• 20250119-145554
  • 20250119-142345
  • 20250119-142345_20250119150101
  • 20250119-150249
  • 20250119-152051
  • 20250117-013132
  • 20250117-015927
  • As20241225001545_comm
  • 20250115-143858
  • 20250113-081014

« ヘルソン奪還作戦始まる、ゲームチェンジャーの登場 | トップページ | どこの国の知事なのか、デニー知事 »

2022年9月 2日 (金)

デニー知事は「日米から沖縄をとりかえしたい」そうです

028_20190926035101

デニー知事が選挙演説で、「この選挙で日本政府からアメリカから、沖縄を取り戻す!」と言ったというのでSNSで騒がれています。
新聞の切り抜き写真はあるのですが、肝心な元の記事のほうが見つかりません。
琉球放送の映像がでているので、ほんとうに言ったのだと思います。あれあれ。

180926q07

Gekibuzz20220830_131026_833333

まぁ、いかにもデニー知事が言いそうなことではあります。
彼は前回選挙の時も同じコトを言っていますから、「沖縄を米国と日本から取り戻す」という琉球独立論まがいの考えが、この人の持論なのでしょう。

「普天間基地は閉鎖・返還です。戦争で奪われた土地は、沖縄県民に返すべきです。私たちはこの県知事選で改めて誓いましょう。この選挙で玉城デニーとともに日本政府から、アメリカから、沖縄を取り戻す。ウチナーンチュの手に取り戻す。青空を子どもたちのために取り戻す。そのことをしっかり誓いましょう
(しんぶん赤旗2018年9月23日)
辺野古新基地 絶対阻む/デニー候補の訴え(要旨) (jcp.or.jp)

馬鹿ですか。この台湾情勢が緊迫度を増している時に、日米両政府が台湾有事をにらんだ普天間を閉鎖することがあると本気で思っていたらアホウです。
新たに作っている返野古は、ハンパな軍事機能しかありませんから、どうぞくだらないサボタージュに勤しんで下さい。
やるにしてもすべて翁長時代にやり尽くしていますし、最高裁判決でまで出ているのですから、無駄に公費を濫費するだけなのですが、とりあえず勝手におやり下さい。
沖縄県の遅滞工作によって、海兵隊はズっと普天間に居られるのですから文句は出ないでしょう。、
いずれにしても、県の移設反対闘争とは、県も戦っているフリができ、国も米軍も喜んで、これぞ三方両領得というヤツなのです。
もちろん当のデニー知事はそれをわかっていて、「オール沖縄」というタニマチのためだけにやっています。
つまりは、移設反対運動など、山路氏のいう筋書きが決まった「田舎プロレス」なのです。

デニー氏は沖縄を日本と米国から奪い返すというのですから、これは県知事ではなく独立党党首選の選挙演説にすべきでした。
そもそも行政の首長には、日本から「独立」するもなにも、そんな権限はまったくないし、言われた「日本政府」(独立派の皆さんはこういう言い方をよくしますが、外国人みたいですね)のほうも困るでしょう。
権限がない一介の知事から、オレはお前からでていく、なんていわれてもね。
苦笑いをして、ご冗談もホドホドに、というしかありません。

本気で「日米から沖縄をとりかえ」したい人が、「沖縄の魂」の首里城が全焼した時に、真っ先に首相官邸に駆け込むんじゃありませんよ、
恥ずかしい。

「沖縄県の玉城デニー知事は1日、菅義偉官房長官を首相官邸に訪ね、火災で焼失した首里城(那覇市)の再建へ国の支援を要請した。菅氏は「沖縄県民に心からお見舞いを申し上げる。財政的措置を含めてやれることは全てやる」と応じた。首里城は国営公園内にあり、政府は2019年度補正予算への関係費用計上も視野に、再建を後押しする方針だ」
(nippon com 2019年11月1日)

168333

政府、首里城再建へ補正計上も=沖縄知事、菅官房長官らに要請

※関連記事『デニー氏の仕事は「心の喪失感」を訴えることではない』

またコロナ拡大が手におえなくなって、全国ワーストになるや、自衛隊医官の覇権を要請してしまいました。

デニー知事が宮古島で発生したクラスターに自衛隊の看護師を要請し、自衛隊は災害派遣として既に活動を開始しています。

「新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制がひっ迫している沖縄県宮古島市で、医療支援のため現地入りした自衛隊の看護官らが31日からの活動に向け事前の訓練を行いました。
人口およそ5万5000人の沖縄県宮古島市では、29日までの4日間で110人を超える新型コロナウイルスの感染者が新たに確認され、医療体制がひっ迫しています。
沖縄県からの災害派遣要請を受けて現地に入った陸上自衛隊の看護官らは30日、宮古島に駐屯する部隊と合わせて40人の災害派遣隊に編成されました
(NHK2021年1月20日)

K10012841041_2101301310_2101301328_01_02

沖縄 宮古島市 感染拡大で医療体制ひっ迫 支援の自衛隊が訓練 | 新型

独立は自立の極北のことです。
なにからなにまで本土政府に尻ぬぐいしてもらっている者が、言うことではありません。

 

※すいません。改題し、後段は切り離して明日に回しました。



 

« ヘルソン奪還作戦始まる、ゲームチェンジャーの登場 | トップページ | どこの国の知事なのか、デニー知事 »

