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2022年11月22日 (火)

ウクライナ軍先遣隊、ドニエプル川を渡河

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今日の記事は実は1週間前に書いたのですが、ポーランドミサイル落下事件などがあってお蔵入りしていたものです。(泣)
捨てるのも悔しいので、アップいたします。

 

驚くべき速度でウクライナ軍が前進しています。
どうやら、ドニエプル川を先遣隊が渡河したようです。

もちろん本格的な渡河作戦ではなく、偵察部隊だととものと思われますが、早い!

ユーチューブの動画から見ると、ゾディアックに分乗した特殊部隊のようです。
規模は分かりませんが複数見えますので、20~30人の小隊規模だと推測されます。

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ウクライナ軍の一部が渡河上陸したと推定されるのは、ヘルソン西南のキンバーン砂嘴(さし)のようです。
下地図の左上に見えますね。

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特報!ドニプロ川渡河成功!

岬や半島の先端から海に向かって細長く突き出た砂礫の州を砂嘴(スピット)と呼ぶそうです。
グーグルアースで見ると、このような細長い砂の突堤のような地形で、キャンプ場があるだけで、集落は見えません。

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Google Earth

現在、ヘルソン州を巡る戦いは、ドニエプル川に架かるアントノフスキー橋、鉄道橋、ノーバ・カホフカ水力発電所の橋桁が破壊されたために、両軍がドニエプル川を挟んで対峙する形へと移行しました。
ロシア軍は、ヘルソン南のドニエプル川南岸に陣地を構築していると考えられます。
元陸自第1空挺団に所属していたことのある、西村金一元1左はこう述べています。

「ロシア軍がへルソンを撤退するというのは、ドニエプル川からクリミア半島の付け根までの間(約100キロ)で防御戦闘を行うことであって、クリミア半島まで抵抗せずに後退することではない。
ロシア軍が、この防御戦闘で時間をかけて守り切るのか、あるいはウクライナ軍のドニエプル川渡河時の戦力分離に乗じて撃退する行動(反撃)を取るのか、注目すべきところである。
なぜなら、ロシア軍が反撃ができないのであれば、時間の経過とともに国境線まで押されていくし、反撃を行いウクライナ軍に大きな打撃を与えられれば、現状の接触線を保持することができるからだ 」
(西村金一11月14日)
ロシア軍のヘルソン撤退で天王山迎えるウクライナ戦争 クリミアまでの100キロが勝負、化学兵器使用の可能性高まる(3/7) | JBpress

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JBプレス

ウクライナ軍 の進撃ルートはふたつ考えられます。
ひとつはそのままドニエプル川を渡河して南下し、ヘルソン州からロシア軍を一掃し、クリミア半島境界にまで至るルートです。
ロシア軍がヘルソン市を撤退した理由は、第1に、ドニエプル川を天然の要害として利用し、渡河をできなくすること、第2にヘルソン市に布陣したウクライナ軍に砲撃を浴びせて市民もろとも抹殺すること、そして第3に、仮に渡河したとしてもドニエプル川を挟んで分断してしまい、渡河部隊を撃滅することなどが考えられます。

実はプーチンはこのヘルソン戦線に、ロシア陸軍のエリート空挺部隊を投入していました。

「プーチンは、ロシア軍が利用できる残りのエリート空挺部隊の多くを含む、ヘルソン西部の防衛にかなりのロシア軍を投入していた。彼はまた、9月21日に命じた予備軍の部分的な動員によって生み出された援軍を約束した。
それらの軍隊は懸命に戦ったが、多くの損失を被った。
このロシアの決意と希少なエリート部隊の割り当てにもかかわらず、ウクライナの成功は、多くの点で9月中旬のハリコフ州での勝利よりもさらにウクライナの勝利を印象づけることとなった 」
(戦争研究所 11月13日)
ウクライナ紛争の最新情報 |戦争研究所 (understandingwar.org)

このロシア軍空挺部隊が対岸に防衛陣地を築いて待ち構えていた場合、この渡河作戦は大変に困難な戦いになると思われますので、今回のウクライナ部隊の渡河は、このロシア軍の規模、陣地の配置などを偵察しにいった可能性はありえます。
ただしロシア軍はもはや後退していない、という情報もあります。

というのはロシア軍がクリミア半島北部で塹壕を作っていることが、衛星写真でわかっているからです。

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クリミア|北部で塹壕を掘るロシア軍ウクライナのニュース (ukranews.com)

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ウクライナニュース

「衛星画像などを手がける米企業「プラネット・ラブズPBC」は2022年11月12日までに、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島の北部に位置するアルミアンスク町近くでロシア軍が塹壕を新たに築いているとする衛星画像を公開した。
ジャンコイに近い検問所付近でも塹壕が掘られていると言う。ロシア側は、ロシア国営通信によると、ヘルソン州の州都をヘルソン市から、州南東部の港湾都市ヘニチェスクに移転すると発表した。
「状況はクリミアの北西部、アルミャンスク近くでも同じです。古い塹壕は改装され、新しい塹壕が掘られます。この画像では、掘削機が新しい塹壕を掘っているのを見ることができます」と彼は塹壕の写真を投稿して書いた。

ヘルソン地域にも要塞が建設されています」

クリミア|北部で塹壕を掘るロシア軍ウクライナのニュース (ukranews.com)

また、ウクライナ軍がヘルソンから東にアゾフ海沿岸に進んだ場合に障害となるが、メウリポリの軍要塞化です。

「(CNN) ウクライナ南部ザポリージャ州メリトポリのフェドロフ市長は13日、ロシア軍が同市を占領中に「巨大な軍事基地」に変えたと述べた。メリウトポリ市はロシアによるウクライナ侵攻が始まった初期からロシア軍の支配下にある。
フェドロフ氏はテレグラムへの投稿で、「ロシア軍は占領したメリトポリとメリトポリ地区を巨大な軍事施設に変えた」と述べた。ヘルソンやザポリージャ州トクマクからロシア軍がメリトポリに到着しているという。
フェドロフ氏は「メリトポリ市の周辺に要塞(ようさい)が建設されている」と述べた。ロシア軍は接収した地元の住宅や学校などで暮らし、住宅地に軍装備品が配備されているという」
(CNN11月15日)
ロシア軍、メリトポリ市を「巨大な軍事基地」に(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

とまれ、急速に情勢は動いています。

 

 

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戦死したウクライナ義勇兵たち。日本人も1名加わった。5列目左端。

ウクライナに平和と独立を

 

 

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コメント

21世紀の戦争で、まさかの塹壕戦やるのかよ!と見ておりました。平原での突破阻止にはまあ今だに極めて有効な戦術ではあるんですけどね。
ドニプロ川西岸に最後まで取り残されて孤立していた部隊なんか装備捨てて軍服も脱いで裸で泳いて撤退したようで。
ロシア側も今回の撤退戦はスムーズに行ったので、現在ドネツクに戦力投入出来ているというのもあるようです。
だから米軍幹部から「ウクライナの完全勝利はありえない」といった声が出てくるんでしょうけど。

 ウクライナ軍が渡河作戦を決行したとかの情報がありましたが、斥候ですよね。どういう戦術を取るか分かりませんが、凍土になる今冬は大きな進展があるように思います。
「停戦協定はロシア軍に立て直しの時間を与えるだけ」とのゼレンスキーの言葉からすると、さらに能動的・積極的な作戦を考えてもいるのではないでしょうか。

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