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2022年11月24日 (木)

岸田さん、終了の鐘が聞こえます

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ドヒャー、な、なんとW杯でドイツに勝ってしまったぁぁ。
腰が抜けた。いまでも信じられない。

さて気を取り直して、今日は気楽に床屋政談をいたします。
内政は誰が書いても似たようなかんじになるのであまりやりたくないのですが、ま、いいか。

岸田政権が早々と行き詰まってしまったようです。
当然といえば当然ですが、参院選の後に盛んに言われていた、あの「黄金の3年間」はおーいどこにいったんだ~い。
3年間どころか、泥沼の1年じゃないか。

「岸田文雄首相が総務相だった寺田稔氏を事実上更迭し、閣僚の辞任は1カ月間で3人目となった。首相は当初、重要法案への影響を避けるため寺田氏の続投を探ったものの、自民党内外や世論の辞任論を受け転換した。党内にはさらなる閣僚交代に向けた内閣改造論もくすぶる。
「大変ご迷惑をかけて申し訳ない」。首相は21日、首相官邸で会談した公明党の山口那津男代表に寺田氏の辞任について頭を下げた」
(日経11月21日)
くすぶる内閣改造論 岸田首相、遅れた寺田氏更迭: 日本経済新聞 (nikkei.com)

なんでも、メディアによれば、岸田氏は予算編成後の12月から1月召集の通常国会までに、人事の改造に踏み切る可能性があるということのようです。
理由はご承知のとおり、わずか1カ月で閣僚のうち山際大志郎前経済再生担当相、葉梨康弘前法相、寺田稔前総務相を相次いで失い、さらに秋葉復興大臣までスタンバっているようで、もうメタメタ。
かてて加えて、岸田氏自身の公職選挙法の白紙領収書問題も浮上して、もう満身火達磨。

そこで改造ですって。馬鹿だね。
貧すれば鈍する。候補まで入れれば4人、自分も入れれば5人も辞任しては改造しか思い浮かばないのでしょうが、拙速で改造してもロクなことにはなりませんぞ。
空気は入れ替わらず、ろくな身体検査もしていないものだから、鵜の目鷹の目でゴシップを探しているメディアにまたつつきだされるに決まっています。

こういうじり貧モードになると、岸田氏の悪い所だけ出ているのです。
決断ができない、やさしいといえば言えるが優柔不断。
今回の寺田氏の斬り方が典型です。
いやね岸田さん、そもそもこの一件は寺田氏自身が釈明しているように一大臣の首が飛ぶようなことじゃないんですよ。

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ドキュメント 寺田総務大臣更迭 辞任ドミノ “岸田流”の顛末は | NHK政治マガジン

「当然、建物の所有者には賃料を支払います。金額も適正で、収支報告書に適正に記載しています。妻も適正に税務申告している」
また、人件費としてスタッフらに毎年500万円ほど支出しているのに、税務申告を行っていないのではないかと指摘された質問には、手元のメモを見ずに、こうそらんじた。(略)
寺田は旧大蔵省出身。20代で税務署長も務め、主計局で予算査定にあたる主計官も務めた」
(NHK11月23日)

寺田氏は税務署長もやったし、なんせ時めく主計官だっただけのお人だけあって、数字にめっぽう強いはずなのに事務所がつまらないチョンボをしたようです。
まずいことはまずいが、しかしそれで政治生命をなくすようなことではないのです。
これが二代目三代目の議員ともなれば、城代家老みたいな人がでてきて、すべて選挙責任者の私の責任でございます、と腹を切るのですが、あいにくこの人は不動産屋の伜で初代。だれも守ってくれない。

しかし初めは追及にはめげなかったのですが、次から次に「疑惑」がでてきてとうとう詰まってしまったようです。
なんせワイドショーはしつこいですからね。
それになんといっても、この人には岸田御大がバックについていました。
岸田氏と寺田氏は同じ宏池会、しかも同じ広島出身、しかも増税派。
だからなんとか守りたかったのでしょうが、決断しないままタイに行ってしまいました。

残された寺田氏は辞任を決心していたようです。
予算案がかかっている国会審議が空転していますから、辞めてしまえばなんとかなると考えたのでしょう。
しかし、自民党執行部が辞任ドミノを恐れて止めたようです。
帰国した岸田氏も止めたが、決心は変わらずに辞任してしまったという顛末。

国民から見れば、スパっと切ればカッコウがついたものを、初めは辞めさせる必要はないとかばっておいて、手のひら返ししたように見えてしまいます。
公明党からは葉梨の時になぜ一緒に切らなかったと怒られる。
それでなくてもこの「友党」は、旧統一教会騒動の火の粉が降りかかって来ることに怯えて、イライラしていた時ですから。
こういう守るなら徹底して守る、守れないなら泣いて馬謖を斬ると見得を切って見せるくらいでないと、首相は勤まりません。

