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2025年7月21日 (月)

石破政権惨敗、でも辞めないですと

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先週のうちから予定稿を書けるような参院選でした。
壮絶なまでの自民惨敗です。
これを書いている7月21日午前3時現在の得票結果です。

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NHKニュース 速報・最新情報

「20日に投票が行われた第27回参議院選挙は開票作業が進んでいます。これまでのところ、自民・公明両党の獲得予想議席はあわせて38議席から51議席となり、選挙前の66議席から大幅に減らし、目標としていた参議院全体での過半数の維持に必要な50議席を確保できるか微妙な情勢です。
石破総理大臣は、比較第1党の重さを自覚しなければならないとして続投する意向を示しました」
(NHK7月21日)
【速報中】参議院選挙 2025 自民党 公明党 過半数維持は微妙な情勢 国民民主党・参政党は大幅増か 投票率は | NHK | 参議院

自民の惨敗は予定コースで、特に驚くに値しません。
やや驚いたのは石破首相が辞任を拒否しそうなご様子だということです。さすがタダ者じゃないねぇ!

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NHK

「石破総理大臣は午後10時すぎ、NHKの開票速報番組で、参議院選挙で自民・公明両党が目標としていた過半数の維持に必要な50議席を確保するのは難しい情勢となっていることについて「厳しい情勢であり、謙虚に真摯に受け止めなければならない」と述べました。その上で自身の進退を問われたのに対し「現状で比較第1党の議席を頂戴している。もう1つは、全国で選挙期間中に訴えてきた 物価高を上回る賃金上昇や厳しい安全保障環境への対応、防災対策、地方創生、人口減少対策など国家のために果たしていかなければならない責任がある。比較第1党の責任はよく自覚していかなければならない」と述べました」
(NHK7月21日)
【速報中】参議院選挙 2025 自民党 公明党 過半数維持は微妙な情勢 国民民主党・参政党は大幅増か 投票率は | NHK | 参議院選挙

かつて民主党政権にアキカンと揶揄された首相がいましたが、この男は政治能力はゼロ以下なのに、一度握った権力は絶対に手放したくないという御仁でした。
このヒトを引きずり降ろすために党内でひと騒動あった挙げ句、再エネ法と引き換えにやっと退陣していただいたという一幕もありました。
石破氏もこの伝のようで、政権口開けの衆院選で大敗北、これで辞めるのが筋なのに政権にしがみついた結果がこの大敗です。
2連敗しても辞めない、その理由が
「国家に対して果たすべき責任」なんて大仰に言っていますが、ハイ、それは辞めること以外ありません。

だって物理的に無理じゃありませんか。
自民は改選52議席を大きく下回り、石破首相が周辺に漏らしていたとされる「45議席取れれば」というはかない希望にも手が届くかどうかといった悲惨な状況です。
おまけに自民政権にコバンイタダキよろしくくっついてきた公明も、改選14議席の維持困難。
したがって、自公連立与党政権は、議会の過半数を押さえられなかったのですから、単独での政権運営は不可能となり、その都度、野党を取り込まねばならなくなりました。

その後のパターンですが、これしかありません。

①自公+野田立民
②自公+国民
③野党野合政権

まず③という民主党の再現ですが、幸いにもありえません。
旧民主党系の2党派である国民民主は、立憲と元のサヤに収まったら最後、それは自らの存在理由の破壊だということをよく理解しています。
増税や安全保障といった大きなテーマで国民民主と立憲は大きな隔たりがあり、そうそう簡単に埋められるものではありません。
国民民主の議席が減少したならともかく着実に伸ばしていますから、立憲なんぞと組む必然がありません。
維新に至っては立憲との政権なんぞ悪い冗談でしょう。
ですから、いくら野田氏が太鼓を叩いても他の野党は絶対に乗らないはずです。
万が一そんなモンができても、1カ月ともちません。

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産経

残る可能性としては①の大連立か、②の自公プラス国民か維新というパターンしかないことになります。
①の大連立は、岸田-石破ラインならやる可能性はゼロではありません。
石破氏が辞任しない、幹事長の森山氏も辞めないということになれば、それは敗北を認めないという意味です。
別の言い方をすれば、今の党主流である岸田-菅-石破-森山ラインの党内での立場がなくなるということになります。
逆にこれをやったら自民党が完全に保守政党であることを止めたということですから、保守系議員と保守支持層は黙ってはいないと思います。
ここで自民を割って保守新党を作る元気が残っているかどうか、ですがどんなもんでしょうか。

問題は、「石破の次」が見えないことです。
それに代わる首相を出すべき主流派を担うべき派閥がないのです。
本来ならここで最大派閥の安倍派が政権を担うべきはずですが、雲散霧消してしまっています。
たぶん、老獪な岸田氏はこういう状況を見通して安倍派を潰しておいたんでしょうな。
かろうじて生き残っているのは麻生派ですが、河野太郎氏くらいしか候補になりそうにないのです。

