• S-080_20240724032401
  • 20240724-154745
  • 20240725-051234
  • S-070_20240723014601
  • 20240723-005549
  • S-017_20240722140001
  • 20240722-142043
  • 20240722-151431
  • 20240723-005549
  • S-064_20240721060501

« ハマスを作ったイラン革命防衛隊 | トップページ | ガザ人道危機へのイスラエルの対応 »

2023年11月15日 (水)

人種的偏見によるイスラエル批判が始まる

S23-044

12日、イスラエルのヘルツォグ大統領が、ガザで発見されたヒトラーの『わが闘争』を手にこのように語っています。

20231114-152937

「イスラエル軍が、ガザのハマス拠点の上にあった子供部屋で発見したという、アラビア語によるアドルフ・ヒトラーの「我が闘争」をイギリスのBBCを通じて、世界に向けて発表した。この本は、ヒトラーが、ホロコーストを実行に移す前に書いた本である。イギリスでは、この週末、これまでで最大の30万人が参加する反イスラエルのデモが発生していた。
ヘルツォグ大統領は、「私たちイスラエル人は通常、平和を愛する楽観主義者だ。しかし、今は、言い知れない脅威を感じている。これを読んでいるような組織、しかも10月7日の市民への拷問、虐殺とその映像公開を平気で行うような敵と、だまって共存することはできない。」ということを訴えた」
ヒトラーに学んでいたハマス:イスラエルが直面する現実的な脅威 2023.11.13 – オリーブ山通信 (mtolive.net)

ヘルツォグが危惧するように、いまや「反戦」に名を借りた反ユダヤの動きが頭をもたげて巨大化しようとしています。

20231114-153602

BBC

「英ロンドンで21日、パレスチナを支持する大規模な集会が行われた。ロンドン警視庁によると、デモ行進には10万人が参加。行進は首相官邸近くまで続いた。
また、バーミンガムやカーディフ、サルフォード、ベルファストなどでも、同様のデモが行われた。
ロンドンのデモには、警官1000人以上が出動した。花火の使用や公共の秩序を乱す行為、緊急サービス職員への暴力などで10人が逮捕されている。参加者の中には、ヨルダン川と地中海の間のすべての土地をパレスチナ人が支配するべきだというスローガンを唱える者もいた。この地域にはイスラエルも含まれている。
この「川から海までパレスチナを自由に」というスローガンについてスエラ・ブラヴァマン内相は、イスラエルの破壊を求めるものだと指摘している」
(BBC10月22日)
ロンドンで親パレスチナデモに10万人参加、英各地でも - BBCニュース

この英国内相が指摘する「ヨルダン川と地中海の間のすべての土地をパレスチナ人が支配するべきだ 」という意味は、イスラエルを消滅させろ、ユダヤ人を海に追い落とせという意味です。
つまりこれは反ユダヤ主義の主張そのもので、事実ハマスはそう主張してこのテロを行っています。

日本でも国際政治学者の一部はこのようなツイートを平然と出し始めました。

20231114-153256

篠田氏に言わせると、「世界の圧倒的多数」がイスラエルは「快楽殺人」だと考えているそうです。
またヨルダン側西岸に「狂喜して入植準備している」というのも一部を極大化した物言いで、事実はそのような動きは限られています。

快楽殺人(lust murderer )とはこのような意味です。

「快楽殺人とは、殺人自体が快楽で、殺人により快楽を得る目的で行う殺人のことである。殺人だけでなく遺体の損壊も含めて快楽を得るために、殺人と遺体損壊を行う場合もある」
快楽殺人 - Wikipedia

篠田氏はイスラエルがサディスティックな性的快楽を求めてガザ市民を殺しまくっていると、「世界の大多数」が思っていると言っています。
いつからあなたは「世界の大多数」となったのでしょうか。
米国ではユダヤ人を守れというデモも起きているのですいます。

「米首都ワシントンで14日、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突をきっかけに広がる反ユダヤ主義への大規模な抗議集会が催された。イスラエルのヘルツォグ大統領もビデオ中継を通じて参加し、ユダヤ教徒の団結を求めた」
(日経11月15日)
米首都で親イスラエル派が大集会 反ユダヤ主義に抗議 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

篠田氏はイスラエル軍に過剰な反撃はやめよ、といえば済むことを、あえて「快楽殺人者」と呼ぶとは、呆れた「平和構築」学者です。
これでは国際政治分析でもなんでもない、ただの憎悪表現です。
言葉の過剰な修辞は、学者として厳に慎むべきことではなかったのでしょうか。
私は憲法解釈などで篠田氏の知見の影響を強く受けましたが、今後はもうないでしょう。

いつ篠田氏が「世界大多数」を代表するようになったのか知りませんが、彼の見方はもはやハマスそのものです。
音楽祭で銃を乱射して250人もの人々を殺し、骨折した女性を引きずって拉致するような行為こそを「快楽殺人」と呼ぶべきですが、このとき氏は「快楽殺人」だと呼びましたか。
レイム音楽祭虐殺事件 - Wikipedia

この人物は、「イスラエル兵」をまるでモンスターのように考えています。
では、具体的に「イスラエル兵」とはどんな人たちなのでしょうか。

「10日、シファ病院から車で30分ぐらいのところにあるベイト・ハヌン地域のモスクに続く地下トンネルにしかけられていた罠で、イスラエル兵5人が戦死した。
5人のうち4人は代551旅団の697部隊隊員だった。モシェ・ヤディディヤ・レイテル少佐(39)は医学生で衛生兵。3ヶ月の子供含む6人の子供の父親だった。
ヨシ・ハシュコヴィッツ軍曹(44)は高校の校長。マタン・メイア軍曹(38)は、多数の賞を受賞したテレビ「ファウダ」のプロデューサー、セルゲイ・シュメルキン軍曹(32)、ネタネル・ハルシュ軍曹(34)は、10月7日を機にイスラエルに帰国して従軍していた」
ガザ北部戦闘でイスラエル兵7人戦死:シファ病院で起こっていること 2023.11.13 – オリーブ山通信 (mtolive.net)

