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2022年2月12日 (土)

中露蜜月は軍事同盟へとつながるか?

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では、今後中国とロシアは同盟関係にまで突き進んでいく気でしょうか?
最近も、ウクライナと台湾で同時侵攻勃発か、なんて噂がまことしやかに流れていましたっけね。
私はありえないと考えています。

そもそも、東西同時攻勢をかけるなんてスーパーパワーは、かつてのソ連帝国ですらありませんでした。
一方、今年秋に党大会を控える習には、現時点で軍事力で台湾を制圧するリスクを冒したくはありません。
台湾海峡の渡海作戦は不可能ですし、全島を制圧するまともな戦争計画もないはずです。
現時点で中国にできるのは、航空機を大量に侵犯させて台湾の人々をおびえさせ、将来の選挙で「中台統一」志向が強いとされる野党の中国国民党に投票するように仕向けることていどのことです。

結論から先に言えば、私は中露は準同盟関係にまではいくが、かつての中ソ対立以前に存在した完全な同盟関係には至らない思っています。
準同盟関係とは、互いに内政外交を束縛せずに、ケースバイケースで共同演習や国際対応を決定するレベルの関係のことです。
実例としては、今の日豪関係がそれにあたります。
米国との日米安保のように条約に基づくものではなく、ACSA(物品役務相互提供協定)、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)、防衛装備品・技術移転協定などを結び、適時2プラス2(外務・防衛閣僚会合)を行って関係を緊密化する二国間関係です。
日本は、英国、カナダ、フランス、インド、そしてオーストラリアとこの準同盟関係にあります。

中国とロシアの場合、安全保障面での連携は近年ますます緊密になっています。
中露海軍は2012年以降、毎年合同演習を実施してきたが、2016年には南シナ海、2017年にはクリミア危機後、特に緊張が高まるバルト海でそれぞれ初めての合同演習を行っています。

昨年10月には、ごていねいにも中露艦隊総勢10隻で日本列島を周回するということまでしてみせています。
この時は、日本海で合同演習を行った中国海軍とロシア海軍が、津軽海峡から太平洋に出て、伊豆諸島沖を経由して鹿児島県・大隅海峡から東シナ海に入るというコースを取りました。

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日本列島をほぼ一周した中露艦艇10隻の一覧 - 産経

中露の軍事的な接近は、これにとどまらず、2019年7月には、ロシアと中国の空軍機が初めてアジア太平洋地域で共同巡回飛行を行い、そのうちロシア軍2機が竹島上空の領空を侵犯するという出来事まで発生しました。
この時は韓国軍が警告射撃を行い、日本の自衛隊も緊急発進しています。
また、2020年12月にも、中露の軍用機が合同で日本海と東シナ海の上空を巡回し、韓国軍の発表によると、相次いで韓国の防空識別圏に侵入するなどした。

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追跡:中露、日米韓を試す 竹島・東シナ海、空軍共同飛行 | 毎日新

「ロシア国防省は23日に出した声明で、竹島を含めた今回の飛行について「中国軍機と初めての合同パトロールだった」と明かした上で、中露の戦略爆撃機4機と空中警戒管制機2機などが参加し、11時間をかけ約9000キロを飛行したと説明した。24日記者会見した中国国防省の呉謙報道官も「中露両空軍は北東アジア地域で初めて共同で戦略的な巡航を実施した」と指摘した」
(毎日

また2018年には、ロシアの領内での大規模軍事演習「ボストーク(東方)2018」に、初めて中国人民解放軍が参加し、以後同様の合同演習は場所を変えロシア領内で毎年実施されています。

目的はロシアに言わせると、「最も重要なのは、中国軍が参加したことだ。これにより、大規模ではあるが局所的だった演習が、大きな政治イベントに変わった」(ロシア・ビヨンド2018年9月16日)ことだそうです。

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ロシア・ビミンド ボストーク2018に参加した中国軍戦車

