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2024年6月 3日 (月)

小池氏の作法は共産党とうりふたつ

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小池百合子という政治家はバーチャルに生きているフシがあります。
ほんとうに現実世界でもがいてなんとか光明を見いだそうとしている下々の私たちと違って、「操る側」に初めから座っておられるようです。

そうとうに知られてきたことですが、小池女史の政治手法は、「話題作り」です。
内容などなくてもいい、とまれ「話題」さえあればワイドショーは食いつく、メディアが食いつけばなんか「やっている」イメージを散布できるというわけです。 

双葉より芳しで、小池女史が出馬の公認を求めた時のことを思い出します。 
自民が公認を寄こさないことを知っていながら、わざわざメディアを引き連れて誰もいない都連本部に押しかけるというえぐさを思い出しますなぁ。
彼女はこういう「絵」を見せたかったわけです。
「悪玉は都連。私はこの腐った都連のジジィどもと戦うジャンヌダルクなんだ」 
ミニサイズですが、女史の政治の2番目の師匠だった小泉元首相の「自民党をぶっ壊す」を彷彿とさせます。 
この「内容はないが、話題だけで引っ張る」、「政治をワイドショー化する」という政治手法は、豊洲市場移転でさんざん私たちが見させられてきたことです。 

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出典不明

小池氏が就任直後の8月に最初にした仕事は、 「安全性」「不透明な予算」「情報公開不足」の3点を理由にした11月豊洲移転の延期でした。
「ヒ素が基準の4割も出た」、曰く「謎の地下空間」、そして前任者の追及です。
彼女がとった手法は、前の知事を全否定する易姓革命的な追及姿勢と、煽りを手段とするパーフォーマンスでした。
このやり方を見ると、小池氏に一番近い手法を取るのは、ほかでもない共産党です。
あ、そうそうレンポー氏もそうでした。このおふたりが似てしまうのはやり方が一緒だからです。

知事は行政官ですから煽ってはいけない、クールダウンして正しい情報を取捨選択して都民に提供すべきです。 
その知事がみずからデマに火を着けて、燃料を投下し続けたんですから目も当てられない。
ことごとく論破され、しまいには「安全だが安心ではない」なんてワケのわーらんことまでいう始末。
こんな非科学的なゼロリスク信仰は、いまでは反原発教徒でなくては言いませんよ。

私はこの小池百合子という政治家も、レンポー氏とはちょっと違う意味でヌエだと思っています。
保守とサヨクのキメラなのです。
その時によって保守の顔をしたサヨクとなるか、サヨクの顔をした保守となるか、その時の都合で使い分けています。

この人が都知事に当選した時には、全身これサヨクになりきりました。
レンポー氏もそうですが、このリトマス試験紙には共産党との関係を見るのが適当でしょう。
共産党とどういうつきあい方をするのかで、素性がハッキリします。

小池氏は、この豊洲移転問題を切り口にして都議会自民をフンサイしようとしていましたから、一も二もなく共産党に相乗りします。 
2016年当時、共産党は豊洲移転反対を掲げていました。
しんぶん赤旗はこう述べています。


「日本共産党都議団は16日、青果棟地下の空間で採取したたまり水の水質検査結果を発表し、猛毒のヒ素が土壌汚染対策法にもとづく溶出量基準(1リットル当たり0・01ミリグラム)の4割に当たる同0・004ミリグラム検出され、たまり水が地下水由来であることを明らかにしました」
(新聞赤旗2016年9月17日)
豊洲たまり水にヒ素/共産党都議団発表 地下水に由来 (jcp.or.jp)  

この「豊洲の地下空間から猛毒ヒ素が基準値4割検出」という共産党発表に、メディアが追随して大騒ぎし、今回の豊洲問題に発展していきます。 

 

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毎度おなじみの共産党の手法ですが、メチャクチャないいがかりです。
まずはショッキングな風評を叩きつけてメディアを巻き込み、それを火種にして政治をショー化して延焼させ、自分がその主導権を握ろうとします。
かつて原発事故の風評問題で、これでもかとばかりに農民や漁民をいじめまくったのがこの共産党のやり口でした。
オスプレイも同じで、「落ちてくるぞ」と煽りまくり、とうとう沖縄反基地運動の定番ネタにしてしまいました。

