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2023年5月17日 (水)

テロに甘い土壌から生まれたテロリスト志願者

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ああ、やっぱりまた出ましたか、暗殺テロの模倣犯。

「米総領事館付近で鉄パイプ見せ「火薬入り」 公妨容疑で女性逮捕
15日午前9時半ごろ、沖縄県浦添市当山の在沖縄米総領事館付近で、警備中の警察官に、鉄パイプのような物を見せ「これに火薬をつめてある」などと警察官に話しかけるなどしたとして、沖縄県警は公務執行妨害容疑で東村のチョウ類研究者の40代女性を逮捕した。
 鉄パイプのようなものは警察が押収し詳しく調べている。現在までに、けが人やそのほかの被害などは確認されていない」
(琉球新報5月16日)
米総領事館付近で鉄パイプ見せ「火薬入り」 公妨容疑で女性逮捕 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト (ryukyushimpo.jp)

この人物は去年にも佐喜真候補に薬莢を投げつけて逮捕されています。
去年の事件はこのように起きました。

「26日午後6時半ごろ、那覇市の県庁前の広場で、沖縄県知事選に立候補している佐喜真淳氏の演説中、聴衆の女性が古い薬きょうのような物を複数投げ付けた。陣営スタッフが女性を取り押さえ、県警に引き渡した。候補者本人を含め、けが人はいない。那覇署が女性を任意同行して事情を聴いている」
(沖縄タイムス2022年8月27日)
佐喜真候補に薬きょうを投げ付ける 沖縄知事選の演説中に 女性を任意同行 (沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース

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まず初めにおことわりしますが、私はこのような行為に対して「選挙妨害をした」という表現をとりません。
今回の事件においても「公務執行妨害」などとは呼びません。
テロリストと呼ぶだけでよいのです。

安倍氏暗殺事件を「銃撃事件」という表現と一緒で、本質をズラして、たいしたことがないようにみせる「配慮」の匂いがプンプンするからです。
一般的に表現を柔らかくすることで逃げる日本人の悪い習慣は、都合の悪い現実を直視しない性癖を生み出します。
そして必ずテロの模倣犯を生み出します。

なぜなら、それは彼らテロリストにとって「おいしい」からです。
自分の主義主張、あるいは偏った価値観を社会に強要するには、テロが最短の手段です。
常ならば、政治行為は気が遠くなるような長い時間と努力を重ねてなされるものです。
この自称「蝶研究家」と称する女性が、その主張であるらしい反米反基地の主張を実現しようと思ったなら、民主主義社会においてはきちんと道は用意されています。
選挙に出ることです。市議会議員選挙でも県会議員選挙にでも、はたまた国政選挙にでも出て、選挙という国民の選択を仰ぐことです。
あるいは投票することで、政治に反映させればよいだけです。

この公民権の集積が「政治」を作っています。

あたりまえに見えますが、これは世界的に見れば決してあたりまえではありません。
隣の中国大陸では普通選挙をやったことがないので、選挙で習近平を選んだわけではありません。
あらかじめ共産党が選んでおいた候補者を、共産党員が選ぶのです。
全人代をメディアは「国会に当たる」と間違って伝えていますが、アレは共産党員だけが出席を許されていて野党がいない、上層部からの伝達機関にすぎません。
あの国では「共産党が悪い」とは言ってはいけません。
言うと逮捕されます。デモをしても捕まります。団体を作っても捕まります。パンフレットを作って撒いても捕まります。

百歩譲って、このようなすべてが封殺された独裁国においては、非常の手段として暴力的に見える手段もありえるかもしれません。
香港のようなケースです。
私はそれを勧めませんが、それしかないという社会構造の国もあることを忘れないようにしましょう。

では、わが国はどうでしょうか。
わが国で基本的人権が破壊されていますか?
選挙が行われないということがありましたか?
言論出版の自由が犯されたことがありましたか?
ないはずです。

十重二十重に政治に参加するすべての権利は保証されています。
和歌山テロ事件の犯人は被選挙権の年齢うんぬんとトンチキなことを言っていましたが、それを変えたいなら被選挙権に達するまで待って立候補すればよいだけのことです。
供託金がかかるとも言っていましたが、あれは政治家になる覚悟も準備もない人物が乱立しないように制限をかけているだけのことです。

また選挙に立てない人のために、政治に外側から圧力をかける示威行為も許されています。
デモも、集会も、結社もすべて許されていて、沖縄のメディアはこれこそが民主主義の発露だ、くらい褒めそやしてくれます。
これらの諸権利の積み重ねが10年先、20年先の日本を作っていくのです。

これらを委細無視して、短絡的に自分の政治目標を達成しようとするのがテロリズムです。
有力政治家を殺す、意見が違う政治家を脅迫する、選挙妨害をする、といったことはすでに実際に行われました。
そして今度は、とうとう外国の外交施設を爆破するという脅迫をしでかしたわけです。

琉新は同情的に名を伏していますが、この人物は反基地業界では有名な人です。
当人の脳内では「アキノ隊員」として、地球防衛軍の一員をやっているつもりのようです。
しかし、オカシナ人がオカシナことをしたでは済ませられません。
彼女がしたのは、去年は正当な選挙活動をしている候補者に対しての暴力的選挙運動妨害でしたし、今回は米国総領事館への爆弾テロの予告でした。

