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2024年2月12日 (月)

UNRWA本部の地下にハマスの司令部発見される

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お気の毒ですが、昨日、「たった12人しかいないじゃないか、どこの組織にもいる不心得者にすぎない。支援停止はジェノサイド加担だ」と言ってきたUNRWA擁護派(というかハマス擁護派)の皆さんに壊滅的ニュースが飛び込んできてしまいました。

「(CNN) イスラエルは10日、パレスチナ自治区ガザ地区北部にある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部地下でイスラム組織「ハマス」の主要なトンネルを発見したと主張した。
イスラエル軍がガザ北部シャティ、テルアルハワ両地区での作戦遂行中に見つけたとしている。声明で、UNRWAが運営する学校近くでトンネルの坑道入り口にたどり着いたとした。トンネルの発見日時には触れなかった。
CNNはこのイスラエル軍の主張を独自に検証できていない」
(CNN2月11日)
ガザのUNRWA本部地下にハマスのトンネル、イスラエル主張 - CNN.co.jp

「イスラエルの主張を独自に検証できていない」などとCNNは書いていますが、巨大なサーバーや発電施設なども見つかっており、じゃあどうやって「国連」の眼を逃れてこんな設備を地下トンネルに持ち込んだのだ、ということになります。

現地紙イスラエルポストは、このように伝えています。

「イスラエル国防軍によると、学校近くのトンネル坑道は、ハマスの軍事諜報部門にとって貴重な資産となる地下シェルターに通じていた。トンネルに繋がるルートは、ガザ地区にあるUNRWA中央本部の地下の小道にも通じていた。
報告書によると、トンネルの長さは700メートル、深さは18メートルで、さまざまな新しいルートに通じる通用口がいくつも設置されていた。イスラエル国防軍は、この作戦で新たに入手した情報により、将来、ハマスに対する追加の襲撃が可能になると述べている」
(イスラエルポスト2月10日)
イスラエル国防軍、UNRWAガザ本部地下にハマスの司令部トンネルを発見 - エルサレム・ポスト紙 (jpost.com)

イスラエル軍は動画を公開しています。
動画は上記のエルサレムポストに収録されています。
これがUNRWAのガザ本部ビルです。

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UNRWA 本部地下にハマスのトンネル入り口が発見されて、兵士が突入すると驚くべき巨大施設がでてきてしまいました。
ハマスの司令部です。

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この 地下を辿って行くと配電盤室に出ます。

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さらに 行くとバッテリーを連ねた蓄電器室に行き当たります。
たぶんUNRWA本部から給電されて、ここでいったん蓄電していたようです。

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そしてサーバー室に出ます。

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UNRWAのガザ本部の真下で、イスラエル国防軍がハマスの極秘データセンターを発見 |タイムズ・オブ・イスラエル (timesofisrael.com)

このようなサーバーと配電装置は、司令部機能には必須のものです。
そしてこれらのケーブルは直接にUNRWA本部に接続されていました。

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タイムズ・オブ・イスラエル (timesofisrael.com)

一方ケーブルを辿った先のUNRWAのサーバー室はもぬけの殻でした。
UNRWAはどうして器材を持ち出したのでしょうか。

「UNRWAのサーバールームは、ハマスのサーバールームと違って、ほとんど空っぽのようだった。部屋の外にはサーバーキャビネットが1台置かれていましたが、すべてのコンピュータが取り除かれていました。
「彼らはすべてのコンピューターとすべてのDVR(監視カメラ用デジタルビデオレコーダー)を片付け、ケーブル(のほとんど)を切断しました。これは何かを隠している人の行動です」と(イスラエル軍大佐の)アハロンは言った」
(イスラエルタイムス)

もちろんここからは武器弾薬も見つかっています。

かつてガザの病院地下のトンネルから、武器弾薬は見つかったものの、このような司令部機能が見つからなかったことから、ここはハマスとは無関係だという意見が多く出ました。
今回そのものズバリの司令部機能が見つかってしまったわけで、どういたしましょうか。

 

UNRWAのラザリーニ事務局長は、うろたえたのかガザ本部の下にこんなものがあるのは承知していなかったと言っています。
ばかだねぇ。知らなかったですか。
どうせ否定するなら、アレはUNRWAの施設だと言い切ってしまえばいいのに。
そうすれば、シファ病院の時のようにシラばくれることができたのに。
あれだけ巨大な施設が地下にあったことを知らなかった、なんて言い訳は通用しませんぜ。

