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2025年10月18日 (土)

維新政権合流決定・政界再編始まる

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まだ「高市政権」が始まらないうちに一気に政界再編が開始されました。
再編の勝ち組負け組が、残酷なまでに決まってしまいました。
いうまでもありませんが、勝ち組は高市総裁と維新であり、負け組は自民党リベラル派と立憲、そして国民民主、公明党です。
特に悲惨だったのは、惑乱状態に陥った玉木氏です。

「自公連立が決裂後、国会首相指名選挙に向け、立憲民主党が玉木氏を首相候補とする案も掲げて立国維3党集結を持ちかけた。「玉木雄一郎首相」の可能性が取りざたされ、時の人に。「総理大臣になる覚悟はある」と連発する一方、立憲に基本政策の一致が不可欠と迫り、時間が経過していた。
玉木氏は配信の中で「びっくりしたのは」として、直前まで3野党代表会談に維新・藤田文武共同代表も出席していたことを挙げ「なんだ自民党と連立握ること決まってたのかみたいな感じで。二枚舌みたいな感じで扱われて、ちょっと我々としては残念」と語った。
維新に対して「高市さんになっても結局連立まっしぐらだったのか」「したたかでも何でもいいけど、党の考え方でいいんですけど、だったら早く言ってよ」「公党間の話なので、出し抜いたり騙したりするみたいなことは、やめたほうがいい」と不快感を示した」
(デイリー10月16日)
【高市自民】X荒れる「維新に出し抜かれダサい」「判断が遅い!」玉木代表、維新に騙された愚痴配信が炎上 総理と言われ時の人も→グズグズして終了「優柔不断」「維新のせいは違う」「メトロノーム」「自分見失ってる」2千コメ殺到(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

大丈夫ですか。ここまで醜態をさらすと次はなくなりますよ。
私はそれなりにこの人を買っていたのに、これでは救いようがない。

榛葉さん、党首をはがい締めにしてでもこの状況でしゃべらなくしたほうがいい。致命傷になりますよ。

要は立憲が招集した3者協議に維新もいたのに、片方で自民との連立協議も進んでいやがったのかぁ、ということにすぎません。
あたりまえでしょうが、そんなこと。玉木さんあなた政治家の看板よくぶら下げていますね。
かんじんな「我々はこうする」という基本方針なきままにアッチコッチに秋波を送ればこうなるのはあたりまえです。

自分を高く売ろうと色気を出して、立憲との協議に乗った段階でアウトなんです。
自分らを高く売りたいんだったら、せいぜいが立憲とはフェイント程度で深入りしないことが大前提でした。
それを「首相になる覚悟」とかメディアに褒めそやされてその気になってしまったんですから、なんつう奴っちゃ。
本命は高市政権入り、芳野のオバさんがなんと言おうと、入ってしまえばいいのです。
あくまでも国民民主は有権者に信任された独立した党であって、連合のシモベではないんですから。
どうせ怒られるでしょうが、連合にとっても政権内部に「連合政治代表部」があった方がなにかと有利に決まっているのですから、居直りなさい。
官公労や日教組などの極左は怒り心頭でしょうが、なに自動車総連や電気労連が守ってくれますって。

一方維新は初めから連立に入る気はあったのです。
だから維新は早々と連立を見越して、国対委員長に遠藤氏というネゴシエーターを据え、連立が浮上する2日前から、自民の梶山国対委員長と折衝をおこなっていました。

「自民党の梶山弘志、日本維新の会の遠藤敬両国対委員長が14日、東京都内のホテルで会談したことが分かった。臨時国会で行われる首相指名選挙での連携を模索するとみられる。
(産経10月14日)
<独自>自民、維新の国対委員長が都内で会談 首相指名選挙巡る対応協議(産経新聞) - Yahoo!ニュース

この時点で自民は連立提案をしており、遠藤氏も悪い顔はしなかったはずです。
こういう感触があったから、高市さんは公明離脱をむしろ追い風と捉えて、動揺の色も見せなかったのです。
一方維新も政権入りを阻んできた公明という壁がなくなったことを、絶好の好機だと捉えたのでしょう。

にもかかわらず、国民民主は信じがたいことに、どうやら本気で立憲と元の鞘に収まることを夢想していたようです。
悲しいくらいによく言ってナイーブ、ハッキリ言って政界にいるべきキャラではありません。

藤田維新代表は、16日の街頭演説でこのような「勝利宣言」を上げています。
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藤田維新共同代表の街頭演説

高揚感あふれるいい演説です。

「確かに、自民党と連立を組んだ過去には失敗もあったかもしれない。
でも、それでもいい。
国民のために、この腐った政治を変えたい。自民党が続けてきた惰性の政治を、今こそ変えられるかもしれない。
だからこそ、(高市氏は)「みんなでリスクを取ろう」と言ってくれた。「次の選挙のことなんか気にせず、大義のためにやろう」と。
ほぼ全員の議員が熱く語ってくれました。私はそんな仲間を誇りに思います。
だからこそ、皆さんのご期待を受けて、自民党の芯を叩き直す。
そして、真に国家・国民のための政治を実現する。
その決意を、今日この場にお越しの皆さんに力強く伝えたい。
もう一度、この東京・新橋から狼煙を上げさせてください」
【LIVE配信】~維新再生~10月16日(木) 18:30~ JR新橋駅SL広場前【街頭演説】

一方は頭を掻きむしって惑乱し、よせばいいのになにをトチ狂ったのか公明と会談した、いっそう傷を深くしました。
こんな時期に公明と接触して何になるのでしょうか。政治勘がなさすぎます。
維新が勝利宣言し、2つのポストを得て政権与党になろうと言うときに、崩壊が決定づけられた公明と協議して何になるのか。

