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2022年9月29日 (木)

プーチン「宮殿」に逃亡か?

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ロシアは東部のルガンスク州とドネツク州、南部のヘルソン州とザポロジエ州 で実施した自称「住民投票」で賛成多数だったとしています。
実態は、想像どおりロシア兵が家庭を回って賛成票を強要するという「選挙」とはほど遠いものでした。

「ロシア軍が制圧するウクライナ東部や南部でロシア当局が、ロシア編入の是非を問う「住民投票」を開始している。現地のウクライナ人によると、武装したロシア兵が住民を戸別訪問して、編入への賛否を直接確認して回っているという。
南部エネルホダルに住む女性はBBCに対して、「やってきた兵士に口頭で、(ロシア編入に賛成か反対か)答えなくてはならない。兵士はその答えを記入した用紙を持ち帰る」のだと話した。
南部へルソンでは、街の中心部に投票箱を持ったロシア兵が立ち、住民の投票を集めているという」
(BBC9月24日)
ウクライナ「住民投票」、ロシア兵が戸別訪問で編入の賛否を「集計」と現地住民 - BBCニュース

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ロシア、ウクライナ4州の「住民投票」で勝利主張 西側は「茶番」と非難 - BBCニュース

軍事占領下での自国領編入を目的にする政体の改変は国際法違反です。
西側はこのような茶番を認めていませんが、この後、「圧倒的賛成を得た」としてロシアへの編入を宣言する可能性が強まりました。

また、ロシアからドイツに天然ガスを送る海底パイプライン・ノルドストリーム2でガス漏れ事故が発生しましたが、意図的な「破壊行為」との見方が強まっています。

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ロシアからヨーロッパへの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」でガス漏れ 破壊工作との見方も(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース

「[コペンハーゲン 27日 ロイター] - デンマークのフレデリクセン首相は27日、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で発見されたガス漏れについて、「意図的な行為によるもので、事故ではない」という当局の判断を明らかにした。
フレデリクセン首相はその上で、意図的な破壊工作の「背後にいる存在を示す情報はまだない」とし、当局はデンマークに対する直接的な軍事上の脅威とは見みなしていないという考えも示した」(ロイター9月28日)
ノルドストリームガス漏れ、意図的な行為によるもの=デンマーク首相 | Reuters

現時点ではロシアが関与しているかどうかはわかりませんが、冬場にむけてEUを脅したいプーチンが考えそうなことです。

さて未確認情報ですが、この緊迫した時期にプーチンは「宮殿」に逃げ出しているようです。
この「宮殿」は、プーチン個人が所有する膨大な富の一部です。

プーチンとその取り巻きたちは、ロシアを丸ごと乗っ取り、旧ソ連の資産とロシアの国有資産を、彼らの懐に入れる作業に熱中しました。
そして彼らは、計算することさえ不可能なミリオネアになっていきます。
彼らは海外のタクスヘイブンに資産を移し、パナマ文書にもその何人か顔をだしています。
このあたりの腐り切った国家私物化の構図は、今の中国と酷似しています。

もっとも有名な「宮殿」は黒海に面したものですが、それ以外にも複数の「別荘」を所有しており、今回はモスクワとサンクトペテルブルクの間にあるヴァルダイ湖に建つ宮殿のようです。
Watch: Putin has escaped to a secret palace in a forest amid anti draft protests in Russian cities - YouTube

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プーチン宮殿」、ロシア野党指導者が告発も本人は否定 - BBCニュース

このお気に入りの「宮殿」で疲れた心身を癒しているそうですが、いまモスクワを離れる余裕があるとはとても思えません。
よほど身体が悪いのか、と政敵たちに教えるようなものです。
政治家にとって健康は武器ですから、こういう修羅はでの「夏休み」はさまざまな憶測を呼びます。

プーチンはいまや一切を失おうとしています。いやロシアは、かもしれませんが。
ロシアは、ウクライナの大敗によって、唯一の力の源泉だった軍事力が自慢するほどではないことが暴露され、その「世界最強軍隊」はウクライナの東部と南部で瓦解の危機の淵にあえいでいます。

30万人の素人同然の連中の動員など役立たずの上に、かえってただでさえ途絶しがちな補給にさらなる圧力をかけるにすぎません。
西側軍事筋で、30万人の「新兵」が戦力回復につながると予想する者は誰ひとりいません。
彼らを訓練するために、いまやロシア軍で貴重品になってしまったベテラン将校や下士官を前線から引き抜かなくなるほうがよほどマイナスだからです。

下の写真はクリミア半島セヴァストポリで動員されたロシア軍兵士ですが、なぜか年寄りばかりに見えます。

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民兵の訓練なのでしょうか。いずれにしても兵員の余裕はまったくないようです。

欧米からは強力な経済制裁され、国際社会からの評価は地に堕ち、いまやただの天然ガスを売るだけが能の(それも売れませんが)発展途上国に成り下がろうとしています。
この責任は誰あろう、いうまでもなくプーチン氏一人にあります。
上海協力機構の会議では、構成国から無言の態度を取られ、インドのモディ首相からは、「戦争している場合ではないと思う」と忠告されるありさまでした。

9月15日と16日、ウズベキスタンで行われた上海協力機構の首脳会議における習近平とプーチン会談で、プーチンはやつれ果てた姿をさらしました。
いままでプーチンの得意のポーズだった冷徹な眼と他者を見下す態度は影をひそめました。
9月15日の会談でのプーチンの様子を観察した元自衛隊情報関係者の西村氏は、このように述べています。

