速報 弾劾決議案廃案
【ソウル=桜井紀雄】韓国国会(定数300)は7日夕、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜に「非常戒厳」を宣布したことは違憲だとして、野党側が提出した弾劾訴追案を採決する本会議を開いた。保守系与党「国民の力」の議員のほぼ全員が退席したため投票者数が規定の200人に達せず、投票不成立で廃案となった。(略)
弾劾案は在籍議員の3分の2以上が賛成すれば可決される。野党側は192議席で、与党から8人以上の造反者が出るか注目されたが、議場に残った与党議員は当初1人だけ。禹元植(ウ・ウォンシク)議長は、与党議員に議場に戻るよう呼びかけたものの、戻ったのは数人にとどまった」
(産経2024年12月7日 22:52)
韓国国会、大統領弾劾訴追案は廃案に 尹氏は戒厳宣布を謝罪、「任期を与党に一任」と表明 - 産経ニュース
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うーん、数日後にはまた弾劾決議をできるという酷く歪んだ民主主義ですね。一時不再履という概念すら無いという不思議。
韓国の民意はどうか知らんけど、かつてパク・クネ弾劾で割れた保守は今でも大きなハンデを負っていて、共に民主党とかいう左翼は我が国の左翼議員のように気に入らないことがあると大声でがなり立てるばかりなのに支持されてるんですね。それが「民主主義の守護者」なんですとか。
ユンさんは検察官としては優秀だったけど政治家向きでは無かったといえば簡単ですけど、外交関係で成果出してたのに国内では超不人気なんていう話はそっちの国だけで勝手にやってろでしたが、実際に日本や米国との同盟関係が戒厳令に成功しても失敗してもどうなるのか?という想像が出来なかったのかという。見通しが甘すぎます。あの「光州事件」以来の戒厳発令だというのに、軍幹部には根回ししていないし、そもそもこのネット時代に(韓国は特に極端)一瞬で情報が拡がることを含めて舐めすぎです。側近もダメ。
大統領なんて立派すぎる肩書きがありながら何も出来ないとか、全く意味がありません。
かつて一度は弾劾罷免されたけど半年で憲法裁判所命令で復帰したノ・ムヒョンさんが「日本の首相は思い切った改革政治ができるのに、私は大統領なんて肩書きばかりデカくても何も出来ないのか」と、小泉さんに愚痴ってましたね。
もう、あちらの国は二重権力の政治制度や司法制度を根本的に変えないと、本当の「民主主義」とやらには手が届かないでしょうね。本当に国民の本意がそうなら国際安保条約も捨てることになります。
共に民主党でたぶん次期大統領になるであろう爺さんは露骨どころかそれ以上に反日を強調しており、65年の日韓基本条約すら「当時の軍事政権が勝手に結んだだけだから無効」なんだとか。
そんな国をどこが信用するんでしょうね。アメリカですら「反共の防波堤」で駐留していただけだったのが、韓国が中国に尻尾を振ったら「撤収厭わず」で、現代の中露北団結の国際情勢にトランプ政権誕生ですから見ものです。
今頃はロシアと中国はケタケタ笑っていて、北朝鮮の坊っちゃんは大爆笑でしょうに。
投稿: 山形 | 2024年12月 8日 (日) 09時32分