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2022年4月20日 (水)

プーチンのラスプーチン・アレクサンドル・ドゥーギンという怪物

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ロシアという国が奇々怪々なカオスに見えるのは、国家としての態をなしていないからです。
長年ロシアをウォッチしてきた畔蒜泰助(あびるたいすけ)氏はこのように述べています。


「あるロシアの著名な専門家が「ロシアはまだ本当の国家になり切っていない、プーチンレジームの国だ」と言いました。それで「国家とレジームの違いは何ですか」と聞くと「最終的に国民に奉仕するのが国家。一方で仲間内に奉仕するのがレジームだ」と。ロシアは、唯一プーチンという存在に国の正統性を依存しているんです」
(畔蒜泰助 フォーサイト4月12日)
https://www.fsight.jp/articles/-/48788

オルガルヒ(新興財閥)とシロビッキと呼ばれるFSB(連邦保安)と軍がプーチンというカリスマを担いで作っているのが、このロシアという国だというのです。
ですから、プーチンはオルガルヒと癒着し、シロビッキを手足に使う永遠の独裁者であり、三権分立などという概念そのものがない前近代的ともなんともつかない異様な国です。
到底近代的国家とはいえず、極右民族主義に染まったマフィアらが結託して国のふりをしているカルト国家としての「プーチン・レジーム」なのです。

さて、このウクライナ戦争はいかなる結果になるにせよ、いずれ終わります。
どのような終りかたにせよ、ひとつだけはっきりしているのは、ウラジミール・プーチンという男が「21世紀が生んだ新しいヒトラー」として虐殺者の殿堂に列せられることです。

かつてのヒトラードイツが、突撃隊と親衛隊という私的暴力を手足にして簒奪した国家がそのまま独裁国家に成長したように、ロシアは「ロシア民族」「ロシア国家」と言いつつただの私的なクラスターが国家を詐称しているにすぎないのです。
グレンコ・アンドリー氏が「自由主義陣営は、ロシアが豊かになれば変わるだろうと見ていたが変わらなかった。むしろロシアは凶暴になった」と言っていますが、まさにそのとおりです。

プーチン以降、原油で国は多少豊かになりましたが、民主主義不毛の地であり続けました。
ロシア国民は市民的自由を奪われた、ただの「ロシアという有機体の一部」でした。
プーチンのイデオローグであるイワン・イリンはこのように述べています。


「「選挙は独裁者に従属の意思表示をし、国民を団結させる儀式でしかなく、投票は公開かつ記名で行なわれるべきだ」
 イリインは、祖国(ロシア)とは生き物であり、「自然と精神の有機体」であり、「エデンの園にいる現在を持たない動物」だと考えた。細胞が肉体に属するかどうかを決めるのは細胞ではないのだから、ロシアという有機体に誰が属するかは個人が決めることではなかった。こうしてウクライナは、「ウクライナ人」がなにをいおうとも、ロシアという有機体の一部とされた」
(橘玲2022年4月7日)
ウクライナ侵攻の背景にあるプーチンの「ロシア・ファシズム」思想。ロシアは巨大な「カルト国家」だった橘玲の日々刻々

 豊かになれば民主的になるというのは、決して歴史法則ではないのです。
オバマは中国でも同じ誤解をして中華帝国の勃興を手伝ってしまいましたが、プーチン帝国の勃興をも許していたのです。

したがって、今回のウクライナ戦争の原因を解きあかすには、プーチンの考えを読んでいく必要があります。
よく安易にプーチンは精神を病んでいる、病気なのだという者がいますが、それは自分のプーチン理解がまちがっていたことの弁解にすぎません。
精神を病んでいるからウクライナ戦争を始めたのではなく、この男のユーラシア主義の延長に今の地獄があるのです。
そうでなくては、プーチンという男を駆り立てていたものはなんだったのか、どうしてあれほどまでに病的な残忍なのかわからないでしょう。