維新は議員定数削減を絶対条件だとしていましたが、自民は初めはむずかしそうな顔をしながら軽々と呑んで見せました。
企業・団体献金は簡単に呑めませんが、定数削減なんぞなんのその。
そして同時に、藤田氏は首相指名選挙を巡る立民、国民民主両党との協議について「野党側の連携は難しい。これ以上続けるのは失礼」として打ち切る考えを示しました。

絶妙なタイミングです。
これで立憲はいかなる方法をもってしても「野党野合政権」を樹立する可能性がなくなりました。
メディアさん、反自民政権に向けての必死の応援でしたが、残念でしたね。
自民は過半数まであと1議席ですから、無所属の「「有志・改革の会」の7人のうち何人かを連れてくればいいだけです。
立憲は21日の首班指名のための国会招集には応じない、なんて子供のようなことを言っていますが、恥の上塗りですからお止めなさい。

「自民党と日本維新の会は17日、連立政権樹立に向けた2回目の政策協議を国会内で開催した。自民は維新が連立の「絶対条件」と位置付ける国会議員定数の1割削減について受け入れる方向で調整に入った。維新の藤田文武共同代表は協議後の記者会見で「今回の協議で大きく前進した」と述べ、最終調整を進める考えを示した」
(産経10月17日)
自民、議員定数1割削減受け入れで調整 維新・藤田代表「大きく前進」 - 産経ニュース

この攻防の結果起きた政界再編は、政権発足後まで響くでしょう。
ああ後、維新さん、あの小うるさい元オーナーは黙らせて下さいね。

なお維新の12の要求項目は以下です。
実によくできています。シンジローもパクるならこれをパクればよかった。
「改憲条文案の国会提出」「議員定数1割削減目標」維新から自民への12項目の要求全文 - 産経ニュース

 

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コメント

玉木代表のコウモリっぷりは、米中の間で立ち回ろとしてかえって自国の立場を不利にするどっかの半島を彷彿とさせますね。この態度が維新と国民の明暗を分けたのでしょう。ただ、昨日もコメントした通り、維新の公約「国会議員定数の削減」は余りにも拙速です。他の主要国と比較しても議員定数は少ない方ですし、大都市圏と地方の議員の負担の差(地方区国会議員程広範囲の選挙区を1人でカバーしなければならない)を無視した定数削減は文字通りの「地方切り捨て」ですし、官僚との力関係もますます不利になる一方です。維新は霞ヶ関に「忖度」するつもりなのでしょうか?残念ながら自民もこの維新案を受け入れる方向で最終調整に入るようですが…「小異を捨てて大同に付く」というのは今大事なのでしょうけど、この件は後に禍根を残すかもしれません。

椎葉さんは好印象なんだけどね~

久しぶりにコメントします。
今回の国民民主党と言うよりは、玉木代表の右往左往ぶりが全てを壊した感がします。過去の野党連合政権を振り返れば、それに乗っかる事がどれだけ危ういか分かっているはずですし、もし分かっていなかったとすれば政治家としては致命的でしょう。
私も主様と同じように玉木氏を買っていましたが、今回の状態を見て(あくまでも報道情報ですが)アレレどうしちゃったの??と感じました。
政治家(党首)としての信念はどこ行っちゃった?と残念で仕方ありません。
玉木さんとあろうものが、マスコミや立憲におだてられてその気になったのであれば、それだけの器の人だったのでしょう。
ガソリン税や所得制限の壁で話題になっていた1年前から今夏までがピークだったのかな?

政界一寸先は闇、とよく言われますが国民民主にとればこの流れは青天の霹靂だったでしょうね。じり貧に喘いでいた維新と、飛ぶ鳥を落とす勢いだった国民民主がこうも綺麗に立ち位置を代えるとは本当に一寸先は闇です。

玉木さんは総理大臣という一種のハニートラップにかかったようなもので、仕掛けた立憲にその深謀遠慮があったなら大した策士ですが、おそらくいつもの如く目先の利に動いただけだと思います。

元財務官僚だけあって経済問題に明るい知恵者であることは確かですが、発言内容は官僚色が強く、どこか他人事のように聞こえます。そこら辺りが吉村、藤田両氏の退路を断った姿勢と比べるとあまりにも軽く見えてしまいます。

シンクタンクの強力なメンバーとしてなら大いに腕をふるえたはずで、党首という柄ではなかったということでしょうか。

こんなんでも立憲よりは大分マシなんで埋没は惜しい
連合も少しは反省しな

ほんとよくできた十二ヶ条で、政権運営も安心して見てられそうです。ありがとう公明党、自分からパージされてくれて。ありがとう国民民主、ウジウジウジウジして勝手に格を下げてくれて。

…ほんと、良い合意条件です…何故か執拗に男系固執にこだわる所以外は…ほんとなぜ…旧皇族の養子なんて、絶対に受ける人いないし、万が一いたとしても国民からの尊敬・敬愛の情なんて絶対に湧かないぞ…ほとんどの国民は、エセホシュのお人形さんごっこに付き合いたくない…

維新は閣外協力と言っているらしいですよ。ましてや、降って湧いた議員定数削減。あれなんでしょうか?高市さんも飲む方向らしいですが、維新と自民が飲んでも、他の党がのむか?おそらく飲まないでしょうね。そうなると、国会は紛糾、減税とかの国民生活直結の議題がまた置き去りにされそうです。そして選挙。ま、高市さんですから、自民勝つでしょうが、そしたら、Zがうごめき始めて、なんとかなりそうだった、積極財政が遠くなりそうな気がしますよ。維新の12項目に社会保障とか減税とか確か入ってないんじゃないですかね?結局、維新もZに踊らされているんじゃないでしょうかね?

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