今回は、岸田暗殺未遂事件で用いられた鉄バイプを模したものを警備の警官に見せつけた上で、「これに火薬が詰めてある」とまで言ったのですから、これが米国なら即刻その場で射殺されても文句がいえない行為でした。
こういう甘ったれたことができるのは、日本の警察がこのような反社会的人物に腰が引けているからです。
こんなテスリスト志願者に対しても、ひたすら刺激しないようにとばかりに気がいき、再発防止のためにどれだけの力を注いでいるのでしょうか。
このような警察の対応は、安倍氏暗殺を礼賛せんばかりだったメディアが作り出しました。
それがたちまち新しい和歌山の模倣犯を生み、さらには今回の事件も連鎖させました。
まるで今の日本には、「保守政治家なら殺してもいい」、「米国や政府施設なら爆弾攻撃をしてもかまわない」という歪んだ常識ができてしまったようです。
テロに大甘なわが国の風土はメディアが作ったものです。
そしてそこから第2、第3のテロリスト志願者が生まれてきたのです。

 

 

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コメント

またこの女かよ。
高江ヘリパッドの頃からしょっちゅうでてるね。
地元マスコミが丸で「正義の義士」みたいに持ち上げるもんだから何でもやるという卑劣漢!
半世紀前から赤軍派がハイジャックや爆弾事件起こしてもハッキリと「卑劣なテロリスト」と言わないもんだからこうなった。
池上彰さんなんか数年前に「日本はテロ事件の見本」と世界でも言われています。なんて···あんたら世代のマスコミそのものの問題でしょうが!と。

 テロの模倣犯であること、これは言わずもがなです。
前回の威力業務妨害罪の公判中でありながら、今度は公務執行妨害。この種の過激派活動家の連中は同種の罪が重なれば重なるほど、界隈での位置が出来て来る。「支える会」みたいな応援団が出来、一部労働界からの援助も見込めます。
つまり、こんなのは己が身過ぎ世過ぎの為の行動であって、大義もクソもあったもんじゃありません。
大人しく「平和大行進」でもしてりゃ良かったものの、沖縄県の面汚しでもあります。また、「またこの女かよ」と嘆息される山形さんじゃなくとも、普通の大多数の県民にも決して受け入れられる行動にはなっていません。
日米同盟反対や政府批判活動の目的のためにはオウンゴールに違いないが、個人の知名度はあがる。炎上目的の迷惑系ユーチューバーのごとき要素も大です。

許せないのは元総理たる人命が奪われた痛ましい事件をつまんで真似、己が恣意行動に応用するという卑劣さです。
こういうのが沖縄県民、あるいは沖縄人らしいバカ行為と言われかねない愚行にまったく腹が煮えくり返る思いです。

沖縄で長く続いている「やらかし」に、自動車任意保険(自動車共済含む)加入率と、狂犬病予防注射の接種率が全国ワーストである状態があります。
法律による義務でないか、あるかの違いはあれど、この2つが社会に与える脅威はテロリズムと何処が違うかな、と思います。
ですが、こういうことを以て「沖縄の人はダメ」みたいな雑でラクな結論に持ち込んで貶したり怒ったりするのは時間の無駄で、宜しくない状態が続くのはその事態を甘く見積もっているせい、これに尽きると考えます。
「誰もが許されている自由を謳歌していいが同時に、底なしにダメな人は必ずいて、その破壊力を甘く見てはいけない」、そんな認識を多くの人が持つ社会である方が、脅威を減らしていかれるだろうとは考えます。
ただ、マスコミの扱い意図に反して沖縄県民のおそらく多くが、この人の行為に対して「頭おかしい」と冷ややかに見ているでしょうが、これにしろ、統計上の無保険車や狂犬病予防注射の件にしろ、「自分はそんなことやらないし、自分の周りにもいない」と思っている人が多いのではなかろうか?とも思うのです。
我が国各地にも、我が国全体の傾向にも、同様なことはあると思います。
オカシナことから距離を置く見方自体は良いことですが、オカシナ人がオカシナことをしたでは済ませられないのも管理人さんが仰る通りで、オカシナことを自分と切り離しながら、それへ関わるひとつとして、間違った選択を実行し被害損害を生じさせた者に対する法と社会からの冷徹な処遇、これは用意しておいた方が良き、と考えます。
…て、それが世代・職業・思想にかかわらずできるなら、もっとマシな社会の現状はあったはずでしょうし、オカシナ人を率先して甘やかしたり自分にだけ甘い社や人がやり過ぎ(或いはやらなさ過ぎ)て自滅するのを用心しながら待つ(なぜならそういう社や人は己を社会の一員ではなく社会を見おろす神かなんかを自認する「無敵の人」だから)、そんな真っっ黒い気持ちも私にはあるのですけれどね。

きちんと社会的な制裁を与えないとわからない人、それに影響される頭の弱い人は一定数います。
2回のテロ行為ともに現行犯による悪質極まりない行動にも関わらず名前は非公表「チョウ研究家ってことでわかってくれよ〜」というマスコミの甘えが透けて見えて腹が立ちます。
基地反対派じゃなかったら氏名公表どころかこの人の過去の言動や行動まで詳らかにするでしょうに。

先日は基地反対の地元の署名が伸びてないっていう愚痴がニュースになってましたが「基地はなんとかしてほしいがこのような何を考えてるのかわからない連中に個人情報を教えたくない」というのが結構な割合になっているのではないのでしょうか?

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