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2024年11月26日 (火)

「安倍氏の遺産」を食いつぶすゲル首相

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書いている対象がジメついた男だとこちらもジメついてくるのか、やはりゲル氏の初外遊について書いておくことにします。
それは惨憺たるものでした。
だから言ったろうというもんです。あの人のポジションはほの暗い片隅でオタクしていることで、表立った国際会議なんてものは一番似合わないのです。
それをナニをトチ狂ったのか、ASEAN首脳会談に次いで、APECとG20に出すなんてムチャもいいところです。

そして親のしつけがなっていないまま老人になってしまったゲル氏は、行く先々で盛大にやらかしました。
APECでは、フジモリ大統領の墓参で集合写真に遅れるという大ポカをやりました。

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APEC集合写真に石破首相の姿なし 渋滞に巻き込まれ「不可抗力」:朝日新聞デジタル

なんでも故フジモリ氏の墓参しての帰り道に事故渋滞にあったのだとか。
おかげで、習近平がセンターに位置し、日本がいないという図柄を世界にさらしてしまう結果となりました。
まぁ、今の日本の希薄な存在感そのものではありますが。

習近平といえば、これがまた会えたのですな。
主要国とはまともな会談ができず、トランプからも振られたゲル氏としてはまことに慶祝ですが、そこでもやらかしました。
当然右手を差し出した学習に対して、なにを考えたのかゲル氏は両手で握り返してしまったのです。

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「中国にけんか売る必要ない」石破外交 米国をにらみ、歩み寄る習氏:朝日新聞デジタル

これはたいへんにまずい。
たぶんゲル氏は「あなたにお会いできて感動しております」というボディランゲージをしたかったのか、選挙中の支持者との握手の癖がぬけなかっただけなのかもしれませんが、絶対にダメです。
だってこの両手で相手の片手を包み込む形の握手は、従属国が宗主国に拝謁する仕草そのものだからです。
このような上下関係にことのほかうるさいのは中韓ですから。

日本社会では社会人同士はめったに握手などしませんね。日本文化にシェークハンドなんてなかったからです。
だからこそ外国人と握手する時は、右手だけですること、頭は下げてはいけない、相手の目を見ろ、男は女性に握手を求めてはいけない、なんてことを社会常識として覚えておくべきことです。
だから小澤一郎は、2009年の訪中の時に、200人近い民主党議員が揃いも揃って両手握手するのを「あえて」止めさせなかったのです。
そう思って調べてみると、やっぱり小澤当人も率先して胡錦濤と両手握手しております。

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≪胡錦涛とツーショット撮影だけの小沢訪中団≫ - タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

自民党の領袖らはさすが両手握手をするような者はいなかったのですが、とうとうやらかす奴が出てしまったわけです。
ちなみこれが正しい習近平との握手の仕方です。

ニコリともせずにもちろん片手でいやいやながら握手。

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【写真】【元首相】安倍晋三さん (80/113) | 時事通信ニュース

たぶんゲルは首相在任中のエポックで習近平の国賓訪日を狙っているのでしょう。
尖閣が緊張する中でこれをやったら、米国はどう思うでしょうかね。

まぁ、トランプは金輪際面会してくれないでしょうがね。

一方、友好国とは座ったまま握手というダブスタですから困ったクンです。
開催国ペルーのディナ・ボルアルテ大統領やマレーシアのアンワル・イブラヒム首相、カナダのジャスティン・トルドー首相が石破首相に挨拶に訪れた際、いすに腰掛けたまま握手を交わしました。

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安全運転に努めた石破外交、着席したまま握手など「不慣れ」も露呈…南米訪問から帰国の途に:写真 : 読売新聞

なんというゴーマンな奴とおもったか、常識知らずめと思ったかわかりませんが、これは随行した官僚たちの失態で、彼のせいではありません。
例の認証式腹だし事件もそうですが、これは本人の教養と官邸スタッフが機能していないから起きたことです。
派閥に属さず、党内野党を続けたことで、普通の議員なら派閥で学ぶことを誰も指導する人がいなかったようです。
また、官邸に送られてくる官僚も優秀な奴は手控えて、いわば「おもり係」が送られていたようです。
彼らが外交プロトコルを熟知していたようにはとうてい見えません。

