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2024年3月 8日 (金)

さえない大統領選挙戦

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なんとか復旧しましたので、再開します。
ご承知のように、トランプがスーパーチューズデーを征して、9割9分共和党の候補者の座を固めました。
バイデンは対立候補が存在しないので一人勝ちです。
ヘイリーは結局2州をおさえたに留まり、撤退しました。


「米大統領選挙の民主、共和両党の候補者指名争いは5日、15州と1米領の選挙が集中する「スーパーチューズデー」を迎え、各州で投票が行われた。東部の州から順次、投票が締め切られ、開票が進められた。共和党ではドナルド・トランプ前大統領がほとんどの州で大勝し、ただ一人の対抗馬だったニッキー・ヘイリー元国連大使は6日午前、選挙活動の中断を発表した。
民主党は現職のジョー・バイデン大統領が候補者指名を獲得することが確実視されており、この日も各州で勝利した」
(BBC2024年3月6日)
【米大統領選2024】 スーパーチューズデー、共和党はトランプ氏が大勝 - BBCニュース

最後までトランプの厚い壁に挑戦し続けたニッキー・ヘイリーの撤退の弁。
やや長めに引用します。


「アメリカの元国連大使のニッキー・ヘイリー氏は6日午前、今年11月の大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから撤退すると発表した。これまでの予備選や党員集会で、ヘイリー氏は2勝しかできなかった。
記者会見でヘイリー氏は、「選挙活動を中断する時がきた」と述べた。
これにより、共和党ではドナルド・トランプ前大統領が唯一の候補者となった。15州と1米領の選挙が集中した5日の「スーパーチューズデー」でも、ヘイリー氏は、トランプ氏への支持は表明しなかった。それでも、祝いの言葉を送り、「幸運を祈る」と述べた。
ヘイリー氏は演説の中で、「アメリカ人の声を聞いてほしかった」から予備選に残っていたのであり、「私はそれをやり遂げた」と主張。「後悔はしていない」と述べた」
(BBC3月7日)
【米大統領選2024】 ヘイリー氏が撤退表明、トランプ前大統領支持は明言せず 共和党指名争い - BBCニュース

彼女の撤退の弁の中に、トランプとの政策の違いが短く語られています。

「また、経済や社会主義の脅威、国際紛争など、選挙期間中にしばしば取り上げていた政策課題を再度、強調した。
「アメリカの債務は、最終的には我々の経済を押しつぶすだろう」
「アメリカの後退のせいで、世界は火の海だ。ウクライナ、イスラエル、台湾で同盟関係にある者たちに寄り添うのは、道徳的に必要なことだ」ヘイリー氏はさらに、「トランプ氏を支持しなかった党内外の人々の票を獲得できるか」は本人次第だと述べた」
(BBC3月7日)

この同盟重視の外交方針はトランプと著しく違っており、むしろ(いい意味で)民主党寄りです。
民主党はヘイリーが共和党候補となった場合、民主党保守系支持者をごっそりと持っていかれる可能性があったので、胸をなで下ろしているでしょう。
逆にワシントンDCでヘイリーが一矢むくいたように、共和党穏健派はトランプに入れるくらいなら、とは思うかもしれません。
かといって、バイデンになど一票を投じたくないので、これらの人はどうするのでしょうか。

というわけで、まったく冴えない選挙戦が今後もダラダラと11月まで続きます。
ウ〇コ味のカレーか、カレー味のウ〇コか、を選べってかんじでしょうか。
とうぜん国民はこのふたりの老人のバトルをシラケているようです。
現地にいて、精密な国際戦略論が持ち味のハドソン研の村野将氏はこう言っています。
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BBC
「実際のところ、「そんなに盛り上がっていない」というのが現状です。民主・共和両党から何人も候補者が残り、接戦になっていれば盛り上がると思いますが、今回はスーパーチューズデー前から共和党はトランプ氏の大幅リードで、民主党は現職のバイデン大統領でほぼ決まりです。ですので、それほど盛り上がっていない印象です」
(飯田浩司のOK! Cozy up3月6日)
なぜバイデン陣営は「トランプ氏が共和党候補になった方が戦いやすい」と見るのか 米大統領選スーパーチューズデーの開票進む(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

なお、スーパーチューズデーの直前に、連邦最高裁が、トランプに立候補資格がないとしたコロラド州最高裁の判決を覆して、立候補資格を認めました。
理由は、コロラド州には連邦の大統領の立候補資格をウンヌンする権限はない、という消極的理由です。
判断が注目されていた連邦議会襲撃事件の関与については、判断を避けました。

