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2024年7月11日 (木)

負け方を知らない蓮舫氏

S005

蓮舫氏は常に噛みつくモノを求めています。
噛みつかないと、自分の存在理由がなくなるとでも思っている脅迫神経症みたいです。
選挙期間中も口から出るのは小池氏攻撃ばかりで、自分の都政の展望を対置できなかった時点で負けていることに、この人は気がつきません。
こういう無意味に攻撃的、かつ戦闘的スタイル、つまり左翼ポピュリスト特有の臭みが都民に支持されなかったって、まだわかんないのかな。

小池氏に在日イスラエル大使が祝福のメッセージを送ったことに、噛みつきました。
選挙直後だというのに、まぁお元気なこと。
ウソでもいいから祝辞のひとつも送れば、さすがはと言われたのに。

20240710-162725

この写真について蓮舫氏は「この外交はありません」だそうです。

「蓮舫氏は、イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が、小池氏とのツーショット写真とともに当選を祝福する投稿を引用。まずは「敗者ですが言わせてください」と前置きし「当選直後にこの外交は私の考えではあり得ません」と指摘すると「都民の1人としても、とても残念です」と胸中を記した。イスラエルがイスラム組織ハマスと対立しガザ地区への攻撃を行っていることなどを念頭に置いたとみられる」
(日刊スポーツ7月10日)
蓮舫氏、小池知事とイスラエル大使ツーショットに疑念「あり得ない」→「抗議撤回を」→削除?(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

ええ、知事って「外交」をやる仕事だったんだ、そうなんだ、蓮舫氏はデニー知事みたいな独自自治体外交をしたかったんだと分かりました。
きっと勝っていたら、いまごろは中国やパレスチナ自治政府から祝電が大量に届いたことでしょうね(笑)。
そして就任後にはチャイナに行ってシューさんと面会したがって断られる。ま、そんなところか。

ツイートの写真は2022年のものだでただの再掲ではないか、と指摘されると、ムキになって「それならばこそ、きちんと抗議撤回を要請して欲しいです」と再投稿してブーメランしています。
たぶん、いま左翼業界の流行の反イスラエル運動に便乗したのでしょうが、都政とどう関係があるのでしょうか。
別に祝電に再掲写真を使うのはよくあること。

というか、選挙後の忙しい相手を慮って昔の写真を使うほうが常識的です。
それを仰々しく撤回要求ですか。

そもそもこのお人は、この都知事選が国政選挙だと勘違いして出馬しちゃったみたいです。
ですから国政選挙でもないのに、口を開けば反自民の連呼。

「7月7日投開票の東京都知事選で蓮舫前参院議員(56)が「反自民党」を前面に押し出した運動を展開している。小池百合子知事(71)は自民と「二人三脚」だと印象付け、派閥裏金事件を巡る自民への逆風を自身の浮揚力に変えるのが狙いだ。ただ、共産党との連携に古巣の立憲民主党から不満が漏れるなど、陣営は不協和音も抱える。
 「小池さんはトップダウン。私はボトムアップだ」。蓮舫氏は28日、JR大井町駅前で街頭演説し、小池氏への対抗意識をむき出しにした。応援に立った立民の長妻昭政調会長は「(小池氏には)自民が付いている。都庁を絶対に金権都政にしてはならない」と蓮舫氏の主張を代弁した」
(文春オンライン7月1日)
【東京都知事選】蓮舫氏「反自民党」を前面に 一方で共産党との連携には不協和音も | 文春オンライン (bunshun.jp)

都知事選という地方自治体選挙で、しかも自民党とはかねてから一線を画して自前の政党すら持っている小池氏をつかまえて「小池には自民がついている」はないものです。
そこまで言うなら蓮舫さん、自分で「蓮舫新党」でも作りなさい。

足で歩き回って具体的な声を都民から聞き、地方自治を学んで、自分自身のオリジナルな都政公約をつくったらよかったのです。
それをムード的に反自民、反金権政治と言っておけば勝てると思ってしまうところが、この人のハンチクなところです。

では当の共産党はどう言っているかといえば、今回の都知事選は「勝利」だ、と言いたげな共産党小池書記局長の「敗戦の弁」です。

「東京都知事選で7日、小池百合子氏が3選確実となったことを受け、共産党の小池書記局長は「選挙結果自体は、非常に残念なものだ。しかし、蓮舫氏が自民党政治と小池都政を変えると、旗を掲げて立ち上がって、都民の声に耳を傾けながら、政策を日々バージョンアップさせていった。多くの都民を励ますものとなった。この選挙からどういう教訓を引き出すかについては、都民の皆さんの声に耳を傾けていきたい。そして、蓮舫氏を共同で擁立した市民と野党の皆さんと、率直な議論を行っていきたい」
(読売7月7日)
都知事選、共産党の小池書記局長「選挙結果は非常に残念」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

