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2022年12月 2日 (金)

デジタル共産主義の極点としての中国ゼロコロナ

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ウソだろう、信じられない。な、なんと日本がスペインに勝ってしまったァァァァ。(絶叫)
すいません、まだ論評の余裕ないです。しかしほんとうなのか、オレ夢見ているのか。夢なら醒めないでくれ。

 

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さてゼロコロナ政策とは、コロナ鎮静化のために経済と社会活動の一切を止めてしまうことです。
自由主義国家ではそんなことはできないので、特別に緊急事態法を作って一時的に国に権限を委譲する方法をとるしかありませんでした。
日本はそれすらできないで、あいまいな「お願い」で終始したのですが、それてもなんとかなってしまったのはウチの国だけでしょう。

しかしウルトラ国家主義の共産主義国家にとっては、日常的なデジタル共産主義体制にブーストをかけたていどのものにすぎませんでした。
いわば毎日やっていることを徹底的にやるだけのことです。

中国は社会スコア制度といって、国民に持ち点を与え、交通違反をしたら何点、デモに言ったら何点、逮捕されれば何点と、どんどんと減点をしていく制度となっていきます。
点がなくなれば公民である資格を剥奪されます。
また携帯やSNSは当局から24時間監視を受け、政府に批判的なことを発信すれば翌日、公安が迎えに来ます。
ジョージ・オーエルの『1984年』が現実化した、世界でもっとも完成されたディストピアです。

今回の白紙運動弾圧で、最初に手をつけたのは、民主化運動の「武器」となっている携帯の検閲強化でした。
香港の民主化運動は、デモの呼びかけや情報の伝達がすべて携帯を通じて行われました。
デモ会場に行くにも、カードで切符を買うと治安当局に追跡されるために全部支払いは現金だけで行う徹底ぶりでした。

「中国の白紙革命は広がり続けているが、中国共産党は抗議者に対して調査を開始し、外国メディア「ロイター」は、警察から電話があり、警察にメモを取るよう求められたと報じ、また、学生が抗議の現場に行ったかどうか尋ね、書面で陳述をするよう学校から懸念された。
抗議者は、誰もが必死にチャット記録を削除している。
上海では、警察が地下鉄の車両で乗客の携帯電話をチェックし、抗議の現場に行ったことがあるか、規制に反したソフトウェアを使用したかを確認された」
(台視新聞網11月30日)
路透社:中國開始調查白紙運動參加者 (ttv.com.tw) 

習近平のゼロコロナ政策が、このデジタル共産主義の中で行われたことに改めて注目してください。
ゼロコロナとは、コロナを一切容認しない政策です。
ありえませんね。コロナウィルスは弱毒化しながら、人間社会のどこかに潜んでいるだけであって、消滅しないのです。
だからヒトがワクチンを打って、抗体を体内に作っていくしか方法はないわけです。
このように社会が一定のコロナの発生を容認し、社会活動を復活させていこうというのが、コロナ対策の自由主義国バージョンであるウィズコロナ政策でした。
日本もこれに移行しつつありますし、主要国はかなり前からすべてこれに切り替わっています。

その中で、唯一強硬なゼロコロナ戦略をとっていたのが中国です。
いわばコロナ対策の独裁国家型バージョンです。
中国は、当初ロックダウン(都市封鎖)一本でコロナを乗り切ったと豪語した国です。
感染確認された地域を物流も含め完全に封鎖し、その上で絨毯爆撃のように市民の老いも若きも全員にPCR検査を行い、感染者の洗い出しをします。
国民全員にPCR検査を義務づけ、あぶり出された感染者を完全に隔離し、接触を断ち、移動できなくして感染者がいないことが確認された時点で封鎖解除する、というものです。
似たようなことを国に要求していたのが、菅政権下のメディアと野党でしたが、今は忘れたふりをしているようです。

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ブルーミングバーク

大きな誤解があるようですが、都市封鎖をやったからといって、コロナウィルスがこの世から消滅するかといえば、んなことはありません。
都市封鎖をしたところで一時的には感染を抑えこんだように見えても、ウィルスは必ず社会のどこかに潜伏し、時間を置いて条件さえ整えば復活します。
仮に国内がゼロコロナになったとしても(ありえませんが)、世界全体を見れば各地に感染が燃え盛っている現状ですから、鎖国でもしない限り、必ず流入します。
そのとき国民に抗体がなければ、再び感染が燃え盛ることになるわけです。
だから抗体を作り出すワクチン接種が最優先なのです。

