効いていないB-1戦略爆撃機ショー
先日の北の弾道ミサイル実験の記事について、「ヴィジラント・ストームにB-1Bを2機送り込むアメリカ軍の「ならばこれでどう?」感はとても好き」というコメントを頂きました。
せっかくいただいて申し訳ないのですか、私はこういう核実験さえ直近迫ろうかという、この切迫した時期にB-1を送って来るようなバイデンの姿勢そのものが間違っていると思っています。
今、米国が北に対して取るべき対応は、現状変更を一切許さないという強い意志です。
北は中露と同じ根っからの「力の信奉者」なのですから、分かるように言ってやらねばなりません。
そのために今、北に見せつけるべきは核搭載不可能なB-1ではなく、核搭載可能なB-2なのです。
今のようなやり方は、今までやり尽くしています。
北の度重なる弾道ミサイル発射実験に対して、いままでも米国は必ずといっていいほどB-1を送り込んできました。
たとえば、2017年9月3日には正恩が大陸間弾道ミサイル目的で開発を進めている「火星14号」の発射実験を実施し、同時期にそれに搭載するつもりなのか水爆の核実験までして見せました。
この時も米空軍と海兵隊および空自は、B-1とF-35B、空自のF-15Jによる共同訓練を実施しています。
しかし、この日米合同訓練でB-1を飛ばしてから5年、北がなにか変化しましたか?
B-1を見て北が、こりゃいかん米国は本気だ、核開発を止めようか、とでも殊勝に思ったでしょうか。
とんでもありません。真逆です。核開発邁進を加速化しています。
なぜなら「戦略爆撃機を送る」というと、一見勇ましいようですが、同じ戦略爆撃機でもB-1とB-2は本質的に別物です。
B-2は核搭載可能ですが、B-1は核が搭載できない機体なのです。
それを分かっている正恩にとって、ああまたB-1か、どうせアメ帝はナニもできゃしないのだ、と思っただけだったはずです。
一方、トランプはどうやったでしょうか。
ピョンヤン上空に連夜ステルスを飛ばして爆音を響かせ、日本海に3隻もの空母打撃群を終結させ、シールズ・チーム6の暗殺部隊まで待機させた、本気度9割9分。
そして巧みなことには、このように恐ろしいまでの軍事的圧力を加える一方で、北が念願としていた一対一の直接交渉という甘い誘いも発信したのです。
これが二回に渡る直接会談でした。結局不調に終わったものの3回目を匂わせることで、事実上の核開発の凍結という成果を得られたのです。
トランプに2期めがあったのなら、北の非核化はまったく違う様相を呈したはずです。
バイデンは逆立ちしても、こういう芝居ができません。
役者が違うとしかいいようがありません。
ですから、今後も北はあたりまえのようにミサイル実験をし、北米全域を射程に入れたICBMを完成させ、核実験もおこなうでしょう。
韓米、「ビジラントストーム」訓練開始…軍用機240機出撃(中央日報日本語版)
ところで、今回、予想どおり今回のミサイル発射について、米韓合同演習が北に脅威を与えたことのせいだ、軍事的緊張を高めるな、外交で解決しろ、などとという者が多く出ましたが、この人らが北の「非核化」をめぐる歴史的経緯を知って言っているとは思えません。
実は、北は2005年における第4回6者協議の席上で、このような確認文書を締結しています。
六カ国とは、中国、北朝鮮、日本、韓国、ロシア、及び米国です。
※外務省「第4回六者会合に関する共同声明」(2005年9月19日)
外務省: 第4回六者会合に関する共同声明(仮訳) (mofa.go.jp)
外務省
「1.六者は、六者会合の目標は、平和的な方法による、朝鮮半島の検証可能な非核化であることを一致して再確認した。
朝鮮民主主義人民共和国は、すべての核兵器及び既存の核計画を放棄すること、並びに、核兵器不拡散条約及びIAEA保障措置に早期に復帰することを約束した。
アメリカ合衆国は、朝鮮半島において核兵器を有しないこと、及び、朝鮮民主主義人民共和国に対して核兵器又は通常兵器による攻撃又は侵略を行う意図を有しないことを確認した。
大韓民国は、その領域内において核兵器が存在しないことを確認するとともに、1992年の朝鮮半島の非核化に関する共同宣言に従って核兵器を受領せず、かつ、配備しないとの約束を再確認した」
要約すれば
●北の2002年の六カ国会合での合意事項
①検証可能な非核化
②すべての核兵器開発計画の廃棄
③NPTとIAEA保証措置への復帰
④米国は朝鮮半島への核兵器持ち込みをしない。
このように北は「非核化」を合意しており、以後それを守るどころか、国際社会をだまし続けてきているのです。
