「トランプ氏が電話をしたいと言っている」。米側からの要請を伝える外務省幹部への電話が鳴ったのは、25日午前3時だった。
この申し出まで日本側には、日中対立と距離を置くトランプ氏の態度に気をもむ向きがあった。米側はグラス駐日大使が自身のX(旧ツイッター)に「同盟国である日本を支えていく」と投稿するなど日本支持を打ち出していたが、肝心のトランプ氏は日中対立をほぼ静観していたからだ。
加えて、この直前の24日にはトランプ氏が中国の習近平国家主席と電話会談を実施し、日本側の危機感は一層強まった。
だが、申し出から約7時間後に行われた電話会談は、両首脳のケミストリー(相性)の良さを内外に発信した10月の会談を彷彿(ほうふつ)とさせる友好ムードが漂うものだった。トランプ氏は「久しぶりだ」と声をかけ、自らが参加を見送った南アフリカでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)について「俺は行かなかったが、どうだった?」とたずねたという」
(産経11月27日)
日米首脳電話会談の内幕 「トランプ氏が電話したいと言っている」深夜の連絡、政府は安堵 - 産経ニュース