンにはねつけられてしまっています。
つまりテーブルで解決できる可能性は非常に少なく、米国はそんなに文書が欲しいなら、ノーと書いた文書ならくれてやってもいいぞ、と先日言ったようです。

プーチンはモスクワまで5分程度で到達する極超音速ミサイルのウクライナ配備を懸念しており、リャブコフ外務副大臣は「協議が失敗に終わりロシアへの軍事的圧力が高まればキューバとベネズエラにロシア軍を派遣する可能性について「肯定も否定できない」とメディアに語り注目を集めています。
米国とNATOがロシアの要求に応じないなら、中南米の親露国であるキューバやベネズエラに核兵器搭載可能なTu-160を駐留させたり、まだ米国が対称兵器の実用化に成功していない極超音速ミサイル「ジルコン」搭載のフリゲートや戦略原潜を大西洋上の公海に展開させるぞ、と脅しています。

一方、ロシアが抱え込んでいる紛争はウクライナだけではなく、ベラルーシ国境付近にも軍を集結させました。

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ウクライナ情勢緊迫】米軍、8500人を欧州へ派遣準備 …外務省

「ウクライナ国境沿いには10万人超のロシア軍が展開し現在も増強中。ウクライナの北方と国境を接するベラルーシにも共同訓練を理由に露部隊が続々到着している。バイデン政権はロシアの軍事行動がいつでも起きうるとしている。NATOも24日の声明で東欧の加盟国への増派を表明している」
(産経1月25日)

これはベラルーシがロシアと同じ権威主義(独裁)国家であったからですが、今度はカザフスタンでも暴動が起きて、ここにも部隊を派遣しています。

まったくため息がてるほど典型的なロシア流「力が正義」という外交政策ですが、ではどこまでやる気なのでしょうか。
一口で「ウクライナ危機の脅威」といっても漠然としていますが、ひとつの目安として、ロシア軍の兵站がどこまで延長できるかでおおよその見当がつくかもしれません。
兵站が切れたら、近代軍隊はそこでオシマイですからね。
静岡県立大学グローバル地域センター特任准教授・西恭之氏はそれについてこう述べています。

「ロシアは十数万人の兵力、兵器、物資をウクライナ国境付近へ鉄道で展開し、極東からも輸送を続けている。しかし、プーチン大統領がウクライナ侵攻を命令した場合、線路の末端から前線への物資の輸送も、前線で故障した兵器の鉄道線路への輸送も、トラックが担うことになる。
ロシア陸軍のトラックが国内の物資集積地と往復して支援できる攻勢作戦は、ウクライナ南東部の現在の前線にいるウクライナ軍を包囲殲滅するといった、国境から100キロほどの作戦に限られる。
それより遠いキエフなどへ機械化部隊を進めるには、第一段作戦の後、占領地の線路を修理して物資集積地を前進させる必要がある」
『NEWSを疑え!』第1020号(2022年1月17日特別号)

米陸軍のアレックス・ヴァーシニン中佐は、ウクライナ周辺のロシア軍の兵站を分析してこう指摘しています。

「ロシア陸軍は物資集積地から90マイル(145キロ)を超えて兵站の所要を満たすだけのトラックを保有していない」
(『ウォー・オン・ザ・ロックス』 11月23日)

ヴァーシニン中佐は、ウクライナ国境付近に諸兵科連合軍4個が必要な兵站を支えるためのトラックの行動範囲、それにかかる台数、人員、整備・給油・食事・睡眠まで広範に調べ上げて、「ロシア陸軍の攻勢作戦の範囲が、トラック輸送能力によって百数十キロに限られている」としています。
つまり首都キエフを落とし、ウクライナ全土に進攻する力はなく、東部地域に限定された軍事行動しかできないということになります。
逆にいえば、ウクライナの東部2州に進攻する意図は明確だということになります。

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日本経済新聞

さて、ふたつめの米国の対応です。
バイデン政権がやっと重い腰を上げました。
冒頭で述べたように米軍の地上部隊の8500名の派遣準備は結構ですが、どこまで本気でロシアを阻止するきなのでしょうか。
東部前線、あるいはキエフとの中間線に投入されれば、ワイヤートラップとして機能しますが、おそらくバイデンはそこまで煮え切らないはずで、いまからウクライナには投入しないなんてブッチャケたことを言う始末です。