「アメリカの連邦最高裁判所は4日、ドナルド・トランプ前大統領には大統領選挙への立候補資格がないとしたコロラド州の判断を覆した。同州の最高裁は、国家に対する反乱に関与した者は官職に就けないとする合衆国憲法修正条項を理由に、トランプ氏は同州予備選挙に立候補できないとしていた。
連邦最高裁の判断は判事9人全員の一致によるもの。コロラド州だけに関するものだが、他州での同様の訴訟についてもトランプ氏の立候補が認められる見通し」
(BBC2024年3月5日)
米連邦最高裁、トランプ氏の立候補認める コロラド州の判断を覆す - BBCニュース

これまた実につまらん。
トランプ時代に送り込んでいた保守系判事のなせる業だという人もいますが、それ以上にここまで候補者が煮詰まってしまっては、いまさらお前には立候補資格がないとはいえなかったのでしょうね。
私はやや期待していたのですが、政治は政治の力学で動くということです。

ただしコロラド州最高裁判決の、トランプを「暴動に関与した者」という認定には異議をはさみませんでしたので、この判断は今後も地雷として残ることになります。

「元連邦検事のマイケル・マコーリフは本誌に対して、「連邦最高裁は今回の判断の中で、『暴動や反乱に関与した者』の定義や、コロラド州の裁判所がトランプを『暴動や反乱に関与した者』と事実認定したことについては異論をはさまなかった」と述べた。「これらの事実認定は存在しているが、連邦最高裁は今回、コロラド州という一州に合衆国憲法修正第14条第3項に基づいて資格はく奪を行う権限はない、という点のみについて判断を下した」
(ニューズウィーク3月5日)
「潔白とは言ってない」──トランプ出馬を認めた米最高裁判断のウラを読む|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

とまれ、能力不足が明らかになったバイデンと、なにをしでかすかわからないトランプのバトルはまだ続きます。

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コメント

トランプという大旋風に飲まれた共和党はもちろん、民主党もバイデンは就任前から「一期だけ」という話だったのに、後継者を育てなかったし内部はバイデンという調整型だからどうにか纏まっていたわけで。
ハリスは何も実績が無いわ。いっそのことブリンケン当たりを派手に宣伝しておけば良かったのでは?と。

何とか味のカレーとカレー味の何とかという例えはドヒャーと思いましたけど、確かに言えてるよなあとも思いますね。人材がないわけでもないのでしょうが、結局出てくるのは後期高齢者のお二方。それもお一方はかなり認知機能に不安があると言う状況で「他におらんのかい」の感が強いです。

ルッキズムや性差別など何かとウルサイご時世で、あまり歳のことを言うと年齢差別だと突っ込まれそうですし、マハティールさんや李登輝さんの例もあるので歳だけで判断するのは良くないのかも知れませんが、それでも一国のリーダー、それもアメリカという超大国のリーダーがこれでいいのかとは思いますよ。

トランプに代わろうがバイデンの続投になろうが、いずれにせよそれぞれ大きなリスクを抱える事には違いなさそうです。

周りの我々からすれば、国際協調を重視して特にウクライナ支援路線を維持、拡大してくれるのであれば共和党も民主党も関係ないんですけどね。

 そもそもトランプ御大は、まだ議会襲撃の共謀・扇動などの罪で有罪となっていません。にもかかわらず、有罪を前提とした被選挙権のはく奪は明らかに憲法違反です。コロラドのようなリベラルに偏った裁判所が多く、逆に熱したトランプ側支持者に油を注いでいるような状況です。

「もしトラ」なんて事が日本でも言われ、どこの西側政府も戦々恐々です。仮にトランプだったらどうなるか? TVでマルコ・ルビオなんかは、例えばウクライナ支援について「心配いらない。支援は必ず継続する」とか言ってました。 けど、さっそくオルバンの表敬を受けてたりして、全然安心出来ません。万一にもあのタッカーカールソンが国務長官になったら? とか、もう目も当てられません。
だからと言ってバイデンでは、必ず中華との折衷的融和を目指す事になるでしょうし。

米国でのここ数年におけるポリコレや不法移民に対してのアレルギー反応によって共和党支持者の多くはヘイリーのような穏健路線よりもドラスティックな変化を求め、それがトランプ支持につながっているという印象ですね。
それくらい米国の分断化が深刻という現れなのかもしれません。
個人的には不法移民問題の影響による中間層の民主党不支持がトランプ個人への不信感を上回るのではないかと見ているので、これから先トンデモレベルのやらかしをしない限りトランプの勝利は揺るがないと思っています。
少なくとも史上稀に見る低い投票率になることだけは避けられないだろうなぁ…

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