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2022年11月21日 (月)

ロシア・フレンドに堕ちた森喜朗氏のゼレンスキー叩き

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元首相の森喜朗氏が、北方領土交渉の同志であった鈴木宗男議員のパーティでこんなことを言ったそうです。

「森喜朗元首相は18日夜、都内で開かれた日本維新の会の鈴木宗男参院議員のパーティーであいさつし、ウクライナのゼレンスキー大統領を批判した。「ロシアのプーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー氏は全く何も叱られないのは、どういうことか。ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている」と発言した。
ロシアのウクライナ侵攻に関する報道に関しても「日本のマスコミは一方に偏る。西側の報道に動かされてしまっている。欧州や米国の報道のみを使っている感じがしてならない」と指摘した。
加えて「戦争には勝ちか、負けかのどちらかがある。このままやっていけば(ロシアが)核を使うことになるかもしれない。プーチン氏にもメンツがある」と言及。ロシアに厳しい姿勢を取る岸田文雄首相に関し「米国一辺倒になってしまった」と不満を示した」
(日経 2022年11月18日)
森喜朗氏がゼレンスキー大統領批判「ウクライナ人苦しめた」: 日本経済新聞 (nikkei.com)

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【速報動画】森氏がゼレンスキー氏批判 「ウクライナ人苦しめた」 | 山陰中央新報デジタル (sanin-chuo.co.jp)

この森氏のトンデモ発言は、この人物がよくやるリップサービスでの失言ではありません。
本心です。
だから困る。聞き流していい類のことではありません。
「プーチンを説得できるのは鈴木ムネオだけだ」とも言っているていどのことは、ご愛嬌で聞き流しましょう。
ムネオ氏にプーチンを説得できるなんて誰一人思わないでしょうから、失笑して、心の中でバーカとつぶやけば済むことです。

問題は、ロシアと戦っている国の指導者であるゼレンスキーを「国民を苦しめている」という言い方で否定し、支援する西側諸国を「米国一辺倒になった」と言ってしまったことです。
これでは、森氏は力による現状変更を是としたと、とらえられても致し方がありません。
つまり自由主義陣営の政治指導者として、自ら失格を宣言したに等しいのです。
さらには、世界でロシアに並ぶ力による現状変更をしている国、すなわち中国の軍事膨張をも是としてしまったことになります。


この森氏の力による現状変更に対する鈍感さは、今に始まったことではありません。
森氏は2014年3月のロシアのクリミア半島侵攻に際して、同年9月9日、これを強く批判したEUに対してこんなことを言っているのです。

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ウクライナにロシアはすでに侵攻している:アメリカのタルボット元国務副長官インタビュー | ハフポスト NEWS (huffingtonpost.jp)

「ロシアの国家や国民は、かつての領土であるだけに、住民が多く住むこの地域がNATOに加わるというのでは、ロシアが不服を伝えるのは、私は十分理解ができる。
EUが2年前、ノーベル平和賞を受賞して驚いた。EUがなぜ平和賞を取るのだろうと思って調べた。60年間ヨーロッパに戦争がなかったからというのが、評価だったということだ。その(EUの)皆さんが本当にウクライナのことを反ロシア戦線に巻き込んで、ロシアを叩くということを本当に考えているのか。それではノーベル賞は泣くのでは、という思いです。
ヨーロッパもロシアも自由とそして民主主義、そしてお互いに自由の繁栄を願う国だから、できれば理想を言えば新しいヨーロッパの体制が出来上がってもいいのではないだろうか」
国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百花斉放」 (jfir.or.jp)

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森・プーチン 日ロをつなぐ義理人情: 日本経済新聞 (nikkei.com)

2014年当時から森氏は、ロシアのクリミア侵攻はEUが反ロシア戦線にウクライナをまきこんだからだというロシアの言い分をそのまま踏襲して、力による国境線の変更をおおっぴらに擁護してしまっています。
この言い方は、今回のウクライナ侵略でも、プーチンの侵略を正当化する理由で、ロシア・フレンドが盛んに流布していた説です。