では一方、北は米国になにを要求していたのでしょうか。
これも過去のハノイで開かれた米朝直接会談でわかります。
それは「朝鮮半島の非核化」です。
6者協議合意での、「アメリカ合衆国は、朝鮮半島において核兵器を有しないこと、及び、朝鮮民主主義人民共和国に対して核兵器又は通常兵器による攻撃又は侵略を行う意図を有しない」という文言を北は楯にとっています。
おいおいナニを言っているんだ、米国は韓国の基地に核兵器はおろか、近海の海軍艦艇にも核は搭載させていないはずだが、と思うのが普通ですが、北の解釈は違います。
北はなんとグアムまで含んで「朝鮮半島の非核化」を要求していたのです。
ポンペオ米国務長官の平壌訪問に同行し、米朝会談の実務準備と核問題に対して協議したてきたアンドルー・キムは、このようなハノイ会談の内幕を語っています。
「北朝鮮はB-2爆撃機を含めて戦略資産の韓半島(朝鮮半島)の展開だけでなく、米国内にある韓半島に展開が可能な兵器も廃止しなければならないとシンガポール会談の時から主張してきた」と証言した。
これは、北朝鮮がいつ、どのような方法で核兵器や核物質・施設などを廃棄するというタイムテーブルは示さず、事実上、韓国への米国の核の傘を除去し、インド太平洋司令部を無力化させようという意図とみられる。
米国の戦略資産の韓半島への展開を中断せよということを超えて、グアム・ハワイから外せというのは米国としては受け入れられない要求である。これまで伝えられてきた内容以上に、米朝間の非核化に対する認識の差が大きいことがうかがえる」
(WEDGE 2019年3月28日 )
CIA高官が明かす米朝首脳会談の舞台裏 アンドリュー・キム元米中央情報局コリアミッションセンター長の証言 Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン) (ismedia.jp)
これがトランプがハノイ会談をで北と合意しきれなかった最大の理由です。
なんと、北はグアム・ハワイのB-2撤去まで要求していたというのですから驚きます。
米国が、こここにB-2という「戦略資産」を配備しているのは、北向け以上に対中シフトが主要な理由ですから、とうてい吞める道理がありませんでした。
ここで北が撤去を求めているのが、B-1ではなくB-2と名指ししていることに留意してください。
このようなかつての会談の経緯を少し探れば、北が20年も前に国際社会と約束したこと一方的に破っており、彼らの要求は核搭載可能なB-2なことがわかるはずです。
当初の6者狂気合意時は正恩の父親の政権でしたが、正恩政権が自らを正統政権と自称したいならば、国際合意は政権が代わっても継承されねばなりませんし、ハノイ会談には正恩自身が出席しています。
もちろん北は、合意後も2006年に初の核実験を強行し、09年、13年と核実験を重ねていますし、弾道ミサイル実験に至っては正恩政権となっては、今や日常茶飯事です。
しかしだからと言って、北が国際社会と結んだ協定を覆したのは北の勝手であって、協定における決め事まで一緒に消滅したわけではありません。
北は、いったんこの六カ国会合で合意した2002年の合意を遵守すべきで、そこから始めるべきなのです。
自らがチャブ台返しをしておきながら、合意そのものをグズグズにして、まるで2002年合意などなかったかのように既成事実を積み重ねているのが、北なのです。
したがって自由主義陣営はこのような北の合意無視を糺弾し、2005年の第4回六者協議の合意ラインに即時に復帰しろと主張すべきです。
同時に、米国は北の主張する「朝鮮半島の非核化」、すなわちグアム・ハワイからのB-2撤去には応じる意志がまったくないことを明確に示すべきでした。
だから、ここはB-1Bなどという核搭載ができない爆撃機を飛ばしても意味がないのです。
北は中露と同じで強烈な「力の信者」なのですから、わかりやすくストレートにメッセージを伝えねばなりません。
飛ばすべきはB-2です。
北の度重なる弾道ミサイル発射実験に対して、いままでも米国は必ずといっていいほどB-1Bを送り込んできました。
たとえば2017年9月3日には、正恩が大陸間弾道ミサイルであると豪語する「火星14号」の発射実験を実施と水爆の核実験までして見せました。
この時も米空軍と海兵隊および空自は、8月30日、B-1B戦略爆撃機とF-35B、空自のF-15Jによる共同訓練を実施しました。
しかし、この日米合同訓練でB1Bを飛ばしてから5年、北はなにか変化しましたか?