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ラザリーニによると、同機関の施設の調査は四半期ごとに実施。ガザの施設の点検は昨年9月が最後だったと言っています。
これに対してイスラエルの人道支援担当官の反応。

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イスラエルの人道支援担当官も過去の会合でこのUNRWA本部を使っていたのではないかと思いますが、さすがに堂々とUNRWA本部の地下にハマスも同居していたとは思わなかったのでしょう。
UNRWA本部地下にトンネルが見つかったとの主張を受け、イスラエルのカッツ外相は10日、ラザリーニ事務局長の辞任を要求しました。

当然です。

それにしても国際政治学の「権威」S氏のように、「イスラエルは快楽殺人国家だ」「UNRWA支援停止はジェノサイドだ」なんて常軌を逸した言い方をしていた人はどう思うんでしょうね。
たぶん黙殺か全否定だと思います。

ところで一般的に学者は慎重な言い回しをします。
仮に、たとえば「ハマスは正しい」とか「ハマスとUNRWAは無関係だ」と考えていたとしても、しょせんまだ仮説構築の段階です。
だから研究者は、仮説の段階では極端な表現は慎み、事実を積み上げて論証していきます。
いまのガザ戦争のような進行形の紛争の場合、自分の説を否定する事実が出た時、自分の説全体が崩壊するからです。

ところが今回、中東専門家の「権威」I氏や平和構築学の「権威」S氏は、教授の肩書で口を極めて言い募る方法を選んでしまいました。
I氏などの論敵に対して法的措置をとる、この人物をメディアは取り上げるな、と言い出し、取り上げたジャーナリストのH氏に「色ボケ老人」とまで罵倒しています。これがまともな言論人の言うことですか。
研究者が論敵を訴訟をしたら、それは研究者として自殺です。
相手が暴力的な行為で乱暴をはたらいたのならまだしも、違う論説を立てて自分が批判反を受けたくらいで法的措置をとっていたら、学問研究や言論などは成り立ちません。
これでは政治運動家のやるスラップ訴訟(いやがらせ訴訟)です。それも三流どころの。

いままでこの2氏には一定の敬意を払っていたから言うのですが、I氏やS氏は後に新しい事実が出た時、引っ込みがつかなくなくなるような侮辱的な言い方は止めるようにお願いします。
学者の、というより言論人としてのそれが常識ではないでしょうか。
こういう議論の方法がいかに論壇を貧しくさせることか、心してほしいものです。


 

扉写真
なんとコウノトリがうちの村を飛翔していました。

 

 

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コメント

まさかのコウノトリが茨城まで!見事によく撮影できましたね。なんか良いことありそうな感じ?

で、自民党がガタガタしている中で沈黙の河野が政権を取るという暗示では無いと信じます(苦笑)。

はい、ハマスとUNRWAの癒着というか一体化がとうとう「証拠」に出てきたわけです。冒頭にUNが付くだけに国連組織という体をなしていましたが、その欺瞞と偽善が顕になりました。
なんですか?UNRWAに資金拠出を止めるのは殺人行為だのと書いてたメディアさんは。やたらと「イランは親日国家」だという半世紀前のことばかり訴えて、反論には名誉毀損とかやる学者さん達。本当に言論の自殺てわすね。
それこそIJPCで数千億円レベルの実損害を被った旧三井商事に損害賠償で訴えられればいいのに!

  UNRWAとハマスは一体。というか、ハマスの下部組織のような立場だったんでしょう。それが、今回はテロの組織的共犯者にもなった。

池内氏や、特に篠田氏はガザに訪問して何を見て来たんでしょう。
イスラエルは国連の場で、2014年頃からしきりにUNRWAの問題を提議して来ました。米国もそうです。
なので、日本人の中東研究者もハマスとUNRWAの関係を知らないはずがなく、少なくとも「疑いもしなかった」などとは考えられません。
外務省においても同じ。

かつて池内氏は飯山陽氏をべた褒めで、「日本の中東研究において、なくてはならない存在」と評していました。
トランプのアブラハム合意についても概ね高評価、前向きな解説をしていました。
おそらく、バイデンになって米国の対イラン政策が変わり、池内氏のスタンスも外務省とともに変化したんでしょう。
対して、飯山の主張は一貫しています。

事実に封をして主張を切り替える、そういう研究者の世渡りを見るのは辛いですが、他人を誹謗中傷するクセだけは改めた方が良いようです。池内氏も篠田氏にも、私のようなかつての熱心な読者をガッカリさせないでもらいたいものです。

ハマス擁護派は、

「い、い、イスラエルの自作自演だァァァァ!!」

とでも言うのでしょうか。

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