石破降ろし第1幕終わる
とくになにも期待していませんでしたが、やはり両院議員懇談会はガス抜きてきていどの内容でした。
「自民党は28日、参院選の惨敗を受け、党所属国会議員の声を聞く両院議員懇談会を開いた。石破首相(党総裁)は「政治空白を生むことがないよう責任を果たしていきたい」と述べ、退陣表明の時期を明確にしなかったため、出席者から退陣要求が相次いだ。首相は閉会間際に、責任の取り方について「議論を踏まえ適切に判断する」と語った。森山幹事長は8月中を見込む参院選の総括後に引責辞任する可能性を示唆した」
(読売7月28日)
石破首相「責任果たす」と退陣表明時期を明確にせず…両院議員総会の開催きょう議論 : 読売新聞
まぁ強いて言えば、森山氏が引責辞任の可能性を示唆」したことくらいですか。
それも、いまさら検証もないもんだと思いますが、(この人の「消費税は絶対に下げない」発言が敗因のひとつですからね)、検証委員会なるものを作って8月末まで引っ張るのだそうです。
つまり、森山氏は8月15日の終戦記念日で石破氏にナニかやらせる時間を与えたということになります。
「石破降ろし」勢い止まらず 自民、両院懇で亀裂表面化 幹事長辞任示唆で政権運営厳しく - 産経ニュース
さて、この懇談会自体には意味がありません。
あくまでも「その先」があって意味をもつので、それは総裁選をして新総裁を選出し、今の石破体制を完全に払拭することです。
では、その道筋はついたのでしょうか。
総裁選に持ち込むためには、いくつもの関門を突破する必要があります。
まず、党の正式決定機関である両院議員総会を開催するための署名を集めることです。
開催を求めるために必要な議員数は100人です。
これはすでに集まったようです。
「両院議員総会は党大会に次ぐ重要会議で、緊急事項の議決権がある。所属国会議員の3分の1以上の要求があれば「7日以内に招集すべきもの」と定めており、現状では約100人の賛同を得る必要がある。
署名を集める議員らは当初、懇談会を総会に格上げすることを目指したが、時間の問題もあり方針を転換。28日の懇談会で進退をめぐる首相の姿勢を見極め、その後の対応を決める考えだ」
(朝日7月25日)
自民の両院議員総会、開催の署名数に届く 若手らが石破氏に退陣要求 [自由民主党(自民党)][石破政権]:朝日新聞
この両院議員総会を開催を決定するのは、形式的には両院議員会長の有村治子氏で、7日以内の開催を決めることになります。
実質は執行部のようですが、ここで総理が拒否した場合、開催を強制できるだけの権限があるかどうかはわかりません。
だって、こういう粘り方をしたブッ飛んだ総理なんかいままでいなかったんだもーん。
だから規定もないし、慣例もないのよ。
この場合、「関税交渉妥結を花道にして自ら決す」というような温情な形での辞任は通用しなくなります。
すると、石破氏進退はリコールに突入してしまいます。
まことにおいおいで、いままでこんなケースはありませんでした。
リコールは理論上はできないことはありません。
今でも都道府県連の半数及び議員の半数で成立させることはするからです。
しかしここまでするのか、自分らが一票を投じて選んだ総理を力づくで辞めさせるのか、というためらいは吹き上がることでしょう。
自民党はドロドロした利権集団で、思想や理念を置き忘れていましたが、いままでそこまでのことはなかったからです。
だから派閥ボスの談合で決めていた時代もあったのです。
リコールは諸刃の刃でやられた方も当然として、リコールをかけた側も返り血を浴びます。
国民の信を失いかねないからです。
国民が自民党に求めるのは、安定と秩序。それを自ら破壊しかねません。
そして例のイシバ応援団が自民党本部近くに大量に集結し、ドンドンチャンチャンと騒ぎ、毎日や東京などの左翼メディアが同調した場合、どうなるかわかったもんじゃありません。
国民+石破vs反石破、なんていうお笑いの構図になりかねません。
石破シンパの大物から署名した議員を引きはがしたりする動きも出ることでしょう。
こういうことを読んで、反石破派はコトを荒立てずに穏便に、できるならば自主的に辞めて頂きたいのです。
この関門を乗り越えたとしてめでたく総裁選になった場合、緊急時だということで大がかりなフルスペック総裁選は開かれず、議員だけのものにるでしょう。
おそらくその間20日から1カ月間はかかるはずです。
となると、最短でも両院議員総会は8月5日付近で、そこから総裁選を告示して新総裁が決まるまでさらに1カ月をみておいたほうがいいかもしれません。
すると9月5日にまで、新総裁は決まないという政治的空白が生じます。
これが石破氏が盛んに辞めない理由としている「政治的空白を作らない」という意味です。
この空白期間に丸々8月15日の終戦記念日が入ってしまいます。
総裁選が決まったら、自動的に現職の権限や行動には自ずと制限がかかるはずですが、なんせあの人のことですからね。
今は穏便に辞めていただくのが一番ですが、どうなりますことやら。
それにしてもスゴイ人選んじゃたったね、前回総裁選で彼に一票入れた議員諸公、猛省せいよ。
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10年前の談話を改めて読みました。
すっかり忘れてます。
安倍さんは談話の中で、子や孫、そしてその先の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。とありました。
私はここが印象深い、石破総理が下手なことを発したら蒸し返しになり、宿命を負わせることになりかねません。
近隣の国は望んでいるでしょう。
せっかく謝罪外交に一区切りというのが消えてしまう。
>「絶対に出すべきではない。安倍晋三(元首相)氏がどれだけ苦労したか分かっているのか」。関係者によると、麻生氏は首相に戦後70年談話は安倍氏が半年ほどかけて準備したと伝え、外交上も影響が大きいと説いた。首相は「そこまでされていたのですか」と漏らしたという。その後、首相は徐々に後退し、最近は周囲に「談話にはこだわっていない」と語るようになった。
2025.3.27.の産経新聞の記事より抜粋
麻生さんから話を聞いた石破総理が心変わりして、新たな何かを発言しないこと願います。
投稿: 多摩っこ | 2025年7月29日 (火) 13時10分
眉唾ものですが、除名されて史上初の無所属の総理が誕生するとかしないとか笑えない噂がありますねぇ
このままゴネ続ければそれもあるのかなぁ
一応ルールとしては可能だそうであーもめちゃくちゃだよ
投稿: Q州 | 2025年7月30日 (水) 16時11分