「ネクタイの色は紺系だ。特徴的なのは、眼光が弱い、額には皺が多い、髪の裾が少し伸びていて整髪されていないことだ。
これほど精彩がないプーチン氏を見たことがない。これまで無表情で見下す様子がよくあったが、今回だけは、自信がなくなって弱々しい表情だ」
(西村金一9月27日)
プーチンの表情に明らかな変化、敗北の不安くっきりと ウクライナ侵攻前から現在までの写真を徹底分析(1/5) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

下の写真は上海強力機構の会議から帰国した9月21日にロシア北西部の都市ノヴゴロドで撮られたものです。
開戦初頭のものと比べて見てください。
ひどいやつれぶりで、意志的なものは姿を消してしまいました。
西村氏の指摘どおり眼光は弱々しく、口元は緩んでいます。
この男がいかに追い詰められているのかわかります。

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ロイター/アフロ 9月21日撮影

次は開戦初頭の春のものです。

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共同通信写真  2月21日と3月5日撮影

いまやプーチンを守ってきた軍隊は雲散霧消しつつあります。
これまで連邦を構成する共和国には強力な軍を配置して抑え込んできましたが、それも辺境地域から優先的にウクライナ戦線に投入してしまったためにがら空き状態です。
共和国はいままで自分らだけにかけられてきた動員令を忌ま忌ましく思っており、さらなる動員令には反抗的対応をとろうとしています。
全国を対象とした「部分動員令」によって、大都市部の市民が背を向けました。
いままで眠りこけていたロシアの国民に敗退していることを自白してしまったからです。
勝っている軍隊が30万、いや100万とも言われる動員をするはずがありませんからね。

彼らは漠然とテレビの前で、勝ってはいないものの、大ロシアが負けるはずがないとなんとなく信じてきたわけです。
それが一挙に崩れ去り、火が自分の足元に広がっているのを初めて知りました。
彼らはあわててフィンランドなどの国境ゲートに向けて逃げ出しましたが、受け入れ国はドイツくらいなものです。

プーチンにとって、いままで彼の帝国を作ってきたオルガルヒは戦争に反対したので殺しまくってしまい、シロベッキはクーデターを企んでいるかもしれないと、疑心暗鬼になっています。
いまや己が身を守るのは、わずかの護衛だけになりつつあります。
プーチンの耳に滅びの鐘が聞こえてきたようです。

 

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ウクライナ軍の反転攻勢 その「勝因」はなにか - 山下裕貴|論座 - 朝日新聞社の言論サイト (asahi.com)
ウクライナに平和と独立を

 

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コメント

欧州への脅しも行き過ぎたようで、バルブ閉めるだけではなくとうとうノルドストリームを海底で爆破しちゃったみたいですね。
まだロシアがやったとは特定されていませんけど、どの道ドイツへのガス供給は無理になりました。
冬に向けて欧州は動揺するでしょうけど、これまで散々脅してきても各国が耐えてるもんだから遂にヤケをおこしたのかな?と。

まあ、欧米各国は経済的に、ウクライナは物理的に、この先もロシア人を淡々とすり潰し続けるだけです。プーチン1人になるまで。

プーチンとしては「ほらエネルギー足りなくなるよウクライナに支援してる場合じゃないよ」と言いたげなんでしょうが、石油価格はすっかり落ち着き欧州内での供給網の再構築も急ピッチで進められています。
気がついたら中国、インド以外の大口の顧客はいなくなっていいそうです、そうなったらプーチンを排除してもロシア未来はそんなに明るくはならないでしょうね。

そういえば日本はウラジオストクの領事館が不当に拘束されて国外退去となるようですけど、ホントにこんな国と今後ともエネルギー開発の協力体制を維持していくつもりなんでしょうかね?

 ロシアンフレンズによればノルドストリームの海底破壊をやったのは米・英で、その意味は「ロシア産の天然ガス供給に左右されるドイツや欧州の決意を確定的に拘束するため」とか。
ロシアメディアで複数見られる論法ですが、それじゃ米・英がロシアに宣戦を布告をしたようなもの。米・英がそのようなリスクを取るはずもなく、事実上海軍のないウクライナにも不可能です。
とすると犯人はロシアしかないし、まさに上記のようなプロパガンダを成立させて分断を図る目的ででもあったのでしょう。非常にお粗末ですが。


ウクライナ4州の住民投票の結果をもって明日21時(日本時間)プーチンが併合の演説をやるそうです。
8月調査のプーチン支持率が下がって77%、下がってもこんなに高い。
今月のウクライナ軍の反転攻勢、部分的動員のあと支持率がどう動くのか。

カーボンリサイクルで水素とCO2をニッケルで繋ぎ合成ガスを造るメタネーション、日本でこれをもっと早く出来ないものでしょうかね。
嫌われ者のCO2が資源に変わる、掘る時代から造る時代とは素敵です。
ロシアは売る量が減りますし、脅しの材料にならなくなる。

日本の技術は凄いんですが、実行はドイツやイギリスなど外国の方が素早く対応しそうですね。

ノルドストリームの自爆テロ・・・

原油相場(WTI)が上がってると思ったら、
そういうことでしたか。

しかし、WTIが5ドル上げたのに対して、
ウラル産原油は45ドル上昇!?

ロシアの原油に頼っている国は大変です。
益々嫌われていきますね。

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