装備面でも緊密化は進んでおり、数年前まではロシアでは中国よるロシア製兵器のコピー問題が何度となく問題視されてきましたが、今やロシアは中国に対しSu-35戦闘機やS-400地対空ミサイルシステムといったお宝級の最新鋭兵器の売却を再開させ、さらにシステム面でも中国が構築しているミサイル攻撃早期警戒システムに対して技術協力も行っています。

「従来ロシアは中国の軍事力台頭を警戒し、最新兵器の提供を拒んでいたが、それを容認しただけでなく、ロケットエンジンの共同開発を進めるなど技術供与にも乗り出した。
 中露は宇宙分野でも協力しており、2017年に期間5年の宇宙協力計画に調印。宇宙船の建造、地上インフラの整備、電子部品の研究開発を進めている。両国はサイバー・セキュリティー協定も結んだ。さらに、ロシアの「グロナス」、中国の「北斗」という衛星システムの互換性と相互運用の協力でも合意している」(名越健郎 2019年1月15日)

まさに中露蜜月そのものですが、プーチンはさらに2020年10月に行われた国際会議の場において、露中の軍事同盟結成についてそれを匂わす発言をして物議をかもしました。

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「【モスクワ=小川知世】ロシアのプーチン大統領は22日、中国と軍事同盟を形成する可能性について「理論的には十分想像できる」と述べた。現状では必要ないと指摘したが、将来は排除しない考えを示した。11月3日に大統領選を予定する米国を念頭に、中国との近さを強調した格好だ。
国内外の有識者を集めた会議にオンラインで参加し、質疑で言及した。
中ロはすでに合同の軍事演習を実施しており、プーチン氏は「(軍事同盟が)必要ないほどの協力と信頼の水準に(中ロは)達している」と主張した。軍事同盟の構築は現時点では検討していないが「原則として排除するつもりはない」と述べた。プーチン氏は2019年12月の記者会見で中ロ軍事同盟は「計画にない」と明言していた」
(日経2020年10月23日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65355560T21C20A0000000/

これがプーチンの口から出た初めての中露同盟を示唆した言辞です。
では実際に、ロシアと中国は軍事同盟に向かうのでしょうか?
私は多くの専門家と同じで、現時点では無理であって、プーチン大統領がこの時中露同盟に言及したのは、米国への牽制が狙いだったとみます。

それは中国がもっとも嫌うことをプーチンはあえておこなっているからです。
それはインドとの事実上の軍事同盟を締結してみせたことです。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB053OV0V01C21A2000000/

「モディ氏は会談の冒頭で「我々の関係はかつてなく強く、防衛協力も改善している」と述べた。プーチン氏も「両国の軍事協力は強大で他国にはないものだ」と応じた。
共同声明によると、軍事技術協力の期間は2021~31年まで。兵器の共同開発や生産、第三国への輸出などが盛り込まれた。インドでのロシア製ライフルの共同生産が実現する見通しだ。両国軍同士の後方支援も強化する。
両氏は首脳会談を原則、毎年開いているが、今回は外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)も初めて開催した。印政府にとって2プラス2は米国、日本、オーストラリアに次ぐ4カ国目の枠組みとなる」
(日経2021年12月6日)

私はこの記事を読んだ時、思わず吹き出してしまいました。やりよるな、インド。
クアッドに参加しても米国の傘下にはならんよ、という強烈な意思表示です。
一方インドと中国が犬猿の仲だということを知って、双方に武器を供給するというところがプーチンです。
ベトナムにも兵器を売るそうです。(笑)

ここから見えるのは、プーチンはあくまでも中国とはその時その時のつきあいであって、ベッタリ夫婦になるきはないということです。
逆に中国からしても、自国の利益にならないグルジアやウクライナ、ジョージアでのロシアの紛争には巻き込まれたくないのです。
だいたい遠くて介入しようがありません。
この「距離」の問題は同盟を組む場合に見落としがちですが、日独伊三国同盟なんて言っても、遠すぎて実体がありませんでした。

