「UNRWA学校を以前取材で訪ねたとき、壁一面にパレスチナの地図が貼ってあった。イスラエルの記載はなく、拳と銃の絵柄があしらわれていた。「あなた方の目標はイスラエルとの2国家共存ではないのか」と尋ねると、職員はあわてて「これは単なるイラスト」と釈明した。
当時、パレスチナ自治政府はイスラエルと和平交渉を進めていた。そんな中でも「パレスチナの大義」の名のもとに、「反イスラエル闘争」の精神が脈々と次世代に伝えられていると実感した。UNRWA学校の教科書はユダヤ人差別や暴力闘争を教えていると米欧で何度も批判され、UNRWAは「国連方針に沿って見直している」と応じてきた」
(産経2月3日)
パレスチナ問題の矛盾をはらむガザ国連機関 「反イスラエル闘争」継承 学校地図に拳と銃 - 産経ニュース (sankei.com)