本来なら、能力があり、力量も確かな茂木氏が立つべきでしょうが、率いる派閥(平成研)が消滅しています。
去年5月時点の派閥状況ですが、ご承知のように安倍派も平成研も消滅しています。

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自民党・茂木派「解散」へ 岸田文雄首相の派閥解消方針受け - 日本経済新聞

わかりましたか、自民の派閥は諸悪の根源のようにメディアが叩いていましたが、派閥なき自民は危機に際してガバナンス不全になるのですよ。

では②の自公+国民民主あるいは維新かといえば、これは早々に拒否されています。

「国民民主党の玉木雄一郎代表は20日夜、テレビ朝日番組で、参院選の結果を受けた連立政権入りについて「約束を果たせないような石破政権と組むことはあり得ない」と否定した」
(毎日7月20日)
国民・玉木代表「石破政権と組むことあり得ない」 連立政権否定 | 毎日新聞

そして維新はというと、こちらもにべもありません。

「日本維新の会の吉村代表は、午後9時半ごろ、大阪市で記者会見し、政権の枠組みをめぐって「現時点で、自民党と連立することは考えていない。野党とは、政策ごとの協議はあると思うが、ちょっと難しい。共産党など、憲法的な価値観がまったく違うところと、国家の屋台骨を運営していけるかというと、現実的ではないのではないか」と述べました」
(NHK7月20日)
維新 吉村代表「自民党と連立 現時点で考えていない」 | NHK | 参議院選挙

というわけで、いまのように見るも無惨に国民からの支持を失った石破氏のピンチに手を貸す政党は皆無なのです。
というわけで、残るは強制的に引きずり降ろすしかありませんが、自民党所属国会議員の3分の1による発議を経て両院議員総会を開いて、総裁辞職勧告を決議するという方法もあるにはあります。

さらに所属国会議員および自民党県連の過半数の賛成が必要です。

フツーの神経の政治家なら、こういう動きが出ただけで恥ずかしくて辞任するのですが、気の弱い陰キャラなくせにツラの皮だけは異常に厚いゲル氏ですから、辞めないはずです。
たぶん最後のプロセスまで引きずるのではないでしょうか。
やれやれ。その間、わが国はなにも決められない国として漂流することになります。

 

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コメント

まさに厚顔無恥、ここまで総理大臣の地位に執着するとは恐ろしい。
執着心は強いが中身がなく仕事が出来ない、国民の声どころか党内の声すら聞こえない。
自民党を壊すというより、日本を壊すことになりそうです。
こんな強欲な人物を総理に推した岸田も想定外かもしれませんが、その責任は重く、ある意味犯罪じゃないかと思う。

マスコミから叩かれてようが党内の不協和音が大きくなろうが総理大臣でいたいだけの人。

もし石破茂という人物が二人いたとして、もう一方の石破茂は総理の石破茂にどのような言葉を発するでしょうか。恐らく、衆議院選挙に続く参院選の敗北は総裁にその最大の責任があり退陣すべきである。とかなんとか言うであろうと想像します。
管理人さん仰るとおり面の皮が厚いですな。

今回躍進を見せた参政党は正直不気味。一種の麻疹のようなものとも思えますが、以前にも書いたとおり地方から足場を固めているところがあり、そう簡単に瓦解するとも思えません。

ジャパンファーストを謳っていますが、内情を見れば党員ファースト、いや神谷ファーストなんじゃないかと。

元々、石破総理に期待などしていませんから、自民党に自浄能力が残っているのかが鍵でしょうね。

参政党については冷静に注視する必要があります。
実際に何がしたいのかイマイチ分かりませんが、左翼のように拒否反応するのも大人げないかと。
彼らは急に伸びてきた訳ではなく、何年も前から水面下でかなりの活動を続けてきました。
右翼的思想、宗教的洗脳、左翼的狂騒、ネット工作等、私も正直不気味さを感じます。
元自衛官や元警察官をかき集めていたのも気になります。

参政党は日本ファーストの党ではなく、単に「その瞬間に、一部のカルト層に一番深く刺さる言葉を吐く」だけの党ですからね。だからこそのコロナワクチン否定派であり、ジャンボタニシであり、「がんは戦後に作られた病」になる訳です。ウクライナ支援廃止も同じか、あるいはコレはロシアの差し金でもおかしくありません。

茨城は結局、さくらいしょうこ(アムウェイ疑惑)を止められずに当選させてしまいました。恥ずかしい限り。

 石破にはもう、①しか生き残る道はないのじゃないですかね。
その時に麻生さんや高市氏がどうするかですが、自民の分裂だけは無いようにするのでしょう。またまた我慢。
それにしても、ネットに踊らされる自称保守派支持者の罪深い事よ。

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