そのように考えると、プーチンに絶大な影響を与えた二人の人物にいきあたります。
ひとりは、アレクサンドル・ドゥーギン、今ひとりはイワン・イリンという人物です。
このふたりはロシアの極右民族主義者で、全体主義的世界観の持ち主です。

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アレクサンドル・ドゥーギン
プーチンも洗脳?超保守主義学者の危険すぎる思想  WEDGE Infinity

アレクサンドル・ドゥーギンは、 モスクワ大学教授として極端なロシア民族主義を鼓吹する極右哲学者で、長年にわたってクレムリンの政策に影響を与えてきました。
たとえば、ドゥーギンは、ロシアの反西欧的な「ユーラシア運動」の創始者で、2014年、ロシアがクリミアに侵攻した際に、プーチンにウクライナ東部への介入を促したのは、この人物だとされています。

このクリミア侵略とそれに続く東部2州の「人民共和国」に際しても、オバマは許容してしまいました。
今にして思えば、これがヒトラーのズデーテン地方侵攻に相当したのですが。


「ヨーロッパ(とりわけドイツ)はロシアにエネルギー供給を依存し、中国の台頭に危機感を募らせたオバマ政権もロシアとの対立を望まなかった。
「クリミアはソ連時代の地方行政区の都合でウクライナに所属することになっただけ」「ドンバス地方を占拠したのは民兵でロシア軍は関与していない」などの主張を受け入れ、「ロシアはそんなに悪くない」とすることは、誰にとっても都合がよかったのだ」
(橘前掲)

このドゥーギンのユーラシア思想は、2011年にプーチンが「ユーラシア連合構想」を表明したことで、ロシアの公的なイデオロギーとなってしまいました。

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朝日GLOBE+

「ユーラシア共同体」という名称は、彼らが敵対視するヨーロッパ共同体(EU)の模倣です。


「従来も「ユーラシア経済共同体」という枠組みはあったのですが、プーチンが「共同体」よりもさらに踏み込んだ「連合」という言葉を使ったのは、欧州連合(EU)に比肩する地域統合体を築いていくという意欲の表れでした。
論文の中にあった「我々が提案しているのは、現代世界の極の一つとなりうる、しかもヨーロッパとダイナミックなアジア太平洋地域の効果的な『結節点』の役割を果たせるような、強力な超国家的統合モデルである」といったくだりには、プーチンの強い決意がうかがえました 」
(服部倫卓2020年1月28日朝日GLOBE+)
ユーラシア経済連合創設から5年 目指したEUには遠く及ばず:朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)


ロシアを提唱国として、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、アルメニア、モルドバの5カ国が調印しており、トルクメニスタン、ウズベキスタン、;po099アゼルバイジャンの3カ国も検討に入ったとされましたが、これらの諸国の貧しい経済的内実では遠くEUには及ばず、現状はかつて「ソ連崩壊は20世紀最大の地政学的破局」と述べた独裁者プーチンの幻影の残骸にすぎません。
ちなみに当時、旧ソ連圏最大の工業国にして穀倉地帯だったウクライナも執拗に加入を勧められましたが、蹴り続けたことがプーチンの屈折した怒りとなったとする人もいます。

むしろここで注目すべきは、ドゥーギンの思想の具現化がこのユーラシア共同体だったことです。
アレクサンドル・ドゥーギンは、地政学的な見地から、ロシアを中心とした「新ユーラシア主義」と米国や西欧を中心とした「大西洋主義」が相いれない対立構造にあり、ユーラシア勢力を団結して作りだすべきだとします。