「冷戦集結時に米欧はNATO不拡大をロシアに約束しただろう。裏切られた」というものです。
なんでも安倍氏とふたりきりの時になると、この愚痴とも怒りともつかない「ロシアは裏切られた」とぶつぶつ言っていたそうです。
「不拡大約束」がされたなどとは、外交の都市伝説にすぎません。
しかしプーチンはこれを固く信じており、2022年2月24日のウクライナ侵攻を始めるにあたっての演説でもこう言っています。

「NATOを1インチたりとも拡大しないという約束もあったが、彼らは我々を欺き、さらにはもてあそんだのだ」
(ブルームバーク2022年2月24日)

鶴岡路人氏が、この「不拡大約束説」に詳細な検証を加えています。
※『プーチンの主張する「NATO不拡大約束」は、なぜ無かったと言えるのか』
fsight 2022年3月2日
プーチンの主張する「NATO不拡大約束」は、なぜ無かったと言えるのか:鶴岡路人 | Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト (fsight.jp)

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ベーカー・ゴルバチョフ会談 一番右側がベーカー   フォーサイト

これはNATO東方拡大「約束」説が生まれたのは、1990年2月の米ソ交渉でのことです。

・ベーカー 「今すぐ回答を求めるわけではないが1つ質問をしたい。ドイツ統一が実現するとして、(1)NATOの枠の外で完全に独立して米軍部隊の存在しない統一ドイツがよいか(2)NATOとのつながりを維持したうえで、しかしNATOの管轄権や部隊は現在の境界から東には拡大しないとの保証のついた統一ドイツがよいか?」
・ゴルバチョフ 「全てについてじっくり考えたい。指導部において議論する。しかし、当然のことながら、NATOの領域が拡大することは受け入れられない」
・ベーカー 「その点については同意する」

この部分だけ取り出すと、確かにそう聞こえないではありませんが、これについては当のゴルバチョフ自身が、東ドイツ領だけの話だと説明しています。

「「(NATO不拡大の)保証はもっぱらドイツ統一に関して与えられたものだった」
「旧東ドイツ領だけでなく、東方全体へのNATO不拡大問題を提起すべきだったのか。私は確信している。この問題を我々が提起するのは単に愚かなことだったであろう、と。なぜなら、当時はNATOだけでなく、まだワルシャワ条約機構も存在していたからである。あの当時こんなことを言っていたら、我々はもっと非難されていただろう。NATOの東方拡大のプロセスは、別の問題である」
(『ゴルバチョフは回顧録』)

ベーカー発言は、1990年9月に締結される「ドイツの最終的地位」を念頭に置いて話しています。
この条約は第5条3項にこうあります。

「外国部隊や核兵器、およびその運搬手段はドイツの同地域[旧東独地域]に駐留、展開されない」

これがNATO「不拡大」の中身です。
そもそも当時はワルシャワ条約機構が存在していたのですから、東方拡大をするしないもあったもんじゃありませんが。

「不拡大」は旧東ドイツ領と明示され、この地域に限定されているのです。
したがって、ゴルバチョフとベーカーの間の「NATOの領域が拡大することは受け入れられない」 「その点については同意する」というやりとりは、東ドイツに対してだけ言ったものなのです。
ここを読み飛ばして一人歩きさせてしまい、旧ソ連圏全体にすり替えてしまったのが「不拡大約束説」です。
NATOが「不拡大約束」を破ったから戦争になったという都市伝説: 農と島のありんくりん (cocolog-nifty.com)

さらに悪いことには、こういう間違った知識の上に立ってロシアに迎合し、北方領土交渉につなげてしまったことです。
森氏はロシアのウクライナ侵略を諸手を上げて賛美することこそが、プーチンによい心証を与えて北方領土返還につながると信じていることです。
このまったく別の次元のことを混同して、ロシアを擁護することをムネオ氏はウクライナ戦争以来、一貫して言い続けています。

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経済制裁ではなく話し合いで解決すべき!ロシアと関係の深い鈴木宗男さんから見た「ロシア・ウクライナ危機」 - YouTube

「日本には国益の問題として北方領土や平和条約交渉の問題がある。米英と立ち位置が違う」と述べ、欧米に足並みをそろえて制裁に踏み切った日本政府の対応に疑問を呈した。講演後、記者団に「日本からパイプを閉ざした感じだ」と語った」
(日経2022年3月13日)
「ウクライナにも責任」 維新・鈴木氏、ロシア侵攻巡り: 日本経済新聞 (nikkei.com)