コメント

今ちょっと話題の「玉城デニーは中国共産党の勢力」とするTwitter記事と、それに反応した琉球新報のファクトチェック。(ご興味お有りの方は各自でお願いいたしまする)
結論から言えば、「当該記事中に玉城デニーは中国共産党の勢力」とは書いていないのは、琉球新報のいう通り。
だがしかし。
新報ファクトチェックがいう「当該記事中に玉城デニー氏の名前は一切出てこず」は正確ではありません。
当該Twitter記事の引用元「IRSEMフランス軍事学校戦略研究所の報告書2021年10月英語版」
https://www.irsem.fr/report.html
に、玉城デニー氏の名前は出ています。
そこには新報さん触れていませんね。
当該報告書の402ページ。
「日本は共同体としての国民の一体感を強く持つ」が、「沖縄は第二次世界大戦中に住民が日本軍によって虐待されたために例外的な存在」で、「広く親中感情があり、中国との貿易で稼ぐ住民に支えられている」「これらは北京にとって(沖縄と日本の)弱点であり、戦略的なチャンスである」「沖縄の島々のおかげで日本とアメリカ両方を妨害できる一石二鳥となる」「沖縄は、中国のそのような作戦に絶好な地である、なぜならそれは、沖縄の独立推進派が既に存在するからだ」
という文脈に続けて、「長年反米の立場である玉城デニー氏が2018年の選挙で県知事に選ばれたことでわかるように、島住民の大多数が反東京、反中央政府である」そして、
「(沖縄県が主張する米軍撤退や一方的独立という)目標を、北京は外交や偽情報、沖縄島北部の米軍基地に近い地域への投資などを通じて助長促進している」として、
細谷雄一氏の分析「北京は沖縄独立と米軍撤退を推し進めるために、沖縄県民世論に影響している」を紹介。

当該報告書は沖縄県の姿を批判的には書いておらず、寧ろ「第二次世界大戦中に沖縄住民は日本軍に虐待された」としてくれています。
なので、今ある沖縄県の有様が中共に非常に都合が良く、中共の覇権目的達成のために利用される脆弱な面を問題にしていると考えます。

感情に囚われて現実を容易く見失う、視野に入れて合わせ考えるべきことを無視する、プロレスの塩梅や限界がわからなくなる、我々はそういう弱さや甘えを克服してリスクを減らしていかなければ、自立どころか他の誰かの奴隷になるだけ、という話。

宜野湾よりさんのコメント興味深く読ませてもらいました

沖縄の反基地感情って統治下時代の差別&抑圧から発生したものがいつのまにか日本軍と日本政府も悪いまで拡大していった印象があります。
更には太平洋戦争とは全く関係のない自衛隊にまで憎悪の対象にしてしまうのですから訳が分かりません。
IRSEMの分析にある「沖縄は第二次世界大戦中に住民が日本軍によって虐待された」という記述も反基地派からの情報を鵜呑みにしている印象があります。
一部とはいえ海外からこのような目で見られていると思うと少し悲しくなりますね。

玉城氏の発言は「日米同盟とかどうでもいいから沖縄人にさっさと国有地&軍用地を返せ、でも日本の国際的地位とインフラはそのまま使わせてもらうぜ」という我がまま極まりないお子様発言でしかく、沖縄戦で命を賭けて沖縄とそこに住む人々を一人でも多く守りたいと散っていったまっとうな軍人の方々に対する冒涜でもあるのですが、きっと彼の性能の低い思考回路ではそこまで思い至らないのでしょうね。

知事になる前は自衛隊にも理解があり国防に関してもそれなりの持論を持っているのかとも思っていましたが、オール沖縄に担がれた瞬間に担ぎ手の傀儡と成り果てました。
本当にただの人がいいだけのおじさんに権力を持たせたらダメだと言う事を身をもって証明してくれています。

「沖縄住民は日本軍に虐待された」
そういうこと、そう受け取れることもあったであろうと思います。
しかしながら、かつて私の祖父母や他の鬼籍に入られた方々がしてくれた話や、私が県外勤務時代に出会った沖縄守備隊の一員だった方がしてくれた話には、住民と軍人が救い救われたエピソードや優しい交流の話、協力しあった話もあるのです。
ですから、ひどい話と良い話のどちらか一方だけが全てで唯一の事実であるとしてしまうと、ロクなことにならなはず。
歴史を伝える面においても、直ぐに主語を大きくしたり、拾うべき事を見失ったり無視したり、それを改めなければ、進化、前進はないだろうと思うのです。

 デニーさんは知事不適格ですよね。もっと勉強をしてもらわねばなりません。

 沖縄戦の悲劇ばかりを思考の中枢に置いていては世の中は見えてきません。多くの県民は戦争の恐怖に押しつぶされている感じがします。気持ちは分からないわけではありませんが、恐怖するだけでは問題も解決しませんね。適正な防衛力の整備は絶対に必要ですし、これがなければ隣国などに蹂躙されるという大きな悲劇を招きかねません。1000キロ射程のミサイルを国産で製造するというニュースがありますが、ホントならとてもうれしく思います。

 最近、映画「島守の塔」を見てまいりましたが、よくできた映画だと私は思いました。沖縄戦の主要な人物たちを割合いと客観的な見方で捉えておりますし、軍人と住民のあつれきなども十分取り上げているし、それでも、イデオロギー的悪意を感じることはありませんでした。皆さんもご覧になって感想などお聞かせ願えればありがたい。 

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ヘルソン奪還作戦始まる、ゲームチェンジャーの登場 | トップページ | どこの国の知事なのか、デニー知事 »