20231114-154642

ヨシ・ハシュコヴィッツ軍曹

イスラエルタイムスによれば、この亡くなった兵士のひとりだったヨシ・ハシュコヴィッツは、過去に、ニューヨークのユダヤ人デイスクールであるSARアカデミーの教師として、また、現代正教会の米国のサマーキャンプであるキャンプモシャバの教育者としても働いていました。
温厚で明るい指導者であり、妻、サダスと5人の子供を持っています。

マタン・メイア(38)は、ゴラン高原のオデム出身のテレビプロデューサーで、ガザ地区を舞台にした受賞歴のあるイスラエルのテレビ番組「ファウダ」の仕事で最もよく知られているそうです。
セルゲイ・シュメルキン軍曹(32)、ネタネル・ハルシュ軍曹(34)は、10月7日に祖国の危機を知ってイスラエルに帰国して従軍していました。

篠田氏よ、校長が、テレビのプロデューサーが、あるいは外国に住んでいた者たちが、祖国の急を知って戦場に赴いたのは「快楽殺人」をするためだったのでしょうか。
欧米においてこのような安易、かつ偏見に満ちたレッテリングは反ユダヤ主義と認識されます。
イスラエルは常にこのような 言い方にさらされてきました。
今回も、イスラエルのガザ作戦を批判することは自由です。
私も批判を留保していますが、このようなイスラエルを「快楽殺人」と呼ぶようなレイシズムの批判は許されません。

 

« ハマスを作ったイラン革命防衛隊 | トップページ | ガザ人道危機へのイスラエルの対応 »

コメント

 篠田さんの「世界の大部分」という状況認識において、快楽〇人という言葉の意味や使い方においても、二重の間違いをしています。
自身の見解でないようにも受け取れますが、小谷氏への反駁として行われている点、後段で論を補強するために行った「盛り話」で言い逃れが出来ないものとなっています。

ヒトラーはユダヤ人大量虐〇しましたが、その前段には知識人たちのユダヤ人憎悪がありました。ハイネやワグナー、ツルゲーネフしかり。当時の影響力ある知識人たちが大衆の劣情に火をつけ、それを利用したのがナチスです。平和構築学を標榜する学者先生こそ、意を尽くして発信してもらいたいものです。

それなら快楽〇人とはどういうものか? 小谷教授の言うように「ハマスによる市民虐〇」の事です。我々はSNSを通じ、笑いながら無抵抗で無辜の市民をなぶり〇殺し、女性をレ〇プし、赤ん坊の手足を切断し丸焼きにするなど、そういう画像をハマス自身がアップしています。
なぜに同じ人間にそういう事が出来るのか? まごう事無き憎悪犯罪だからです。こうした野蛮とイスラエルの行動を「どっちもどっち」などと形容する事はなりませんし、地域の政治問題とも別です。
それを肯定するかのような一部欧州の運動体があり、それらが「イスラエルが快楽〇人を行っている」としているなら、それをこそ篠田教授のような立場の人間が非難すべきでしょう。

快楽殺人とは目茶苦茶なことを言ってますね!元々そんなにもユダヤ人が嫌いだったのか?と思われる篠田氏の言動ですね。
日本でも30年ほど前に「マルコ・ポーロ廃刊事件」とかユダヤ人組織の怖さがありましたけど、今ではアメリカでさえ影響力が低下しているのではないかと。

イスラエルは国家存亡の危機ですので戦い続けます。腐った国連の傘下でUNRWAを経営してるのはハマスというテロ組織だということを未だに批判せず、NHKはじめマスコミ各社は「病院が攻撃されて乳幼児が死んだ!」「我々は人間だ!こんなことは許されない!」といった、ハマスと国連側の映像(実際に実に悲惨ですけど)ばかりで丸でイスラエル側だけが悪いという演出はなんなのか。。あんな50年ぶりの大奇襲攻撃で殺されたり拉致された側の報道は少ないです。

たぶん胴元のイランはここまでは演出できると踏んでた?のか。
で、この後はどうするのかね。イスラエル軍は損失覚悟でガザを潰すことを明言してるし。
一応民主主義国家であるイスラエルも、どう転んでもネタニヤフは次は無いだろうし。

篠田氏、どうやら複数回パレスチナを訪れているようなので思い入れが強すぎるのではないでしょうか

途中で送信していまいましたが
感情的になる場合ほど主語の大きさには気をつけるべきですね
世界の大多数の人々に代弁させず、多分なんてせこい副詞で逃げず

私はそう思います

 篠田教授は他にも「世界大多数の地域が、「イスラエルこそが白人至上主義のネオ〇チ扱い(をしている)」などと、主権国家に対するヘイトを発信しています。国際問題になりかねません。

いろいろSNSでの発信を調べてみると、そもそも病院やその地下がハマスの軍事拠点となっている事自体を認めておられないようです。
この件、2014年にアムネスティが勧告し、EU議会においての決議があるにもかかわらず。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ハマスを作ったイラン革命防衛隊 | トップページ | ガザ人道危機へのイスラエルの対応 »