中国の暴言領事はペルソナノングラータです

国家間関係とは、結局は人間関係のようなものです。
というか、そもそも国際法というのは、近代国内法を敷衍したものなのです。
人と人が争う「種」をあらかじめ抜いておくために法律があるなら、同じように国際法は国と国の紛争の「種」をなくすことが目的で作られた、様々な国際条約や国際組織における合意事項の総称です。
ですからどこかにポンっと「国際法法典」があるわけではなく、その都度作られる国際的なコモンセンス(良識・常識)です。
人と人の関係でも、「この家にはレイプ魔がいますよぉ」なんてことを大声で喚いて、相手の家の前にディスるような看板や、ましてや「この子がレイプの被害者の少女ですよぉ」なんて銅像を建てたら、絶対に喧嘩になりますよね。
まぁ国家規模で実際にこれをやったのが韓国なんですがね。
これと同じように、国と国もまた相手国のディグニティ(尊厳)を保護しなければ国家間喧嘩、つまり戦争になりかねません。
戦争になれば沢山の人が死にます。
ですから、韓国がやったように接受国が大使館を受け入れた国の国旗を侮辱する掲示をしたり、相手国が嫌がって撤去を要請している慰安婦像といった違法設置物を建てたりすることは、そもそも文明国ではありえないことなのです。
その逆に一国の代表であり、その国の威厳の象徴たる外交使節が、接受国の首相に対して「汚い首を引っこ抜いてやる」なんてヤクザのような暴言を吐いていいわけがありません。
そこで外交の前提として、接受国は相手国の外交官に対する特権を認めたり、外交施設を保護しているのですから、それに見合わないことをする外交使節にはペルソナ・ノングラータ(Persona non grata 好ましからぬ人物)として国外に退去していただくしかないのです。
ちなみに理由も開示する必要がないので、黙ってこの領事に「お前はペルソナノングラータに指定されたので出て行け」で済みます。
ペルソナ・ノン・グラータ - Wikipedia
それにしても中国という国が「力の信奉者」であることがリアルに伝わってきました。
そのためには上品な外交的配慮など吹き飛んだこのテの発言は逆説的にすんばらしい。
今後もビシビシとこのような戦狼的台詞を吐いて啓蒙して下さい。期待しています。
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ペルソナ・ノン・グラータ、ラテン語なんですね。英語表記のperson not welcome でなるほど、そういうことかと納得しました。今までも大阪総領事は色々物議を醸す発信を続けてきましたが、今回、外交官としての矩を完璧に超えてしまいましたね。日本側もこのままいつもの如く遺憾砲で静観を決めていては悪しき前例を作り、諸外国に対して示しがつかない筈です。
一方、中国側もこの暴言に対して何ら対処しないのであれば、自らヤクザ国家であることを証明しているようなもので、メリットがあるとは到底思えません。市井のネット民の発言なら「よくぞ言った!」とばかりに溜飲を下げるのかも知れませんが、歴とした外交官なわけで、こんな無礼極まりない発言でマウントを取ったところで何の意味があるのか全く理解に苦しみます。
投稿: 右翼も左翼も大嫌い | 2025年11月12日 (水) 09時49分
台湾の中共による統一は、あの党祖毛沢東をも越える偉業と信じる習近平さんの夢なんで、習絶対皇帝の現在、古くは冊封国のような扱いだった日本の首相がそれに泥を塗るような事を言うと、皇帝の怒りに触れまいとして下僕達はキャンキャン吠えるしかないんですわ。
日本政府としても、そんな事はガッテン承知の助でアホらしくてやってられないんだけど、まったく相手にしないのは「言われっぱなし」みたいなんで、何か反応を見せないといけない。
古代の"日出処の天子、書を日没する処の天子に致す つつがなきや"を見習って、人の道に外れた共産主義国を思いっ切り見下す皮肉な文書をこの領事に持たせてやったらいいんですわ。役目上、習皇帝に手渡すハメになる彼が一番イヤがることです。怒髪天になった習さんに直ぐに党籍を抜かれて、この領事はド田舎へ左遷ですわ。
投稿: アホンダラ1号 | 2025年11月12日 (水) 23時38分