第一たかだか8500名という旅団規模では、怒涛のように押し寄せる10数万のロシア軍に蟷螂の斧で、たぶんNATO加盟国のリトアニアかポーランド派遣で、お茶を濁すのではないかと思われます。
そもそもこの派遣自体も決定したわけではなく、「NATOが要請したら」であって、投入すると決めたわけではありません。
あーあ、白けること。

むしろこんなお印のような陸上部隊よりはるかに強力な空母打撃群を地中海に派遣すると、サキ報道官は述べています。
派遣されるのは米海軍「ハリー・トルーマン (CVN-75) 空母打撃群で建前ではNATOの指揮で地中海で行われる海軍軍事演習 「ネプチューン・ストライク22」に参加するためです。
演習は、2月4日まで続き、140隻以上の艦船と支援艦、60機の航空機、約1万人の軍人が参加します。この間、USSハリー・トルーマン空母打撃群は、一時的にNATOの指揮統制下に置かれますが、これは異例なことだそうです。
ただしこちらも、この演習はサキ報道官によれば2年前から計画されていたもので、「この演習は大西洋横断同盟の結束、能力、強さを示すのに役立つだろう」ということだそうです。

つまり、陸軍も海軍もいちおう投入する準備はしました、と表明した段階にすぎません。
バイデンはケンカがゴチック活字で下手ですね
今、プーチンはケンカしてもいいぞ、来るなら来てみやがれ、ヨーロッパは俺様の天然ガスにひれ伏しているんだ。
ドイツ海軍トップさえ「プーチン様、あなたが偉い」って言ってるんだ(ほんと)。  

「シェーンバッハ氏は21日、インド・ニューデリーで開かれたシンクタンクの会合で、ロシアのウラジーミル・プーチンVladimir Putin大統領が望んでいるのは「尊敬されること」だと発言。「(プーチン氏の)望み通り敬意を表することは簡単で、恐らく彼は尊敬するに値する」と述べた。
独国防省の報道官はAFPに、シェーンバッハ氏は「即時」辞任すると述べた。シェーンバッハ氏はさらに、ロシアが2014年にウクライナから併合したクリミア半島について、すでに失われたものでウクライナに戻ることはないとも述べた」
(AFP1月23日)

こんなロシア軍のトップのようなダメ男が、ナニを間違ったのかNATO中軸のドイツ軍の中枢にいるくらいですから、推して知るべしです。
こんな意地も張りもないようなドイツには、ケンカ師プーチンの向こうを張ってウライナを守る気持ちなど毛頭ありません。
ドイツが、NATO各国が多大な支援を送る中、シカとして支援を拒否しているのはいうまでもありません。
いや 守る気がないどころか、英国からウクライナに支援物資を空輸する航空機のドイツ領空通過を拒否してみたり、リトアニアからドイツ製武器を支援したいのだがという要請にもノー。
おいおいドイツさん、あんたドッチの味方なんですか。

ですからバイデンが言うように、「NATOが要請すれば派遣」といっても、できるかどうか、私はドイツの反対でできないと思います。
だったらなおさら、盟主たる米国はハッタリでもかまわないから「全力で受けて立ってやろうじゃないか」と毅然と打ち返さねばなりません。
それがなんですって、ちょっと部隊を出すふりしてみせる、それもこんな「NATOの要請があったら」という逃げ道つきです。
空母打撃群も、ありゃ前々から決まってた演習ですから、と言ってしまう。

ロシアの本音は、ウクライナは支配圏に引き戻したいが、NATOやましてや米国と戦争するのは御免。
だから目一杯拳を振り上げて、ヤルゾ、ヤルゾと威嚇しているわけです。
つまりはオレ様の拳の置き所を、お前らのほうから差し出せ、と言っているわけです。