話を戻します。
当然のことながら、「基準値の4割」なら文句なく安全と評価すべきですが、それがどうかしましたか。
それ以外、どう評価しようがあるのかお聞きしたいものです。
そもそも共産党は、「基準値」の意味をまったく理解していません。

基準値は種々の判断の基準となる数値のことです。(あたりまえだ)
逆に「基準値4割」なら、問題とするほうがおかしいのです。
共産党が騒いだのは「基準値4割」です。
しかも共産党は何か大きな誤解があるようですが、ヒ素の類を「猛毒」と呼ぶからおかしくなるのです。
確かに過剰に摂取すれば「猛毒」となりえますが、環境中にはごくあたりまえに存在している物質です。
確かにヒ素(As)は、IRAC(国際がん研究機関)が発がん性物質であるグループ1に指定されています。
これは「人体に対して発がん性が認められる」物質で、長期間ヒ素が体内に入るとガンの発生リスクが高くなるといわれています。

ただし条件があります。
病気になるには、「基準値を越える量を長期間、あるいは一気に大量に摂取する」という条件がついています。
だから、その目安としての基準値が意味を持つのです。
たとえばよく食品の焦げは発がん物質だなんてしたり顔でいう人がいますが、デマです。
確かにコゲの中にはヘテロサイクリックアミンという発癌物質が含有されていますが、イワシの干物に当てはめてみると、体重60kgの人に毎日76トンの干物を食べさせてグループ2のリスク量に達します。
「基準値の4割だぁ」と悲鳴を上げている皆さん、ひとつやってみたらいかがでしょうか。

土壌、地下水、海水にもヒ素は含まれています。
そもそも食品基準は100倍のマージン(余裕)を持って定められています。

基準値設定は動物実験でやっていますが、さらに人間と動物では身体の大きさや感受性が違うということで、それを10倍にし、そのうえに人間は個体差があるのでそれをまた10倍にしています。
え~、本当に危険だと思われる基準値の、とれだけになりましたか。ざっと100倍ですね。
いわば崖の数百m先を基準値にして安全を定めているわけです。
だから勝手に共産党の皆さんのように、「基準値の4割だから猛毒だぁ」などというと、自分の非科学ぶりがバレてしまうことになります。

海水や地下水、土壌にも一定量含まれていますから、人体にも食物の形で移行します。
長くなるので略しますが、米にも海産物にもヒ素は含有されています。

農林水産省 食品中のヒ素に関する基礎情報 


・精米のヒ素含有量・・・0.14mg/kg(平均値)
・ひじき(乾物)     ・・・93
・のり(乾物)       ・・・25

もし共産党が言うように、「猛毒」ヒ素を食べた瞬間死んでしまったり病気になったら、日本民族はとっくの昔に滅亡しています。

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ましてや、打って間もないコンクリートタタキの上で測定したら、石灰の強アルカリが出るのはあたりまえじゃないですか。
私は当時この映像を見て、メディアの馬鹿もついにここまで来たなと思いましたもん。
それを「うわ~、強アルカリでリトマス試験紙が真っ青です.」とやるメディアの脳味噌は、ホントに大丈夫なのでしょうか。
馬鹿の集まりをメディアというようです。

小池氏が百条委員会まで持ち出して石原元知事を追及した時、彼はこのように答えています。


「私はこの問題について発言された米田(稔)さんという京都大学の最高権威の(都市環境工学の)学者に話を聞きました。直に聞きました。
あとは彼に紹介された中西(準子)さんという、ある組織(産業技術総合研究所)の最高権威者の女性の方に「豊洲の現状というのは全く危険がない。なんで豊洲に早く移さないのか」と。
そして「豊洲が風評に負けて放置されるのは、科学が風評に負けたことになる。これはまさに国辱だ。世界に(対して)日本が恥をかくことになるという」と忠告もいただきました。
ゆえに私はですね、小池さんは今、権限をもって豊洲に移転をすべきだと思いますし、しないのであれば、私は(小池さんを)告発するべきだと。要するに不作為の責任だと思います。それも含めて申し上げたいと思ってこの機会を設けました。」