守るか切るかの二択しかないんですら、「決断と 実行」しなさい。

ことほど左様に、なにもかも決断が遅いのです。
参院選までは昼寝をしてワイドショーを観ていた罪です。
このグータラの半年をやったために、3割と呼ばれる岩盤の保守層からすっかり見切りをつけられてしまいました。
で、参院選が終わったらピシっとするかと思いきや、安倍氏国葬を決めたではいいのですが、いつやるんだという間延びぶり。
すっかりその間にアチラ系に「被害者は山上。安倍は殺されてもとうぜんの悪魔」という空気を作られてしまいました。
これじゃあ、安部氏を毀損したくて国葬をしたのかという気分です。
亡くなって1カ月以内に国葬を行っていれば、あんなことにはなりませんでした。遅い。

一方メディアからすれば、党内左派の岸田氏は安部氏の復権を阻む壁として期待していたために、初めの半年は異様なほどソっと無風状態に置いてくれました。
岸田氏もそれを知っているので、ワイドショー民が嫌うことは一切言わない徹底ぶりでした。
だから支持率はなにもしていていないのに6割超え。
これを岸田氏は実力だと勘違いしちゃったようです。
違うんだって、メディアは安部氏がいたから岸田氏を立てていただけで、安部氏が死ねばしょせん岸田氏も自民。もう用済みなのです。
結局、この無為の半年の間に、本来岸田政権を支持していたはずの岩盤の保守層に愛想を尽かされてしまいました。

何度も書いてきたので繰り返しませんが、旧統一教会問題でも、寺田問題と一緒で、ピシッと原則をたててから対応せずに、ワイドショーを見てきめるものだから、ズルズルどこまでも後退。ここでも遅い。
初めから、「政治家は国民が求めれば誰の所にでも政見を語りに行きます」と言ってりゃあよかっただけのことです。
とうとうこれが政権の命取りになりそうです。

防衛費増額は、今の中国や北朝鮮、あるいはウクライナ侵略をみれば、だれひとり反対する者なんかいないはずなのに、財務省がリストアップしたような「有識者」を集めて会議を作らせて、出てきた答えが水増しと防衛増税ですから、なんともかとも。
改悪させるために「有識者」呼んだのでしょうか。

「岸田文雄首相は22日、防衛力強化に関する政府有識者会議座長の佐々江賢一郎元駐米大使と官邸で会い、報告書を受け取った。報告書は、防衛費増額のために不足する財源について「国民全体で負担することを視野に入れなければならない」とし、事実上の増税を提起。抑止力向上のため敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有が不可欠だと明記した」
(共同11月22日)
岸田首相が増税を提起 防衛費増額に「国民全体で負担することを視野に入れなくては」 - 社会 : 日刊スポーツ (nikkansports.com) 

防衛費増額は増税で、というのは岸田さん自身の考えです。
岸田氏が財務省のいいなりなのは有名です。
だから増税派ばかりを集めて、防衛問題の専門家がひとりもいない有識者の配置にしたのです。
メンバーを選んだのは財務省、彼らがあらかじめペーパーを作って粗筋を決め、「えーお配りした資料にありますとおり」と落とし所まで作ってあります。
これは私も多少経験していますが、官庁が民間から「貴重なご意見をお聞きする」時に必ず使う手管です。
初めから防衛費増額は増税でやる、と結論ができていたのです。
防衛増税する課目も、「法人税と所得税に加え、たばこ税、金融所得課税の計4税目の増税論」と決めてあったようです。

「政府・与党は、有識者会議の報告書を踏まえ、防衛費の規模や財源の調整を本格化させる。年末に国家安全保障戦略と併せて改定する中期防衛力整備計画(中期防)や2023年度予算編成・税制改正を通じ、今後5年間の歳出・歳入の枠組みを定める方針で、与党内では基幹税目である法人税と所得税に加え、たばこ税、金融所得課税の計4税目の増税論が浮上している。
報告書では、防衛費拡充の財源について「幅広い税目による負担が必要だ」と明記。原案で財源の候補として盛り込んだ「法人税」の文言は経済界の反発が強く削除した」(時事11月23日)
防衛費拡充へ調整本格化 与党、法人・所得増税を視野:時事ドットコム (jiji.com) 

「財源は国民が負担する」という言い方でオブラートに包んでいますが、もう増税したくて腕をブンブン振り回しています。
「安易な国債発行は超インフレになる」なんてヨタ飛ばしてた「有識者」がいたようですが、デフレ下ではゼェータイになりません。
防衛は国民生活を守る大きな堤防のようなものなのですから、建設国債でもなんでも充当すればよいのです。

それに妙に触れないようにしているようですが、外為特会の為替差益37兆円をお忘れでしょうか。
与党が黙っているもんだから、国民民主の玉木氏にこう突っ込まれてしまいました。

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東京

「外為特会は為替相場の安定のため、急激な変動時の為替介入などに備えて設置。主にドル建ての米国債で運用され、今年3月末時点の資産残高は約1兆3000億ドル。円換算の決算残高は約158兆円だった。
 玉木氏は、円安によって外為特会が円ベースで膨張していると指摘する。今月6日の衆院代表質問では、年初の1ドル=116円から145円になった際に約37兆円増したとの試算を披露し、「国の特会は円安でウハウハだ」と強調。「円安で苦しむ個人や事業者のため、緊急経済対策の財源に充てて」と求めた」
(東京10月26日)
円安で為替差益が37兆円?野党が外為特会の「埋蔵金」に熱視線 それでも岸田首相が冷ややかな理由は…:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp) 