プーチンのほうがバイデンが本気でやる気か瀬踏みしているのに、いや、準備だけです、NATOがお望みならばです、なんてヘタレてどうしますか。
プーチンがやりたいのは、かつてのソ連時代の勢力圏を復活させて、「ミニソ連」を築くことです。
ただ、勝つ自信は口ほどにはありません
前述したように補給は薄くのび切っていて、せいぜいがウクライナ東部を奪取するのが精一杯です。
勝とうが負けようが、経済制裁で窮地に追いやられるのは必至です。
だから、ロシアの全軍を上げて「様子見」をしているのです。

こういう時期にグダグダの対応をしてしまうのですから、初めから負けているようなものです。
いずれしても、この地域で50トン以上もある戦車を動かし、千台に登る補給トラックを動かすには、地面が凍結している2月までしかありません。
3月になれば道路はグチグチャ。これにかつてのナチスドイツは負けたのです。
というわけで、ウクライナ紛争第二幕は後ろが切られており、プーチンは2月末をタイムリミットに設定しているはずです。
もうあまり残された時間はありません。



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コメント

ドイツはメルケル政権が終わって、ようやくノルドストリーム2をどうにかストップしてる程度ですね。
あの国もかなり極端ですね。いっそのことフランスに乗っかって「原発はクリーンエネルギー」にしちゃえばいいのに。どうせ電力足りなくなるとすぐにお隣の原発から融通してもらってるんだから。

ハイブリッドシステムでトヨタに勝てないとディーゼルを目一杯推進しておいて、テスト不正が明るみに出たら内燃機関そのものを否定してみたり。
後発だけど真面目に開発したマツダの尿素水要らずのスカイアクティブDがバカバカしくなります。。

>もうあまり残された時間はありません。

「ロシアはきっと2月までにウクライナを飲み込むでしょう」なのか「緊張状態は2月までで、結局何も起こらずロシア軍は引き上げるでしょう」なのか、どちらの方が濃厚なんでしょうね…

ねこねこさん。わかりません。今自信タップリに起きるというひとも、絶対に起きないという人も信じない方がいいでしょう。
確率としては、時間が立つに連れてどんどんと高くはなっていきますが。

 ウクライナのクレバ外相は25日のCNNのインタビューで、「「もし誰かが我々の背後でウクライナに関して譲歩したとしても、我々はそれを受け入れない。我々は電話を取って大国の指示を聞き、それに従うような国にはならない」と述べています。
その「誰か」とは、米・独・仏を指しているのが自明じゃないでしょうか。

クレバ外相は「米国のウクライナ防衛への決意に疑念は抱いていない」とし、「何らかの侵攻、侵略、干渉が起きた場合、米国にはロシアを撃破する絶対的な決意がある」と米当局者から電話で直接聞いたと明らかにしました。
そこまで言う事の意味? ウクライナの苦衷が偲ばれます。

同盟関係には無いとはいえ、米国のリーダーシップが低下するなか自由主義陣営の対応の乱れっぷりこそがウクライナを窮地に陥れています。
特にバイデンの発言は「危機を誘発している」と言っても過言じゃないです。

ジョン・ボルトンはNW紙で、ロシアによるウクライナ侵攻が全面侵略ではなく「小規模な侵攻」ならば、アメリカとして制裁を見送る可能性を示唆するような発言を行った事、また「プーチンが先に行動を起こすのを待ってからNATOと共に対応を決める」というバイデンの戦術は、必ずや失敗に終わると断言しています。
「「プーチンはウクライナに対して全面侵略を行わなくとも、大きな利益を手にすることができる」ということを、ホワイトハウスは「まだ理解できていない」と批判し、バイデンの「不適切で一貫性のない方針」はウクライナに対する「ロシアの軍事行動に対する抑止力」にはなっておらず、「臆病なやり方」はプーチンの「要求をエスカレートさせるだけ」と指摘しています。
そのとおりだと思います。
後手に廻るクセはバイデン生来の性分のように思え、独・仏のような国が足並みを乱す。戦争以前に、そのうちウクライナ国民の不安感が増幅して、ゼレンスキー政権の弱体化につながりかねない危惧が生じると思います。


