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2024年4月13日 (土)

日米共同声明、岸田氏GJ

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岸田氏は訪米において日米共同声明と議会演説をしました。
いい仕事をしました。日頃はボロカスに言っていますが、評価すべきは評価します。

いつも朝から酔っぱらっているような京大大学院の某センセなどは、例によって盟主様に従属がぁなどと喚いておられましたが、あんた日本が独力で中国の軍事的脅威にたちむかうつもりなの。
こういう右の反米主義者は安易に自立といいたがりますが、できるものならやってみなさい。
確実に国を滅ぼしますから。

さて今回の訪米の意義は、お土産交換会にあったのではなく、日米共同声明に集約されています。

日経が要約を出してくれました。
日米首脳共同声明の要旨 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
本文は外務省がアップしています。
100652148.pdf (mofa.go.jp)

日米首脳共同声明の要旨は次の通り。
【日米同盟】
一、自衛隊と在日米軍の連携強化に向け指揮・統制枠組みの見直しで一致。

一、情報収集、警戒監視能力の強化を確認。
一、ミサイルなど防衛装備品の共同開発・生産を促進する定期協議や、戦闘機操縦士の育成とジェット練習機共同開発に向けた作業部会を設置。
一、米軍艦船や航空機の大規模補修に日本企業が従事できる仕組みを整備。
一、東・南シナ海での中国による一方的な現状変更の試みを名指しで批判。
一、沖縄県・尖閣諸島が米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用対象だと明記。
一、米国と英国、オーストラリアの安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の第2の柱である先進能力分野で日本との協力を検討。
一、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化。

今回の日米会談はこの日米同盟強化について費やされています。
具体的には、最初の項目にある「連携強化に向けた指揮・統制枠組みの見直し」をするという部分ですが、これは東シナ海、さらには南シナ海において日米の洋上戦力を今以上に一体化していくという意味です。
チームワークで戦い、瞬時にミサイルが飛び交う海戦では、いままでのやり方では通用しない、瞬時の情報共有と一体化した指揮命令系統が必須です。

さらにかみ砕いて言えば、そのチームワークの核心はズバリ空母です。
空母は常に打撃群として運用され、駆逐艦や潜水艦と共にパッケージとして運用されますが、この空母パッケージに海自の護衛艦も加わって一体運用することが念頭にあります。

言い換えれば、日米は中国との対決の場が、海上にあると考えているわけです。
この米空母打撃群に海自を加え、さらには英海軍の空母打撃群とマッチングすることで抑止力を強めていくことが必要です。
英海軍はAUKUSの枠組みで加わりますが、そのめどは2025年とされています。
ちなみに、日本のヘリ空母2隻が軽空母化を完成させるのは、2027年頃だとされています。


この英国の日米同盟への関わりが改めて確認されたことが大きな成果です。
2017年から日本は英国と日・英物品役務相互提供協定(日英ACSA・アクサ)を締結しています。
英国と日本の防衛協力の強化 - GOV.UK (www.gov.uk)
このACSAは、日英が共同訓練する場合に迅速かつ円滑に可能にする協定で、準軍事同盟国を対象にしています。

日本はすでに米国、オーストラリア、英国、カナダ、フランス、ドイツ、インドとの間でACSAを締結しています。

また去年には旗幟防衛相、林外相がフィリピンを訪問し、2+2会談を実現させました。
フィリピンとのACSAの締結はすでに首脳間では確認されており、締結は時間の問題です。

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時事

「マルコス氏と交渉入りで合意した自衛隊と比軍の「円滑化協定(RAA)」は、締結されればオーストラリアと英国に続いて3例目。日本の準同盟国と位置付けられる英豪、安保協力が緒に就いたインド、韓国に加え、フィリピンも柱に据える形で多面的な中国への抑止力としたい考えだ」
(時事2023年11月03日)
日比、「準同盟」へ一歩=対中国で共同歩調 - 特集、解説記事 - 時事エクイティ (jiji.com)

フィリピンは見逃されがちですが、台湾を中心に据えるとその地勢的重要性がわかります。
フィリピン付近に日本列島を置いてみると、いかにルソン島と台湾が近いかわかるでしょう。

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フィリピン共和国とニッポンの地図/国土面積(距離など)をサクッと比較してみた | 関空からフィリピンへ ー そしてあの街へ ー (kix2philippines.com)

上の地図をみれば、台湾有事がフィリピン有事にも連動するのは明らかで、台湾を中心として東と西で日比が連携することの重要性がお分かりになると思います。
今、日本がしようとしているのは、日比準軍事同盟化によって南シナ海の安定にも米英と共に連携していくということです。

「米国は昨年4月、フィリピン内で使用できる軍事拠点を従来の5カ所から9カ所に増やした。新たに増えた4カ所のうち、3カ所はルソン島北部に位置し、残る1カ所は、南シナ海に面した西部パラワン州の最南端の離島にある。
 米空軍中国軍の弾道ミサイル攻撃に対抗し、拠点の分散化などを目指す戦略概念「機敏な戦力展開(ACE)」を推進している。昨年後半から南シナ海の海空域で、フィリピン軍と共同パトロールも始めた。拠点を増やすのは、南シナ海と台湾をにらんだ動きだと言える」
(朝日2024年4月12日)
欲しいバシー海峡の情報、日米がフィリピンとの防衛協力を急ぐ理由は:朝日新聞デジタル (asahi.com)

このような十重二十重に織られたディフェンスラインを、日米は構築しようとしているのです。

 

 

 

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コメント

米国は、助けもなく、たった一人で、国際秩序を守ることを強いられる理由はない
もちろん、米国のリーダーシップは必要不可欠
日本は米国のグローバル・パートナーへ

連邦議会上下両院合同会議における岸田総理大臣の演説
英文
https://www.mofa.go.jp/pageite_000001_00262.html
Japaneseリンクに仮訳和文があります。

ただ、エルブリッジ・コルビー氏が「遠くで熊に襲われている人を心配するのもいいが、目の前にいるドラゴンを警戒する方が先」と言うように、欧州は欧州自身の目の前のドラゴンへの、インド太平洋は我々の眼前のドラゴンへの、警戒と対処をそれぞれに充実させながら、グローバル・パートナーを目指すのが良きかな、など考える蒸し暑い午後。

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