B-1を見て、こりゃいかん米国は本気だとでも思ったでしょうか。
ところで韓国メディアはこのB1-Bがいたくお気に入りのようで、「死の白鳥」という異名まで進呈しています。
下の写真は、イ・ジョンソプ韓国国防相が、米国で開かれた米韓安保協議の折りに、わざわざオースティン国防長官と一緒に空軍基地まで足を伸ばして写真撮影したものです。
韓米の国防長官、戦略爆撃機「死の白鳥」の前で写真撮影した理由は : 日本•国際 : hankyoreh japan (hani.co.kr)
日本のメディアも韓国メディアに右へ倣えをしています。
「米韓空軍による大規模な訓練に、「死の白鳥」の異名を持つアメリカの戦略爆撃機が参加したということで、北朝鮮側が強く反発する可能性があります。韓国空軍とアメリカ空軍は先月31日からきょうまで、最新鋭ステルス戦闘機など240機あまりが参加する大規模な訓練を行っています。
韓国軍によりますと、きょう午後の訓練には「死の白鳥」の異名を持つアメリカ空軍のB1B戦略爆撃機2機が参加したということです。韓国メディアによりますと、B1Bは大量の爆弾を搭載でき、音速を超えるスピードでグアムから朝鮮半島まで2時間で飛行できるということです。
北朝鮮が最も恐れる兵器ともされていて、訓練の参加には強く反発する可能性があり、新たな挑発が行われないか、警戒されています」
(TBSテレビ 11月5日)
米韓訓練に「死の白鳥」参加 北朝鮮の反発に警戒(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
あの~B-1Bは黒いんですが白鳥すっか、なんて混ぜ返さないでも、いかに今の米韓がこのB-1Bの抑止効果に期待しているか分かると思います。
しかし、現実はシビアです。
いいかげん米韓、そして日本も気がつくべきですが、B-1Bという戦略爆撃機の抑止効果はメザシの頭ほどの効き目もありません。
そのなによりも証拠に、正恩はもう乱打、めった打ちに弾道ミサイルを撃ちまくっているではありませんか。
こんなB-1Bを飛ばすくらいなら、B-52やB-2を飛ばしてくれたほうがはるかにマシでした。
なぜなら、B-1Bを除くほかの戦略爆撃機はすべて核搭載可能なのです。
にもかかわらず、あえて核搭載不可能なB-1Bを派遣してくるのは、「米国は北が核武装に邁進しようと、いや仮にしたとしても核で対応しない」という政治的メッセージになるからです。
一方本気で、限定的核戦争まで含むことを想定せざるをえない中国に対しては、オーストラリアに去る10月、ちゃんとB-52Hを配置しています。
B-52爆撃機の爆弾倉 核ミサイル(AGM-86)搭載 回転式ランチャー - YouTube
[シドニー 31日 ロイター] - 米国は中国との緊張が高まる中、オーストラリア北部の空軍基地に核兵器の搭載が可能な爆撃機B52を最大6機配備する計画だ。関係筋が31日に明らかにした。
爆撃機のための専用施設が豪空軍のティンダル基地に整備される予定だという。(略)米空軍は、オーストラリアに長距離爆撃機を配備することは、米国の航空戦力投射能力について敵対勢力に強いメッセージを送ることになると説明したという」
(ロイター 2022年10月31日)
米、豪北部に核搭載可能なB52の配備計画=関係筋 | Reuters
B-1Bは、時代に翻弄されたある意味悲劇的な機体で、元来は高度数10mの超低空を音速に近い速度で敵空域に侵入して、核攻撃を行う目的で開発されました。
しかしできたとたん、当時の米露のデタントで、核弾頭と運搬手段の保有数に制限を設ける1997年に「戦略兵器削減条約(START)」が締結されてしまいました。
つまり、遅れてきた核戦略爆撃機になってしまったのです。
米露間の戦略核兵器削減条約(START) (mofa.go.jp)
「B-1Bは新戦略兵器削減条約における運搬手段に該当する機種でしたが、米露両国はB-1Bから核搭載能力の封印を条件に、条約の制限外と見なすことで合意しています。同じようにロシア側もTu-22M戦略爆撃機は、空中給油装置を排除し航続距離に制約を設けることによって制限外となっています。
B-1Bの核搭載能力封印は、機体に対して核兵器を物理的に搭載不可能とすること、また核兵器に対して発射信号を伝達することを不可能とする、という2段階の改修によって達成されています。
具体的には核弾頭を搭載できるAGM-86B ALCM(空中発射型巡航ミサイル)を装備するために必要なパイロン(支持具)を取り付けられないよう、機体側の装着部を溶接によってふさぎ、加えてALCMを発射するために必要な信号を送信するケーブルコネクタが排除されています」
(関賢太郎2017年9月16日)
米B-1B「ランサー」が核攻撃不可なワケ 話題の戦略爆撃機、封印はロシアが保証? | 乗りものニュース- (2) (trafficnews.jp)
今は低空で飛行し、大量の通常爆弾を投下するという、いわば余技だけで余命をつないでいます。