アメリカとドイツがあてにならぬとなると、プーチンの勝ちですね。

中国に配慮して冬季オリンピックの4〜20日、ここを外すなら侵攻は21日以降が有力なのかもしれません。
沼地の凍結が緩むまでの短期決戦でしょうし、輸送などを考えても長期化は避けたところでしょうね。

極東のロシア近海にアメリカの空母打撃群を展開させたりしないのかな。

中国は台湾侵攻の参考にしますね

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0ab2352191f11c1d625e64389d259571b0c3183
ヘルメット5000個あげてウクライナに寄りそうようですね。
この地味なケチさが実にドイツらしいです。

バイデンの擁護する気もありませんがEUの盟主国であるドイツがこんな腰砕けでは米国も本気で対峙する気は起きませんよ。
脱原発&脱炭素を理由に脅威国からのエネルギーに依存するとかメルケルもとんでもない負の遺産を残してしまったものです。
今後の情勢次第では彼女の歴史的評価も大きく変わってしまう事でしょう。

東アジアでも中国、台湾、日本、米国で似たような状況になっていますのでとても他人事にも見えないのが恐ろしい所です。
対象国の情勢を不安定にしてから、情勢を安定させるための介入(侵攻)という最近のロシアの常套手段にハマらないように情報の精査はしっかりとしていかないといけませんね。

個人的な見立てとしてはロシアには長期で多方面展開を維持する体力はないでしょうから春くらいまでに何も起きなければグダグダになって収束すると見ていますが、緊張状態のときに起きた偶発的な事件を切掛けに世界大戦にまでなってしまった歴史もありますのでここから2ヶ月ほどは予断を許さない状況が続くのでしょうね。

今のところ、ロシアもアメリカも一歩も引く気配が見えません。
このチキンレースはロシアが勝つ様な気がします。
理由は、バイデンひいてはアメリカがチキンだからです。
プーチンが強気一辺倒なのは、クリミア併合でアメリカ、NATOは何もできなかったし、アフガン撤退でもアメリカの独断で行いNATOの不信を買っています。
ロシア国内での、旧ソ連への懐古もプーチンには追い風です。
これらのゴタゴタをまとめ切れる人間が、西側にいない。唯一ブリンケン国務長官が強気の発言していますが、アメリカも大統領選挙後の分断がいまだに続いています。人種問題、移民問題、経済格差などです。
アメリカが譲歩しないと、ロシアはウクライナに侵攻すると思います。
ウクライナ全土は占領できなくても、クリミアの様に少しずつ刻んでいく。
そこで、NATO、アメリカが軍事介入して来たときプーチンがどうするか。
全面戦争になるのか。ロシアが引くのか。管理人様仰るようにロシアとて全面戦争は望んでいないと思います。


それが良いか悪いかは別にして、不測の事態になるリスクをコントロールできれば、やっぱり圧倒的な武力というのは頼りになります。日本がフツーの国だったら、領土奪還のチャンスとばかりに北海道の北東沿岸に日本国軍を集結させて、ロシアに二正面の状況にさせてやったら、プーチンさんは「ヤベ!後ろから刺されるわい」とイヤイヤながら交渉にのって来るかも知れませんでしたわ。

そういやWWⅡの時、旧ソ連と日本が不可侵条約を結べたのも、お互いにドイツと米国というド正面を持つので、後方の弱点を補うという大きな利点を共有できたからです。なもんで、ドイツが降伏したら、あっという間に満州盗られました。

その理屈から、中国や北朝鮮は、米国の注意がウクライナに向けば向くほど悪さをしやすくなるので、まず間違いなくロシアと緊密に連絡してますわ。儒教国の中国のメンツからして北京オリンピックは無事に済ますことだろうし、3月になるとウクライナの国土は泥々になってしまい重装甲の車両は動けなくなるらしいことから、ヤルのなら北京オリンピック終了してスグ(パラリンピックは突如中断、ソコが狙い目、油断大敵)というのがドシロートの私の予想です。又は、原油や天然ガスなどの価格高騰が、経済絶不調のロシアの台所を潤すことから、ロシアのヤルヤル詐欺である可能性もありますわ。

どっちにしろ、日本にとっては何もいい事ありません。外交官上がりの岸田首相、何とかして下さいよォ。

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