武漢ウィルスラボでまた新型コロナ出現
トランプの錯乱暴走の影に隠れて、中国がこんな発表をしています。
なんとまたあの武漢ウィルスラボが新型コロナの新たな株「HKU5―CoV-2 」を発見したというのです。
「中国湖北省武漢の武漢ウイルス研究所の研究者らが2月、ヒトに感染する可能性がある新たなコロナウイルスがコウモリから検出されたとする論文を学術誌に発表した。論文では「現時点でヒトへの感染は確認されていない」として平静を呼びかけている。ただ、武漢ウイルス研究所はCOVID19の起源を巡る「研究所流出説」で疑惑の目が向けられている施設。今後の拡大などを不安視する声が上がる」
(産経3月9日)
中国で「新たなコロナウイルス」発見 武漢の研究所調査 「ヒトへの感染は未確認」も疑念 - 産経ニュース
今回発表されたのは、日本では2023年4月1日までに3346万2859人、国内人口にして約26.5%とパンデミックをせたらしたCOVID-19と同系統のコウモリ由来のものです。
「新たなコロナウイルス「HKU5―CoV-2」。過去に中東で流行した中東呼吸器症候群(MERS)と同じ系統のウイルスで、COVID-19と同様にヒトを含む哺乳類のタンパク質と結合し、細胞内に侵入できるという」
(産経前掲)
「ヒトを含む哺乳類のタンパクと結合できる」ということは、ヒト感染が可能だという意味です。
COVID-19はコロナ(Corona)と「ウイルス(Virus)、病気(Disease)の単語を組み合わせ、それにWHOに報告された2019年を組み合わせでできていますから、今回WHOは確定していませんが、これが新たな新型コロナならば「COVID-25」とでも呼ぶべき存在となります。
こういう不吉な予感がぬぐえないのは、今回の新型コロナウィルスを「発見」したのが、例の悪名高き武漢ウィルスラボの石正麗グループだからです。
また出たか、妖怪コウモリ女め。
中国科学院武汉病毒研究所HP
「発表したのは、広東省広州や武漢の中国科学院傘下組織や大学の研究者でつくるチーム。チームを主導した一人には「バットウーマン(コウモリ女)」の異名を持つ武漢ウイルス研究所の石正麗氏も含まれる。コウモリ由来のウイルスの研究者で、COVID-19の流行を巡って度々、研究所流出説を否定する発信を行ってきた人物だ」
(産経前掲)
いままで公式に石正麗は一度も姿を現していませんでした。世界の追及から逃げ回ってきたのです。
あれほどの重要人物は自由主義国家ならどこへ逃げようとメディアから逃れられませんが、あの国は国家が隠蔽すればとことん隠し通せるのです。
発生源と目された武漢ウィルスラボそのものもは無人の館と化して、ウィルス株のサンプルもないとされていましたが、またいつのまにかほとぼりが冷めたと思ったのか舞い戻っていたようです。
あの国ですから隠そうと思えば、完全にないものとしてし扱えますからね。
とまれ原因究明をすべきWHOが、中国御用達機関となって久しく、中国の流出疑惑に対してWHOのトンデモ「現地調査」で終止符を打ったきになっていました。
中国はこれで逃げきったゼ、と信じていたはずでしたが、あいにく天網恢恢疎にして漏らさずとはよく言ったもんで、武漢から発生して丸々3年もたった2023年になって大ブーメランの大流行を爆発させています。
世界各国が鎮静化している頃を狙いすましたかのように、ひとり中国一国だけが8億人という巨大パンデミックを引き起こしたのです。悪いことはできません。
ではどうしてCOVID-19は全世界の累積感染者数は2億4629万7757人、累積死亡者数は499万4113人(2021年11月 現在)という膨大な被害を出したのでしょうか。
それは武漢ウィルスラボが自然界のコウモリウィルスRaTG13を収拾しただけではなく、ヒトへの感染力を強め、致死力を強めていく機能獲得変異実験を施したからです。
機能獲得変異実験は米国内で禁止されていることからわかるように、いったん流出すれば致死力の高い未知のウィルスを世界にばらまいてしまうことになります。実際そうなりました。
機能獲得変異研究について簡単に説明します。
これは実験室で反復し、より強力さと威力を持たせるように遺伝子コードを操作し、ウイルスが新たな機能を獲得する研究です。
この実験によってきわめて危険な、しかも人類がいままで遭遇したことのない新種のウイルスを実験室内でつくることができたのです。
