• 20260211-035755
  • 20260210-042446
  • 20260209-002644
  • 20260209-002902
  • 20260209-004435
  • 20260209-100606
  • S-015_20260208000901
  • S-016_20260208000901
  • S-021_20260208001001
  • S-029_20260208001001

« 誰がチャイナなんかに売るもんか | トップページ | 日鉄、米政府に黄金株を提案か »

2025年5月28日 (水)

青木率とジュニア

S-043_20241221021601

内閣支持率が出てきました。
内閣支持率で推移を追うとこういうところです。

20250528-023113

NHK世論調査 内閣支持率 政党支持率 毎月の最新情報 | NHK選挙WEB

続いて政党支持率も見ておきます。

20250528-023242

NHK選挙WEB

NHKの世論調査だと青木率は内閣支持率30%+政党支持率26.4%で合計59.4%となり、かろうじてセーフです。
一方、時事の調査だとこんなかんじとなります。

「時事通信の5月世論調査によると、内閣支持率は20.9%(前月比2.2ポイント減)、自民党支持率は17.2%(同0.2ポイント減)。政権の安定度を計る、内閣と党の支持率を合わせた数字(いわゆる「青木率」)は38.1%で、石破茂政権下で初めて4割を切った。
自民党が37議席(改選定数121)の惨敗を喫した2007年7月の参院選直前を下回っており、石破自民党は当時以上の逆風下にあると言える」
(時事5月23日)
石破自民、2007年以上の逆風 「青木率」4割切る◇時事通信5月世論調査【解説委員室から】:時事ドットコム

内閣支持率20.9%+政党支持率17.2%で青木率は38.1%という惨憺たる数字で、もはや首相は戦わずしてカチカチ山と言うことになります。
ただし、ここまでふたつの世論調査の数字が違うと迷うところです。
それにしても、時事は与党に対して各社調査でも一番キツイ数字を出すところだということを割り引いても凄まじい。
比較的与党にいい数字を出すNHKと加重平均してみると48.7%といったところで、やはり50.7%で、政権維持の指標である50%を割り込みます。
青木の法則 - Wikipedia

2007年の福田政権時の参院選当時、自公両党は合計46議席しか獲得できなかったのですが、その時の青木率は45.4%(内閣支持率25.7%、自民支持率19.7%)で、自公両党合わせて46議席と惨敗しましたので、 今回の選挙でも50議席を下回る可能性が濃厚になってきました。

続いて世代別を見るとその原因がわかります。
自民の若年層(18~39歳)の支持が急落しているのがわかります。
かつて安倍政権の時には自民の鉄板の支持層はこの現役バリバリの若年層だったのですが、いまや見る影もありません。
現役世代の負担軽減を拒否し、減税に「ギリシャより悪い財政状況でできるか」というデタラメまで言ってゲル氏が拒否したい以上、こりゃ当然です。

20250528-024126

NHK選挙WEB

トップは現役世代の負担軽減を訴え続けた国民民主の12.7%です。
つまり、今のような経済政策をとり続ければ、7月の参院選で見るも無惨に惨敗し、自公での政権維持は不可能になるということは明らかです。
私はそれならそれでけっこう、せーせーすると思っていますが、自民が土壇場で苦し紛れに出した小泉ショックの正否いかんではかなり様相が違ってくるかもしれません。

小泉ジュニアは親父譲りの天性の勝負勘があるかもしれないと思い始めたのは、この「コメ2000円台」と呼号し始めたあたりからです。
それまで口先男の典型、海の向こうの流行にすぐ飛びつく尻軽男、レジ袋くらいしか実績なし、だと見ていた世論が、この具体的数字目標でほほぅというかんじになりました。
ワイドショーなどもうこれ一色です。小泉(ジュニア)劇場の再来かとおもえるような状況です。

この人に対してはいくらでも冷やかに見れます。
ただしここぞという時の政治的勘の良さはあるのだろうな、と。それをまったく欠いた現首相とは対照的です。
たとえば、なぜいまゲル内閣が不評かといえば、それは現役世代への負担軽減をキッパりと因業ジジィの宮沢税制会長に拒否させてしまったからです。
そして消費税減税まで拒否し、一時的な手当ての支給でお茶を濁そうとしてしまったのですから、しゃーない。
そこに食管の失敗が被って、新米が出てから10カ月になんなんとしているのに、米価の異常な高騰に歯止めがかからないのですからワンラです。

小泉ジュニアがやったのは、ここで増税か減税かという政治的判断をいきなりスルーしてしまって、コメの価格が2000円台になるかならないか、に焦点をズラしたことです。
農政の抜本的改革なんて大風呂敷も拡げず、ターゲットをコメ価格2000円に絞った、あまり褒めたくはないが見事です。

増税問題を焦点にされたら、この小泉ジュニアもいわゆる財政健全派ですから、岸田氏から続きゲル内閣で火を吹いた6公4民とまでいわれる負担軽減を問題にせざるをえないのです。
これに答えずに、得意の農政分野でともかくコメ価格を下げればよい、というところまで単純化してしまったわけです。
ここで勢い余って農政の抜本的改革だの、コメの一部自由化推進というJAを刺激するようなことを一切言わず、むしろJAの協力を求めたのも正解でした。(つまんないけど)

