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2024年10月21日 (月)

いきなり最終回か、石破内閣青木率5割切る

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石破氏と野田氏の顔を、SNSでもテレビでもイヤでも見せられます。あー、あの暑苦しい顔なんぞ見とうない。
時事が最新の内閣と政党支持率を出しました。なかなかのものです。

「時事通信が11~14日に実施した10月の世論調査で、石破内閣の発足後初の支持率は28.0%だった。発足時としては、2000年以降の歴代内閣で最低を更新。岸田内閣で最後となった9月調査の18.7%は上回ったが、政権維持の「危険水域」とされる2割台にとどまる厳しいスタートとなった。
 発足時の比較で、直近の岸田内閣40.3%、菅内閣51.2%、第2次安倍内閣54.0%を、いずれも下回った。00年以降の最低はこれまで、森内閣の33.3%だった」
(時事10月17日)
石破内閣支持28%、発足時最低=比例投票先、自民26%・立民10%―時事世論調査 | 時事通信ニュース8(

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時事

ちなみに時事の世論調査は対面式で、他社の設置電話に対するアンケートと違って数字が厳しく出るという特徴があるぶんだけリアルな数字だと言われています。

では、この内閣支持率28%に同じく時事の調べた政党支持率を足して青木率を見てみましょう。
自民の政党支持率は18.9%というすさまじい数字のようです。

「政党支持率は自民が2.2ポイント減の18.9%、立民が0.6ポイント増の4.6%。以下、公明は4.0%、維新は2.2%、共産党とれいわ新選組は1.5%、国民民主党は1.2%、参政党は0.4%、社民党は0.3%。「支持政党なし」は62.2%だった」
(時事前掲)

すると青木率は46.9%となります。ドヒャー!
青木率とは内閣支持率と政党支持率を足した和のことで、これが50%を切ると政権が倒れるという数字じゃないですか。
ご祝儀相場もあろうことか、いきなり最終回という数字が出ちゃいましたね。
そして読売の選挙結果の予想です。

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読売

「自民が小選挙区選に擁立した266人のうち、優位な戦いを進める候補は100人前後だ。120人近くが接戦を演じ、40人超は劣勢の戦いを強いられている。比例選での獲得議席は、前回の2021年衆院選の72議席を下回りそうだ。公示前の247議席を割り込む可能性があり、単独過半数の維持が焦点となる。
政治資金収支報告書に不記載などがあった自民前議員ら44人は、約半数が小選挙区選で後れを取っている」
(読売10月16日)
衆議院選挙:与党が過半数の見通し、自民苦戦・立民は議席増の勢い・維新は不振…読売序盤情勢調査 : 読売新聞

もうひとつ朝日の世論調査も出ています。

「27日投開票の衆院選(定数465)について、朝日新聞社は19、20日、全国約36万人の有権者を対象に電話とインターネットによる調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて、選挙戦の情勢を探った。現時点では、(1)自民党、公明党の与党は過半数(233議席)を維持できるか微妙な情勢で、自民は公示前の247議席から50議席程度減る見通し(2)立憲民主党は公示前の98議席から大幅増(3)国民民主党、れいわ新選組に勢い――などの情勢となっている」
(朝日10月20日)
自公過半数、微妙な情勢 自民は単独過半数割れの公算 朝日情勢調査(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

ほぼ同じで自公の過半数割れと出ています。
おかしいなぁ。石破氏は、メディアが大好きな「首相にしたい人第1位」だったんじゃなかったんですかね。
それがホントになるやいなやドスンっと落す。残酷だなぁ。

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岸田総理の交代を望む声が7割に「次の総理」は誰?ランキングは大混戦 | TBS NEWS DIG 

上の調査なんぞ、TBSがした8月11日のものですが、どのジャンルでも第1位の超人気者で、「理想の首相」だったはずです。
それがたった2カ月でボロボロ。いきなり政権末期。

こんな調査自体がナンセンスだったのか、ゲル氏の化けの皮が一気に剥がれたせいなのかどちらなのでしょうね。
たぶんどちらもでしょう。

メディアは、首相は人気で選ぶなんていうワイドショー的風潮を作っておいて、彼の政策もろくに調べもせず、ただひたすら反アベのヒーローというだけでゲル氏を囃し立てていただけです。
それが、どういう時の流れか高市にだけは政権を渡したくないという岸田氏の意向と合致してしまい、はしなくも本当に首相になってしまったという悲喜劇です。
今、選挙を打てば野党は準備不足で楽勝というだけの理由で就任と同時に解散という奇手に出たら、国民から総スッカンです。
解散権の濫用もいいところで、しかも就任前の平議員の時に表明したら憲法違反を言われてもしかたがありません。

しかも政策は前例踏襲ですから、これでは叩かれるためだけに、首相になったようなものです。
仮にこの選挙を乗り切ったとしても、予算を通したら参院選前にお役御免でしょう。

早くも、この早期解散を進言した森山幹事長は、過半数割れを予想して連立の枠組み拡大を言い出しています。

自民党森山裕幹事長は20日のNHKの討論番組で、衆院選(27日投開票)後に連立政権の枠組みを拡大する可能性に言及した。「(自民、公明両党で)過半数割れをしようとしまいと、同じ政策をもって国の発展を図ろうという政党と協議は前向きにしていくべきだ」と述べた。協議の対象について「どの党を念頭に置いている(という)わけではない」と語った」
(時事10月20日)
連立枠組み拡大に言及=自民・森山幹事長【24衆院選】|ニフティニュース

国民にでも秋波を送るつもりでしょうが、公明がなんというか。
玉木氏ならこんな先が見えている泥船に乗るのは断るでしょう。

幼稚なテロが起きましたが、これについては明日にします。

 

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コメント

 石破の支持率が低迷し続けている理由について、メディアでは「裏金議員に対する処分の甘さから」と言いますが、全然ちがいますね。
ところが石破の思考方式はメディアと同等程度で、かつ小泉進次郎や副の「ナカキタ」こと木原誠二ら選挙責任者ともども問題の所在を理解していない。
これでは「裏金ガー」しか言えない野田の思うツボだし、右翼紛いの変な党に保守票を喰われるは、さんざんな有様です。
つくづく戦い方が生ぬるいく、政権選択選挙なのだという肝心のアピールも足りません。
つまるところ「石破は未来を語れず、過去に生きている暗い人」とまぁ、有権者にこんなふうにバレて来ちゃったという事。

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