こういう総括は何百回も聞きました。
アンポ闘争でも、基地反対闘争でも、結局アンポ条約は国会を通り、基地はできてしまう、しかし闘争は大爆発したぞよ、勝ったのは我々だ、こういうのを共産党的総括といいます。
自分が主導権を握って闘争ができれば勝ち、だって党勢拡大できたもん、という発想は共産党とその周辺にしかわからないロジックです。
一般社会では目標が達成できなければ負けと言うんですが、立憲の顔である蓮舫氏を共産党陣営に引き込み、1000万都民の前でまるで共産党候補のような選挙運動が出来た、野党共闘を実現してみせた、そのこと自体に意味があるようです。

愚かな立憲は指導部が総出で、共産党と同じ宣伝カーに乗っていましたから、かりそめでも全野党共闘ができたみたいです。
ほんとうはそうではないのに、そのムードが出来た、これだけで大勝利だというわけです。
でも、負けた、2位のぽっと出のスットコドッコイの候補にすら追いつけなかった、という現実を見ないのです。

ところで共産党だけではなく、蓮舫陣営には極左もどきの連中がくっつきました。
いくらなんでも蓮舫陣営がやったとは思いませんが、「蓮舫赤軍」という悪い冗談のような名前の団体までが勝手連したようです。
彼らは小池氏の演説中に妨害コールをして、逆に黙れとばかりにはるかに多い聴衆から百合子コールのしっペ返しをうけたようです。馬鹿だね。
選挙違反あたりまえ、なんでもありのアナーキーな場となった都知事選に対して、大部分の都民がうんざりしていることを知らないのでしょうか。
もっともイソコさん界隈ではこんな選挙妨害行為を歓迎していたようですがね。

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彼ら「蓮舫赤軍」と思われる輩は、「R」のステッカーを都内に貼りまくりました。まったく迷惑行為そのものです。

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「黒地に白抜きで「R」のロゴを書いたシールが渋谷や新宿といった繁華街の電柱や歩道用防護柵、道路標識などに多数貼られていることが分かった。7日投開票された東京都知事選で小池百合子都知事に敗れた前参院議員、蓮舫氏の支援者らが無許可で公共物に貼り付けた可能性が取り沙汰されている。蓮舫氏は無関係との立場だが、小池氏の陣営幹部らは早急に剥がすように求めている。
「蓮舫さん陣営は、街中に貼りまくった『R』のシールを早急に剥がしてください。やり口は暴走族やピンクチラシと同じですが、普通に犯罪だし笑えません。モラルが無さすぎる」
小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」幹事長を務める尾島紘平都議は5日、X(旧ツイッター)にこう投稿した」
渋谷や新宿に「R」シール多数 小池氏側は蓮舫氏側が都知事選で貼ったとみて「剥がして」 - 産経ニュース (sankei.com) 

もちろん蓮舫陣営は与り知らぬことだとは思いますが、こういった反社行為までして「応援」する輩に、「直ちに止めて下さい」といえないのが蓮舫陣営の悲しさだったようです。

政治家の評価は負けた後の姿で定まります。
蓮舫氏はここでも大いに点数を下げたようです。

 

 

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コメント

いつもハイレベルな内容をありがとうございます
個人的には、この勝手連の行動が、公職選挙法違反としてしょっ引かれなければ、「今後こういうことをしても捕まらない」というロクでもない前例ができるのが心配です

 どうやら立憲の中にも蓮舫を生理的に好けない議員が多いようで、「人間的に終わってる」とか言われてるらしい。泉さんや連合なんか、復党せずにそのまま共産党に行ってほしいと願っているんじゃないか。
それにしても、決して自分の間違いを認められぬ所作は端から見ていても気分が悪いものです。

そういうとこやぞっていう台詞がこんなにも似合う人、なかなかいないよ
結局2位狙いだったんでしょう、取れる票の上限がそもそも低かったんですから、当選以外にやりたいことがあったと考えたほうが自然ってもんです。
蓮舫は鞍替えついでに目立つこと、共産党は党勢拡大、左寄りの無党派より熱狂支持する少数の極左が欲しいんでしょう
立憲が今後連合寄りになれば少数の極左を共産党が併呑できるかもしれない、それは共産党にとっては勝ちでしょう

必要悪なのかもしれませんが、邪魔なもんは邪魔です、だとしてもどうにもならんのでしょう

山形さん
別記事のコメントに対する返信ですが
申し訳ありませんでした
度が過ぎた失言でした、ご指摘ありがとうございます


しゃちくさん。

特に戦後すぐ生まれの左翼の老害ジジババは死ね!というのは私も同じだし、ヤツらは今後数年で急激に自然減します。
別に怒ってはいませんから。
自分の知り合いでも大戦時を覚えてる親を持つヤツとちょっと少し後の世代では、なんというか「感覚が明らかに違う」んですよね。
それこそ後世の我々が、少しでも正確に「時代感覚」を継がなければならないのではないかと。それだけ。

あと、たまたま親父が死んだばかりなので相当にナーバスになってたと。さすがに実の親だとジジババ死ねとはならないというだけです。。

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