中国が当初から世界に拡散させるきがあったのかどうかはわかりませんが、あらかじめ実際の流行前に治療法やワクチンを作っておくことが可能だと考えていたことは確かです。
そうでなくては世界最速でワクチンができるはずがありません。ただし効きませんでしたが。(笑)
この実験は一度誤ると大惨事になります。
なにせここで作り出された新型ウィルスは、自然界にあるものではなく、強力に感染し致死率が高くなるように人工的に作られた悪魔のウィルスだからです。
転用すればウィルス兵器として絶大な効果を発揮することは、感染爆発した3年間を見ればわかるでしょう。
敵対国において、大量の人を殺し、経済を壊滅に追い込み、社会に前代未聞の混乱を与え、しかも軍事力まで崩壊させることが可能なことは証明されました。
しかも仕掛けた自分の国は、あらかじめワクチンを用意し、対策を立てているので傷は至って軽症で、世界で最も早く立ち直り、感染流行後のヘゲモニーを握ることができますから、こたえられません。まぁ、そううまくはいかず自分も手ひどい被害に合いましたが。
しかもそれを誰も人為的攻撃だとは思わないときていますから、悪魔の兵器としてこれ以上のモノを想像するが難しいほどです。
このウィルス機能獲得実験が一度間違えると極めて危険なウィルス兵器開発になることを危惧してオバマ政権は、2014年、連邦研究施設における機能性獲得実験の米国内における実験を禁止します。
NIAID所長アンソニー・ファウチ
しかし、これに強く抵抗した推進派が米国内にいました。米国感染症界の第一人者でありNIAID(米国国立衛生学研究所 )所長のアンソニー・ファウチです。
NIAIDは最初の機能性獲得実験をしたラボで、当時、彼はこの研究が「冒す価値がある危険」であり、「重要な情報と本質の理解は、潜在的に危険なウイルスの実験室での生成から得られるだろう」と主張する論説記事を、ワシントンポスト紙(2011年12月30) に共同寄稿しています。
そしてファウチは、国内で禁じられると武漢ラボに多額の費用負担で委託しました。その時に多額の委託金も支払っています。
こうして米国NIAID と中国武漢ウィルスラボの水面下での危険なウィルス実験のつながりができてしまったのです。
ちなみにファウチはバイデンが最後屁で残していった恩赦の対象となっています。バイデンはなにを隠したかったのでしょうか。
驚くべきことに、今回もまた石らはなんの反省もなくヒト遺伝子組み換えマウスを用いて実験しているようです。
「英紙テレグラフ(電子版)は2月26日、論文の結論部分にウイルス株の「さらなる調査」や、ヒト遺伝子組み換えマウスを用いた実験の必要性が提案されていることに言及。研究チームが今後、さらに追加で「感染性を高める実験」を行う恐れがあるとして「不吉だ」と指摘した。
COVID19の「研究所流出説」を唱えてきた米ブロード研究所の分子生物学者、アリーナ・チャン氏は同紙に対し、論文の結論に書かれた追加の実験は「COVID19のパンデミックの引き金になった可能性がある実験と類似している」と懸念を示した。
交流サイト(SNS)では「COVID19は何度も変異して違う型が発生して感染が拡大した。なぜ今回だけ危険ではないと言い切れるのか」などと不安視する声も上がっている」
(産経前掲)
またまた中国で非常にコワイことが行われているようです。
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中共政府はCOVID19の研究所流出の事実を隠蔽し、その事自体には半ば成功したと言えます。ところが民主主義国は中国ではないので、隠蔽したり捜査に非協力な態度を取ればとるほど、その事が逆に研究所流出の根拠たり得ると考えるのが自由主義社会の論理の帰結になり得ます。
そうすると、検証を充分行わせない中国への批判がいつまでも消える事はありません。この問題は実は中国にとって深刻です。
かねて中共政府は「石正麗にノーベル賞を」と叫んでまして、そうなれば世界中からの疑念の払拭(事実隠蔽の完遂)を実現出来ます。
そこで新たに石正麗が何物か新しい変異体を製作し、それを発見したとして賞をとらせ、その賞の権威によってCOVID19での批判をかわしたいのが狙いの自作自演って事でしょう。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2025年3月10日 (月) 16時05分