「プーチンがいずれ、仮にウクライナにおける〝ロシア問題〟を処理できたとして、次に目指すものは何か?
 ドゥーギンが描く構図によれば、今後、ドイツがロシアへの依存度を一段と高めることによって、欧州は次第にロシア圏とドイツ圏へと分断されていく。
英国は(EU離脱後)ボロボロの状態となり、ロシアは漁夫の利を得ることで『ユーラシア帝国』へと拡大・発展していく、というものだ。
ドゥーギンはさらに、アジア方面についても、ロシアの野望を実現するために、中国が内部的混乱、分裂、行政的分離などを通じ没落しなければならないと主張する一方、日本とは極東におけるパートナーとなることを提唱する。つまるところ、ドゥーギンは第二次大戦後の歴史の総括として、もし、ヒトラーがロシアに侵攻しなかったとしたら、英国はドイツによって破壊される一方、米国は参戦せず、孤立主義国として分断され、日本はロシアの〝ジュニア・パートナー〟として中国を統治していたはずだ、と論じている」
「ドゥーギン氏の戦略論は「新ユーラシアニズム」ともいうべきものであり、目指すべき将来目標として、旧ソ連邦諸国を再びロシアが併合するとともに、欧州連合(EU)諸国もロシアの〝保護領protectorate〟にするという極論から成り立っている」
(斎藤 彰 元読売新聞アメリカ総局長2022年3月26日 )
『プーチンも洗脳?超保守主義学者の危険すぎる思想』  WEDGE Infinity(ウェッジ) (ismedia.jp)

この「ユーラシア帝国」の核心となるのが、ドゥーギンが言う高貴なる永遠の「ロシア民族」です。
この「ロシア民族」とは、かつてのキエフ公国を発祥地とするスラブ民族のことで、ロシアとウクライナがその中心とならねばならないと説きます。
いわばナチス思想の「ゲルマン民族」、マルクス主義の「労働者階級」に相当するのが、ドゥーギンの「ロシア民族」で、彼らは世界の救世主としての任務があるとします。

イリンもこう言います。

「イリインが理想とする社会は「コーポレートの構造(cooperate structure)」で、国家と国民とのあいだに区別はなく、「国民と有機的かつ精神的に結合する政府と、政府と有機的かつ精神的に結合する国民」があるだけだ。
 キリスト教(ロシア正教)ファシズムの社会では、国民は個人の理性を捨てて国家(有機体)への服従を選ばなくてはならない。有権者がすべきことは政権の選択ではなく、「神に対し、この人間界に戻ってきてロシアがあらゆる地で歴史を終わらせるのを助けてくれるよう乞うこと」だけだ」
(橘前掲)

ドイツナチズムや北朝鮮、中国を思わせる「国家有機体論」です。
後者とやや異なっているのは、社会の統合装置としてロシア正教が登場することで、ロシア正教が今回和平に綺羅するどころか、ウクライナ絶滅を唱える理由がわかります。

ドゥーギンは、主要な政治理論を「自由主義」「共産主義」「ファシズム」の3つに区分し、自由主義の米国がファシズムと共産主義に勝利したのが現代だとし、その自由主義はいまや虚無主義的な価値相対主義と化したために自由主義の終焉は近いと語っています。


「自由主義は自由とあらゆる形式の集合的アイデンティティからの解放を求める。これが自由主義の本質である。自由主義者は人間を国民というアイデンティティ、宗教というアイデンティティから解放した。そして最後に残った集合的アイデンティティがジェンダーである。いつか、自由主義はジェンダーを抹消し、性別を恣意的で選択できるものにするだろう」
(ドゥーギン)

そしてドゥーギンは、自由主義の経済と社会秩序と文化のすべてを破壊することを唱え、ソ連方型国家統制型経済やロシア正教を統合装置とする「新世界」を国境を超えて作れ、と叫んだのです。
このロシアを盟主とするユーラシア共同体は、かつてのすべての旧ソビエト諸国とその衛星国、さらにはEU圏のすべての国と民族を「保護領」に置く歴史的使命があるのだ、とドゥーギン は考えました。