これは北方領土という自国の個別利害を、力による現状変更の禁止という普遍的価値より上位に置く考え方です。

こんな森氏ですから、ウクライナ戦争は「理想を言えば新しいヨーロッパの体制が出来上がる」好ましい出来事であり、「ゼレンスキーは国民を苦しめている」悪逆な男だとさえ考えていたようです。
なんですか、この「ロシアが主導する新しい世界」とは。おお、気持ち悪りぃ。
プーチンが構想する「新しい世界」とは、2011年にプーチンが「ユーラシア思想」としてロシアの公的なイデオロギーとなった世界観です。
この「ユーラシア思想」は、プーチンが傾倒するドゥーギンが作ったものでした。

「ドゥーギンが描く構図によれば、今後、ドイツがロシアへの依存度を一段と高めることによって、欧州は次第にロシア圏とドイツ圏へと分断されていく。
英国は(EU離脱後)ボロボロの状態となり、ロシアは漁夫の利を得ることで『ユーラシア帝国』へと拡大・発展していく、というものだ。
ドゥーギンはさらに、アジア方面についても、ロシアの野望を実現するために、中国が内部的混乱、分裂、行政的分離などを通じ没落しなければならないと主張する一方、日本とは極東におけるパートナーとなることを提唱する。(略)
ドゥーギンの戦略論は「新ユーラシアニズム」ともいうべきものであり、目指すべき将来目標として、旧ソ連邦諸国を再びロシアが併合するとともに、欧州連合(EU)諸国もロシアの〝保護領にするという極論から成り立っている」
(斎藤 彰 元読売新聞アメリカ総局長2022年3月26日 )
プーチンも洗脳?超保守主義学者の危険すぎる思想  Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン) (ismedia.jp)

この「ユーラシア帝国」の核心となるのが、ドゥーギンが言う「高貴なる永遠のロシア民族」です。
森さん、ムネオさん、よかったね、この壮大な「ユーラシア帝国」の端っこにはわが日本も生存を許されていますぞ。(笑)
それを知ってか知らずか、プーチン帝国を「自由と民主の国」と褒めたたえているのがわがムネオ氏なのです。
ロシアが極度の独裁国家であることがこれほど暴露されてきているのに、いまだ平然とこういえる神経がわかりません。
ウェルカム・トゥ・プーチンズワールド: 農と島のありんくりん (cocolog-nifty.com)

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 ユーチューブ前出

森氏のこの発言はいうまでもなく、今、西側の一部に芽生えている「ウクライナ疲れ」に呼応した考えです。

「西側は全力を挙げてウクライナを支援しているのに、支援するのは当然だといった高圧的なゼレンスキーの態度は好感を持っては受け止められていない。
この戦争で、世界中で小麦のような食糧資源や石油や天然ガスなどのエネルギー資源の供給が減り、諸物価が高騰して国民の生活が苦しくなっている。そのために、イタリアやスウェーデンなどで、排外的な極右が勢力を拡大し、政権を担うまでになっている。これが「ウクライナ疲れ」である。
今回のゼレンスキーの勇み足は、この「ウクライナ疲れ」に拍車をかける可能性がある」
(舛添要一 2022年11月19日)
【舛添直言】ポーランド着弾のミサイル、ゼレンスキーの露軍発射説に西側辟易 NATOを巻き込み第三次世界大戦を引き起こしてはならない(1/5) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

では、どうしたらよいと言われるですか、元都知事閣下。
疲れたから支援なんぞ止めろとでも。現実にそう言っているプーチンフレンドの極右もいるようです。
一方アチラ系は盛んに和平交渉をしろと言い、ゼレンスキーが戦争好きなように言っています。
森氏の今回のトンデモ発言はこの空気に乗ったのです。

では、「ゼレンスキーを叱ったら」、戦争は終わりになるでしょうか。
ウクライナ戦争が終わる可能性があるとすれば、次の想定が可能な時です。

① プーチンがロシア国内向けに「勝利宣言」を発することができる成果を上げた時。
それは開戦時の2月24日の線、すなわちドンバス、ルハンシクといった東部2州と南部クリミアを完全に掌握し、しかもウクライナ軍が奪還を完全に放棄したとプーチンが確信した時です。