ところが中国の作ったワクランはただの水のようなものでした。
中国は世界にチャイナの御威光を示すためにシノバックなどを大量に配布したのですが(有料ですが)、基礎的データーがないうえに情けないくらい効かないことが分かってしまいました。

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中国製の新型コロナウイルスワクチン:低有効性とデータの欠落に加えて

「チリだけではない。モンゴルでも全人口の58.7%が1回以上、さらに52.1%が接種を全て終えたが、人口335万人の国で1日2000人以上の感染者が出ている。人口100万人当たりの感染者数を計算すると世界第2位となる数だ。モンゴルでも中国製ワクチンを使用している。
米国のニューヨーク・タイムズ紙は「中国製ワクチンに依存してきたモンゴル、チリ、セイシェル、バーレーンなど90以上の国ではワクチン接種率が最高で70%に達しているが、今もコロナ感染者数は急増している」と報じた。接種率が高い英国でも感染者は多いが、接種を受けていない若い人が中心という点でこれらの国々とは事情が異なる。
つい先日にはインドネシアでシノバックのワクチン接種を受けた医療関係者350人以上が一気に感染したことも確認された」
(朝鮮日報2021年6月26日)

また、この都市封鎖によってゼロコロナを一時的に達成できますが、感染力が高い変異株へ変異することは止められません。
この一時的に達成したかに見えたのが、2020年野3月の習近平が武漢訪問をした時期です。
このとき、習はコロナ勝利宣言を発し、共産党はいかに強力にコロナを押さえ込んだかと、世界に喧伝しました。
さぞかし習は得意の絶頂を味わったことでしょう。

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BBC


「習氏は訪問中、湖北省での感染について、「基本的に抑え込んだ」と宣言。「初期の取り組みの成功によって状況は安定し、湖北省と武漢市おける潮目は変わった」と述べた。
国営メディアは、今回の訪問が「中国は大流行の暗い時期から出していると、国全体と世界に向けて強いシグナル」を送ったとする、アナリストの話を伝えた」
(BBC2020年3月11日)

中国・習主席、新型ウイルス「抑え込み」を宣言 武漢を初視察 - BBCニュース

あくまでも都市封鎖が有効に見えるのは、ワクチンがなく、治療薬がない、という初期の絶望的状況においてだけなのです。
ところが、今はワクチンが多い人で5回接種を受け、すでに国産の有効な治療薬ができるところまでたどり着いています。
ですから、中国のように再び都市封鎖などにすがる必要はまったくありません。
こんなことをしたら、経済のダメージと国民への打撃は計り知れないものとなるからです。

ところが、中国は制圧したどころか、再度の感染爆発が始まってしまいました。 
習近平の制圧一番乗り宣言はただのフカシだったことがバレてしまいました。
メンツ丸つぶれです。

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2022年 上海市の感染者数(感染者+無症状感染者)の推移
上海では操業再開の動きも3区分の動態管理が足かせに(中国) | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ (jetro.go.jp)

「米国などの国々と比べれば新規感染者数は極めて少ない。ただ「感染者ゼロ」を目指す中国の戦略の下では厳しい対策が求められており、住宅街のロックダウンや公共イベントの中止などにも踏み切っている。エコノミストらは、感染拡大を早期に抑え込めなければ、こうした対策が中国の経済成長に深刻な影響を及ぼす可能性が大きいとみている。
北京市当局は先週、毎年恒例の北京国際映画祭を延期すると発表したほか、各種展示会を含む大型イベントの中止を決めた。8日には、コロナ流行地域から航空機や列車の市内乗り入れを一時停止した。
7月下旬にデルタ株が最初に見つかった南京市では、市民920万人が数週間の間に感染検査を受けた」
(ウォールストリートジャーナル2021年8月4日)
中国の厳しいコロナ対策、経済回復阻害のリスク - WSJ