民主主義と法の支配、国境の実力による変更は認められない、などと彼らにいってもまったく無意味なことがおわかりでしょうか。
ナチスの東方生存圏構想に似た、おそるべき侵略的全体主義思想こそプーチンの「ユーラシア主義」思想です。
言葉の正確な意味で、プーチンはロシアン・ファシストなのです。
プーチンはウクライナへの侵攻理由にネオナチからの解放を上げていますが、片腹痛いとはこのことです。

そしてそこの「ユーラシア主義」の実践として、ドゥーギンは「ドネツク人民共和国」のための超国家主義団体「ユーラシア青年同盟」を組織しました。
これはまさにナチスのヒトラーユーゲント、ないしは突撃隊(SS)に相当します。

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ユーラシア青年同盟

ちなみに、この組織は「ジオポリティカ」と呼ばれるウェブサイトを運営し、西側に対する偽情報とプロパガンダ を流しており、日本にもその影響を受けたサイトがいくつもあって偽情報を大量に流してるようです。

この病的なドゥーギンとイリンの妄想が、プーチンという独裁者の思想となった時、ウクライナ戦争が始まったのです。

「このユーラシア主義によれば、ウクライナ人とは、「カルパチア山脈からカムチャッカ半島までの」広大な土地に散らばるひとびとであり、よってロシア文明の一つの要素にしかすぎない。ウクライナ人が(タタール人、ユダヤ人、ベラルーシ人のように)もう一つのロシア人集団にほかならないとすれば、ウクライナの国家としての地位(ステートフッド)などどうでもよく、ロシアの指導者としてプーチンはウクライナのひとびとを代弁する権利を有することになる。だからこそ、プーチンはこう述べた。
 「我々は何世紀にもわたりともに暮らしてきた。最も恐るべき戦争にともに勝利を収めた。そしてこれからもともに暮らしていく。我々を分断しようとする者に告げる言葉は一つしかないのだ――そんな日は決して来ない」
(橘前掲)

捕らえたアゾフ連隊の兵士にヒトラーの彫り物をした者がいたですって、なんのプーチン御大自身は脳の中までファシズムに冒されているのです。
プーチン、お前こそネオナチだ!

 

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ウクライナに平和と独立を

 

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コメント

ファシズムという点では、確かにロシアのほうが親和性が高いですね。様々にロシアの立場を忖度し、西側の謀略は怪しからんという論説が日本のネットなどにも多く見られますが、優先順位が間違っていると思います。

力による現状変更や核兵器を使った非核武装国への恫喝に比べれば、アラブの春のような工作は、『善意』の押し売りという傲慢さはあるものの、はるかにましだといえます。

DSやらソロスやら、ロスチャイルドにネオナチといったフワッとした印象に基づく陰謀論におどらされるのは困ったものですが、ネットや言論空間では、こういう話が金になる。妄想はある意味心地よいのかもしれませんが、現実を見るべき。

ならばモンゴルがロシアやシリアから中共や朝鮮までの地を制する権利と義務を持つと主張したら、ロシアと中共はそれをお認めになったらよろしいが、認めないのでしょう?
国連に加盟している現在のモンゴル国は、もちろんそんな無体なことはいいません。
ユーラシアをヨーロッパ大陸、アジア大陸、更に中国大陸と分けて呼んだとしても、大陸の歴史とロシア連邦や中華人民共和国が現在主張する「自分が思う正統性」とはイコールではないということ、「自分が思う正統性」と現状が違っても一方的に侵略や残虐行為で変えてはならないということ、それらを両国政府は永劫認めるつもりがないのですね。
「ファシズム」は定義や用法がいろいろ過ぎて都合よくも使える状態として、あと「自由主義」と「共産主義」、どれを選ぶかは自由であり、一方を信じるならば論理的には他方も信じるはずですが、選ばない他方は破壊し消し去るべきとしか考えないので、破綻しています。
選択が違う者どうしが存立していくためにも国際法や戦時国際法はあるわけですが、道理を説いても受け入れずひたすら侵略と破壊をする者に相応しい末路は(以下各自で