これはありえません。ウクライナ軍は東部2州を奪還する勢いで、クリミアの境界にまで迫るのは時間の問題です。
これを可能にする兵員的な余裕をウクライナはつけてきており、西側からハイマースや、対レーダーミサイル、ドローンなどを提供されて、いまや装備の質的にもロシア軍を上回ってきています。
ですから、今の時点でウクライナが「停戦」に応じる意味が見いだせない以上、プーチンの勝利宣言はだせないでしょう。

②ふたつめの戦争が終わる可能性としては、プーチンがなんらかの理由で権力を追われることです。
理由はいろいろあるでしょうが、プーチンが患っているといわれている重病が深刻化したり、反プーチン勢力のクーデターも、今はないとはいえない状況になってきました。
小泉悠氏がいうように独裁政権は折れる時には、ポッキリいくのです。

今、盛んに流されているゼレンスキーバッシングは和平交渉論とセットです。
西側が軍事支援をするから戦争が続くのだ、だから支援を減らすかなくしてしまえば、ウクライナの継戦能力が枯渇して抵抗を続けられなくなる、そうすればプーチンが「勝利宣言」を出せる、というロシアフレンドの思惑にすぎません。

森氏の発言はこのような隠れた意図に沿ってしゃべっていますから、実に悪質です。

ISWはこう述べて、和平交渉に厳しく釘を刺しています。

「交渉はウクライナに対するロシアの戦争を終わらせることはできません。彼らはそれを一時停止することしかできません。
2014年の最初のロシア侵攻に続く8年間の致命的な「停戦」の後、2022年2月にロシアの新たな侵略が行われたことは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がキーウを征服するまで休まないことを示しています。
今年の侵略に対するウクライナの抵抗は、ウクライナ人が簡単に降伏しないことを示しています。
プチニズムがクレムリンを支配している限り、紛争は解決できません。交渉はその現実を変えることはありません。
彼らは、プーチンやプチニストの後継者がウクライナの独立に対する攻撃を再開することを検討する条件を作り出すことしかできません」
(ISW2022年11月17日)
ロシアとの交渉に反対する訴訟 |戦争研究所 (understandingwar.org)

このようにISWが述べるように、和平交渉論は2014年から2022年2月24日まで実に8年間も「休戦」していたことを忘れた議論にすぎません。
その休戦がプーチンの思惑ひとつで破られた事実をウクライナは忘れないからこそ、最低でも2月24日以前のラインまでロシア軍を押し返す時まで、そして最終的には東部2州とクリミアの完全奪還まで戦わざるを得ないのです。

これが戦争の現実であり、「ゼレンスキーを叱った」くらいでどうなるものでもありません。
グレンコ・アンドリー氏は、ゼレンスキーはウクライナ国内では宥和派なのだとして、こうツイートしています

「ウクライナの政治軸で言えば、ゼレンスキーの対露姿勢は「妥協派」「宥和派」「譲歩派」です。対露独立派の政治家達は連綿と、ゼレンスキーを「ロシアに対して弱腰だ!」と批判しています。
それで、元々譲歩派のゼでさえ「交渉は不可能。戦場で勝つしかない」という結論に辿り着いたのです。なぜか。理由は、いくら譲歩してもロシアはあまりにもひどいので、譲歩したくてもできないと理解したからです。ロシアは譲歩ではなく、国家の解体と民族の絶滅を目指しているので、どんな宥和派でも戦う事を選ぶのです。
簡単に言うと、こういう事です。
ゼ「占領地に特別地位を与える。武力奪還はしない。NATOにも入らない。戦いたくない。とりあえず、話し合いましょう!」
プーチン「とりあえず、国を明け渡して死ね。話はそこからだ。」
ゼ「話にならない。戦いたくないけど、このまま殺されるだけ。」
グレンコ アンドリー(新刊『ロシアのウクライナ侵略で問われる日本の覚悟』発売中)(@Gurenko_Andrii)さん / Twitter












これ以上分かりやすい説明はないでしょう。
わからないのは、すっかりロシア脳になってしまっている森氏や鈴木氏などのほうです。
岸田自民党総裁は森氏を厳重に注意して、引退を勧告すべきです。
森さん、もう早めに引退しなさい。あなたは老害です。