「厳しい国境封鎖を敷く中国だが今月に入り30を超える第1級行政区(省・直轄市・自治区)の半数余りで感染力の強いデルタ変異株が確認され、対象を絞ったロックダウン(都市封鎖)や移動制限、集団検査など新たな一連の対策実施を余儀なくされた」
(ブルーミングバーグ2021年8月10日)

このようなコロナ対策の失敗が、習近平を焦らせ、狂気じみたコロナ撲滅に走ってしまったのです。
自身の3期めを狙う習近平にとって、よりにもよってその共産党大会が開かれる半年前に、そして場所もあろうに経済の心臓部の上海で感染爆発することなど到底ゆるしがたかったのでしょう。
ただしその代償は大きく、いまや反コロナ抵抗運動は、政府に対する民主化要求に姿を変えようとしています。

このような中で亡くなった江沢民は、国民から自由化のシンボルに思われているとか。
分からないものです。

 

 

 

 

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コメント

「1984年」の例えは非常に分かりやすいです。

にしても、日本がスペイン撃破してグループ首位通過してドイツが落ちるなんて、1年前に予想してた人がどれだけいたやら。

お早うございます。済みませんまたまた本題とは関係ない話です。
勝てないだろうなあという思いから、後半スタートタイミングで目覚まし時計をセットして、一番美味しいところを頂戴しました(笑)。
いや~しかし7分って長いですねえ。ドイツ戦以上に長く感じました。やはり三苫選手を入れると活性化しますね。ディフェンスでも好プレイ連発でしたし。それにしても三点目かと思われた三苫選手からのボール。浅野よ枠に入れてくれ~、と絶叫しそうになりました。いずれにせよ決勝トーナメント進出おめでとうございます。

香港の時と違い、全土に広がっていきましたので鎮圧するには時間がかかるでしょうね。
コロナ政策だけでなく、金融やらなんやらでも悪いのは習近平となっている。
国民の不満は全て習近平に集まってるようです。

独裁者 下台

VARがあってよかった。文句の出ようもなし。
ああいうことがあるから、三苫選手のようにライン際を絶対に諦めないことが一層の価値を齎し得るのですね。

報道によれば当地沖縄の10月は、国内からの観光客62万8千人、国外から2,700人を迎えて、10月の入域観光客数としてコロナ前を含んで過去最多を更新しました。
大型モールへウォッチングに出ると、大勢の県民が買い物や食事を楽しみ、観光客の方々が県産品のお土産をカートに詰め込み。
ビーチや海浜公園ではアジアやヨーロッパの国々の言葉も久々に聴こえてきました。
スニーカーやスポーツ用品を選んでいる、おそらくアジアの何処かからお見えの方々、ちょっと上等なお店で贈り物を購入する、米ドルでお給料を貰っている方々、軍の給与手取りがまだそれ程ないであろう若いにーにーたちが、両手にショッピングバッグを幾つも下げて歩く姿。
移動、会食、開国の是非と時期で揉めた時を経て、それらの光景は眺めてピースフルにさえ感じます。
経済の先行き不安はあれど、ウィズ・コロナを念頭に、人生を楽しむ時が戻ってきたという感じです。
一方、在中国日本国大使館が11月30日、在留邦人に対して「突然の外出困難に備え食料や生活用品を10日分程度備蓄しておくことをお勧めします」と発表しています。
いろいろ気を揉まねばならず大変でしょう。
前述した最近の沖縄の賑わいがピースフルに感じるのには、インバウンド華やかなりし頃の、場を占拠して「誰よりも得をしたい」という傾向を隠すことなく発揮する大陸からの観光客がいないせいもあります、悪いけど。
この良くも悪くも他を出し抜いて得をしたい人々からしたら、あのゼロコロナ政策はもう我慢ならないでしょうねぇ。
そして、インターネットが制限、検閲されようと、サッカーW杯の全試合放映時にマスク無しで歓声をあげるスタジアムの群衆場面が全カットされようと、いつも抜け道を見つける若者がいて、外の情報を得ているでしょう。
我が国厚労省の速報値では、新型コロナウイルス感染で得られる抗N抗体の保有率において、沖縄県が46.6%で最も高かったとのこと。
中共の市井の人々の酷く抑圧された現状を気の毒に思う一方で、ゼロコロナ政策ゆえに抗体を養うチャンスがなかった彼の国はどうなるだろうか、と思う今日この頃。

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