「中国にとって、ロシアと同盟を結べば、ウクライナ、シリアという2つの戦場でロシアを自動的に支援することになる。それは米国だけでなく、欧州連合(EU)との関係を決定的に悪化させ、EU市場を失いかねない。米国の7%の経済規模にすぎないロシアが、欧米の代替市場になるはずがない。中国はそもそも、どの国とも同盟を結ばない外交方針のはずだ。
 ロシアにとっても、中国と同盟を結べば、日本やインド、ベトナムとの関係を悪化させる。インドはロシア最大の武器輸出国であり、ベトナムへの武器輸出も中国向けとあまり変わらない。
 米国の地政学者、ジョージ・フリードマン氏は「中露では戦略的優先順位が全く異なる。ロシアは欧州、次に中東に死活的利害を持つが、中国は関心が低い。中国は南シナ海で米国の挑戦に直面するが、太平洋でのロシアの海軍力は弱い。中露ともに、互いの深刻な経済的、戦略的欠陥を補完し合うことはできない」とし、「中露同盟は幻想だ」と指摘し」(名越前掲)

要はロシアと中国は、主要な外交方針が一致していないのです。
アフガン周辺国対応という微妙な問題になると、中露の思惑にはズレがありますし、ましてやロシアが無差別爆撃をしまくったシリアにまで中国は介入する気はないはずです。
つまり近いと微妙にズレ、遠いと相互に無関心。これで同盟なんかできるはずもなし。

彼らからすればここは譲れないという一致したテーマ、あるいは共通の地域的利害が欠落していますから、せいぜいできるのは声援ていどでしかありません。
実際には、常任理事会で拒否権でタッグを組む「反米同盟」です。

逆に同盟関係が成立した場合は見てみましょう。
かつての第1次日英同盟は、ロシアの南下という日英共通の脅威が存在しました。
日本はロシアの南下が朝鮮半島におよぶことを危惧し、英国はインドに進攻されることを懸念していました。
こういう直接の地域的利害があると、同盟は成立可能です。

また戦後の日米同盟は、ソ連という共通の脅威があり、やがてそれは中国の軍事膨張を対象にしてシフトしていきます。
この場合、日本にとってはモロに自国防衛で、米国の場合は世界戦略の策源地の安全に関わることでした。
だから日米同盟を作ったのです。

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ロシア大統領府

では、そのような直接の地域的利害が中露にあるでしょうか。
ロシアからみれば、南シナ海の領有などは無関心ですから、今まで意見らしきものを言ったことはありません。
インド洋におけるインドとの摩擦にも関心がないし、ましてやヒマラヤのてっぺんでの領有権抗争などなんのこっちゃです。
台湾など正直どうでもいい、とプーチンは思っているはずです。

一方、中国からすれば、ロシアがジョージアやウクライナに進攻することについて無関心です。
いやむしろ中東欧地域の安定を損ない、一帯一路構想を妨害しているようにすら写っているはずです。
南シナ海での米海軍との確執に、ロシア艦隊が役にたつならまだしも、ロシア太平洋艦隊は役立たずです。

だから両国とも、死活的な外交方針がことなる故に、ベッタリと中露同盟を作るメリットはないのです。
しょせんは反米のただ一点だけで方寄せ合っているだけのことです。

このような両国ですから、かつてのような中ソ一枚岩の関係を作ってしまうとロクなことことにはならないことくらい、中露双方よくわかっています。

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中ソ友好同盟相互援助条約 - Wikiwand

簡単にいえば、中ソ対立は、常に兄貴風を吹かせて指導したがるロシアに対して、毛沢東が怒ったからです。
今回、中露同盟など結んでしまうと、間違いなくいまやロシアを経済的にはるかに見下す位置にいる中国は、ロシアを下目に扱うでしょう。
経済的には、中国からみればロシアは鼻くそみたいなものですから。
そのくせ軍事技術的には、いまだにロシアのほうがかなり先を走っているために、中国はロシアとの関係を良好にさせておきたいとも考えています。
このギャップは、互いの気位の高さともあいまって修正することが困難です。
ならば夫婦にはならずに、「反制裁同盟」のままいようやという「大人の判断」が、現状です。
もっともこの仲も、ケースバイケースなだけにどこで破綻するかわかりませんが。