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コメント

早稲田大学ラグビー部キャプテンで凄い人気者だったのは1950年代の話ですね。
ウチの要介護な親父殿が同期なので当時のキャンパスでの華々しさは何度も聞いております。
幹事長や小渕急逝による密室で持ち上げられた首相時代から元々現場受けするサービストークは多かったけど、その挙げ句失言王に。内閣支持率10%という驚異的な低さを記録。
で、「自民党を内側からブッ壊す!」と言った同派の小泉純一郎(支持率がこれまた驚異の90%)の引き立て役になったというね。
あの時はオレも小泉人気に浮かれてた方で恥ずかしい限りです。
2005年の郵政解散の時のポケットから出したティッシュに挟んだ「干乾びたチーズ」が彼の一世一代の大立ち回りでした。
あれ観て世の中は「あの森喜朗が演技なんかできるわけがない」と流しましたけど、チーズ大好きな私はたむたま「あれ、長期熟成の高級ミモレットじゃないか!」と演技を見抜いてワンワードによる解散総選挙の危うさを感じました。
いくら鈴木宗男というロシアンフレンドのパーティーとはいえ、今回は流石に度を越してましたね。「ネットでは怒りと呆れ」なんて書かれヤフーニュースのコメント欄が真っ赤にドバドバになりました。戦争を起こした侵略国はどちらなのかすら分からなくなったようで。。

もう引退して下さい。楽隠居できるでしょう。息子さんがタチ悪くて早くに亡くなったことには同情しますよ。。

ここ数年、親台の顔で露出していました。今日のウクライナは明日の台湾、という日台米のスタンスに対しても、混乱要素でしかないです。

保守派にある「西側欧米諸国に偏り過ぎることなかれ」を拗らした典型例のように見えます。
似たようなスタンスの保守論客の藤井聡氏もギリギリのところで踏みとどまっていますがウクライナの件に関しては「ゼレンスキーとそれを持ち上げている西側メディアは信用出来ない」という思いを隠し切れないコメントを発信しています。

保守派には日本が大事だと思うがゆえに今の同盟国の米国だけではなくバランスをもって国際協調しようという思想、もっと突っ込めば「アジア諸国で協力関係を築いて欧米諸国と対等に渡り合える国際関係を構築したい」という夢があります。
しかしそれに捕らわれ過ぎて越えてはいけない一線を踏み越えた相手に対してもバランスを取ろうとするのはアホだとしか見えません。

仮に北海道がロシアに侵攻されたら、その時の首相が悪くプーチンは正しいんでしょうね。
それでもってプーチンから森や鈴木が北海道の知事やらに任命されるですよ。

東京五輪も高橋や森のおかげでケチがつきましたねー。
森の疑惑は疑惑のまま終わるのか、明らかにしたいところであります。

ウクライナには、JSFさんの表現を借りれば「東側仕草が抜けないところ」もあるし、汚職で有名だった事実もあるし、8割以上のウクライナ国民が「いかなる譲歩もすべきでない」と考えている、即ち2割はそう考えてはいない国民がいるのも事実なわけですが、どれを取っても、ロシアに侵略される主権国家ウクライナの政府と国民の選択を否定し変えさせてよい理由にはならない、個人の中でどう見えていようと自由だけれど、それが必ず現実と符合しているとは限らない、という当たり前の話。

合六強氏
「どのような方針をとるにせよ、戦争終結過程で確実に浮上するのが、戦後ロシアが再び攻撃できないようにするにはどうすべきかという問題である」
「NATO加盟も現実的でないとすれば、ブダペストの過ちを繰り返さないために、より実効性と法的拘束力のある安全保障の枠組みを追求する他ない」
https://www.newsweekjapan.jp/asteion/2022/11/1.php

体制も志向も異なる国とでも経済的相互依存関係さえしっかりつくれば平和は保たれる、という理想の物語はやっぱり夢物語であった、それがはっきりと現実に示されたわけですから、価値観や志を共通にする国どうしによる集団安全保障を強固なものにしていこうという時に、侵略されて戦う国の指導者に対して仕方ないだろ諦めろと言ってしまうのは、いつもの舌禍とは危険レベルが違いますね。
「見通しは明るい」とか「これならいける」とかの確信をプーチンや習に絶えず与えないことによる抑止とか、理解するセンスは無いのかも。

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