ゲル氏側の秘書も親分がヒッキーなので外交経験皆無ですから、当然ナニも知らない。
普通は派閥の秘書同士の横のつながりで、こういう大きな外遊イベントなどの際は、応援が得られるのですが、これもなかったようです。
つまり外交などやったことはおろか考えたこともないゲル氏と、機能不全の官邸スタッフという寒々とした体制で臨んで、このザマです。

ゲル氏はなぜかトランプに会うことを熱望していますが、実はトランプの密使とでも言うべき人物は、既に来ていたようです。
須田慎一郎氏は、政権移行チームのひとりの発言を、このように述べています。
なんでもトランプの政権移行チームは4000人にも登る大所帯で、各国各方面に別れて事前接触をしてきているそうです。
しかし情けないことには、日本はその事前接触のリストには入っていないそうです。

「私が政権移行チームに入っていることすら知らないのか、日本の官邸スタッフはまだ誰も私に接触してこないね(笑)。コリア(韓国)の連中は大統領選の最中からしきりと接触してきたのと比べるとレベルが違う」
8須田慎一郎ZAKZAK11月12日)
【須田慎一郎・金融コンフィデンシャル】「極秘来日」していた米要人、安倍元首相側近と面会情報 トランプシフトにパイプ持たない石破政権、活かせるか〝遺産〟のアドバンテージ(1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

日本は、世界中の国や組織が事前接触に血ナマコになる中、まったくの蚊帳の外というわけで、さすがは大人、微動だにしません。
NATOは事務総長のルッテ氏が,フロリダマーララーゴに飛んで面談に成功しています。
その気ならできるのです。


それをすわりこんだまま動かない理由は、前述の官邸の機能不全があるのですが、もうひとつは「安倍氏の遺産」にアグラをかいているからです。
しかしいまそれを猛烈な勢いで食いつぶしていると、須田氏は指摘します。

「とはいえ日本が、大きなアドバンテージを持っていることは間違いない。そのアドバンテージとは、一言で言ってしまえば、『安倍氏の遺産』ということに他ならない。今年4月に、トランプ氏の側近中の側近とも言える、マイク・ポンペオ氏が極秘裏に訪日しているが、その際に安倍晋三元首相の側近だった何人かの政府・与党の要人とミーティングを持っている。そのミーティングの中身については明らかにすることはできないが、そのコネクションをフルに使えば何の問題もないだろう 」
(須田前掲)

ではそのコネクションは何かといえば、

「そのポンペオ氏と会談を持った要人は、高市早苗前経済安保相、萩生田光一元自民党政調会長らだ。いずれ劣らぬ、故安倍晋三元首相の側近中の側近として知られた人物に他ならない」
(須田前掲)

ゲル氏がすこしでも危機感があるなら、高市氏や荻生田氏に平身低頭して動いてくれるように頼むところでしょうが、岸田氏に怒られるでしょうからたぶん手も足もでないでしょう。
かくていつまで首相でいられるかわかりませんが、「安倍氏の遺産」は削られていく一方となるわけです。

それにしてもお願い、もう少しその陰気臭い顔だけでもどうかしてくれませんか。
司馬さんも『尻啖え孫一』の中もに書いていますが、「古来、陰気臭い軍が勝てたためしはない」のですから。

 

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コメント

 日々の生活経験によって、みずから身に着けて行くべき教養が石破さんからは全く感じられません。

トランプ政権前にすり寄ってくる中共に対して、ここが友好関係構築のチャンスとばかりに自ら陥穽にハマるの図ですね。
けれど、今度ばかりはバランス外交など通用しそうもありません。

先の報道では、お墓へ向かう途中で渋滞に巻き込まれて集合写真を撮る時間に間に合わなかったとしてました。
その後、お墓からの帰路で渋滞にと修正されたとか。
一説によると外務省にある墓参の写真にある時間は、首脳陣の集合写真の撮影時間であると。

集合写真なんかそっちのけ、私は必ず墓参りをしたいという総理の意志が強かったんでしょう。

両手握手の話なんか読むと、今の日本は泥舟に乗っているんですね。

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