 

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コメント

 今日のフロント記事の内容に賛成です。

 私の根拠のない感情的な意見を述べますが、私たちにとって最大の敵は中国だと思うんです。我が国の領土、尖閣への侵入など絶対に許してはならないと思うんです。ウイグル人への仕打ちなども絶対に容認してはならないと思います。人道的に許してはならない。中国は非人道的な国ですよ。文明的に遅れております。この国に知性などない。中国の夢という拡大志向のみが基本にはある。

 さんざん中国の悪口を言いましたが、共産党独裁体制が破滅し民主的な中国になれるのであれば、日中の関係も良くなれるのかも(もっとも今でも日本の大半が親中である)知れない。

 中国の横暴を抑えるには、ロシアと組むのが良いと思います。その根拠を理論的に説明は出来ませんが、中国と組むよりはロシアと組みたいもの。

 アメリカの先の大統領選の時には、ズーットアメリカの選挙の情況、アメリカという国のことを考えておりました。このことにより、アメリカの共和党と民主党の違いなども分かってまいりました。当然、私は共和党を支持します。唯一、民主党の大統領であったケネディーは例外的に支持しておりますが。

 アメリカは日本を中国から守ってくれるかという疑問があります。尖閣は第5条に含まれるかどうかも言われますね。しかし現時点の私たちの努力で解決できる点はあるわけで、それは防衛力を充実させることでしょう。原子力潜水艦を6隻は装備したいものですね。

 昨年、プーチンが中共との軍事同盟を問われた時、言下に否定した場面があり、それを受けて中共報道官が速攻で「軍事同盟以上の関係」として打ち消す場面が印象に残っています。
今年に入りウクライナ問題が熱を帯びると、中・露とも「冷戦時代の軍事同盟の関係」として、平仄を合わせています。
その場の都合によりコロコロ変わって発信される両者の「立て前」であるだけで、同盟を構築するに足る信頼関係の醸成は不可能でしょう。
二極化を目指す習近平と、多極化を目指すプーチンの志が違う事もハッキリしてます。


なお、ueyonabaruさんはロシアに対して麗しい誤解をしておられます。
プーチンのロシアは「世界構造の多極化」を目指していて、こんなものと組んだ日には日本の伝統もなにもあったものじゃありません。
何よりプーチンは中共と同じウソつきの詭弁家であって、ウクライナ問題を冷戦の流れの中で位置づけないとならないとならない歴史修正主義的な欺瞞的な人間です。

日本はロシアに対し「平和条約」だけを希求すればよく、それさえプーチン後にすれば良く、慌てて達成する必要はありません。
それと、「アメリカが守ってくれるかどうか?」ではなく、守るに値する強力な味方になるべきです。

中露ともに他国は利用して搾取する対象としか考えていない国ですし、国家間の約束なんて自国の行動の足かせ程度にしか考えていないでしょうね。
国家間の約束を軽く見ていたからこそNATOが東欧には拡大しないという約束を明文化せずに「口約束」で済ませてしまい、結果ロシアの没落と共に東欧のみならず元ソ連邦の国まで手のひら返しされるまでになってしまいました。
ウクライナへの侵攻はこの没落をとめるための最後のあがきではないかとすら思えてきます。
ここで失敗してウクライナへの影響力を無くせばベラルーシの手のひら返しも時間の問題となりますのでプーチンどころかロシア国家存続の危機になります。