本来のリベラルは、その名の通り自分の自由意志を何より優先する。自分という個性は唯一自分であることの証であり、その個性(自由意志)に合わせて人生を送ることが、その人間にとって一番幸せなことである、そういう考え方。

じゃ、何でも個人の好きにしていいのか?というと、他人の個性(自由意志)を自分と同じように尊重するというアタリマエの理屈がつく。「オレの自由の為に、お前は不自由してろ!」では、すぐにケンカになってしまう。それと、個人の自由意志ではどうにもならない運命みたいな属性は一切持ちだしてはならないのがルール。性別とか人種とか体のハンデとか、そういう属性で他人の個性を限定してはならない。

リベラルな価値観からすると、プーチンはとんでもねぇ野郎ということになりますわ。自分の固定観念を他人に暴力で押し付けるという、ケダモノのような奴です。ただ、こんな奴でも1人では何も出来やしません、国内向けプロパガンダがあるにしてもロシア国民の約80%が支持してるんでロシアという国家が動いているんですわ。正気の沙汰に思えません。ロシア国民は、個人の自由を優先するリベラルが嫌いで、ファシスト連中に支配されたがっている?中国や北朝鮮やミャンマーの国民も同様なのか?ホント、国連一般平凡国民会議というものがあれば、ぜひ出席して直接聞いてみたいですわ。どーせ口止めされてるんだけど。

そうなると、全知全能の唯一神と個人が直接対話するというプロテスタント系がリベラルの揺りカゴだった訳が解ります。米英ですわ。日本(特に戦前)を含む他国には、核となる理念・哲学・宗教が唯一ではなく多元化してますし、それらは個人に直接通じてなくて、なんやら怪しい媒介者(軍部・皇帝・教会・共産党などなど)をはさんでいますわ。その媒介者が各個人の精神の成り立ちに関係してるとしたら、リベラルな思考が生まれるハズがありません。もちろん、彼らが心の底から媒介者に抑圧されて幸福というならば、それはそれで彼らの勝手です。

今回のロシアのウクライナ侵略は戦争自体もイヤだけど、独裁全体主義国家の当然の成り行きというモノを見せつけられて、本当に気が重いんですわ。日本も他人事じゃないんで、リベラルな価値観を拡めることも(経済の発展だけではダメだった)大きな外交戦略にしないと、先が思いやられますわ。

ファシズムとは、「私的な党派・一味が国家を超えて君臨し、全体主義的に支配すること」と定義するなら、ナチスも共産党も左右の全体主義としてのファシズムとしてひとくくりにできるものです。戦前日本は、軍国主義的でしたが、ファシズムではないと思います。西欧と日本は文化は違えど、①対等な他者を認める ②血縁以外の社会倫理観の基礎を持つ ③社会に対して構成員の大部分が共感を持つ 点で一致したために、類似の近代文明を成立させることができました。文化≒価値観がかなり異なるにもかかわらず、類似の文明を成立させえたことは、西欧近代の価値観が絶対ではないことの証左でした。にも拘らず、自由主義・民主主義・資本主義・人権を「普遍の価値観」と思い込み・思いあがったことが、シナ朝鮮文明文化圏と共産主義を経たロシアの取り込みに失敗し、あまつさえ増長させることにつながりました。対等な他者を認めず、目的のためには手段を選ばず、最低限の倫理道徳すら否定する、ロシアとシナ朝鮮は、全く別の文明文化圏なのです。しかし、こちらの方が人類の歴史上はメジャーなものだったのです。コロナ禍とウクライナ侵攻の根本の問題は、このことを認識せず、思いあがったことによるものです。実は、このことに関しては、日本に大きな責任があります。非西欧文化圏でありながら西欧型近代化を成し遂げた日本こそが、西欧近代の価値観が普遍でないことを自覚し、発信すべきでした。未だにそれを自覚せずにいることは、不作為の罪を犯していると思います。ロシア、シナ朝鮮は、全く異なる文明文化圏なのです。

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