北はそのことを、あらかじめよく知っていますから、B-1Bを派遣するという行動自体が既に米国を見くびる材料になっているのです。
私はこのような米国の「やったふり」ポーズが通用する時代ではないと、米国が自覚する時期にとうに来ていると思います。
ロシアも中国も、そして北も核使用については「本気」です。
しかし唯一、米国のみが旧態依然たるデタントの夢を引きずって、初めから核を抑止の選択肢からはずしてしまっています。
これではみくびられて当然です。
※B-1について別稿にする予定ですが、合体させました。
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はい、昨日のサンモニはいつもの調子で「米韓軍事演習で刺激してる」「黒いハクチョウ」(笑)でした。
B-1Bをそんなふうに呼んでるのは韓国と日本のメディアだけです。だいたい黒いんならコクチョウじゃね?と。ソ連のTu-160を西側メディアブラック·スワンと呼んでたんだけど。NATOコードではブラックジャック。
オスプレイの時の「未亡人製造機」だって、大戦時のB-26や後のF-104が同じく離着陸事故が多くて「ウィドウメーカー」の俗称が付いてたのを、何を今更です。ビックリ場戦車も同じ。アホなマスコミはすぐに飛び付く。
投稿: 山形 | 2022年11月 7日 (月) 06時28分
お気遣いのひと言を頂き恐縮です。
どうせ北朝鮮は非核化に応じる気はない、己の主張を呑ませる以外で話し合う気はないだろうという見立ての下でのチョイスとして、米露両国で合意した戦略兵器削減条約STARTに基づいて核兵器搭載能力を外したB-1Bによって、「韓国、米国、日本の防衛連帯を示威するもの(2016年ハリーBハリスJr.米太平洋軍司令官)」であること、地下核実験場を破壊できること、それらを忘れるな、思い出せというメッセージかなと、私は考えるのでございます。
これは、エスカレーション・トゥ・ディエスカレーションの選択が私の好みに合っていたというだけのことですので、飛ばすべきはB-2であるという管理人さんの主張ももちろん理解しております。
投稿: 宜野湾より | 2022年11月 7日 (月) 10時07分
確かに北朝鮮に対する警告になっていませんね。
これを飛ばして満足しているのはバイデン大統領だけ?
素人の私もこれでは逆で、北のおぼっちゃまにバイデン大統領率いるアメリカは核攻撃をしませんよというメッセージを送ったことになると思いました。
ウクライナへも軍事介入しないとコメントを出し弱腰感が強かったし、これを受けてプーチンは侵略をスタートさせましたよね。
コロコロ変わる岸田総理も頼りなくて困ります。
とても不安です、いまさらトマホーク、無いよりはマシか、しかし、配備にはエライ時間がかかるってー…なんだかなぁ。
この爆撃機の公式の愛称は「ランサー」、日本語にすると槍騎兵(そうきへい)だそうで、こっちの方が勇ましく感じるかも。
B-1→B-one→Bone(骨)とも呼ばれるとさ。
投稿: 多摩っこ | 2022年11月 7日 (月) 11時55分
2022年度の米核対象報告書とかっていうのが最近出てて、「北朝鮮が核を使用した場合、金政権は終末を迎える事になる」と記載され、補佐官も同様の発言をしています。
こういう言葉の遊びみたいのはとっくに北朝鮮や露・中には通用しないのであって、林大臣が中国に対し「言うべき事は言う、協力できることはする」と同種の、結局は無条件での譲歩を述べただけのメッセージ性しかないのですね。「言うだけ言わせれば協力させられる」、「核実験まではおとがめなし」とか、そういう解釈が成り立つ余地をあえて残しているとしか思えません。
バイデン政権や自民党リベラル派は全体主義国家の本質をどうも良く分かっていなくて、ちゃんとした「行動VS行動」の原則を取っていません。あげくに急に頭に血が上っちゃって極論にはしり、戦争を仕掛けたりするから米リベラルは本当に怖い。
トランプ政権は即座に国連を動かして事実上海上を封鎖、北船舶の臨検体制を作り締め上げつつ、軍事的にも「いつでも殺れる」メッセージを出しました。そこから初めて対話を始めたのです。
トランプガーの人たちは「その成果は出ていない」と言うでしょうが、正恩がその間ミサイルを打てなかったのが事実。
バイデン政権になり、その軍事戦略に脆弱性をみた正恩がとち狂ったようにミサイルを打ち始めたのはむしろ当然で、その成果がB-2でなくB-1だったとしたら目も当てられません。
トランプ政権が終わったとき、ポンぺオはインタビューで「トランプ政権は四年前よりも世界を安全な場所にした」と述べました。
その伝で言えば、バイデン政権は「二年前よりも世界を危険な場所にした」というのが明らかな事実でしょう。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2022年11月 7日 (月) 14時37分