中国もロシアが下手にウクライナに本格侵攻しようものなら西側に組して経済制裁に加わり、ロシアをさらに弱体化させ資源インフラの乗っ取り、さらにはに恩を売ったウクライナを親中派に引き込み&食料確保くらいの腹黒い事を考えていそうです。
上手く立ち回ればウクライナ問題も有耶無耶にできますからね。

ロシアと中国が組んで、利害を超えて協力していくとは思えないですが、例えばアジアと欧州で偶然でも同時に紛争が起きた時、西側陣営の力の分散にはなりますね。
先の世界大戦でも、戦場が欧州だけあるいはアジアだけだったら、連合国の戦力も分散されることなく、長引くことはなかったと思います。
国連が仲介しても、国連自体が利害関係で動いていて仲介できない。
イスラエルとパレスチナ。イスラム過激派のテロ。イラン、北朝鮮の核兵器。そういうことにアメリカなどの力が分散されると、それこそまた世界中に紛争が波及する。日本とて他国の出来事と捉えるのではなく、備えは必要です。
映画「空母いぶき」で、日本有事の際どこまで武器使用が許されるか。それは総理大臣が腹を括って当たれば、日本の軍事力も大したものです。


 山路さん、私の麗しい誤解という優しい表現でご意見をいただきました。有難うございます。ウクライナのことロシアのこと、今結論を出すことなく今後も議論してまいりましょう。

 私の友人であるアメリカ人のKさんがこのブログを見ており、意見を
してきました。というより、ブログ「よもぎねこです」を見てくれとのことでした。さっそく読んでみました。よもぎねこさんはロシア文学と歴史に詳しい方のようで、私の視野を広げてくれるような記事を書いております。これもどうぞ参考にしてください。ロシアとウクライナの伝統的な強い紐帯とウクライナの反ロシア感情の双方を説いてくれます。

くだらないことしか申し上げられなくて恐縮ですが。
領土拡張から、例えばロシアの未だあるドーピング、中共のちゃっかり商標登録問題などまで、とにかくやっちまえ!理屈や情報はどうにでも出来る!というメンタル、価値観が両者の共通項でしょうか。
国といっても中身はヒトですので、そういうノリが合っている時はいいけれど、という話ですかね。

ともかくも、プーチンはやっちまうのでしょうか…

私は、ロシアがウクライナへ侵攻したら、中共も台湾へ侵攻する可能性も少なくないと思いますわ。中露が同盟するという以前に、米国(頼りないバイデンさん)の力を二分する陽動に利用できるのなら、この際どこのどんな国だってかまやしない、とロシア・中共は思ってますわ。だいたいが独裁国同士なんで、かの三国同盟みたいに有名無実というか、本気で手に手をとってのマブダチ同士というより、立場上のお付き合いに過ぎないと思いますわ。旧ロシアなんて満州を盗ろうとしてたくらいなんで、儒教的に中共はロシアに意趣遺恨がありますし。

中共だって、ロシアがジワジワとウクライナを削り盗っているように、台湾全体をイキナリ奪うことなどしなくても、オセロゲームのコーナーとなる戦略地点を占拠できればよくて、ソコから全ては始まるんですわ。それが何処だか、ドシロートの私には判りませんが。実は、尖閣だったり?

そうなると、北京オリンピックが終わってヤレヤレという時(パラは犠牲となる)が、ロシア・中共ともに千載一遇のタイミングとなります。なんやら少しコワイですわ。つつがなく2月が終わりますように・・ 紛争や戦争は、頼りないリーダーが安易な判断を下した時に大きくなりますわ。もしもの有事には、バイデンさんや我が岸田首相が賢明な判断を下すことを心から祈っています。

上手く立ち回ればウクライナ問題も ×
上手く立ち回ればウイグル問題も  ○

ですね…お恥ずかしい限り

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