そりゃ備蓄米という弾がふんだんにあるんだから、価格下げることくらい絶対に出来るよ。

それを江藤前大臣は、JAに忖度するあまり備蓄米放出が遅れに遅れてしまった。
ここまできたら国家的命令ですから、入札制度を変えたり、1年間で戻すなんて仕組みは食糧法38条を非常大権のように使って凍結できます。
なんせ37条、38条には、「米穀の適正かつ円滑な供給が相当の期間極めて困難となることにより、国民生活の安定及び国民経済の円滑な運営に著しい支障を生じ」た時は、政府は数量または価格の制限に服すべき」とまで書かれているからです。

ですから、量販やネット販売を中心に集めた備蓄米放出入札についてはワーと集まったのです。
たぶんそう遠からず店頭やネットには2000円台のコメがばばっと山積みされるはずです。
そうなったらシュニアの勝ち。

仮に参院選で勝ったら、次はジュニアを救世主に祭り上げるかもしれませんね。
そうなったら、小泉首相、あるかもね。うひゃー。

 

 

« 誰がチャイナなんかに売るもんか | トップページ | 日鉄、米政府に黄金株を提案か »

コメント

94年に前年の大冷害でコメ不足に陥って、備蓄米制度が出来てから30年。
今回が初めての適用なので農水省もJAも政治家も経験がありません。

で、選挙前に小泉Jr登場でとにかくインパクト重視の随契で販売時期も価格も指定という緊急措置。買い戻し条項無し。これは良いでしょう。

秋になったら新米が出回るはずですが、例年と違って各地農協の概算金が大幅に上がってますから結局はブランド米は高いままに戻るでしょうね。
本県のプレミアム米「つや姫」なんか1年前にスーパーで5キロ2100円だったのが現在4000円。
テレビで観ると首都圏だと5000円近いという。
こんなんじゃJA全農は痛くも痒くも無かろうと思ってたら···Jrが政務官時代に衝突した全農相手に本気で喧嘩売って作付け制限無しの競争制度にするとか昨夜言い出しました。これやれたら大拍手ですが。
小泉親父が首相だった時代の「郵政民営化」や「道路公団民営化」よりも遥かにハードルが高いし、自民党内に前農相の江藤や森山幹事長みたいな「抵抗勢力」が根深い上に農協を票田にしてる議員は多いです。
本来は30年前にはやっておくべきだった農協の改革と生産自由化なんか「やれるもんなら、是非やってくれ」です。
農協頼りの小規模兼業にはご退場願うというということで。

今日の写真も

一見鷺かと思いきやコウノトリですか!
蓮田で何を食べてるのやら。。食性はサギと同じですかね?

小泉Jrの随意契約。いかにも彼の動物的カンみたいな感じもしますが、その裏にはかっちりZの思惑と石破を総理にした界隈の思惑がうごめいている気がします。高橋洋一氏の解説によると、行政特に国が随意契約をするには、絶対Zの承認が必要で、それができたので今回随意契約という形がとれたとの事。思えば、江藤氏は農家の個別補償による農業(食料等の安全保障)を守りたい立場にあり、そのためZとはいわば敵対関係にあった。その点小泉Jrは農協改革というZにとって、これ幸いの持論を持っている人。また石破を総理にした界隈は、このままでは自民党が大敗する可能性がある。それを止めるのには小泉Jrはもってこいみたいな。そんな思惑ありそうな気がします。

消費減税と社会保障費や政局に対する私の考えは管理人さんと違っている可能性があるので、大変に恐縮ですが米についてだけ思うところをコメントさせて頂きます。
華とスピードと共に状況にインパクトを与えて打開する意図は感じているつもりですが、備蓄米放出の随意契約は会計法的にはグレーであることにも留意です。(自民・自民系政権の)随意契約には厳しいはずのマスコミがこれには触れないことに微苦笑。
そろそろテレビなどで街頭インタビューやアンケートをやりだすのではと思いますが、少々古くても輸入米でも安い米を歓迎する声、ブレンドして今より手頃な価格を望む声、高くても国産銘柄米を買う声、食味と価格のバランスを求める声、いろいろ全部あればそれが当たり前だと考えます。

巷の一部の人が噴き上がっているみたいに「JA要らない!解体!」とは私は思っていません。それが何も変えなくていいことを意味しないというだけで、その推移次第。
手堅い資産運用で事業内容を充実させることに今のところ失敗している点などの総括や如何に。組合員は出資金の多寡に関わらず同じ権利を持つのですよね?生産者と組合の儲かりと消費者の喜びや理解を可能な限り追求するよう取り組ませた方がいいと考えるのですが、どうなのでしょう。
自国農業の保護は何処の国でもやっていることで、農家への所得保障があってぜんぜん問題ありません。それが工夫も競争も淘汰も無くていいことにはならないというだけで。

消費者の立場としては、例えばお外で淹れたてコーヒーが飲みたい時。
コンビニ200円コーヒーもあれば、有名コーヒーチェーンの400円〜500円のコーヒーもあるし、競技会で優勝入賞歴のある焙煎士やバリスタによる素晴らしい豆のスペシャルティコーヒー1,000円、2,000円もあって、時や状況によりけり自分で選べますよね。
欲しいのは選択肢で、統制ではなく。市場に任せる帰着になることを望みます。
生産、輸送、精米パッキング、流通、管理、金融…どの立場であれ、出来ない理由が数々あるだろうことは先刻承知。どうしたらできるのか、もし誰も道を編み出せないことなのだとしたら、それを説明してもらって成るがままを受け入れるしかないわけですが。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 誰がチャイナなんかに売るもんか | トップページ | 日鉄、米政府に黄金株を提案か »