玉木氏がいうように、外為特会とは為替介入のための基金ですが、いまや円安で含み益が37兆もあるのですよ、お立ち会い。
増税、増税という前にどうしてこれを使わないのか、そちらのほうがヘンです。
1年間に防衛費を倍増させてもあと5兆ですから、この先7年間はこれで充当できます。
国債との合わせ技を使えば、もっと長く引っ張れます。
それをいきなり「国民のみなさんに負担願う」ですから、豆腐の角にアタマをぶつけて死んでしまえ。

こんなていたらくですから、保守層の岸田人気はボトムです。
うちのブログなんか、褒めるべき時は褒めてきましたが、もう愛想が尽きました。勝手にしなさい。
アチラ系は、本来なら親和性が高いはずの宏池会系首相なのに、ワイドショーでは毎日バッシングです。

当然のこととして、内閣支持率もまっさかさまですが、保守層から既に見放されていますから歯止めがかかりません。
もはや支持率レッドゾーンの30%台、首相辞めろが40%台です。

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「首相早く辞めて」43% 「寺田氏辞任すべきだ」70% 毎日新聞世論調査 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

一方、政党支持率のほうは、自民は堅調で4割弱の支持率をキープしています。
ですから世論調査では、自民は支持するが、岸田はイヤなのです。

その理由はあまりにも立憲が悲惨だからで、支持率は1割以下の7.2%。
維新にムネオがいなければ、とうに逆転されていたでしょう。

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政党支持率 自民39.5% 立民8.2% 内閣支持率は上昇 | NHK政治マガジン

ですから今の政権の支持率は低調でも、いわゆる青木率(政権支持率+与党支持率)では70%を確保しています。
60%を切ると回復不能でのポンコツで、あとはジャンクボックス行きだそうですので、よかったですね、岸田さん。まだ余命がありそうです。

ちなみにあの3年半の異星人支配を引き起こした、2009年の麻生政権末期の内閣支持率と政党支持率を見てみましょう。
なんと自民は民主にひっくり返されています。

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asahi.com(朝日新聞社):自民支持率、最低の20% 朝日新聞緊急世論調査 - 2009総選挙

麻生内閣の支持率はこんなかんじでした。

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asou2 (meijo-u.ac.jp)

なんと麻生内閣支持率は10%チョボチョボ。よくここまで落ちたものだと感心しますが、当時はそういう空気だったのです。
青木率に換算すれば、40%ていどですからリカバリー不可能です。
ウワーイ、民主党政権がやって来ると、狂喜乱舞した朝日は、当時こんな記事を書いていました。

「「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先も民主42%、自民19%と民主が圧倒。内閣支持率は17%で、前回の20%から下落した。(略) 望む政権の形を聞いた質問では、「民主中心の政権に代わるのがよい」が49%で、「自民中心の政権が続くのがよい」は22%にとどまった。前回はそれぞれ47%、24%だった。他の回答傾向と合わせ、政権交代を求める機運がさらに高まっている」
(朝日2009年7月19日)

まぁ、当時の空気を知っている者とすれば、支持率8%くらいで野党第一党を豪語している今の立憲ならばコワイことありません。
当時の流行り言葉で言えば「政権交代」するには、せめて立憲が単独で30%以上、他の野党と合わせて自民の4割を凌ぐ支持率を叩き出さないかぎりダメです。
したがって、岸田政権は、いくら追い詰められても、解散する道理がないので、メディアは盛んに「次の首相は誰」なんてやって、ミニ政権交代の空気を作ろうとしているのです。

そりゃ菅さんがやるのが一番ですよ。菅さん、カンバーク。(エコーかけてね)

 

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コメント

三苫選手が試合後のインタビューで、「プラン通り」と言っていました。
何を指してプラン通りなのかをインタビュアーは確認しなかったので正確にはわかりませんが、試合中に森保監督と三苫選手が話しているという実況があったことから、私は後半の戦い方のことをいっているのだろうと考え、勝手にシビれてました。

川崎フロンターレのサポーターでもある防研・高橋杉雄氏の、昨日のドイツ戦を前にしてのお話。
この内容がまた、政治や軍事、さまざまなリスク管理への応用をつい考えさせられてしまう…
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f5f0debd921e58e646b52f5434c28ac1a6a179

 本来辞めるまでもない大臣が次々にクビになるとは、もはや末期的ですね。改造などしても同じ事。大臣を守る事が出来ないで、なんの総理大臣か!って事ですが、「最初は辞めさせる気はなかった」ってところが増々イタイです。こうなると、これからも浮かぶ瀬はないでしょう。

外為特会以外にも22年度予算の未執行分が20数兆あるので、それをここ5~6年分の防衛費増にあてるべき。
財務省のやり方は「増税のための増税」にしか見えません。
ま、岸田さんにそういう事を言っても無理でしょうけど。

 立憲民主党には終了の鐘どころかサイレンが鳴っているでしょうね。

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