見事としかいいようがない、論理構築の反論です。 

「豊洲が風評に負けて放置されるのは、科学が風評に負けたことになる」 

リスク評価の世界的権威である中西準子氏の言葉で、この豊洲問題は言い尽くされています。
結局、豊洲問題は科学的な安全性論議で終了させるべきでした。
元駐留軍のドライクリーニング工場があって土壌汚染が豊洲を凌ぐとされ老朽化が進む築地より、汚染対策が出来上がった豊洲と、いずれが都民の台所としてふさわしいか考えてみるまでもない話です。 

ところが小池氏はヌエ故にこの移転問題を政治的に利用してしまったのです。
そしてこの移転反対闘争が、彼女の都知事としての唯一の「実績」だったのですからため息が出ます。

 

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コメント

「あんな厚化粧のババアがねぇ〜」
と、慎太郎よろしく貶めれば援護射撃で2016年の「豊洲は一旦立ち止まる」宣言選挙の再現になるのか?と。
実際に立ち止まっただけで、無為な時間を浪費しただけでしたが。。
築地はそれこそ地下汚染どころか、ボロボロの建物のアスベストが酷くて。残る意味はありませんでした。
地下土壌や排水で「豊洲はこんなにヤバいぞ!」と喧伝していた共産党と、そのまま垂れ流したマスコミてスクラム組んで圧勝したのが8年前。

東京都知事選挙で現職敗退の例は無いそうですけど、未だにタイミングを伺っているのか小池さんは「出馬表明」してないですね。

蓮舫さんは「批判ばかりと言われるのは批判だ!」とか理由のわからないことで怪気炎をあげていますが、どうせ敵が立たないと何もできないことが露呈。何のビジョンもない。

ネットなどでは小池都知事は何も成果を上げていないから0点。しかし蓮舫氏は−100点だから小池氏の方がまだマシ。という話が散見されます。なるほどなあ、と思う一方、豊洲移転の顛末を考えると0点すらあげられません。確かに究極の選択である事は間違いありませんが…。

総理大臣を筆頭に各大臣や首長に身を置く人というのは二つのタイプに分かれると思います。一つは自分の主義主張を行使する為その地位につく人(善悪は別にして)。もう一つはその地位に着くことが目的でそこから先のビジョンは全くない人。故安倍晋三氏などは典型的に前者でしょう。ただ残念ながら圧倒的に後者が多いのが不幸ですが、小池、蓮舫両者はその中でも群をぬく後者の代表です。このお二方以外ほとんど泡沫と呼べる候補者で、この二人のどちらかを選ばなければならない都民には衷心よりお見舞い申し上げたいですね。

まあ当時の一般人はヒ素と聞くと「林マスミのヒ素カレー」が浮かんでしまいますからね…「猛毒」というショッキングな言葉を使ってやれヒヒヒ、と共産党の下卑た連中は思ったのでしょう。

豊洲は酷かったですね、熱烈歓迎だった都議3人の応援団もしばらくして応援をやめてしまいました。うち2人は立憲から国政へ。

我が家では育児放棄の孫を預かってます。
そんな中、東京都独自の子育て支援018サポートが施行され18才までの子供へ月5000円の手当を支給してます。
自民党の児童手当増額案は尻つぼみ、結局なんだよーの世界に。そのくせ健康保険料は値上げするという増税メガネ。
岸田総理はあてに出来ません。
018サポート、助かります、これ小池なのかな?
高校の授業料無料も始まりました、私立までやるとは驚いた。

子育て支援はバンバンやってもらいたいですよ。

蓮舫の息子、糸山英太郎の養子になっててビックリ、村田琳→齋藤琳→糸山琳。
政治家を目指してるそうです、将来は自民党議員。

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