ロシア国民、プーチンと一緒に地獄に落ちる気がおありか?
ロシア人はプーチンが大好きなようです。
いくらウクライナの前線で100万人が死傷しようと、世界の孤児となろうと、唯一の友だったトランプから愛想を尽かされようと気にしない。
BBCはモスクワ近郊で、この「特別軍事作戦」について質問しました。
結果は、もうお分かりですね、ハラーショ一色です。
「平和的に戦争が終結するのを望むとの声もある一方で、ロシアの勝利で終わると確信していると話す人もいた」
(BBC7月15日)
「ロシアが勝利」、「停戦で平和的に」 ウクライナでの戦争終結をロシア国民はどう考える - BBCニュース
信じがたいことには、多くのロシアにとって戦争は他人事、ウクライナ人を殺し続けている痛みなどどこ吹く風のようです。
侵略されたウクライナでは、連日の無差別空襲で多数が毎日死傷し、軍事占領された土地では過酷な軍政が敷かれています。
言い逃れのしようもなく国際法上の犯罪国家であり、国際社会からはボイコットされ、オリンピックにすら代表を送れなくなっています。
つまり勝とうと負けようと、ロシアは今後半世紀はかつてのナチスドイツ扱いになるということです。
まぁ、負ければ賠償を支払わねばならないでしょうがね。
いずれにしても地獄ですが、そもそもなんの紛争も起きていない他国に攻めこむという行為をたいした覚悟も無しに始めてしまったあなた方が愚かなのです。
経済は戦争経済で焼きつき、戦争を止めたら最後超インフレが襲い国家破綻するのは目に見えています。
しかしそんなことは一向に気にならないようで、もうすぐロシアは勝利し偉大なロシア帝国は再び蘇ると信じています。
全体主義だから、ロシア国民は嫌々服従しているのだろうって。とんでもない。
ちゃんと選挙制度があります。ただし相当に歪められていますけど。
去年3月にあった大統領選挙では、大部分のロシア人がプーチンを熱狂的に支持したことをお忘れなく。
「政府系の全ロシア世論調査センターが11日にまとめた選挙終盤の情勢動向によると、プーチン氏の得票率見通しは82%。6%の同率で並ぶ2位のダワンコフ氏とハリトノフ氏を圧倒する。プーチン氏の当選は揺るがない状況だ。
足元でプーチン氏の支持率は伸びている。ロシアの民間世論調査会社レバダセンターの調査では、プーチン氏の2月の支持率は86%と、2022年2月のウクライナ侵攻開始後で最高となった」
(日経2024年3月13日)
プーチン氏、ロシア大統領選挙で圧勝演出 3月15日から投票開始 - 日本経済新聞
言うまでもありませんが、メディア統制は徹底しており、報道の自由などという概念はとっくに死語と化しています。
政党は複数存在しますが、大統領選にはプーチン政権を支持する「新しい人々」、ロシア共産党、自由民主党しか出られません。
民主化団体はあるにはありますが、弾圧によって弱体化しています。
「大統領選ではかねて選挙の不正が独立系メディアなどで報告されてきた。過去の選挙で与党の不正を暴露した選挙監視団体「ゴロス」の共同代表者は23年8月に拘束された。拘留は延長されており、ゴロスの実質的な弱体化を狙っているとみられる」
(日経前掲)
民主化指導者のアレクセイ・ナワリヌイは、極北の牢屋の中で不審死を遂げました。
アレクセイ・ナワリヌイ
読売新聞
「ロシアの独立系メディア「インサイダー」は29日、ロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が露北極圏の刑務所で今年2月に死亡した際、露当局が調査報告書を改ざんしていたと報じた。専門家は、毒殺が疑われる症状を隠蔽し、自然死に見せかける意図があった可能性を指摘している」
(読売2024年9月30日 )
ロシア当局、ナワリヌイ氏の死亡調査報告書改ざんか…毒殺の症状を隠蔽する意図があった可能性 : 読売新聞
プーチンの支持率推移を見てみましょう。
ウクライナに侵攻したのは2022年2月24日ですが、それまで7割を切っていた支持率が一気に80%を越え、24年には85%に達しています。
得票率87.3%だったそうです。
ゾっとする高得票率ですが、まともな対立候補がいるフツーの選挙でないことを白状しています。
したがってCNNはこう続けています。
「対立候補はほとんどが死亡、投獄、亡命、または出馬を阻まれている。22年2月にロシアがウクライナに侵攻して以来、反体制派は実質的に非合法化され、プーチン支配に対抗できる勢力は存在しない」
(CNN2024年3月24日)
ロシア大統領選、プーチン氏の圧勝確実 30年間の支配固め - CNN.co.jp
ナワリヌイ氏が暗殺されたのは選挙直前でした。
民主化勢力共すべての望みを捨てよ、ということのようです。
そしてかつて側近グループを作ってプーチンを支えていたオリガルヒ(新興財閥)も次々に暗殺されています。
「オリガルヒ(新興財閥)の一人ボリス・ベレゾフスキー氏は、プーチン氏を政治的に支援していたが決裂。13年に、亡命先のロンドン郊外の自宅で首をつった状態で見つかった。
15年には、野党指導者のボリス・ネムツォフ氏がモスクワ中心部で射殺された。エリツィン政権時代の第1副首相で、プーチン大統領の最大の政敵と呼ばれる人物だった」
(朝日2023年8月24日)
お茶に放射性物質、不審死…プーチン政権、刃向かえば次々消される? [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル (asahi.com)
そしてロシアの陸軍総司令官には人海戦術が大のお気に入りというアンドレイ・モルドビチョフ大将が任命されました。
ウクライナ侵攻が新段階 ロシア、戦果求め大規模攻撃 - 日本経済新聞
もう行くところまで行くしかないのでしょうか、ロシア国民。その先は地獄ですよ。
« 次は岸田氏だとさ(悲鳴) | トップページ | NATO式国防費5%とは »






そりゃあモスクワにいて国営放送しか見ない人には何も悪いことが起こってるようには感じないでしょう。
様々な生活物資も制裁の抜け穴で入って来てますし。ナイトクラブや劇場は繁盛してます。高級食材なんかもキルギス等を通じてカキとかいれてめすからね。
もし、何かがおかしいと思っていても街頭インタビューなんかでは怖くて下手なことは言えないでしょう。
昨日の何処かの記事で気になったのが、ロシア国内で普通に銀行融資が返せずに消費者金融からの借り入れが増大しているとか。。
投稿: 山形 | 2025年7月18日 (金) 05時14分
少し前に、クルスクでウクライナ軍に保護された(あちらの「拉致」と違って、本当に適切に「保護」されてるでしょう)ロシア人がインタビューを受けていて、
「キーウが連日爆撃されて、多くの民間人が殺されている?信じられない。そこは戦場じゃないでしょう?プーチンがそんなことするはずない」
みたいなこと話してましたね。実際に反撃占領された、国境地帯ですらこれです。モスクワ市民なんて言わずもがな。徴兵だって1人もされてないか、せいぜいモスクワ市内のホームレスみたいな最底辺を使ってる程度では。
やはり、ロシア市民の目を覚まさせるには、モスクワを爆撃するしか無いと思います。キーウ市民かそれ以上に、市民を殺してやれば良いんです。ダブルタップ攻撃もやっちまえ。
アホタコトランプは(世界中の予想通り)「モスクワ攻撃しないで!」となりましたが。まあパトリオット提供するだけでも良しとしましょう…
投稿: ねこねこ | 2025年7月18日 (金) 08時42分